ホープス(世田谷区)の評判と坪単価は?口コミも紹介

ホープス(東京都世田谷区)の評判と坪単価

世田谷区尾山台のホープスは、東京23区の狭小地に3階建てやガレージハウス、中庭のある家を全棟SE構法で建てる設計施工一貫の工務店です。

契約前に3万円のワークショップで写真集めと好きなことの書き出しから理想を棚卸しし、準備業務契約金1%、構造計算発注時4%と段階を踏んで進める手順を費用ページに公開。

建築事例110件は延床が「80〜100㎡」のような帯で載り、帯の中点で見ると中央値約28.7坪、世田谷区20件、SE構法81件。長期優良住宅とZEH水準をうたう一方、UA値・C値・耐震等級の数字はありません。

ホームページには施工事例が103件公開されていて、坪数が分かるものだけで97件あります。

ホープスの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

尾山台のホープス、狭小住宅の事例がすごく多いですね。狭い土地でも性能は大丈夫なんでしょうか?

編集部

構造は全棟SE構法で構造計算する会社なので、狭小3階建てで吹き抜けやガレージを作っても数字で確かめる形です。ただ断熱は「ZEH水準」と書くだけでUA値もC値もなく、耐震等級も載っていません。

費用は坪単価の代わりに手順を公開していて、ワークショップ3万円、構造計算35万円、長期優良申請56万円と項目ごとの目安が並びます。口コミは9件★4.1で、★5の7件は全部施主です。

相談者

性能の数字は聞く前提で、手順と費用の見える化を評価する会社ですね。ワークショップから始めてみます。

目次

ホープスはどんな規模の工務店?

商号株式会社ホープス
本社東京都世田谷区尾山台3-24-6(東急大井町線尾山台駅徒歩2分。Gallery1で初回相談とプレゼン、Gallery2で実施設計の打合せ、来店は予約制。9:30〜18:30、年末年始・GW・お盆休み)
設立記載なし(建築事例は2005年竣工から)
資本金記載なし
代表者清野 廣道
建設業許可東京都知事許可(般-26)第122923号
建築士事務所一級建築士事務所 東京都知事登録 第44784号
宅建業免許記載なし(土地探しの流れページあり)
事業建築設計・施工・監理・家具製作。狭小住宅・3階建て・ガレージハウス・中庭(ライトコート)の家、二世帯住宅、併用住宅、戸建リノベーション、賃貸物件
施工エリア東京都・川崎市・横浜市(建築事例は世田谷・目黒・品川・大田・江東・豊島・杉並・港区など23区中心、稲城市・三鷹市、川崎市・横浜市、松戸市1件)
拠点本社ギャラリー(世田谷区尾山台、Gallery1・Gallery2)。モデルハウスはなく、完成見学会・進行中現場の「進行中風景」ページで公開
所属団体SE構法プレミアムパートナー(エヌ・シー・エヌ)、住宅あんしん保証・ハウスプラス住宅保証・JIO(かし保険)、住宅あんしん保証・C-mind(完成保証)、ZEHビルダー
編集部からコメント:ホープスという工務店の立ち位置

東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から21年で、世田谷・目黒・品川・大田など城南の狭小地を中心に、川崎・横浜まで手がける設計施工の会社です。

設立年・社員数・年間棟数の記載はなく、建築事例は2005年から110件で、2012年10件・2017年11件が多い年、2024年以降は1件。

尾山台駅前のギャラリー2室で相談と設計打合せをし、代表が社内の第二言語を英語にする、協力業者をアプリで集めるといった取り組みを「ホープスのこれから」に書いています。

ホープスのGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.19件本社ギャラリー(世田谷区尾山台3-24-6)
  • ★52年前
    23年1月に初めてお会いし、2月に申し込み、23年12月に引渡しを完了しました。特に、ワークショップが斬新です。いろんな写真を集めたり、好きなことを書き出し、自分たちの理想を棚卸してくれ、それをもとに様々ご提案してくれました。
  • ★54年前
    狭小地の自宅の設計・施工をお願いしました。着工前に大工さんなど関係者とのミーティングをしっかりしてくださり、担当者ではない方でも社内でこまめに状況を共有されていました。中の工事の状況が見れない時は写真を見せてくださり、毎週届く週間進捗が楽しみでした。
  • ★13年前
    アプリを使って集めた施工業者が定着しないのは理由があります。都合の悪い口コミも削除するのがこの会社の本性です。

出典:Googleマップ「㈱ホープス」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:ホープスの口コミはどう読む?

9件の内訳は★5が7件、★1が2件で、★4と★3と★2はありません。本文があるのは9件です。

9件★4.1で、★5の7件は全部が新築の施主です。

「2023年1月に初回面談、12月に引渡し」「5、6社回って提案がなく途方に暮れた」「毎週届く週間進捗が楽しみ」と契約から施工の過程を書いた投稿が多く、ワークショップに3件、週次報告に2件が触れています。断熱や光熱費の数字を書いた投稿はありません。

★1の2件は3年前で、施主の投稿ではありません。1件は「アプリで集めた施工業者が定着しない」と協力業者側とみられる内容で、ホームページが宣言する業者募集の取り組みへの反発。

もう1件は「費用を支払ったが不在で連絡がない」で、会社は9件すべてに返信しています。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

ホープスの坪単価はいくら?

ホープスはホームページに坪単価と本体価格を出していません。

「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。

東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目ホープス東京都の平均
家の広さ28.7坪(施工事例97件の中央値)36.1坪(119.2㎡)
家の値段非公開4,866万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約135万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収774万円
申込者の年齢49.7歳
もとになった件数103件(ホームページの施工事例)212件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが28.7坪で、都平均の36.1坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?

編集部

都平均より7.4坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は都平均より下に出やすい会社です。

値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

ホープスの性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造SE構法(構造用集成材とSE金物のラーメン接合、柱脚金物でホールダウンの5倍以上の引き抜き耐力、耐力壁は在来の2倍以上、全棟構造計算)。建築事例はSE構法81件のほか在来9件、RC造・RC+木造9件(RCは半地下や3階建て)
耐震等級記載なし(SE構法で全棟構造計算、施工後の性能報告書)
断熱等級記載なし
C値(気密)記載なし
UA値(外皮)記載なし(「ZEH水準の省エネ性能」と記載。北向き屋根で太陽光が載らない狭小住宅はZEH・Nearly ZEHにできない、床暖房や大きい土間はZEH Orientedにならない場合ありと注記)
断熱材記載なし
記載なし
ZEHZEHビルダー登録、普及目標と実績は画像で掲載(数値の本文記載なし)
長期優良住宅長期優良住宅に対応(申請費56万円税別を諸費用一覧に明記)。SE構法+長期優良住宅で移住住み替え支援適合住宅(JTIの借上げ制度)に対応
保証・点検かし保険は住宅あんしん保証・ハウスプラス・JIOに登録、住宅ローン利用時は全棟で完成保証を利用可。定期点検は引渡し後6か月・1年・2年が無料、5年・10年・15年・20年は有料点検。引渡しから10年間は24時間365日の緊急コールセンター(30分以内の簡易作業は出張・作業料無償、部品代は施主負担)。構造・雨漏りの保証年数の記載なし
編集部からコメント:数字の見方

構造は全棟SE構法で数字を持つ一方、断熱と気密の数字は一つもありません。SE構法で一棟ごとに構造計算し、施工後に性能報告書を出すと書いていますが、耐震等級の取得は書かれていません。

断熱は「ZEH水準」の一言で、UA値・C値・断熱材・窓の仕様は載っておらず、狭小住宅は太陽光が載らずZEHにできないと注記。費用ページは逆に細かく、構造計算35万円、長期優良申請56万円、地盤調査10万円と項目ごとの目安が並びます。

相談では自分のプランのUA値の計算値、気密測定の有無、耐震等級3を性能評価で取る費用、断熱材と窓の仕様を聞いてください。

ホープスの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例103件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

編集部からコメント:ホープスの得意分野

建築事例は110件で、住宅103件の延床は「80〜100㎡」のような10〜20㎡の帯で書かれ、帯の中点で換算すると中央値約28.7坪(16.6〜74.1坪)です。

各件に工事場所(市区)・竣工年月・用途・構造・敷地と延床の帯、家族構成とフロア構成が付き、UA値・C値・価格はありません。

世田谷区20件・目黒区7件・品川区7件・大田区5件・江東区5件、川崎・横浜8件で、3階建ての記載が33件、二世帯12件、ガレージ14件と狭小3階建てが中心。

竣工は2005〜2025年に散らばり、2012年10件・2017年11件に対し2024年以降は1件です。

ホープスならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

契約前に3万円(税別)のワークショップを行い、写真集めと好きなことの書き出しで理想を棚卸ししてからプランに入る手順。口コミ9件のうち3件がこのワークショップに触れています。

費用ページに支払いの段階(準備業務契約金1%、構造計算発注時4%、着工35%、上棟30%、最終30%)と、構造計算35万円・長期優良申請56万円・地盤調査10万円など諸費用の目安を項目ごとに公開しています。

SE構法と長期優良住宅を取った家は、将来住み替えるときにJTIが借り上げて家賃を保証する「移住住み替え支援適合住宅」になると説明。狭小住宅を資産として計算できる家と位置づけています。

引渡しから10年間は24時間365日の緊急コールセンターがあり、鍵の紛失や水漏れの30分以内の簡易作業は出張料・作業料が無償。点検は6か月・1年・2年が無料で5年以降は有料です。

「ホープスのこれから」で、社内の第二言語を英語にするために海外からスタッフを雇う、協力業者をアプリで集めると宣言。口コミの★1はこの取り組みへの業者側の反発と読める投稿です。

ホープスの評判はどう読めばいい?

相談者

★5が7件で★1が2件。両極端ですが、★1の「口コミを削除する」というのが気になります…

編集部

★1の2件を書いたのは施主ではなく、1件はアプリで職人を集める取り組みに対する業者側の不満で、ホームページの「ホープスのこれから」に協力業者の入れ替わりがあることを会社自身が書いています。

もう1件は支払い後に連絡がないという短文で、詳細は読めません。

編集部

施主の7件は「ワークショップで理想を棚卸し」「毎週の進捗報告」「模型を用意」と進め方の話が中心で、家の性能に触れた投稿はゼロ。

ホームページもUA値・C値・耐震等級がないので、確かめるなら3万円のワークショップを受ける前に、UA値の計算値と気密測定の有無、耐震等級3を取る費用、坪数の近い事例の総額を聞き、答えが書面で出るかで判断してください。

ホープスで後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

本社ギャラリー(尾山台駅徒歩2分、Gallery1で初回相談、予約制)、完成見学会(ニュースページで週末の予約状況を告知)、進行中現場の見学に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

坪単価がなく費用は手順と諸費用だけなので、自分の延床に近い事例の工事請負金額と、付帯工事・外構・諸費用を分けた総額を出してもらってください。

ワークショップ3万円と準備業務契約金1%が契約に至らなかった場合にどう扱われるか、構造計算発注時4%の返金条件も最初に確認を。

編集部

UA値・C値・耐震等級の記載がないので、自分のプランのUA値の計算値、断熱材と窓の仕様、気密測定の有無、耐震等級3を性能評価で取る費用を書面で。

保証は構造・雨漏りの年数と、5年以降の有料点検の金額、24時間コールセンターの対象外になる作業を契約前に聞いてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。

ホープスは狭小地の設計力とSE構法で選ぶ会社なので、ワークショップの前にUA値の計算値と耐震等級の扱い、坪数の近い事例の総額を書面にしてから、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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