目黒区中央町の善光建設は1974年創業、従業員8人の工務店で、新築は「ZENKOの家」としてLIXILスーパーウォール工法に自然素材を組み合わせて建てています。
施工エリアを目黒・大田を中心とした城南に絞り、社長自身が「何十棟と数を増やさない」と語る通り、完成内覧会と構造見学会は年1〜2回。
日常の現場はキッチンやバスの交換、外壁塗装、アパート改装といったリフォームが並び、LIXILリフォームショップの東京エリア顧客満足度で2017・2018年度に1位を取っています。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを2012〜2019年に受賞する一方、耐震等級・UA値・C値の数字はホームページにありません。ホームページには施工事例が16件公開されていますが、延床面積の記載はありません。
善光建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者目黒の善光建設、スーパーウォールで賞を取り続けてるって聞いたんですが、新築は年に1〜2棟しか建ててないんですよね…



見学会の告知が年1〜2回で、社長のインタビューでも数を増やさない方針と言っています。日常の現場はリフォームとアパート改装で、新築は目黒・大田・世田谷の狭小地や二世帯が中心。
仕様はスーパーウォールにピン工法・制震テープ・幻の漆喰ですが、耐震等級・UA値・C値の数字と坪単価は載っていません。保証は瑕疵保険と地盤10年に完成引渡保証が付き、Googleは6件★3.0で★1の1件は賃貸の退去に関する投稿です。



年1〜2棟の会社は数字を自分で聞く、ですね。まず社長が住んでいる体感ハウスを見に行きます。
善光建設はどんな規模の工務店?
| 商号 | 善光建設株式会社 |
|---|---|
| 本社 | 東京都目黒区中央町2-18-11(ハイヴ学芸大1F。水・日・祝定休。徒歩1分に体感ハウスZENKO LO-HOUSE、大田区新蒲田にお客様用倉庫) |
| 設立 | 1979年1月(創業1974年8月) |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 代表者 | 熊田 寛貴(創業者の熊田敏夫氏が取締役会長) |
| 建設業許可 | 東京都知事(般-2)第58425号 |
| 建築士事務所 | 二級建築士事務所 東京都知事第16367号(会社概要の表記。沿革には2008年2月に一級建築士事務所登録の記載) |
| 宅建業免許 | 東京都知事(12)第36685号 |
| 事業 | 一般建設業(新築・建替え・二世帯住宅・アパート・店舗、リフォーム・ケアリフォーム)、不動産および建物取引業(賃貸管理を含む)、損害保険代理業 |
| 施工エリア | 目黒区・大田区を中心とした城南エリア(世田谷区を含む)。「何かあったらすぐ行ける距離」を理由に明記。インタビューは目黒区5件・大田区2件・世田谷区2件、見学会は目黒区と世田谷区で開催、2014年に川崎市幸区で構造見学会の報告あり |
| 拠点 | 本社(目黒区中央町2-18-11)、体感ハウスZENKO LO-HOUSE(中央町2-19-14、2007年築、代表が実際に住み1階がショールーム、線路と幹線道路沿いの狭小変形地に建つ)、LIXILショールーム東京の案内(予約制)。大型倉庫(大田区新蒲田) |
| 所属団体 | LIXILリフォームショップ加盟(2016年)、東京スーパーウォール会、スーパーストロング構造体協力店(2007年)、住宅あんしん保証・JIO・住宅保証機構・ジャパンホームシールド地盤保証、ビルダー共済会(完成引渡保証)、目黒区住宅リフォーム協会、TH友の会。2013年に国交省の地域型住宅ブランド化事業に採択 |
東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から47年で、目黒区中央町で従業員8人、大工4名を抱え、リフォームと賃貸管理を日常業務にしながら新築を年1〜2棟建てる小さな工務店です。
完成内覧会と構造見学会の告知は2020年に目黒区で2件、2021年に世田谷区で2件、2023年は賃貸併用住宅、2024年から2026年は年1組ずつで、2026年4月は目黒区中央町の完成内覧会。
現場監督のブログでは2026年6月に目黒区の設備改修・外装・バス交換・キッチン交換・アパート改装など8現場と、1〜2日で終わる工事10現場前後が同時に動いています。
善光建設のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★3.0 | 6件 | 本社(目黒区中央町2-18-11 ハイヴ学芸大1F) |
- ★56か月前
何度かリフォームしてもらっています。工事代金が高いか安いかは比較したことが無いのでわかりませんが、対応が早くて助かります。工事も予定通りに終わり安心できます。 - ★51年前
最初の打ち合わせから施工完了まで、とても親身に相談にのっていただきました。こちらの希望をしっかり汲み取ってくださり、安心してお願いできる会社だと思います。 - ★13日前
電話対応が最悪でした。借りていた物件の返金期日書類から過ぎても入金が確認できなかったので電話で確認すると「大切な確認事項があったので期日前日に電話をしました。」と言われました。最初は丁寧な話し方でしたが途中から対応することもなく最後にはガチャ切りでした。
出典:Googleマップ「善光建設㈱」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
6件の内訳は★5が3件、★1が3件で、★4と★3と★2はありません。本文があるのは5件です。
6件★3.0で、★5の3件はすべてリフォームか工事の依頼者です。「何度かリフォームしてもらい対応が早く工事も予定通り」「最初の打合せから施工完了まで親身」と、新築の施主と分かる投稿はありません。会社は★5の1件と★1の1件に返信しています。
★1は3件で、3日前の長文は賃貸物件の退去時の返金と電話対応への不満で、不動産管理の窓口に向けた投稿です。1年前の「最悪でした。」には会社が謝罪と連絡依頼を返し、1か月前は星のみ。
新築の評判はホームページのインタビュー9件(社長が聞き手)で読む形で、線路や道路の騒音の話をする施主が2組います。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
善光建設の坪単価はいくら?
善光建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 善光建設 | 東京都の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 非公開(施工事例に延床面積の記載なし) | 36.1坪(119.2㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,866万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約135万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 774万円 |
| 申込者の年齢 | — | 49.7歳 |
| もとになった件数 | 16件(ホームページの施工事例) | 212件(フラット35利用者調査 2024年度) |
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
善光建設の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | LIXILスーパーウォール工法(1996年に21世紀住宅スーパーウォールシステムの認定店、事例11では2×4のSW)。木材の欠損を防ぐピン工法、全ての床に28mm合板、基礎全周換気の基礎パッキン、屋根と壁に通気層、遮熱型の透湿防水シート(シルバータイベック)、屋根はジンカリウム鋼板、外壁はガラス質の高耐久外壁材。制震テープを採用(上棟報告に「制震技術」)。スーパーストロング構造体の協力店 |
|---|---|
| 耐震等級 | 記載なし(「地震にびくともしない家」「ピン工法の強度は数値で証明」と書くが数字なし。事例06は「東京・横浜で初めて耐震60年補償を取得」) |
| 断熱等級 | 記載なし |
| C値(気密) | 記載なし(構造見学会で気密測定試験を実施した報告が2013年・2014年にあるが値は非公開) |
| UA値(外皮) | 記載なし(2012年の見学会報告で「20年前から高気密高断熱に取り組む」「Q値とC値が重要」と記載) |
| 断熱材 | スーパーウォールパネル(高性能ウレタン断熱パネル)。屋根はアルミ蒸着の遮熱透湿防水シート |
| 窓 | 記載なし(LIXIL製品の記載はあるがサッシとガラスの仕様なし) |
| ZEH | 記載なし。ホームページにZEHの語はなく、太陽光の標準記載もなし |
| 長期優良住宅 | 記載なし(「高寿命住宅」「30年・40年住み続ける」と表現)。国交省の地域型住宅ブランド化事業に2013年採択 |
| 保証・点検 | 建物完成引渡保証(ビルダー共済会)、あんしん住宅瑕疵保険、地盤保証10年・最高5,000万円、JIOの長期10年保証(基本構造10年、部位ごとに1・2・5年)、JIO安心ローン(出来高払い、完成サポート付き)、JIOリフォーム瑕疵保険。住宅模型を作って上棟後に照明・コンセント位置を詰める、施工過程の記録。定期点検の時期の記載なし |
部材の選び方は具体的で、性能の数字は載っていない会社です。
スーパーウォールにピン工法・28mm床合板・遮熱シート・ジンカリウム屋根・制震テープを重ね、幻の漆喰やうづくりの無垢床、防蟻のエコボロンまで理由付きで説明しますが、耐震等級・断熱等級・UA値・C値の自社の値はなく、構造見学会で気密測定をした報告はあっても値は書かれていません。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの受賞(2012〜2019年、東京スーパーウォール会)が性能の外部評価です。
相談では、自分のプランの耐震等級とUA値、気密測定の実測値、性能評価や長期優良住宅を取る場合の費用、定期点検の時期を聞いてください。
善光建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例16件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。
施工事例は16件で、住宅13件のほか自社事務所、TOSTEM本社ショールームの体感ハウス「高Q館」のリフォーム、パーソナルジムの店舗が入り、延床・価格・所在地・竣工年はありません。
住宅は二世帯住宅が6件、都市型3階建てが3件、平屋1件で、らせん階段・土間・吹き抜け・エレベーターと狭小地の工夫が説明の中心です。
お客様の声は社長がインタビューする形式で9件(目黒区5・大田区2・世田谷区2、うちリフォーム2件)、「外の騒音が全然聞こえない」「家族に5年待たせた建て替え」と、線路や道路沿いの話が繰り返し出てきます。
善光建設ならではの特徴は?
体感ハウスZENKO LO-HOUSEは2007年築で、代表の熊田寛貴氏が実際に住み1階をショールームにしています。線路と幹線道路に面した狭小変形地に建て、経年変化と騒音の遮り方を住みながら見せる形です。
1996年にトステムのスーパーウォール認定店になり、東京スーパーウォール会のハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを2012年から2019年まで8年連続で受賞。2008年にはTOSTEM本社の体感ハウス「高Q館」を施工しました。
内装は「幻の漆喰」(都内では自社のみ取り扱いと記載)、うづくりの無垢床、FFC処理のイムウッド、防蟻はエコボロンが標準。屋根はジンカリウム鋼板、屋根下地はアルミ蒸着の遮熱透湿防水シートを使います。
契約前に住宅模型を作り、上棟後はその模型で照明やコンセント位置、棚の高さを施主と詰めます。建物完成引渡保証(ビルダー共済会)とJIO安心ローンの出来高払いを用意し、大田区に施主の荷物を預かる大型倉庫を持ちます。
代表がインタビューで「何十棟と数だけ増やすことはしない」と語り、見学会は年1〜2回。LIXILリフォームショップの東京エリア顧客満足度で2017・2018年度に1位、2か月に1回「ぜんこうだより」を発行しています。
善光建設の評判はどう読めばいい?



Googleが★3.0で★1が半分。でも読むと賃貸の返金トラブルとか、新築とは関係なさそうな投稿もあって、どう受け取ればいいのか…



6件のうち★1の長文は賃貸物件の退去手続きへの不満で、善光建設が賃貸管理も手がけているために同じ窓口へ投稿されたものです。新築の施主の投稿は★5にも★1にもなく、★5の3件はリフォームと工事の依頼者。
年1〜2棟の会社なので、新築の評判をGoogleで測ること自体に無理があります。



確かめる場は代表が住む体感ハウスと年1〜2回の構造見学会です。
線路と幹線道路沿いの狭小地で騒音がどれだけ遮られるか、2007年築の内装がどう変化しているかを実物で見て、そこで自分のプランの耐震等級とUA値、気密測定の実測値、坪単価の目安、定期点検の時期を聞いてください。
8人の会社で社長・設計・現場監督が最後まで付くので、担当者が不在のときの連絡先も同時に確認を。
善光建設で後悔しないために、相談時に確認することは?



体感ハウスZENKO LO-HOUSE(目黒区中央町2-19-14、1階ショールームは予約制)、完成内覧会・構造見学会(年1〜2回、目黒区・世田谷区の施主宅、予約制)、LIXILショールーム東京の同行案内(予約制)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



坪単価も本体価格帯もホームページにないので、自分の土地と延床で本体と付帯工事、幻の漆喰や無垢床を標準にした場合の総額の目安を最初に聞いてください。
狭小地・変形地・3階建て・二世帯の実例が多いので、自分の敷地条件に近い事例の総額と、構造計算や地下・鉄骨が必要になる場合の費用の変わり方も確認を。



耐震等級・断熱等級・UA値・C値は載っていないので、自分のプランの数字と気密測定の実測値を書面でもらってください。
保証は瑕疵保険10年・地盤10年・完成引渡保証があり、定期点検の時期は書かれていないので、引渡し後の点検スケジュールと10年目以降の対応、社長・設計・現場監督の3人が担当する体制で不在時に誰が受けるかを契約前に聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。
善光建設は代表が住む体感ハウスと狭小地の実例で選ぶ会社なので、自分の敷地条件での総額と耐震・断熱の数字を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
