三鷹市の司建築計画は1991年設立、一級建築士の代表が自ら設計する「地域工務店と設計事務所の融合」型の会社で、年間12棟を目標に建てています。
標準は許容応力度計算による耐震等級3と、現場吹付ウレタンでHEAT20 G2(UA値0.46以下)を目標にした高断熱、全棟の気密測定で、ギャラリーの新築55件にはUA値23件とC値29件が1邸ずつ載り、C値の中央値は0.37です。
LDKは無垢フローリングと珪藻土を標準にし、日照シミュレーションで窓を決めるパッシブデザインが設計の軸。ZEH実績は2020年度17%から2025年度100%まで上がり、坪単価と本体価格はホームページにありません。
ホームページには施工事例が55件公開されていて、坪数が分かるものだけで48件あります。
司建築計画の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者三鷹の司建築計画、事例にUA値とC値が全部書いてあって数字は信じられそうなんですが、価格がどこにも載ってなくて…



価格は「基本プランニングと概算見積まで無料、設計契約時に設計費が発生」という流れだけで、坪単価も価格帯もありません。代わりに性能は事例に1邸ずつ載り、C値29件は0.12〜0.76で中央値0.37、UA値23件は0.35〜0.60。
耐震等級3は許容応力度計算、断熱はG2目標で、ZEHは2025年度100%。保証は完成保証と瑕疵保険、地盤10年で、定期点検は半年・1年・2年・5年・10年。Googleは1件の星だけです。



数字は事例で確かめて、金額は概算見積で確かめる会社、ですね。まず無料の概算をお願いしてみます。
司建築計画はどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社司建築計画 |
|---|---|
| 本社 | 東京都三鷹市下連雀6-15-33(9:00〜18:00、日曜・祝日定休。駐車場は普通車1台) |
| 設立 | 1991年3月27日 |
| 資本金 | 2,800万円 |
| 代表者 | 松本 秀司郎(一級建築士。2004年に「我が家を創る」と題した家づくりの考えを記し、今も掲載) |
| 建設業許可 | 東京都知事許可(般-5)第87359号 |
| 建築士事務所 | 一級建築士事務所 東京都知事登録 第33289号 |
| 宅建業免許 | 記載なし(土地探しは提携の不動産会社を紹介) |
| 事業 | 新築注文住宅(木cocotiシリーズ:木cocoti/木cocoti+ECO、東京ゼロエミ水準BのZEHの家、LIXILスーパーウォール×全館空調の家)、二世帯住宅、リノベーション(耐震補強・断熱強化)、補助金申請のサポート |
| 施工エリア | 三鷹事務所から車で1時間以内と明記。事例の所在地は三鷹市12件が最多で、武蔵野4、杉並3、練馬・小平・国分寺・府中・八王子・西東京・新座(埼玉)各2、調布・小金井・新宿区・稲城・立川・昭島・東久留米・狛江・青梅、神奈川県の川崎・大和が各1 |
| 拠点 | 三鷹事務所のみ。モデルハウス・展示場はなく、施工中の施主宅での構造見学会と引渡し前の完成見学会、OB宅の見学で対応(2024年12月に狛江市、2025年1月に三鷹市新川の完成見学会)。LIXILの体感施設「住まいStudio」の見学を予約制で案内 |
| 所属団体 | ZEHビルダー登録、LIXILスーパーウォールビルダーズファミリー、Good Living友の会(LIXILメンバーズコンテスト)。完成保証は住宅あんしん保証・セイフティーホームサービス・HAL保証、瑕疵保険はハウスプラス住宅保証・住宅あんしん保証・ハウスジーメン、地盤保証は地盤ネット・ジャパンホームシールド、免疫住宅(ウッドサークル)、耐震補強研究所。ザ・ハウス、SUUMO注文住宅、至福の家普及協会に掲載 |
東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から35年で、三鷹事務所だけで年間12棟を目標にする、一級建築士の代表が設計を兼ねる会社です。
自社大工は持たず長年付き合いのある大工と組み、事例番号は2026年2月の53番まで進み、年別では2022年9件・2023年4件・2024年5件・2025年7件が公開されています。
ZEHの公表資料では新築の施工件数が2020年度6件前後(ZEH1件で17%)、2023年度7件(4件で58%)、2024年度9件(8件で86%)と読め、2025年度は新築100%。
現場レポートは12現場目の稲城市が2026年5月に引渡しで、構造見学会・完成見学会は年2〜3回です。
司建築計画のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★5.0 | 1件 | 本社(三鷹市下連雀6-15-33) |
1件の内訳は★5が1件で、★4と★3と★2と★1はありません。本文があるのは0件です。
Googleは1件★5.0で、5年前のローカルガイドが星だけ付けた投稿です。本文がなく、会社の返信もありません。年5〜9棟の会社なので投稿が集まらない構造で、評判をGoogleで測る材料はありません。
読めるのはホームページのお客様の声19件(新築16・リフォーム3)と、施主宅の温湿度データです。
「12月でもエアコン1台で家全体が温かい」「話が上手くない社長だがごまかさずに答える」「珪藻土にして子供が風邪をひかなくなった」と、性能と代表の人柄に触れる声が並び、価格に触れた声はありません。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
司建築計画の坪単価はいくら?
司建築計画はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 司建築計画 | 東京都の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 33.4坪(施工事例48件の中央値) | 36.1坪(119.2㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,866万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約135万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 774万円 |
| 申込者の年齢 | — | 49.7歳 |
| もとになった件数 | 55件(ホームページの施工事例) | 212件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが33.4坪で、都平均の36.1坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?



都平均より2.7坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は都平均より下に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
司建築計画の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組工法。構造材は国産ヒノキ(土台・柱)と杉。ベタ基礎はコンクリート厚16cm(地震対策ページは15cm)で鉄筋端部をU字に曲げる。壁倍率5倍の構造パネル(構造用合板OSB+断熱材一体、国土交通大臣認定)と2.5倍パネルの組み合わせ、制震テープを一体化した制震機能付き高断熱壁パネル(LIXILスーパーウォール)も採用。全棟で許容応力度計算 |
|---|---|
| 耐震等級 | 3を標準(許容応力度計算で確保、プランや建築条件により取得できない場合ありと注記)。長期優良住宅の基準をベースに設計、認定申請は希望により(申請費用別途) |
| 断熱等級 | HEAT20 G2(UA値0.46以下=断熱等級6)を目標。木cocotiの性能目標もUA値0.46以下。東京ゼロエミ住宅の水準B(UA値0.46以下・省エネ削減率40%以上)と水準C(UA値0.6以下)を施主のタイプ別に提案 |
| C値(気密) | 目標0.5以下、新築は全棟気密測定。事例の実測は29件で0.12〜0.76、中央値0.37(2019〜2022年の八王子0.71・国分寺0.65・西東京0.75・三鷹0.76から、2024年以降の13件は0.12〜0.48で10件が0.4以下)。窓や屋根の形状で差が出ると注記 |
| UA値(外皮) | 目標0.46以下。事例の値は23件で0.35〜0.60、中央値0.44(2024年以降の12件は0.35〜0.53で、立川の0.53を除く11件が0.46以下) |
| 断熱材 | 現場吹付の硬質ウレタンフォームが標準。木cocoti+ECOではLIXILスーパーウォールや外断熱も提案。屋根はコロニアル、外壁は窯業系サイディング |
| 窓 | LIXILサーモスL(Low-E複層ガラス、ZEHの家はアルゴンガス入り)と玄関ドアはジエスタ2が標準。事例53はエクセルシャノンの樹脂サッシ。UA値を上げるためサッシの性能アップや断熱材の厚み増を提案 |
| ZEH | ZEHビルダー。実績は2020年度1件(新築の17%)、2021年度1件(13%)、2022年度1件(25%)、2023年度4件(58%)、2024年度8件(86%)、2025年度は新築100%。2030年度目標は新築100%・既存改修25%。太陽光はLIXILの建て得・建て得でんち、リミックスポイントを案内し、ZEHの家は太陽光パネルが原則必須 |
| 長期優良住宅 | 長期優良住宅の基準をベースに設計、認定申請は希望により(申請費用は別途)。東京ゼロエミ住宅の申請手続きをサポート |
| 保証・点検 | 完成保証(住宅あんしん保証・セイフティーホームサービス・HAL保証)、瑕疵保険10年(第三者検査:配筋・構造・防水)、地盤品質保証10年(改良費用は別途)。定期点検は半年・1年・2年・5年・10年。支払いは設計契約時に設計費の50%、着工時に残り50%+請負金額の約25%、上棟・木工事完了・引渡しで各約25% |
実測を1邸ずつ公開する会社です。標準を許容応力度計算の耐震等級3とHEAT20 G2目標・全棟気密測定と明記し、ギャラリーの新築55件のうち23件にUA値、29件にC値が載っています。
C値は2019〜2022年の0.65〜0.76から2024年以降は13件中10件が0.4以下に下がり、UA値も2024年以降は12件中11件が目標の0.46以下です。
加えて八王子と三鷹の施主宅に温湿度計「おんどとり」を置き、エアコンを切った朝5時のリビングが15℃前後で日中は20℃というデータを公開しています。
相談では、自分のプランでG2を満たす断熱材とサッシの組み合わせ、気密測定の時期、長期優良住宅の申請費用を聞いてください。
司建築計画の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例55件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。
ギャラリーは84件で、新築55件(二世帯8件)・リフォーム10件・お客様の声19件です。
新築は延床20.29〜58.36坪で中央値33.4坪(48件)、所在地は三鷹市12件が最多で武蔵野・杉並・練馬・小平・国分寺・府中・八王子・西東京、埼玉の新座、神奈川の川崎・大和まで広がります。
本文には建物種別・家族構成・延床・間取り・主な仕様が書かれ、2020年以降の事例にはUA値とC値が付き、スキップフロア・吹き抜け・造作家具・キャットウォークが繰り返し出てきます。
2025年はTOOLBOXのキッチンやエクセルシャノンのサッシなど施主の指名部材も載り、価格は1件もありません。
司建築計画ならではの特徴は?
新築55件のギャラリーにUA値23件とC値29件を1邸ずつ公開。C値は2019〜2022年の0.65〜0.76から2024年以降は稲城0.12・三鷹0.13・府中0.17へ下がり、UA値も2024年以降は12件中11件が0.46以下です。
施主宅に温湿度計「おんどとり」を置いて公開。八王子市H邸は2020年1〜5月のリビングと寝室が20〜26℃で最低17.7℃、三鷹市H邸は2022年2月にエアコンを切った朝5時が15℃前後、日中は約20℃でした。
一級建築士の代表が設計を兼ね、年間12棟を目標に自社大工を持たず長年付き合いのある大工と施工。基本プランと概算見積までは無料で、設計契約時に設計費、着工時に請負金額の約25%を払う流れです。
ZEH実績を年度別に公表。2020年度1件(新築の17%)、2022年度1件(25%)、2023年度4件(58%)、2024年度8件(86%)、2025年度は新築100%で、2030年度は既存改修25%が目標です。
LIXILメンバーズコンテストで2019年と2022年に敢闘賞、2023年に地域最優秀賞(小平市H邸)、2024年に地域特別賞とエコロジー賞パッシブデザイン部門、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019で優秀賞を受賞。
司建築計画の評判はどう読めばいい?



Googleは星1つだけで中身ゼロ。ホームページの声はいいことしか書いてないし、何を信じればいいんでしょう…



口コミがない代わりに、この会社は数字を出しています。新築55件のうち29件にC値、23件にUA値が1邸ずつ付き、2024年以降はC値13件中10件が0.4以下、UA値12件中11件が0.46以下と目標にほぼ収まっています。
ZEH実績も2020年度17%から2025年度100%まで年度別に公表しています。声の中身より、数字が年々良くなっている推移の方が会社の状態を映しています。



確かめるなら構造見学会で気密測定の場面か性能報告書を見せてもらい、施主宅の温湿度データ(朝5時15℃・日中20℃)を自分の家族の生活で許容できるか考えてください。
価格は載っていないので、無料の概算見積で本体・付帯・設計費・長期優良住宅の申請費用を分けて出してもらい、設計契約後に何が変えられるか、自社大工がいない体制で現場監督が誰かを聞くのが近道です。
司建築計画で後悔しないために、相談時に確認することは?



構造見学会・完成見学会(三鷹・狛江・小平など施主宅、年2〜3回、予約制)、OB宅の見学、三鷹事務所(下連雀6-15-33、日祝定休)、LIXIL住まいStudio(予約制)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



坪単価も価格帯も載っていないので、無料の概算見積で本体・付帯工事・設計費・外構・太陽光と蓄電池・長期優良住宅と東京ゼロエミの申請費用を分けて出してもらってください。
木cocotiの標準仕様と木cocoti+ECO、スーパーウォール×全館空調にした場合の差額、設計契約後の変更の扱いも最初に確認を。



性能は事例の数字を基準に、自分のプランのUA値とC値の目標、気密測定の時期、耐震等級3を許容応力度計算で取れない場合の扱いを書面で。
保証は完成保証・瑕疵保険10年・地盤10年と半年〜10年の定期点検が書かれているので、10年目以降の有償点検と構造の延長保証の有無を契約前に聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。司建築計画は事例の実測値で選ぶ会社なので、自分のプランの数字と概算見積の内訳を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
