羽山工務店(立川市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

羽山工務店(東京都立川市)の評判と坪単価

立川市の羽山工務店は1974年に大工の羽山明夫氏が創業し、2016年に長男が2代目、弟が専務兼大工を務める社員15名前後の工務店です。

新築累計は73棟(2022年時点)で、うちLIXILスーパーウォール工法が35棟、長期優良住宅18棟、住宅性能評価取得17棟。

価格は本体3,000〜3,500万円・総工費4,000万円前後と公開し、「とりあえずの見積とプランは断る」と宣言しています。引渡し後は年1回60分の「お誕生日点検」を無料で続けており、施工中は工程表を渡していつでも現場に入れる方針です。

事例のUA値・C値は2件(C値0.22・0.38、UA値0.45)にとどまります。ホームページには施工事例が33件公開されていて、坪数が分かるものだけで24件あります。

羽山工務店の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

立川の羽山工務店、Googleが113件で★4.9って本当ですか?工務店でその件数は見たことがなくて…

編集部

113件のうち92件が直近2年に投稿され、会社は111件に返信しています。

中身は「10年前にSWの家を建てて今も年1回の点検」「20年経っても家庭訪問」「30年前に建てて毎年誕生月点検」と新築の施主が約18件、リフォームや塗装の依頼が約40件で、★1は「電話でキレられた」の1件。

価格は本体3,000〜3,500万円・総工費4,000万円前後と公開し、耐震等級3は当たり前と書く一方、UA値とC値は事例2件しか載っていません。

相談者

口コミの中身は点検の話ばかりで、性能の数字は自分で聞く、ですね。まず家づくり教室に行ってみます。

目次

羽山工務店はどんな規模の工務店?

商号株式会社羽山工務店(2022年に有限会社から改組)
本社東京都立川市幸町3-16-19(1999年竣工の自社ビル「カーペンターコート」1階。平日・土曜9:00〜18:00、日祝定休。武蔵村山市榎に作業場兼倉庫)
設立1974年創業(会社概要の沿革では1989年に羽山工務店設立、2003年に有限会社化、2022年に株式会社へ改組)
資本金記載なし
代表者羽山 昭彦(2代目、2016年8月就任。宅地建物取引士。不動産の賃貸・売買仲介で営業を経験して家業に戻る)。会長は創業者の羽山明夫氏、専務は弟の羽山孝平氏(大工)
建設業許可東京都知事許可(般-30)第120795号
建築士事務所二級建築士事務所 東京都知事登録 第13475号
宅建業免許東京都知事(2)第87228号(2007年登録)
事業建築一式工事(新築注文住宅、リフォーム、工場・倉庫、店舗・オフィス)、建築士事務所、不動産の売買・交換・貸借と仲介・管理、損害保険代理業。短時間で終わる修繕の料金表あり
施工エリア立川市、武蔵村山市、国分寺市(西町・高木町)を中心と明記。事例の所在地は立川市12件、東大和4、国分寺3、武蔵村山3、八王子・国立・西東京・小平・昭島・日野が各1、埼玉県ふじみ野1
拠点本社のみ(立川市幸町)。モデルハウスはなく、施主宅での構造見学会・完成見学会(2023年から2026年は年1〜2回、国分寺市西町・北町など)と、LIXILの体感施設「住まいStudio」の案内。夏まつりを2019年に第8回まで開催
所属団体日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)、多摩スーパーウォール会(SWスター会員)、水と緑の循環型住宅を考える会(社長が副理事長。地域型住宅ブランド化事業「武蔵野の家」で2012〜2016年度採択)、LIXILリフォームネット、タカラスタンダード パートナーショップ、BDACシステム採用店。有資格者は木造建築士1・二級建築士2・宅建士1・二級建築施工管理技士1・耐震診断の一般耐震技術認定者1・増改築相談員1・住宅省エネルギー技術者2
編集部からコメント:羽山工務店という工務店の立ち位置

東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から52年で、立川市幸町の自社ビルを拠点に、立川・武蔵村山・国分寺を中心に建てる社員15名前後の工務店です。

新築累計は2013年に50棟(SW工法22棟)、2022年に73棟(SW工法35棟)で、9年で23棟=年2〜3棟のペース。

完成見学会の告知は2023年1回・2024年2回・2025年2回・2026年1回で、2026年5月には菊池建築設計と瀬野和広設計との設計コラボを含む3件の事例を公開しました。

自社大工の永谷・寺田・五十嵐の3名が施工欄に並び、2025年3月には国分寺市で新社屋兼倉庫も手がけています。

羽山工務店のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.9113件本社(立川市幸町3-16-19)
  • ★51年前
    10年前にSWの家を建てていただき、今でも問題なく、気密性の高い家で快適に過ごしています。毎年の定期点検だけでなく、家についての困り事があれば、今でも丁寧に相談にのっていただいてくれます。
  • ★41年前
    約10年前に家を建てていただきました。毎年家の誕生月点検は、簡単なものはその場で修理もしてくれます。今までお金がかかる修理は1度もありません、不要な営業もないので引き続きお付き合いしていきたいです。
  • ★13か月前
    電話かけたらキレられました ここのコメントはサクラか何かでしょうか

出典:Googleマップ「株式会社 羽山工務店」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:羽山工務店の口コミはどう読む?

113件の内訳は★5が108件、★4が4件、★1が1件で、★3と★2はありません。本文があるのは98件です。

113件★4.9で本文あり98件、会社の返信は111件です。投稿は1年未満が53件・1年前が39件と直近2年に92件が集中し、内容はリフォーム・塗装・修繕の依頼者が約40件、新築の施主が約18件。

新築の施主は「10年前にSWの家を建てた」「20年経っても年1回の家庭訪問」「30年前に建てて毎年誕生月点検」「15回目の点検」と、建てた年より点検の継続を書く投稿が目立ちます。

★4は4件で、リフォームの仕上がり2件と「約10年でお金のかかる修理は1度もない」の新築1件、星のみ1件。★1は3か月前の「電話かけたらキレられました」の1件で、この投稿だけ返信がありません。

価格や性能の数字に触れた投稿はなく、「相見積より高かったが提案が良かった」というリフォームの1件が費用に触れる唯一の声です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

羽山工務店の坪単価はいくら?

羽山工務店は価格のページで「建物本体価格3,000万〜3,500万円、建物本体を含めた総工費4,000万円前後(土地代を除く)」と公開しています。

総工費は本体にオプション・追加工事・屋外給排水・浄化槽・外構・照明・エアコン・地盤補強・諸経費を含む金額で、同じ家でも「総工費4,000万円÷延床35坪=114万円/坪」と「本体3,500万円÷工事面積40坪=87.5万円/坪」で坪単価の見え方が変わると例示。

総工費27坪2,000万円以下の希望には対応が難しいと明記し、他社比較のための概算見積は断っています。

区分金額坪あたり(会社の例示)含まれるもの
建物本体価格3,000〜3,500万円約87.5万円(3,500万円÷工事面積40坪)建物本体のみ
総工費(本体を含む)4,000万円前後約114万円(4,000万円÷延床35坪)本体+オプション・追加工事・屋外給排水・外構・照明・エアコン・地盤補強・諸経費(土地代を除く)

東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目羽山工務店東京都の平均
家の広さ30.3坪(施工事例24件の中央値)36.1坪(119.2㎡)
家の値段3,000〜3,500万円(総工費4,000万円前後)(付帯工事込み)4,866万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約114万円(付帯工事込みの価格÷坪数)約135万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収774万円
申込者の年齢49.7歳
もとになった件数33件(ホームページの施工事例)212件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが30.3坪で、都平均の36.1坪より小さいんですね。値段が付帯工事込みだと、どう比べればいいんですか?

編集部

都平均より5.8坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は都平均より下に出やすい会社です。

会社側の数字は付帯工事込みの総額なので、県平均の建設費とそのまま並べて見られます。ただし外構と諸費用(登記・ローン手数料・火災保険)は総額にも入っていないので、その分を足した金額で判断してください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

羽山工務店の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造軸組工法+LIXILスーパーウォール工法(会長・社長・専務の自宅もSW工法で建てたと記載)。土台と柱は国産ヒノキの無垢材を推奨、木と木の接合部すべてに独自の金物補強を施し第三者機関がチェック。全棟地盤調査(第三者機関、10年保証)。設計は社内のほか斎藤一級建築士事務所・菊池建築設計・瀬野和広設計と組む
耐震等級3(「日本で一番強い基準の取得は当たり前」と社長挨拶に明記。第三者機関の耐震等級評価、住宅性能評価の設計・建設を累計17棟で取得)
断熱等級記載なし(「断熱・気密性能の一定基準は譲れない」と表現。長期優良住宅累計18棟、認定低炭素住宅3棟、次世代省エネ基準クリア)
C値(気密)記載は事例2件のみ。2018年の立川市曙町K邸で0.38(「弊社のSW工法の中でもトップレベル」)、2026年公開の瀬野和広設計コラボ住宅で0.22
UA値(外皮)記載は事例1件のみ(瀬野和広設計コラボ住宅で0.45、東京ゼロエミ)
断熱材スーパーウォールパネル(硬質ウレタン)。SW工法以外の在来工法の事例も多く、その断熱材の記載なし
記載なし
ZEHゼロエネ住宅の補助金取得物件が累計2棟(2022年時点)。ZEHビルダー登録の記載はなく、事例1件に東京ゼロエミの表記
長期優良住宅長期優良住宅累計18棟、住宅性能評価(設計・建設)取得17棟、認定低炭素住宅3棟(2022年時点)。地域型住宅ブランド化事業「武蔵野の家」の採択団体(2012〜2016年度)
保証・点検全棟地盤保証10年(第三者機関)、瑕疵保険の種類の記載なし。引渡し後は年1回60分の「お誕生日点検」(往復はがきで案内、無料は60分まで、換気フィルター清掃は有料)。新築・リフォームとも工程表を渡し、社長・専務・現場監督が現場を随時チェック
編集部からコメント:数字の見方

耐震と施工の書き方は具体的で、断熱の数字は少ない会社です。

耐震等級3を当たり前と明記し、金物補強を第三者機関がチェック、住宅性能評価の取得が累計17棟と実績で示す一方、UA値は事例1件(0.45)、C値は2件(0.38・0.22)で、標準仕様のUA値・C値・断熱等級・サッシの種類はホームページにありません。

SW工法は累計35棟と半数弱で、残りは在来工法の家です。相談では、SW工法と在来工法それぞれの標準のUA値と断熱等級、気密測定をするか、性能評価と長期優良住宅を取る場合の費用を聞いてください。

羽山工務店の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例33件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

編集部からコメント:羽山工務店の得意分野

施工事例は43件で、住宅の新築33件のほか貸家・賃貸メゾネット・自社ビル・新社屋兼倉庫・マンション改装、リフォーム2件が入ります。

所在地は立川市12件、東大和4件、国分寺・武蔵村山各3件と本社周辺に集まり、2015年以前の事例は写真と延床が中心、2026年公開の3件は設計者名・工法・完成時期・敷地と延床を載せる形に変わりました。

事例とは別にオーナーインタビューが12件あり、「人生で2回目の家づくり」「親子2代のお付き合い」と施主の背景を社長が聞く構成です。

羽山工務店ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

価格を「本体3,000〜3,500万円・総工費4,000万円前後」と公開し、坪単価が総工費÷延床なら114万円、本体÷工事面積なら87.5万円と変わる例を示したうえで、27坪2,000万円以下の総工費は難しいと明記しています。

「とりあえずのプラン・見積」は断ると宣言。初回面談は社長が担当し、家づくり教室とLIXIL住まいStudioで性能を学んでから打合せに入る流れで、他社比較のための概算依頼は受けないと書いています。

引渡し後は往復はがきで案内する年1回60分の「お誕生日点検」を無料で続け、Googleの113件には「20年経っても年1回の家庭訪問」「今回で15回目の点検」「30年前に建てて毎年誕生月点検」と施主の投稿が並びます。

新築累計は2013年50棟(SW工法22棟)から2022年73棟(SW工法35棟)で年2〜3棟。長期優良住宅18棟、住宅性能評価の設計・建設17棟、認定低炭素3棟、ゼロエネ補助金2棟と実績の内訳を沿革に載せています。

創業者の会長は宮城から上京した大工で累計200棟以上、2代目社長は不動産の営業から家業に戻り、弟の専務が大工。2026年5月に瀬野和広設計とのコラボ住宅(C値0.22・UA値0.45)を公開しました。

羽山工務店の評判はどう読めばいい?

相談者

113件で★4.9はすごいけど、★1の人が「サクラか何か」って書いてる。2年で90件以上って、頼んで書いてもらったんですか?

編集部

投稿の時期は92件が直近2年に固まり、会社が111件に返信しているので、施主や点検先に投稿を呼びかけた時期があると読むのが自然です。

ただ中身は「10年前に建てて今も年1回の点検」「30年前に建てて毎年誕生月点検」と、書いた人しか知らない年数と点検回数が具体的で、リフォームの依頼者も40件前後います。★1の「電話でキレられた」は工事に関する記述がなく、経緯は分かりません。

編集部

口コミが映しているのは点検とアフターの継続で、性能の数字は映していません。

UA値は事例1件、C値は2件だけなので、家づくり教室か構造見学会で、SW工法と在来工法それぞれの標準のUA値と断熱等級、気密測定をするか、耐震等級3を性能評価で取る費用を聞き、年1回の点検で何を見るか、60分を超えた場合の料金を確かめてください。

総工費4,000万円前後という価格帯が自分の予算と合うかを最初に話す会社です。

羽山工務店で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

本社(立川市幸町3-16-19、初回面談は社長が担当)、家づくり教室、LIXIL住まいStudio(同行案内)、構造見学会・完成見学会(国分寺・立川など施主宅、年1〜2回、予約制)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

総工費4,000万円前後・本体3,000〜3,500万円という価格帯が公開されているので、自分の延床と敷地で総工費の内訳(本体・付帯・外構・地盤補強・諸経費・消費税)を出してもらい、SW工法にした場合の差額と、設計を外部の建築家に頼む場合の設計料を最初に聞いてください。

他社比較の概算は断る方針なので、比較したい会社があるなら先にそちらの見積を持って行く順番になります。

編集部

耐震等級3は明記されていますが、標準のUA値・C値・断熱等級・サッシは載っていないので、自分のプランの数字と気密測定の有無を書面で。

保証は地盤10年と年1回60分の無料点検が書かれていますが、瑕疵保険の種類と構造の長期保証、点検が60分を超えた場合の料金、換気フィルター清掃の金額を契約前に聞いてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。

羽山工務店は公開された価格帯と年1回の点検で選ぶ会社なので、自分の延床での総工費の内訳と耐震・断熱の数字を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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