ニットーホーム(栃木市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

ニットーホーム(栃木県栃木市)の評判と坪単価

ニットーホームは栃木市大平町富田の株式会社ニットーホームで、1973年に日東営繕工事として設立され、1997年に米国ポートランドやシアトル、カナダのトロントの会社と取引を始めて輸入住宅に転じました。

横浜税関の輸出入者登録を持ち、ドイツ製の木製トリプルサッシ、米国のDewilsのキッチン、KOHLERの水まわりを直輸入し、ノースカントリーからプロヴァンス、ログハウス、パッシブハウスまで9つのスタイルで施工事例86件が並ぶ構成です。

所在地は栃木市34件と宇都宮市12件が中心で、茨城県7件、群馬県3件にも建てています。

性能は免震システムと全館換気、外張りの木質繊維断熱材と北欧のウール断熱の二重断熱を説明していますが、UA値の数字はなく、C値は2022年の宇都宮の現場ブログに0.5とある1例だけでした。

価格はFAQで「坪単価は決まっていない」としたうえで、実績から坪45万円〜、キッチン・トイレ・カーテン・照明・風呂込みという書き方です。

保証は地盤10年と完成保証、瑕疵保険10年、第三者機関の2年後点検で、Googleマップには会社のリスティング自体がなく口コミは0件、代わりにホームページの「お客様取材記」で築9〜14年の施主6組の話が読めます。

ホームページには施工事例が86件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

ニットーホームの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

栃木市のニットーホーム、輸入住宅で坪45万円からって本当ですか?輸入って高いイメージがあって…

編集部

FAQに「実績から坪45万円〜」とあり、キッチン・トイレ・カーテン・照明・風呂を含むと書いていますが、同じ欄で「坪単価は決まっていない」とも言っていて、木材や断熱方法で変わる前提です。

県平均の3,729万円に対してどこに落ちるかは、総額の見積をもらって初めて分かります。性能はUA値が出ておらず、C値も現場ブログの0.5が1例だけなので、免震と二重断熱の中身は自分のプランで数字にしてもらってください。

相談者

45万円は下限なんですね。総額と、免震を入れた場合の数字を聞いてみます!

目次

ニットーホームはどんな規模の工務店?

商号株式会社ニットーホーム(住宅ブランド:カーサ・ボヤージュ)
本社栃木県栃木市大平町富田1390(本社・モデルハウス)
設立1973年(昭和48年)10月に日東営繕工事株式会社として設立。1991年日東産業、1997年に輸入住宅事業を開始し1998年に現社名
資本金4,000万円
代表者山本 勇(代表取締役社長、一級建築士)
建設業許可栃木県知事許可(般-24)第19706号(最初の取得は1998年1月)。横浜税関輸出入者登録第83272号
建築士事務所記載なし(代表が一級建築士)
宅建業免許記載なし(土地探しの手伝いをすると記載)
事業輸入建材による住宅の設計・企画販売、一般建築の設計・施工、リフォーム・リノベーション、店舗・商業建築。パシフィックセンチュリーkolbe日本代理店、Dewils(米国キッチンキャビネット)日本国内認定取扱店、KOHLER水まわり
施工エリア栃木県・茨城県・群馬県。施工事例86件の所在地は栃木県74件(栃木市34件、宇都宮市12件、佐野市6件、小山市5件、真岡市5件、下野市・壬生町各2件、足利市・那須烏山市・那須町・芳賀町・野木町各1件)、茨城県7件、群馬県3件、埼玉県2件
拠点本社に併設のモデルハウス(栃木市大平町富田1390)のみ。総合展示場への出展はなし。完成見学会は施主の協力で随時(見学会のページは2013〜2014年の告知が最新)
所属団体ジャパンホームシールド(地盤保証)、あんしんホーム21(住宅完成保証)、あんしん住宅瑕疵保険・まもりすまい保険
編集部からコメント:ニットーホームという工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。

設立から53年で、従業員数と年間棟数の記載はなく、資本金4,000万円と1973年からの社歴、輸出入者登録と海外メーカーの代理店契約から、輸入建材の商社機能を持つ地元工務店と読めます。

施工事例86件はスタイル別の一覧で、ノースカントリーが34件、フレンチカントリー13件、コンテンポラリー11件、プロヴァンス10件、スカンジナビアン6件、ジョージアンとネオジャパネスクが各5件、ティンバーフレームとパッシブハウスが各1件でした。

所在地は栃木市34件と本社周辺が最も多く、宇都宮市12件、佐野市6件、小山市5件、真岡市5件と県南から県央、茨城県7件・群馬県3件・埼玉県2件と隣県にも広がります。

事例に年の記載はなく、お客様取材記の家は築9〜14年、見学会の告知は2013年で止まっているので、掲載の更新は緩やかです。

ニットーホームのGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★—0件本社・モデルハウス(栃木市大平町富田1390)
編集部からコメント:ニットーホームの口コミはどう読む?

Googleマップで住所を検索すると番地のピンだけが出て、会社のリスティングがなく口コミは0件です(社名で検索すると静岡県浜松市の同名の会社が出るので混同に注意)。

代わりにホームページの「お客様取材記」に築9〜14年の施主6組の話があり、社長が直接話を聞いてプランを考える進め方、ドアノブひとつから取り寄せてくれた話、震災で被害がなかった話、停電でも室温が変わらなかった話が並びます。

取材記は会社が選んで載せた声なので良い話しか出てきません。免震や二重断熱の実感、輸入設備の修理対応は、モデルハウスで社長に直接聞き、完成見学会で施主に会えるかを確かめてください。

口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

ニットーホームの坪単価はいくら?

FAQでは「坪単価は決まっていない」と前置きしたうえで、実績から坪45万円〜とし、この中にキッチン・トイレ・カーテン・照明・風呂を含むと書いています。

使う木材や断熱方法、輸入設備で金額が大きく変わる会社なので、45万円は輸入住宅としては下限の目安で、木製トリプルサッシや免震、ログハウスを選べば上がる構造です。

ラフプランまでは無料、設計契約は有料で本契約時に充当されるので、設計契約の前に概算の総額をもらってください。

FAQ
項目記載読み方
坪単価実績から45万円〜上限なし。木材・断熱方法・設備で変動
含まれるものキッチン、トイレ、カーテン、照明、お風呂付帯工事・外構・諸費用の扱いは記載なし
設計契約有料(本契約後に充当)ラフプランまでは無料
工期4〜6か月大きさと内容による

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目ニットーホーム栃木県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.1坪(116.0㎡)
家の値段坪45万円〜×延床(設備込み、上限の記載なし)3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約45〜万円(FAQ「今までの実績から坪単価45万円〜。キッチン、トイレ、カーテン、照明、お風呂を含む」。上限の記載なし)約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数86件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

ニットーホームの性能・仕様はどこまで公開されている?

工法2×4・2×6の枠組壁工法、在来軸組工法(集成材)、ティンバーフレーム工法(英国発祥の大断面木材架構)、ログハウス(北欧ランタサルミ、米国・カナダ直輸入のウェスタンレッドシーダー)を施主の希望で使い分け。免震システム(建物と地面の間に免震層)を掲載し、2022年の宇都宮の現場で免震装置を取り付け。全館換気システムを標準装備。窓はドイツ製木製サッシ「レノホンダ」(欧州赤松、Low-Eトリプル、熱貫流率1.07W/㎡K)。内装は塗り壁ダイヤトーマス、スイス漆喰、無垢材フローリング
耐震等級記載なし(2013年の見学会告知に「耐震等級3、省エネ等級4の高性能住宅」の1邸)。免震システムを掲載
断熱等級記載なし
C値(気密)2022年の宇都宮市の現場ブログに「気密検査(C値0.5)」の1例。全棟測定の記載はなし
UA値(外皮)記載なし
断熱材外張りにリサイクル木材90%以上の木質繊維断熱材(蓄熱容量と吸放湿性を重視)、北欧生まれの自然繊維断熱材「バイタルウール」を併用する二重断熱。現場ブログにセルロースファイバー充填の例。外張り断熱と充填断熱のどちらも対応(FAQ)。遮熱(輻射熱)を重視する説明
ドイツ製木製サッシ「レノホンダ」+Low-Eトリプルガラス(熱貫流率1.07W/㎡K)。回転窓
ZEH記載なし(2012年からパッシブハウス事業。栃木市に「蔵の町パッシブハウス」の事例1件)
長期優良住宅記載なし
保証・点検地盤サポートシステム(全現場で地盤調査、引き渡しから10年の不同沈下保証、ジャパンホームシールド)。住宅完成保証システム(あんしんホーム21)。住宅瑕疵担保責任保険10年(あんしん住宅瑕疵保険・まもりすまい保険)。自社の定期点検に加え、第三者機関の要請で引き渡し2年後に定期点検。年中無休のアフターサービス部門。工事中は配筋検査・フレーミング検査・完成検査を第三者機関と施主で実施
編集部からコメント:数字の見方

工法と素材のページは詳しいのに、性能の数字がほとんど出てこないのが正直なところです。

断熱はリサイクル木材の外張りと北欧ウールの二重断熱、窓は熱貫流率1.07のドイツ製木製トリプルサッシと部材の性能は書いてありますが、家としてのUA値も断熱等級もなく、C値は2022年の現場ブログに0.5とある1例だけで全棟測定の記載はありません。

耐震も免震システムの説明が中心で、耐震等級は2013年の見学会告知に「等級3」の1邸があるだけです。免震は本来効果の大きい仕組みですが、標準なのかオプションなのか、費用がいくらかは書かれていないので、ここは必ず確かめる項目になります。

相談の席では、自分のプランのUA値の計算書、気密測定を実施するか、耐震等級3を認定で取るかと免震を入れる場合の費用、二重断熱と木製トリプルサッシを標準にした場合の見積を書面でもらってください。

パッシブハウスの事例が1件あるので、そこまでの性能を望むなら「蔵の町パッシブハウス」の仕様と数字を見せてもらうのが早道です。

ニットーホームの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例86件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
所在地(市町)の記載86件
スタイル分類86件
延床・価格・竣工年・UA値・C値の記載0件
編集部からコメント:ニットーホームの得意分野

施工事例はスタイル別に9カテゴリで86件あり、各件は題名と所在地と「○様邸」だけで、延床・価格・竣工年・性能値はありません。

件数はノースカントリー34件が突出し、フレンチカントリー13件、コンテンポラリー11件、プロヴァンス10件と続き、所在地は栃木市34件・宇都宮市12件・佐野市6件・小山市5件・真岡市5件のほか茨城県7件・群馬県3件・埼玉県2件でした。

読み物として厚いのは「お客様取材記」の6件で、築14年のレンガの平屋(筑西市)、音楽教室を兼ねた吹き抜けの家(つくば市)、北欧ランタサルミのログハウス(栃木市)、和風の吹き抜けの家(旧岩舟町)などが、施主の言葉で書かれています。

震災でひびひとつ入らなかった、停電した初夏でも室温がほとんど変わらなかった、深い軒と雑木林の風で夏にエアコンなしで過ごせた、といった住んでからの話が数字の代わりです。

ニットーホームならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

横浜税関の輸出入者登録を持ち、ドイツ製木製トリプルサッシ「レノホンダ」、米国Dewilsのキッチン、KOHLERの水まわりを自社で直輸入し、家具や照明の現地買い付けに施主が同行できます。

2×4・2×6、在来、ティンバーフレーム、北欧ランタサルミのログハウスまで工法を施主の希望で選び、2012年からはパッシブハウス事業も始めて栃木市に事例が1件あります。

断熱はリサイクル木材90%以上の外張り断熱材と北欧のバイタルウールの二重断熱で、輻射熱を防ぐ遮熱を重視する考え方をページで説明しています。

免震システムを掲載し、2022年の宇都宮市の現場ブログには免震装置の取り付けと気密検査(C値0.5)の記録があり、公開されている性能値はこの1例だけです。

坪単価は「決まっていない」としたうえで実績から45万円〜、キッチン・トイレ・カーテン・照明・風呂込みと書き、ラフプランまで無料で設計契約の費用は本契約に充当する流れです。

ニットーホームの免震と二重断熱は標準?坪45万円にどこまで入る?

相談者

免震システムとか木製トリプルサッシとか、ページを見ると性能が高そうなんですが、坪45万円でそこまで付くんですか?

編集部

そこがこの会社の読みにくいところで、免震・二重断熱・木製トリプルサッシは「採用しているもの」として説明されていますが、標準かオプションか、費用がいくらかは書かれていません。

坪45万円はFAQの「実績から」の下限で、キッチン・トイレ・カーテン・照明・風呂込みとはあるものの、木材や断熱方法で変わると同じ欄に書いてあります。UA値の数字もなく、C値は2022年の現場の0.5が1例だけです。

編集部

相談の席では、希望のスタイルと工法(2×6か在来かログか)を決めたうえで、免震を入れる場合と入れない場合の2通りの概算、二重断熱と木製トリプルサッシを標準にしたときのUA値の計算書、気密測定をするか、耐震等級3の認定を取るかを書面でもらい、設計契約の前に総額を確かめてください。

ニットーホームで後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

栃木市大平町富田の本社モデルハウス(東北道栃木ICから近い)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

坪45万円〜は設備込みの下限なので、自分の坪数と希望の工法・スタイルで本体(設備込み)に付帯・外構・諸費用を足した総額を見積でもらい、県平均の3,729万円と並べてください。免震と木製トリプルサッシは別の行にしてもらうと差が見えます。

編集部

性能はUA値と耐震等級が非公開なので、自分のプランのUA値の計算書、気密測定の実施、耐震等級3の認定の可否と免震の費用、地盤保証と完成保証の加入証、第三者機関の2年後点検の内容を同じ席で書面にしてもらってください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

ニットーホームは素材と工法の説明は厚くても性能の数字と価格の上限を出していない会社なので、免震と断熱を自分のプランで数字と金額にしてもらい、設計契約の前に総額を確かめてから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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