ゼロ・エネルギー・ハウスって何?
新緑の5月がとても好きなテクノマイスターの谷内です
最近話題のゼロ・エネルギー・ハウスってご存知ですか?
今回はその概要をわかりやすくお届けしますね。
まずは、日本のエネルギー事情を見てみましょう!
2011年3月11日 の東日本大震災以降、
エネルギー事情は大きく変化しました。
さまざまな要因から、不安定な電力需給バランスにあるいま、
私たちの暮らしを支えるエネルギー問題も未来へ向けての大きな転換期を迎えています
地震の影響により、原子力発電所が停止に至っています。
13年度には火力発電比率は88%と過去最高に上昇しています。
現状のエネルギー事情は、火力発電だのみです。
コストが割高な火力発電比率が高まった結果
その発電コストは上昇傾向です。
発電コストの推移をいて見ましょう!
コストは震災前の2009年と比較すると、2013年度は2.5倍となり、
今後、電気料金は不安定な状態が続く可能性があります。
電力供給のリスクに対応するためには、
ますます、太陽光発電等による再生可能エネルギーの
利用の検討も必要となってきます。
しかし、太陽光発電による課題もあります。
お天気に左右され、雨の日は発電量は不安定、十分な発電ができない可能性もあります。
また、売電量が増えることによる、電力会社の買取の抑制の問題も出てきます。
そこでこれから必要となってくるのが、蓄電池です。
今後、太陽光を設置するなら蓄電池はセットで考えたほうがいいかもしれません。
このようなエネルギー事情の中で今後の日本のエネルギー政策についてみてみましょう!
2016年、電⼒の小売自由化を⽪切りに通信機能を持つ次世代電⼒メーター「スマートメーター」が、 2020年代早期までに普及します。
さらに2030年までには「ゼロ・エネルギー・ハウス」つまり「自分で使うエネルギーは、
全て自分でまかないますよ」という究極のスマートハウスを実現します。
そしてHEMS がすべての家庭に標準的に導⼊といったロードマップが描かれています。
私たちとエネルギーを取り巻く環境が急激に変わっていく中で、これからの家庭に
⽋欠かせない存在となるのが、ゼロ・エネルギー・ハウスなのです。