地震に負けない家つくり

2017-8-15 こんにちは谷内隆一です。

 

☆☆地震に負けない家づくりのお話をしましょう。

 

☆愛する家族を地震から守れるのはどんな家?

 

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、鳥取県中部地震。これまで幾度も大きな地震に襲われてきた日本。

 

残念なことに、その都度に多くの家が倒壊してしまいました。いつどこで起こっても不思議でない震度6を超える大地震。その時、家族を守ってくれる住まいを選んで欲しい。

 

そのために、地震について学んで下さい。地震に強い住まいを知ってください。そして愛する家族を愛する暮らしを地震から守って下さい。

 

今日は、地震に強い家づくりを目指すパナソニックテクノストラクチャーの家を建てながら、建設現場最前線で耐震住宅を追求しつづける私がその経験と実績を元に、アドバイスを

させていただきます。

 

☆地震で倒れたのはどんな家?

 

2016年4月に熊本を襲った大地震倒れたのはどんな家だったのでしょう?

古い家が倒れました。そして新しい家も倒れました。 2016年4月、震度7が2度繰り返し発生しました。

 

これまでに例のない熊本地震。古い家だけではなく築年数の浅い家も倒れてしまいました。建築基準法を満たしているはずなのに何故なのでしょう。

 

過去から見えてくる地震で倒れる家の理由は、、、?

あるべき壁がない時家は倒れてしまいます。実際に多かったのはこんな倒れ方です。

大地震で、その映像から見た事はありませんか・2階の重みに耐えきれず1階が壊れてしまうのです。

 

一般的な倒壊のメカニズムは、地震によって家が揺れて建物が大きく傾き2階の重みに耐えきれず1階から倒れるのです地。震に負けないためには家を傾けないことが大切なので

す。地震の揺れはどの方向から来るか分かりません。同じ形のものでも力の加わる向きによって倒れたり倒れなかったり結果が変わるのです。力がどこから加わっても倒れないよう

に弱い部分を補強することが必要です。 地震が教えてくれたこと、それは大切なのは、壁の量と配置バランスです。

 

 

熊本地震で倒壊した家から分かるのは、壁が少ない、壁の配置バランスが悪いと家は倒れやすいということなのです。特に上の階の重さを支える1階部分には十分な量の壁を配置し

なくてはいけません。地震に強い家を作るには1階を強くすること。そのためには強い壁を必要な量、必要なところにバランスよく配置しましょう。

 

☆地震に負けないえかどうか壁の量が十分かどうかどうしたらわかるの?

 

家の強さは構造計算書で確かめましょう。

 

 

地震に負けない家を作るには、強い壁を、必要な量、必要なところに、バランスよく配置することが大切なのです。でもそれってどうやって判断するのでしょうか。むやみに壁を増

やせばいいというわけでもないし、建築士さんの経験も大工さんの勘も、実はあまり役には立ちません。

 

強い家かどうか壁の梁と配置が正しいかどうかを判断するには、家の強度確認をするしかありません。それには「壁量計算の簡単なチェック」と「構造計算の詳細なチェック」の二

つの方法があるのです。もし、より安心を求めるなら科学的に強度を確認できるはどちらなのでしょうか?

 

 

我が家の安全性を検証する家の強度確認とは。

 

家の強度確認といっても、地震の揺れは複雑なのです。家にかかる力は雪や台風、人や家具の重みなど種類も色々。このいろいろな力に対して本当に倒れないかを確認するのが家の

強度確認です。どうやって強度は確認できるのでしょうか。それは、壁、部材、地盤基礎の3つの分野の強さを計算検討するのです。

 

家の強度確認は二つの方法ありますが、

 

全ての要素を緻密に調べる「構造計算の詳細なチェック」が安心と言えるでしょう

「構造計算の詳細なチェック」で我が家の安全を厳しくチェックするのです。我が家の条件に合わせて家の強さを緻密に計算する。「構造計算の詳細なチェック」はその家ごとのオ

ーダーメイドだから安心です。

 

気候や地盤、家の大きさや形状などは家ごとにそれぞれ異なりますよね。

だから、1棟ごとの条件に合わせて家の強さを緻密に確認する。それが構造計算です。

自分の家が地震や台風などの力にどれだけ耐えられるかを調べるいわばフルオーダーメイドの方法です。壁量のチェックとはその家に体力壁がどのくらい必要か計算します。地震の

揺れや強風など水平の力に対する強さを検定します。床強度のチェックとは体力壁が正しく機能するためには床強度のチェックが必要だからです。強度が必要な箇所には強い床を配

置するのです。壁の配置のバランスチェックとはいえの重さの中心と硬さの中心のずれをチェックして、ズレが大きい家はバランスが悪くなりがちなので、倒壊のリスクが高くなり

ます。

 

何が許容範囲かどうか慎重に検討します。各部材のチェックとは柱なら引張、圧縮、曲げ、めり込みに対する強さ。梁ならば せん断に対する強さや、たわみ量を確認。さらに柱と

梁の接合部の安全性を検定します。基礎のチェックとは、家の重さなどに対する地面の強さ、基礎の鉄筋梁さらに言えば、基礎をつなぐアンカーボルトの強度などを検定します。

 

上下左右あらゆる力に対する強さが確認できるというのが「構造計算の詳細なチェック」なのです

 

 

☆それならみんな「構造計算の詳細なチェック」をしているんじゃないの?

 

実はやっていない住宅会社も多いのです

 

家の強さをチェックし安心を確認できる「構造計算の詳細なチェック」。でも残念ながら全ての家で行われているわけではありません。法律でも小規模建築とみなされる二階建ての

木造住宅では、「構造計算の詳細なチェック」が義務化されておらず、簡易な「壁量計算の簡単なチェック」で ok となっているからなのです。また、「構造計算の詳細なチェッ

ク」は複雑で難しく、手間も知識も必要なため、どこの住宅会社でも出来ると言うわけではないのです。

 

家の強度問題の問題点は、  義務化されていない構造計算  なのです。

 

木造住宅の場合、「構造計算の詳細なチェック」が義務化されているのは3階建て以上か、延べ床面積が500平方メートルを超える場合だけなのです。一般的な二階建ての木造住宅で

は、「壁量計算の簡単なチェック」を行うだけで良いとされています。

 

不安がいっぱいの壁量計算

 

一般的な木造住宅の多くが「壁量計算の簡単なチェック」で済ませてしまう家の強度確認。でも「構造計算の詳細なチェック」に比べて安心度は下がります。

さらに「壁量計算の簡単なチェック」の結果は提出義務がなく建築士任せになってしまうという一面もあるのです。

 

木造住宅であるテクノストラクチャーの家は、確認申請時に構造に関わる審査機関のチェックが免除されることがありますが、免除の有無にかかわらず構造チェックを全棟で実施しているのです。

 

 

☆それじゃあ構造計算をやってもらえば安心できるのね?

 

 

はい、そしてもう一つ耐震等級 3 にもこだわりましょう。

 

家づくりでなによりまず大切なのは住宅会社や建築士に「構造計算の詳細なチェック」をしてもらい、強さを確かめること。そしてもう一つ、大きな安心のためにオススメしたいの

が耐震等級3 にこだわることなのです。

 

耐震等級とは

 

耐震等級は、1から3までのランクで地震に対する強さを示す指標です。建築基準法を満たす最低ラインは、耐震等級1相当です。でもあの熊本地震では建築基準法を守っていた多く

の耐震等級1の家が倒れ、耐震等級2でも被害が出ました。強い揺れが何度も起こる様な地震に負けないためには、やっぱり耐震等級3にこだわりましょう。

 

耐震等級の真実とは

 

耐震等級には3つのランクがあります。

 

耐震等級1 は建築基準法の耐震基準を満たす最低ラインです。震度6強の地震が来た時、傾きはしても倒壊しないというレベルです。

耐震等級2 は耐震等級1の1.25倍の地震力に耐える強さです。一般的な病院や学校で採用される基準で避難所レベルと言えるでしょう。

 

耐震等級3 は耐震等級1の1.5倍の地震力に耐える強さがあり防災拠点となる消防署や警察署などを新築する際に採用される基準と同等です


ご存知でしたか?耐震等級の基準は、地域によっても異なるのです。

 

どういうことかといいますと、地域ごとに大地震が起こるリスクを示す地震地域係数があります。

最大を1。0とし、リスクが低い地域は、0.9、0.8、0.7と下がり係数が小さい地域などは求められる耐震性が緩和されます。

 

つまり同じ耐震等級3でも家自体は強さに差があるということなんです。

例えば熊本県の地震地域係数は0.9や0.8なのです。緩和された基準が被害拡大の一因になったのではないかという指摘もあるくらいです。

 

ちなみに石川県は地震地域係数=1.0  です

 

 

耐震等級3で安全は 格段に高まります。

 

震度6強の地震で傾いても倒壊しないことが基準の耐震等級1。

建物の基準を定めている建築基準法には、建築物の構造などの最低の基準を定めているとあります。

つまり建築基準法を守れば地震に強い家になるということではないのです。

一度の大地震で家族は無事でも、もう住めず、熊本のように2度続けて大地震がきたら倒壊する可能性もあるんです。

 

実際に熊本地震では耐震等級2でも2度の強震で倒れた例がありました。

 

そして、最近変わる耐震等級への認識。

え~建築基準法を守っていても倒壊するんかい、、、って。

 

熊本地震では耐震等級3の家は前回を免れていました。

大きな被害が出たエリアでも被害がなかったり軽かったことから耐震等級3はより安心できると考えられていて、改めて注目が集まっています。

 

ずっと安心して暮らすためには「構造計算の詳細なチェック」と耐震等級3にこだわった家づくりをお勧めします。

 

チェックしておきたい我が家の地盤

 

耐震性の高い家を実現するには耐震等級3。

構造計算で家に応じた緻密な基礎設計もする。

 

その前に地盤を知り、それに応じた基礎選定をすることも大切です。地盤の強さに応じて基礎の使用を検討するのです。地盤が弱いと家は地震時の揺れも大きくなるため、大きな夢

に耐えられるよう基礎補強したり、地盤を改良するなどして家の強さを高めておく必要があります。

 

どのような基礎にするかの判断は、地盤の状態を知ることから始まります。

 

 

☆構造計算をして耐震等級3もクリアそんな家を建てるのって大変そう?

 

 

大丈夫ですそんなあなたにテクノストラクチャーの家があります。

 

安心して住める家を作るために、是非構造計算を大地震にも負けないために、どうぞ耐震等級3を。

 

「でも大変そうきちんとやってくれる住宅会社や建築士が見つかるかな?」

 

大丈夫、そんなあなたにはミキが建てる panasonic の耐震住宅工法「テクノストラクチャーの家」があります。

地震に負けない強い木造住宅を目指して生まれたのが「テクノストラクチャーの家」なのです。

 

構造の強度を高めるさまざまな広報や、部材の革新に加え、全ての家づくりで「構造計算で詳細にチェック」を実施しています。耐震等級3の性能で強い家を大きな安心をお約束し

ます。

 

安心できる暮らしそれは家つくりで一番大切なことではないでしょうか?

 

地震に負けないために、家族を守るために、あなたもどうぞ

 

「構造計算で詳細にチェック」と

 

耐震等級3

 

を実現させてください 。

 

そして、安心安全なおうちをつくってください。

 

あなたとご家族の素晴らしい未来のために。