わかるテクノストラクチャーシリーズ⑩

他の家は結構金物が多いんだけど、この工法は少なくない?

『金物が多い=安心』ということはありません。

接合用金物は、適材適所で必要なものを必要な数だけ用いればよいのです。構造計算を緻密に実施していないと、どの箇所にどれだけの金物が必要になるのか正確にわからないのです。ですから『念のため』多めに金物を用いているケースもあります。

テクノストラクチャーの場合は、構造計算の結果に基づき、必要な箇所に必要な金物を用いておりますので、経済的な金物配置が実現できているのです。

筋交いだけで強度は大丈夫なの?3階建てみたいに合板をはらなくていいの?

大丈夫です。2階建ての場合は筋交いで必要かつ十分な強度を確保できます。3階建ての場合は2階建てと比較するとはるかに大きな水平力がかかるために、合板を全面に貼らざるを得ない場合が多くなっているのです。テクノストラクチャーでは1棟ごとに構造計算を実施しており、最適な位置に適切な量の筋交いを配置しますので安心です。

住宅性能表示ではどの程度の性能になるの?

性能表示は9項目あり、プランによって異なりますが、すべて最高ランクまで取得可能です。 ただし最高等級を目指すことにより、リビングの広さ・形、吹き抜けの大きさ等プラン制限も厳しくなってきます。(例えば、窓などの開口や吹抜け面積を大きくすればするほど、構造安定性能のランクは下がります。)したがって、すべての項目で最高ランクを取得することが必ずしも住みやすい家になるとは限りません。お客様のご予算やニーズに合わせて、最適で快適な住宅をご提案させていただきます。

1構造の安定地震や風などに対する強さ、地盤や基礎の強さ
2劣化の軽減長持ちのしやすさ
3温熱環境省エネルギー性の高さなど
4火災時の安全火災時の非難のしやすさや耐火等級など
5維持管理への配慮住宅設備などのメンテナンスのしやすさ
6空気環境ホルムアルデヒド放散等級と換気対策
7光・視環境住宅の窓の大きさ、外光の採り入れやすさ
8音環境住宅外の音に対する遮音性の高さ
9高齢者等への配慮高齢者などへのやさしさ
住宅性能表示

住宅性能表示の住宅が欲しいんだけどテクノストラクチャーはどうなの?

もちろん可能です。しかし費用・住まい方を考慮すると最大9項目を取得する必要はないと思います。お客様が住宅に対する性能評価で何を優先するか、をしっかりと判断することが重要です

テクノストラクチャーでは、構造の安定・劣化の軽減・空気環境の3項目において、お客様のご要望に応じて構造計算時に評価書を提示させていただくことが可能です。専門機関に依頼すると20~30万円の費用が必要となりますが、テクノストラクチャーでは構造計算費用の範囲内で対応させていただきますのでぜひご利用ください。