イサカホームは水戸市笠原町に本社と展示場を置く会社で、1969年に笠間で井坂工務店として創業し、現社長が1988年に引き継いで2005年に社名を変え、従業員19名で新築のほかリフォーム・外装塗装・不動産の部門を持っています。
性能は外張り断熱(キューワンボード)のZEH仕様と、外張りに内側のグラスウールを足したW断熱でトリプルガラスと全熱交換換気を組み合わせるGX仕様の2本立てで、C値は「平均0.275」、UA値は「全商品でZEHレベルの0.6を上回る」、耐震は等級3相当と書き、全館空調YUCACOを看板にしています。
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを2017年から2024年まで連続で受賞した沿革も載っていますが、施工実績20件は市名と写真だけで延床も価格もなく、坪単価も書かれていません。
Googleの口コミは18件で4.3、注文住宅で我儘を全部叶えてもらった、全館空調が心地よい、台風の被害にすぐ来てくれたという★5がある一方、★1の2件は営業の私的な質問と担当の返答のなさです。
ホームページには施工事例が20件公開されていますが、延床面積の記載はありません。
イサカホームの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者水戸のイサカホーム、全館空調で毎年賞を取ってるのは分かったんですけど、坪単価がどこにもなくて…口コミにも「金額が分からない」ってありますよね?



★4の人が「坪単価の表示ができない(高くも安くも希望次第)ので実際の金額が分からない」と書いていて、サイトにも価格のページはありません。
性能はC値平均0.275と外張り断熱、GX仕様のトリプルガラスまで書いてあるので、数字を出さないのは価格のほうです。★1の2件は営業が結婚の話ばかり聞いた(3年前)と担当の返答が遅い(6年前)で、家そのものの不具合ではありません。
施工実績20件にも延床がないので、坪数と総額は見積で聞くしかない会社です。



性能は言い切ってて、価格は聞かないと出ないんですね。全館空調込みの総額を最初にもらいます…!
イサカホームはどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社イサカホーム(1969年 井坂工務店として創業、1992年 有限会社井坂工務店、1997年 株式会社、2005年に現社名) |
|---|---|
| 本社 | 茨城県水戸市笠原町682-13(水戸展示場と同じ)。笠間展示場:笠間市赤坂23-16。リフォーム事業部・外装事業部(GAISO水戸店):水戸市千波町2074-4 |
| 設立 | 1969年4月1日創業(1992年 法人化) |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 代表者 | 井坂 一二(代表取締役。先代の井坂次男氏が創業、1988年に入社し引き継ぐ) |
| 建設業許可 | 茨城県知事許可(般-03)第2268号 |
| 建築士事務所 | 二級建築士事務所 茨城県建築士事務所協会 第B5443号 |
| 宅建業免許 | 茨城県知事(5)第005878号 |
| 事業 | 新築(完全自由設計の注文住宅)、建築設計、住宅リフォーム(イサカリフォーム)、外壁・屋根塗装(GAISO水戸店)、不動産売買(不動産部:土地・新築一戸建・中古)、建売住宅。フラット35の代理店(日本モーゲージサービス) |
| 施工エリア | 水戸市・笠間市・ひたちなか市周辺(対象エリアと記載)。施工実績20件は笠間市8件・水戸市5件・東海村3件・茨城町2件・日立市1件 |
| 拠点 | 水戸展示場(本社、笠原町)と笠間展示場(赤坂)。全館空調YUCACOを展示場で体感できる。宿泊体験の記載はなし |
| 所属団体 | JIO(瑕疵保険)、JBN、オーガニックハウス(2018年加盟)、GAISO、TOTOリモデルクラブ、JERCO、全日本不動産協会、YUCACOシステム研究会。ZEHビルダー(受託率目標2022年30%・2023年50%・2027年75%) |
茨城県知事の許可で、営業所が茨城県内にある地元の会社です。設立から57年で、水戸と笠間の展示場を自社で持ち、新築・リフォーム・外装・不動産の4部門を19名で回す会社です。
沿革は1969年の笠間での創業に始まり、1997年の笠間展示場、2007年の水戸笠原展示場と本社移転、2018年のオーガニックハウス加盟、そして2017年から2024年までハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの優秀賞・特別優秀賞・省エネ住宅特別優良企業賞を毎年受けた記録が並びます。
会社概要は資本金1,000万円、茨城県知事の一般建設業(般-03)、二級建築士事務所、宅建業(5)で、二級建築士8名・宅建士3名と有資格者の内訳まで載る一方、年間棟数はありません。
施工実績は20件で、笠間市8件・水戸市5件・東海村3件と本社から30分圏に集まり、題名に平屋が6件、全館空調が6件、美容室と店舗併用住宅も混ざります。
口コミには「協力会社として10年以上、紹介で建てる人が多い」という投稿もあり、紹介営業から始まった会社の性格が残っています。
イサカホームのGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.3 | 18件 | 本社・水戸展示場(水戸市笠原町) |
- 42年前
要望を丁寧にきいてくれる。説明も丁寧。自社の大工さん居て、色々な対応可能っぽい。好感度は凄く高い。ただハウスメーカーのような坪単価の表示ができない(高くも安くも希望次第)ので、実際の金額がわからない。 - 51か月前
台風の被害にあって、すぐ補強にきてくれた。見積も早い。大工さんも的確に、適切に対応していただいた。また、なにかあったらお願いしたい。 - 16年前
担当者個人の問題だと思いたいのですが、対応が悪いです。とにかく何事にも遅く「確認してみます」と言った事にも返答なし。電話を掛けても折り返しがありません。
出典:Googleマップ「イサカホーム」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
18件の内訳は★5が13件、★4が2件、★3が1件、★1が2件で、★2はありません。本文があるのは9件です。
18件のうち本文があるのは9件で、建てた人の投稿は注文住宅で我儘を全部叶えてくれた・平屋最高(2年前)、全館空調が心地よい(2年前)、快適に暮らしている(2年前)、台風の被害にすぐ補強に来て見積も早い(1か月前)と、住んでからの対応まで含めて好意的です。
★4の1件は要望を丁寧に聞き自社大工がいると評価しつつ、坪単価の表示ができず金額が分からない点を減点しています。
★1の2件は、営業がプライベートなことばかり聞いて不快だった(3年前)、担当が何事にも遅く確認すると言ったまま返答がない(6年前)で、いずれも建物ではなく担当者の話です。
協力会社が「紹介で建てる人が多い」と書いた★5もあり、本文のない★5が8件と多いので、評価は星より本文9件で読むのが確実です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
イサカホームの坪単価はいくら?
価格や坪単価のページはなく、施工実績にも金額はありません。Googleの口コミに「ハウスメーカーのような坪単価の表示ができない(高くも安くも希望次第)ので、実際の金額が分からない」という★4の投稿があります。
茨城県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | イサカホーム | 茨城県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 非公開(施工事例に延床面積の記載なし) | 35.3坪(116.8㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 3,738万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約106万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 605万円 |
| 申込者の年齢 | — | 48.3歳 |
| もとになった件数 | 20件(ホームページの施工事例) | 156件(フラット35利用者調査 2024年度) |
会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
イサカホームの性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組。I-style ZEH仕様:外張り断熱(高性能硬質ウレタンフォームのキューワンボード、赤外線高反射アルミ面材)+基礎内断熱(押出法ポリスチレンフォーム)、樹脂サッシLow-E複層。I-style GX仕様:外張りキューワンボード+内側高性能グラスウール(アクリア)のW断熱、天井は現場吹付ウレタン(フォームライトSL)、基礎は現場発泡(フォームライト・エコEB)、樹脂サッシLow-Eトリプル(総厚45mm・アルゴン)、24時間全熱交換換気sumika。全館空調YUCACOシステム(エアコン1台で全室) |
|---|---|
| 耐震等級 | 耐震最高等級3相当を基準(柱・耐力壁の設計に配慮と記載。構造計算の方法は記載なし) |
| 断熱等級 | 記載なし(「全商品でZEHレベルのUa値0.6を上回る」=等級5相当以上。GX仕様はGX志向型住宅対応と記載) |
| C値(気密) | 平均0.275(「一般的な住宅会社に多いC値5.0を圧倒的に上回る」と比較図で記載。測定棟数と全棟測定かは記載なし) |
| UA値(外皮) | 「全ての商品でZEHレベルであるUa値0.6を上回る数値」と記載。商品別・事例別の数値はなし |
| 断熱材 | キューワンボード(外張り)、押出法ポリスチレンフォーム(基礎内)、GX仕様は高性能グラスウール+吹付ウレタン。天井にセルロースファイバー吹込み仕様も選べる |
| 窓 | 樹脂サッシ Low-E複層(ZEH仕様)、樹脂サッシ Low-Eトリプル(GX仕様) |
| ZEH | ZEHビルダー。受託率の目標を2022年度30%・2023年度50%・2027年度75%と掲載、実績の数値は表示なし |
| 長期優良住宅 | 記載なし |
| 保証・点検 | 瑕疵保険10年(JIO)。定期点検は引き渡し後3か月・1年・3年・5年・10年、10年目以降も5年おきに無料(「永久無料定期点検」)。無償対応は雨漏り10年・建具とサッシの調整2年・クロス1年、設備はメーカー保証の範囲、延長保証サービスあり。オーナー感謝祭を開催 |
数字を出す場所と出さない場所がはっきり分かれている会社です。
C値は「平均0.275」と一般的な5.0との比較図で書き、断熱は外張りのキューワンボードと基礎断熱、GX仕様ではW断熱・トリプルガラス・全熱交換換気と仕様の名前が並び、賞の受賞歴も毎年分載っています。
ところがUA値は「全商品で0.6を上回る」という最低ラインの書き方で、商品別の数値も断熱等級もなく、C値0.275が何棟の平均で全棟測定なのかも書かれていません。耐震は等級3相当で、構造計算か仕様規定かは不明です。
全館空調YUCACOを載せると、気密と断熱の数字がそのまま冷暖房費に効いてくるので、相談では、自分のプランのUA値の計算書(ZEH仕様とGX仕様の両方)、気密測定を全棟でやるかと自分の家の目標値、耐震等級3の計算方法、YUCACOを入れた場合の増額と月々の電気代の実例を書面でもらってください。
イサカホームの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例20件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 所在地の記載 | 19件 |
| 平屋(題名に記載) | 6件 |
| 全館空調(題名に記載) | 6件 |
| ガレージ | 1件 |
| 吹き抜け | 1件 |
| 総タイル | 1件 |
市名と題名、写真と施主のこだわりを書いた施工実績で、延床・価格・竣工年・UA値・C値はどの事例にもありません。
20件の所在地は笠間市8件・水戸市5件・東海村3件・茨城町2件・日立市1件で、題名に平屋と付く家が6件、全館空調が6件、ほかにインナーガレージ、吹き抜け、総タイル、カリフォルニアスタイル、インダストリアルデザインと続き、美容室と総タイルの店舗併用住宅も載っています。
本文は回遊動線や小屋裏のシアタールーム、アイアンバーの見せる収納のように施主の要望をどう形にしたかを書く形で、太陽光と蓄電池を載せた平屋の記述はあっても性能の数字は見当たりませんでした。
商品ラインナップは全館空調の家・平屋・吹き抜け・ガレージ・小上がりの5つの暮らし方で分け、価格の欄はどこにも設けられていないままです。
イサカホームならではの特徴は?
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーを2017年から2024年まで毎年受賞し、優秀賞・特別優秀賞・省エネ住宅特別優良企業賞の履歴を沿革に載せています。
気密性能を「C値平均0.275」と書き、一般的な住宅会社に多いC値5.0との隙間の差を図で比較して見せ、測定の棟数は載せていません。
外張り断熱のZEH仕様と、外張りに内側グラスウールを足したW断熱・トリプルガラス・全熱交換換気のGX仕様の2本立てで、仕様の部位ごとに断熱材の名前を公開しています。
全館空調YUCACOシステムを看板にし、YUCACOシステム研究会に参加して東京大学名誉教授らの研修を受けたことをブログに書いています。
定期点検を引き渡し後3か月・1年・3年・5年・10年、以降5年おきに無料で続ける「永久無料定期点検」を掲げ、雨漏り10年・建具2年・クロス1年の無償範囲を明記しています。
イサカホームの家はいくらで建つ?



全館空調とW断熱でトリプルガラスって、茨城の平均3,738万円よりだいぶ高くなりますよね?サイトに金額が全然なくて…



価格はページにも施工実績20件にもなく、口コミに「坪単価の表示ができないので金額が分からない」とある通りです。
分かるのはZEH仕様とGX仕様の2本立てで、GX仕様はW断熱・トリプルガラス・全熱交換換気と仕様が上がること、全館空調YUCACOがオプションとして乗ることまでで、県平均と比べるには見積が要ります。



聞くべきは、自分の坪数でZEH仕様とGX仕様それぞれにした場合の本体価格、YUCACOを付けた場合の増額と工事範囲、太陽光・蓄電池の有無、地盤改良・外構・給排水・諸費用を分けた総額の4点です。
不動産部と建売も持つ会社なので、土地から探すなら自社物件と仲介の両方を同じ表に並べてもらってください。
イサカホームで後悔しないために、相談時に確認することは?



水戸か笠間の展示場(全館空調YUCACOの体感)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格はどこにも載っていないので、自分の坪数でのZEH仕様とGX仕様の本体価格、全館空調の増額、付帯工事と諸費用を分けた税込の総額を最初に書面で出してもらってください。



性能はC値平均0.275の言い切りに対してUA値が「0.6を上回る」としかないので、自分のプランのUA値の計算書と断熱等級、気密測定が全棟か、耐震等級3の計算方法を書面で。
保証は瑕疵10年と無償範囲(雨漏り10年・建具2年・クロス1年)が短めなので、延長保証の内容と費用、永久無料点検の範囲を同じ席で確かめてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



茨城県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約3,738万円、坪あたり約106万円です。
イサカホームは全館空調と気密の数字で選ぶ会社なので、自分の家のUA値と気密の結果、保証の延長条件、全館空調まで含めた総額を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
