三秀建設工業は日立市日高町の総合建設会社で、1958年に片寄建築として始まり1973年に設立、資本金2,400万円・従業員29名・特定建設業許可を持ち、鉄筋コンクリートや鉄骨の建物、木造賃貸、公共工事の指名業者としての仕事と並べて、house+(ハウスプラス)の名前で木造住宅を日立店とひたちなか店の2店舗で売っています。
住宅は規格住宅のhouse+が24坪プラン本体948万円(税込1,042.8万円)から、10.52坪の平屋プランが598万円(税込657.8万円)から、平屋KINGが10坪プランから、FCのZERO-CUBEが1,000万円からと、価格を前に出したローコストの規格型が中心で、自由設計はSGホーム・MARYYAの名で別枠です。
施工事例は木造住宅が28件で、タグに坪数と間取りが付き17.0〜53.0坪、中央値31.5坪ですが、価格・UA値・C値・竣工年・所在地はどれにもなく、会社としての耐震等級・断熱等級・保証年数も書かれていません。
断熱はセルロースファイバーのデコスドライを紹介するページがあり、Googleの口コミはひたちなか店に7件で4.4、本文は7〜8年前の2件です。ホームページには施工事例が28件公開されていて、坪数が分かるものだけで26件あります。
三秀建設工業の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者日立のhouse+って、平屋が600万円台からって本当ですか?三秀建設工業っていう会社みたいなんですけど、安すぎて不安で…



税込657.8万円は10.52坪の平屋プランの本体価格で、24坪プランは税込1,042.8万円から、30坪プランは1,317.8万円からです。
母体は1973年設立・従業員29名の総合建設会社で、鉄骨や賃貸、公共工事もやる会社の住宅部門という立ち位置になります。
施工事例28件には坪数と間取りのタグはありますが価格も性能値もなく、耐震等級・断熱等級・UA値・C値・保証年数はどこにも書かれていないので、安さの中身は見積もりで確かめる会社です。



本体価格と総額はぜんぜん違いますもんね…付帯工事込みの金額と、断熱の仕様を聞いてみます!
三秀建設工業はどんな規模の工務店?
| 商号 | 三秀建設工業株式会社(住宅ブランド house+) |
|---|---|
| 本社 | 茨城県日立市日高町1-19-3(house+日立店:日立市東滑川町4-13-1、house+ひたちなか店:ひたちなか市笹野町1-1-3) |
| 設立 | 1958年(昭和33年)10月に片寄建築として創業、1973年(昭和48年)3月に三秀建設を設立 |
| 資本金 | 2,400万円 |
| 代表者 | 片寄 秀夫 |
| 建設業許可 | 茨城県知事許可(特-06)第4372号 |
| 建築士事務所 | 一級建築士事務所 第A1022号 |
| 宅建業免許 | 茨城県知事(5)第6245号 |
| 事業 | 総合建設業:鉄筋コンクリート・鉄骨・木造・2×4の建築一式、内装、建築設計、土木(外構)、不動産売買。茨城県営繕課・日立市役所の指名業者。木造賃貸集合住宅・戸建賃貸・事務所店舗と、木造住宅(house+/平屋KING/ZERO-CUBE/SGホーム・MARYYA)、太陽光発電リフォーム |
| 施工エリア | 住宅相談会のページに「日立市・高萩市・北茨城市エリア周辺」、見学会はひたちなか市馬渡・水戸市住吉町・酒門町でも開催。施工事例に所在地の記載はなし |
| 拠点 | 本社(日立市日高町)、house+日立店(東滑川町、ZERO-CUBEのモデル併設)、house+ひたちなか店(笹野町)。小木津・馬渡・西光地などのモデルハウスは販売済み |
| 所属団体 | 日立市建設業協会、茨城県建築士事務所協会、首都圏不動産公正取引協議会、茨城県宅地建物取引業保証協会。ZERO-CUBEはLIFE LABEL(ベツダイ)のFC、沿革にGLホーム日立北店FC(1991年)とエスバイエル・旭化成との取引 |
茨城県知事の許可で、営業所が茨城県内にある地元の会社です。
設立から68年で、従業員29名・資本金2,400万円で、事業内容は「総合建設業」と「宅地建物取引業」、営業品目には鉄筋コンクリート・鉄骨・木造・2×4・土木が並び、茨城県営繕課と日立市役所の指名業者、主要取引先にLIFE LABELを運営するベツダイの名前が並んでいました。
沿革を見ると1991年にGLホーム日立北店のFCに加盟し、エスバイエルや旭化成との取引を経て2001年にSG部門、2012年にひたちなか営業所を開いていて、木造住宅は大手の下請けとFCを組み合わせて育ててきた部門と読めます。
ホームページのタイトルが「木造賃貸住宅・木造住宅」の順で、施工事例35件のうち4件は賃貸集合・戸建賃貸、ほかに事務所やダンススタジオもあるので、住宅専業ではなく非住宅と賃貸を持つ建設会社が規格住宅を2店舗で売っている構図です。
年間棟数の記載はなく、住宅の事例28件のうち平屋が9件、平屋KINGが9件・house+が6件・ZERO-CUBEが10件と、小さめの規格住宅が主力になっています。
三秀建設工業のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.4 | 7件 | house+ひたちなか店(ひたちなか市笹野町) |
- 57年前
不安にも、親身になって考えてくれ、気に入った家が購入できました。
出典:Googleマップ「house+(ハウスプラス) ひたちなか店」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
7件の内訳は★5が5件、★4が1件、★2が1件で、★3と★1はありません。本文があるのは2件です。
Googleの口コミはhouse+ひたちなか店に7件で4.4、★5が5件・★4が1件・★2が1件ですが、文章が付いているのは7〜8年前の★5が2件(親身に相談できた、気に入った家が購入できた)だけで、★2の理由は分かりません。
日立店は2件で4.0、本社の日高町のリスティングには評価が付いていない状態です。
会社の規模に対して口コミが少ないのは、住宅の販売が2店舗の規格住宅に限られ、母体が賃貸や公共工事を中心にしているためと読めます。
口コミから施工や性能、アフターの評判を読むことはできないので、判断材料はプラン価格と、相談の席で出してもらう標準仕様書・保証書に頼ることになるでしょう。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
三秀建設工業の坪単価はいくら?
規格住宅house+は24坪プラン948万円(税込1,042.8万円)/延床18.03坪〜、30坪プランと33坪プラン1,198万円(税込1,317.8万円)/30.38坪〜、平屋プラン598万円(税込657.8万円)/10.52坪〜と、プランごとに本体価格が載っています。
平屋KINGは10坪プランから税込657.8万円〜、ZERO-CUBEは「1,000万円からはじまる」という表記で、SGホーム・MARYYAの自由設計は価格の記載がありません。
本体価格に含まれない付帯工事・諸費用の説明はなく、施工事例にも金額は付いていません。
| h | o | u | s | e | + | ・ | 平 | 屋 | K | I | N | G | ・ | Z | E | R | O | – | C | U | B | E | の | プ | ラ | ン | 価 | 格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品・プラン | 延床 | 本体価格(税抜) | 税込 | |||||||||||||||||||||||||
| house+ 24坪プラン | 18.03坪〜 | 948万円〜 | 1,042.8万円〜 | |||||||||||||||||||||||||
| house+ 30坪プラン | 30.38坪〜 | 1,198万円〜 | 1,317.8万円〜 | |||||||||||||||||||||||||
| house+ 33坪プラン | 30.38坪〜 | 1,198万円〜 | 1,317.8万円〜 | |||||||||||||||||||||||||
| house+ 平屋プラン | 10.52坪〜 | 598万円〜 | 657.8万円〜 | |||||||||||||||||||||||||
| 平屋KING | 10坪プラン〜 | — | 657.8万円〜 | |||||||||||||||||||||||||
| ZERO-CUBE+FUN | — | 1,000万円〜 | — |
茨城県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 三秀建設工業 | 茨城県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 31.5坪(施工事例26件の中央値) | 35.3坪(116.8㎡) |
| 家の値段 | 657.8〜1,317.8万円(税込、house+のプラン本体価格) | 3,738万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 約43万円(house+ 30坪プラン 税込1,317.8万円÷30.38坪。24坪プランは税込1,042.8万円÷18.03坪で坪58万円、平屋プランは税込657.8万円÷10.52坪で坪63万円) | 約106万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 605万円 |
| 申込者の年齢 | — | 48.3歳 |
| もとになった件数 | 28件(ホームページの施工事例) | 156件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが31.5坪で、県平均の35.3坪より小さいんですね。値段が本体だけだと、どう比べればいいんですか?



県平均より3.8坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より下に出やすい会社です。
会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
三秀建設工業の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組と2×4(営業品目に2×4住宅一式)。ZERO-CUBEはLIFE LABELの規格。断熱の紹介ページに「デコスドライ」(新聞紙原料のセルロースファイバーを乾式で吹き込む工法、調湿・吸音)があるが、標準仕様かオプションかの記載はなし |
|---|---|
| 耐震等級 | 記載なし |
| 断熱等級 | 記載なし |
| C値(気密) | 記載なし |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | デコスドライ(セルロースファイバー「デコスファイバー」の乾式吹込み)の紹介ページあり。標準かどうか、厚みの記載なし |
| 窓 | 記載なし |
| ZEH | ZEHビルダー登録(「ZEH住宅への取り組み」ページあり、実績率の記載なし)。太陽光発電リフォームのページあり |
| 長期優良住宅 | 記載なし |
| 保証・点検 | SGホームのページに「公的な第三者機関による工事検査」「公的な住宅保証機関による性能保証制度を導入、引き渡し時に保証書を発行」とあるが年数の記載なし。house+・平屋KING・ZERO-CUBEの保証、定期点検の記載なし |
この会社のホームページには、耐震等級・断熱等級・UA値・C値・保証年数といった数字が一つも載っていません。
載っているのはデコスドライという断熱工法の説明ページと、SGホームの「第三者機関の工事検査と性能保証」という文言だけで、その断熱工法がhouse+や平屋KINGの標準に入っているのか、規格住宅の断熱材とサッシが何なのかは読み取れない書き方です。
税込657.8万円や1,042.8万円という価格の低さは、仕様を絞った規格住宅であることの裏返しなので、相談では標準仕様書(断熱材の種類と厚み、サッシの種類、換気)と、自分のプランの外皮計算書、耐震等級の設計値を最初にもらってください。
ZERO-CUBEはFC本部のLIFE LABELが仕様を決めているので、house+との仕様の違いも分けて確かめる必要があります。
保証は瑕疵担保の10年が法律上の最低ラインで、それ以上の延長や地盤・防蟻・設備の保証、点検の時期は書かれていないため、契約前に保証書の様式と点検スケジュールを見せてもらうのが確実です。
三秀建設工業の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例28件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 40坪以上 | 3件 | 12% |
| 30坪台 | 14件 | 54% |
| 20坪台 | 9件 | 35% |
| 10坪台 | 2件 | 8% |
坪数が分かる26件のうち、いちばん多いのは30坪台の14件(54%)。最小17.0坪から最大53.0坪まであり、中央値は31.5坪です。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 坪数の記載(タグ) | 26件 |
| 平屋 | 9件 |
| 2階建て | 18件 |
| house+ | 6件 |
| 平屋KING | 9件 |
| ZERO-CUBE | 10件 |
施工事例は35件で、木造住宅は28件、残りは賃貸集合住宅・戸建賃貸・事務所・ダンススタジオでした。
住宅の事例には「30坪3LDK」「22坪2LDK」のような坪数と間取りのタグ、商品名、平屋か2階建てかが付き、坪数は26件で17.0〜53.0坪、中央値31.5坪、10坪台が2件・20坪台が9件・30坪台が14件・40坪以上が3件と、県平均の35.3坪より小さい家が多数です。
平屋が9件で、平屋KINGの17坪・19坪・22坪という小さな平屋が目立ちます。価格・UA値・C値・竣工年・所在地はどの事例にも付いていないので、商品ページのプラン価格と事例の坪数を照らして見当を付ける事例集です。
三秀建設工業ならではの特徴は?
1958年創業の総合建設会社で、鉄筋コンクリート・鉄骨・木造賃貸・公共工事の指名業者としての仕事と並行し、house+の名で規格住宅を日立店・ひたちなか店で販売しています。
house+は24坪プラン本体948万円(税込1,042.8万円)〜、10.52坪の平屋プラン598万円(税込657.8万円)〜と、プランごとの延床と本体価格を載せています。
1991年にGLホーム日立北店のFCに加盟、エスバイエルや旭化成との取引を経て、いまはLIFE LABELのZERO-CUBEをFCで扱う沿革を会社案内に書いています。
施工事例のタグに「30坪3LDK」「17坪2LDK」と坪数と間取りを付けていて、平屋KINGは17坪・19坪・22坪の小さな平屋が並びます。
断熱は新聞紙原料のセルロースファイバーを乾式で吹き込む「デコスドライ」を紹介ページで説明していますが、標準仕様かどうかは書いていません。
house+の税込657.8万円の平屋は総額いくらになる?



平屋プランが税込657.8万円って書いてあるんですけど、これで家が建つんですか?何が足りないんでしょう。



657.8万円は延床10.52坪、つまり約35㎡の1LDK程度の平屋の本体価格なので、家族で住む家の金額ではありません。
24坪プランでも本体は税込1,042.8万円で、そこに給排水や電気の引き込み、地盤改良、外構、登記やローンの諸費用が本体とは別に乗り、ホームページにはその目安が載っていません。
県平均の建設費3,738万円は35.3坪で付帯工事も含む数字なので、house+の30坪プラン1,317.8万円と比べるときは付帯と諸費用を足した総額で見てください。



聞くべきは、選んだプランの本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額の目安、標準仕様書(断熱材・サッシ・換気・設備)、規格から変更したときの追加単価、そして保証書と点検の時期の4点です。
三秀建設工業で後悔しないために、相談時に確認することは?



house+日立店(東滑川町、ZERO-CUBEのモデル併設)またはhouse+ひたちなか店(笹野町)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



プラン価格は本体だけなので、付帯工事と諸費用を足した総額と、プラン変更時の追加単価を書面でもらい、県平均の3,738万円と同じ土俵で比べてください。



性能と保証は数字が載っていない会社なので、標準仕様書と外皮計算書(UA値)、耐震等級の設計値、瑕疵保証以外の保証と点検スケジュールを同じ席で確かめてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



茨城県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約3,738万円、坪あたり約106万円です。
三秀建設工業のhouse+はプラン価格の安さが見どころですが、性能値と保証年数がホームページにないので、総額の見積もりと標準仕様書・保証書を書面でもらい、県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
