中山建設は都筑区池辺町に大工の工房、旭区下川井町にカフェを併設した事務所「クラフトマンの家」を持つ、1969年から親子三代続く大工工務店で、kitoteという名前で家づくりをしています。
スタッフ紹介の11名のうち大工が5名と家具職人が1名で、設計は横浜を知る建築家の古川達也氏や岡村未来子氏と協働し、施工と造作家具は自社で持つ体制です。
性能はUA値0.46以下(HEAT20 G2・断熱等級6)を目標にQ値1.5〜1.7前後、C値は1以下を絶対条件に0.3〜0.6を目標として全棟で気密測定し、構造は全棟計算で耐震等級3と書き、事例43件のうち15件にUA値が付いて中央値は0.44です。
価格は載っておらず、基本プランの作成が10〜30万円(税別)と明記され、Googleの口コミは7件すべて★5で、ホームページのお客様の声は18件あります。ホームページには施工事例が78件公開されていて、坪数が分かるものだけで37件あります。
中山建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者都筑区の中山建設、kitoteって名前で大工さんと家具職人さんがいる工務店ですよね。建築家と組むって書いてあるけど、設計料が別で高くなるんじゃないですか?



基本プランの作成が10〜30万円(税別)と明記されていて、そこから先の設計料の書き方はありません。設計は古川達也氏と岡村未来子氏の事務所が協力し、事例43件のうち27件に建築家の名前が付きます。
性能はUA値0.46以下とC値0.3〜0.6を目標に全棟気密測定、全棟構造計算で耐震等級3、事例のUA値15件は0.33〜0.61、延床の中央値は31.5坪、価格の記載はなく、口コミは7件すべて★5です。



数字は出ているけど、価格だけがないんですね。プラン作成の10〜30万円を払う前に概算を聞いてみます…!
中山建設はどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社 中山建設(家づくり工房kitote) |
|---|---|
| 本社 | 神奈川県横浜市都筑区池辺町1219(大工工房)。事務所:横浜市旭区下川井町2149-6「クラフトマンの家」(家具工房・杜Cafe&bakery・ワークショップスペース) |
| 設立 | 1969年(昭和44年)有限会社中山建築として創業、2007年(平成19年)株式会社中山建設へ組織変更。FAQでは「親子三代にわたって約70年」 |
| 資本金 | 記載なし |
| 代表者 | 中山 周平(代表取締役。1973年生まれ、高校卒業と同時に大工の道に入り複数の工務店で修行、二級建築士・一級建築大工技能士・二級施工管理技士) |
| 建設業許可 | 神奈川県知事許可(般-1)第74791号 |
| 建築士事務所 | 二級建築士事務所 神奈川県知事登録 第10648号(設計は協働する建築家の事務所が担当) |
| 宅建業免許 | 記載なし(土地探しは提携の不動産会社「とち工房」を紹介) |
| 事業 | 新築(木造軸組工法の注文住宅)、増改築リフォーム・マンションと戸建てのフルリノベーション、設計・施工、作りつけ家具(自社の家具工房)、店舗・クリニック、カフェの運営(杜Cafe&bakery) |
| 施工エリア | 横浜市都筑区から1時間圏内(横浜を中心に神奈川と一部を除く東京都)。新築の事例は横浜市{yoko}件、川崎市3件、藤沢市・鎌倉市・相模原市が各2件、東京都は町田市2件・三鷹市1件 |
| 拠点 | 本社の大工工房(都筑区池辺町)と、旭区下川井町の「クラフトマンの家」(事務所・家具工房・カフェ・ワークショップスペース、打ち合わせはここ)。モデルハウスはなく、完成見学会と構造見学会、マルシェやちびっこ工務店などのイベントを開催 |
| 所属団体 | JBN全国工務店協会、神奈川県建築士会、新住協(新木造住宅技術研究協議会)、まもりすまい保険・まもりすまいリフォーム保険の届出事業者、横浜市一般競争入札有資格者、ZEHビルダー(2025年度実績0%、2030年度目標30%) |
神奈川県知事の許可で、営業所が神奈川県内にある地元の会社です。設立から57年で、都筑区池辺町の本社は大工の加工場で、旭区下川井町の「クラフトマンの家」が事務所・家具工房・カフェ・ワークショップの場という2拠点の会社です。
1969年に有限会社中山建築として始まり、大工出身の中山周平氏が2007年に株式会社中山建設を設立、FAQには親子三代で約70年とあり、資本金と従業員数は会社概要にありませんが、スタッフ紹介には代表のほか大工5名・家具職人1名・設計と施工管理3名・広報1名の11名が載っています。
許認可は二級建築士事務所と神奈川県知事の一般建設業(般-1)で、宅建業はなく、設計は「設計を生業とする建築家に頼むのがベスト」として横浜の建築家と協働する形です。
事業は新築とマンション・戸建てのリノベーション、造作家具、店舗とクリニックで、施工例78件の内訳は新築43件・リノベーション32件・店舗2件、FAQには「一度に多くの設計を進めない」ため設計着手まで待つことがあると書いています。
ZEHビルダーの実績は2025年度0%、2030年度の目標が30%という数字も公開されています。
中山建設のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★5.0 | 7件 | 事務所「クラフトマンの家」(横浜市旭区下川井町) |
- 52年前
大工さんや家具職人さんがいる、本物の「工務店」。建築家と協働しており施工だけでなくプランのクオリティもかなり高い。事務所はCafeと併設されており地元ともつながっていて、信頼ができる工務店としてオススメできます。 - 55年前
併設のカフェとスタッフさんのおもてなしがとても快適ですねぇ。
出典:Googleマップ「株式会社中山建設(家づくり工房kitote)」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
7件の内訳は★5が7件で、★4と★3と★2と★1はありません。本文があるのは3件です。
7件すべて★5ですが本文があるのは3件で、家づくりに触れているのは「大工と家具職人がいる本物の工務店、建築家と協働しプランの質も高い」という2年前の1件だけ、あとはカフェの感想と訪問日です。
低評価が1件もない代わりに、建てた人の具体的な話も口コミからは読めません。
建てた人の言葉はホームページのお客様の声18件にあり、2018年から2025年まで長文のインタビュー形式で、日本エコハウス大賞の奨励賞を取った家の住まい手が「リビングの大きい窓は冬に日射が入れば暖房が要らない」と書いています。
会社が選んで載せた声なので、見学会で会える施主に冬の室温と光熱費を直接聞くのが確かめ方です。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
中山建設の坪単価はいくら?
中山建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 中山建設 | 神奈川県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 31.5坪(施工事例37件の中央値) | 35.3坪(116.6㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,277万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約121万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 692万円 |
| 申込者の年齢 | — | 50.1歳 |
| もとになった件数 | 78件(ホームページの施工事例) | 176件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが31.5坪で、県平均の35.3坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?



県平均より3.8坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より下に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
中山建設の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組工法、土台は檜・柱は1階檜と2階杉、べた基礎の外周立ち上がり一体打ち、耐力面材はハイベストウッドとMOISS、屋根はガルバリウム鋼板、外壁は通気ラス工法の左官モルタル+ジョリパッドに杉板・焼杉、床は無垢15〜30mm、壁と天井は珪藻土・塗り漆喰・紙クロス、建具・キッチン・洗面台・造作家具は自社工房で製作、ハーフユニットバス、自社大工が断熱施工(透明の気密シートで見える化、袋入り断熱材は使わない)、通風・日照・日陰のシミュレーション |
|---|---|
| 耐震等級 | 等級3を全棟で構造計算して確保(壁量計算・N値計算・許容応力度計算と記載) |
| 断熱等級 | 等級6(HEAT20 G2)を標準の目標、希望により等級7(G3)に対応 |
| C値(気密) | 1以下を絶対条件、0.3〜0.6を目標に全棟気密測定(別の段落では「0.8以下、0.5前後」)。事例ごとの実測値の公開なし |
| UA値(外皮) | 0.46以下を目標(Q値1.5〜1.7前後)。事例15件に記載:0.33(町田市・眺望のある家)〜0.61(中郡・オリーブ畑のある小さな平屋)、中央値0.44 |
| 断熱材 | 壁・天井:セルロースファイバー55Kまたは高性能グラスウール16〜24K(屋根250〜350mm、壁120mm、内側に透湿可変シート)。基礎断熱:ミラフォームラムダ90mm(土台スカート部)+底盤20mm全面。床断熱:ネオマフォーム90mm |
| 窓 | YKK AP APW330(Low-E複層)/APW430(Low-Eトリプル)、LIXIL TW(Low-E複層/トリプル)の樹脂窓を標準。オプションで木製サッシ・木製玄関ドア(アルスゆめ窓・プロファイルウィンドウ) |
| ZEH | ZEHビルダー登録。2025年度の実績は注文・既存改修とも0%、2030年度の目標30% |
| 長期優良住宅 | 認定を受けることができると記載(全棟取得の明記なし) |
| 保証・点検 | 竣工後10年保証(住宅瑕疵担保責任保険・まもりすまい保険、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分)、ホウ酸防蟻ボロンdeガードは最長15年・修復費用300万円まで。定期点検の年次の記載なし |
数字と仕様を項目ごとに全部書く会社です。
モノのページに「Q値1.5〜1.7前後、C値0.8以下・0.5前後、UA値0.46以下を目標」「C値は1以下を絶対条件とし0.3〜0.6程度を目標、全棟気密測定で実測値を確認」「構造は最高等級3を全棟構造計算」とあり、素材図鑑には地盤調査から外部塗装まで21項目の標準仕様が製品名と厚みで並びます。
事例にはUA値が15件付いて0.33〜0.61、中央値0.44と目標どおりの水準ですが、C値の実測値は1件も公開されておらず、UA値のない事例が28件、点検の年次も書かれていません。
相談では、直近の引き渡し物件の気密測定の結果と自分のプランのUA値・Q値、セルロースファイバーと高性能グラスウールのどちらが標準か、APW330と430のどちらが標準か、長期優良住宅を全棟で取るのか、点検の年次を書面でもらってください。
中山建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例78件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜30坪 | 15件 | 41% |
| 30〜35坪 | 9件 | 24% |
| 35〜40坪 | 7件 | 19% |
| 40坪〜 | 6件 | 16% |
坪数が分かる37件のうち、いちばん多いのは〜30坪の15件(41%)。最小20.03坪から最大60.36坪まであり、中央値は31.5坪です。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 新築 | 43件 |
| リノベーション(マンション・戸建て) | 32件 |
| 建築家との協働(設計協力の記載) | 27件 |
| UA値の記載 | 15件 |
| 平屋 | 7件 |
| 延床の記載 | 37件 |
平屋は7件で、階数が分かる事例の19%です。
1行のDATAに場所・構造・敷地・建築・延床面積と設計協力の建築家名を書き、動画と写真で見せる事例です。
施工例78件のうち新築が43件で、延床が分かる37件の中央値は31.5坪、最小20.03坪から最大60.36坪、30坪未満が15件と30〜35坪が9件で県平均の35.3坪より小さめ、平屋が7件あります。
設計協力は古川達也氏が18件、岡村未来子氏が9件で、町田市の「眺望のある家」(UA値0.33)は日本エコハウス大賞の奨励賞をお客様の声で語られている家です。
所在地は横浜市が24件と多く、リノベーション32件はマンションが中心で、木の内装と造作家具で新築と同じ見せ方をしています。
中山建設ならではの特徴は?
大工5名と家具職人1名を社員として抱え、都筑区の大工工房と旭区の家具工房で建具・キッチン・洗面台・家具まで自社製作し、設計は横浜を知る建築家の古川達也氏と岡村未来子氏に頼む分業です。
旭区下川井町の事務所「クラフトマンの家」に杜Cafe&bakeryとワークショップスペースを併設し、カフェの企画運営を外注せず自社スタッフが行い、マルシェやちびっこ工務店を開いています。
事例のDATA行にUA値を書き、15件が0.33〜0.61、町田市の「眺望のある家」はUA値0.33で日本エコハウス大賞の奨励賞を受け、2025年のお客様の声の家も同じ賞を取っています。
素材図鑑に地盤調査・ホウ酸防蟻・檜の土台と柱・ハイベストウッド・APW330/430・セルロースファイバー55K・ミラフォームラムダ90mmと21項目の標準仕様を製品名と厚みで公開しています。
基本プランの作成を規模に応じて10〜30万円(税別)と明記し、「一度に多くの設計を進めない」ため設計着手まで待つことがあるとFAQに書いています。
中山建設の家はいくらで建つ?



建築家と組んで無垢材と造作家具って、いかにも高そうなんですけど、価格がどこにも書いてないんです。目安ってありますか?



本体価格も坪単価も載っておらず、事例にも金額がないので相場は出せません。
書いてあるのは基本プランの作成が規模に応じて10〜30万円(税別)、諸費用が建物金額の3〜8%、設計から竣工まで約1年ということで、神奈川の注文住宅の平均は延床35.3坪で建設費4,277万円、坪121万円です。事例の延床は中央値31.5坪と県平均より小さめです。



聞くべきは、無料の面談で出してもらえる概算費用感を希望の坪数で聞くこと、基本プラン料10〜30万円が契約後に本体に含まれるのか別なのか、建築家の設計監理料が本体とは別にいくらかかるかの3点です。
造作家具とキッチンは自社工房製作なので、メーカー品に替えた場合との差額も同じ表に書いてもらってください。
中山建設で後悔しないために、相談時に確認することは?



旭区下川井町の「クラフトマンの家」か、完成見学会に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格が載っていないので、無料面談の段階で希望の坪数の概算費用感を聞き、基本プラン料10〜30万円と建築家の設計監理料が本体とは別かどうか、付帯工事・諸費用を分けた総額を書面で出してもらってください。



性能は目標値と仕様が細かく載っている一方、C値の実測値は公開されていません。直近の引き渡し物件の気密測定結果、自分のプランのUA値・Q値の計算書、断熱材とサッシの標準がどちらか、長期優良住宅を取るか、点検の年次を書面で。
設計着手まで待つ場合があるとFAQにあるので、今申し込んだ場合の設計開始と着工の時期も同じ席で確認してください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。
中山建設は仕様の公開度と自社大工で選ぶ会社なので、自分の家の計算書と気密測定の約束、設計料まで含めた総額を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
