横浜市神奈川区の鬼塚工務店は、大工出身の社長が2009年に設立し、横浜・川崎の狭小地や変形地に耐震等級3と床下エアコンの家を建てる工務店です。
全棟で構造計算の耐震等級3を取り、C値1.0以下で引き渡すと約束して第三者の気密測定を全棟で行い、施工事例52件のうち40件に延床が載って中央値は36.3坪です。
価格はホームページになく、Googleの口コミに載った見積の実数は延床33.68坪で本体3,829万円(税込、坪113.7万円)でした。
口コミは4.8で146件、2019年から2026年まで途切れずに投稿があり、返信は35件、1★は5件です。ホームページには施工事例が52件公開されていて、坪数が分かるものだけで40件あります。
鬼塚工務店の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者横浜の鬼塚工務店、Googleが146件で4.8って多すぎませんか?床下エアコンの家が気になってるんですけど…



146件は横浜の工務店では最多級で、投稿は2019年から2026年まで毎年15〜28件と分散しているので、一時期に頼んで集めた形ではありません。
1★5件のうち1件は見積の実数で、延床33.68坪・本体3,829万円税込=坪113.7万円が大手より高いと検討をやめた人の投稿です。全棟耐震等級3とC値1.0以下の約束はありますが、UA値と価格はホームページにありません。



口コミの1★が唯一の値段情報なんですね。坪113万円なら大手並みだから、見積は他社と並べて見ます。
鬼塚工務店はどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社鬼塚工務店 |
|---|---|
| 本社 | 神奈川県横浜市神奈川区松本町1-3-10 |
| 設立 | 2009年(平成21年)7月29日 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 代表者 | 鬼塚 武則(代表取締役。大工から棟梁を経て独立、父も大工の熊本出身) |
| 建設業許可 | 神奈川県知事許可(般-1)第75500号 |
| 建築士事務所 | 記載なし(設計士が初回打ち合わせから同席と記載) |
| 宅建業免許 | 記載なし(賃貸不動産部・シェアハウス事業あり、宅地開発・宅地造成を業務に記載) |
| 事業 | 注文住宅の設計・設計監理・施工(狭小・変形・傾斜地、二世帯、賃貸併用、建て替え、借地の建て替え、賃貸住宅からの住み替え)、分譲住宅、戸建・マンションリフォーム、宅地開発・造成、大工工事、シェアハウス事業、賃貸不動産部、土地探し |
| 施工エリア | 横浜・川崎(トップページの表記)。お客様レビュー35件の所在地は横浜市(保土ヶ谷区・南区・神奈川区各3、旭区・戸塚区・港北区・西区各2、磯子・緑・鶴見・中・金沢・港南各1)、川崎市3件(川崎・中原・高津)、東京都大田区3件 |
| 拠点 | 本社(横浜市神奈川区松本町1-3-10、9:00〜18:00)。モデルハウスの記載なし、完成見学会は施主宅で完全予約制(2026年10月31日〜11月3日など)、家づくり相談室、ONI TUBE(YouTube) |
| 所属団体 | ZEHビルダー。瑕疵保険はJIO「わが家の保険」、住宅完成保証制度はJIO。代表は工務店組織の役員を務め勉強会を主催と記載 |
神奈川県知事の許可で、営業所が神奈川県内にある地元の会社です。設立から17年で、月4棟着工を上限と公言し、年40棟前後を横浜・川崎で建てる中規模の工務店です。
会社概要に従業員数はなく、大工紹介に6名、設計士・コーディネーター・監督・ローン担当が口コミに登場し、「間違いなく家づくりを進められるのは月に4棟着工するのが限度」と家づくりのページに書いて、着工の準備が整った施主にも待ってもらう場合があると断っています。
施工事例は52件を2025年1月に一括で載せ、お客様レビューは35件で2025〜2026年の投稿、Google口コミは146件が2019年から毎年15〜28件ずつ積み上がっています。
所在地はレビュー35件で横浜市が29件、川崎市3件、東京都大田区3件で、保土ヶ谷・南・神奈川・旭・戸塚・港北・西と横浜の内陸側に広がります。2009年設立で、分譲住宅と宅地開発、シェアハウス、賃貸不動産部も業務に載せています。
鬼塚工務店のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.8 | 146件 | 本社(横浜市神奈川区松本町) |
- ★16か月前
私に提示された見積もりでは、延床33.68坪で本体工事費3,829万円(税込)、算出坪単価は約113.7万円という内容でした。大手ハウスメーカー(一条工務店等)の相場(90〜110万円)を上回る単価設定です。(略)検討を中止しました。 - ★46か月前
地場の工務店なので、正直なところ多少ゆるい部分はあります。ただ、その分こちらの事情をよく汲んでくれて、アフター対応も「できるだけ頑張ってくれる」姿勢を感じました。(略)断熱・気密などの住宅性能と、大工さんの腕はピカイチです。 - ★51年前
見積もりには建築以外に必要な費用、例えば引っ越し代やカーテン代など、工務店には払わないけど建てた後にかかる費用まで込み込みで見積もりに記載していただいたのが大変誠実だなと感じました。
出典:Googleマップ「株式会社鬼塚工務店」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
146件の内訳は★5が130件、★4が10件、★3が1件、★1が5件で、★2はありません。本文があるのは128件です。
★4.8の146件は2019年から2026年まで毎年15〜28件ずつ投稿され、本文は128件、社長への言及が39件、設計士16件、大工11件と、初回から同席する設計士と社長の説明を決め手に挙げる施主が多いのが特徴です。
会社の返信は35件と少なめで、直近1年の投稿にはほぼ付いていません。
1★5件は、見積の実数(33.68坪・本体3,829万円税込・坪113.7万円)を大手より高いと書いて検討をやめた人、7年前の近隣住民の路駐と不法投棄の指摘、受付の態度、本文なし2件で、建てた人の1★はありません。
★4には「地場の工務店なので多少ゆるい」「設計・施工以外の一部対応に不満」があり、★5にも「引っ越し代やカーテン代まで見積に入れてくれた」「忖度なしにおすすめできませんと言ってくれた」と、見積の出し方と説明の率直さを評価する声が並びます。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
鬼塚工務店の坪単価はいくら?
鬼塚工務店はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 鬼塚工務店 | 神奈川県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 36.3坪(施工事例40件の中央値) | 35.3坪(116.6㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,277万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約121万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 692万円 |
| 申込者の年齢 | — | 50.1歳 |
| もとになった件数 | 52件(ホームページの施工事例) | 176件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さは36.3坪と35.3坪でほとんど同じですよね。でも値段が非公開だと、比べる意味あるんですか?



広さがほぼ同じということは、神奈川県で平均的な大きさの家を建てている会社だ、ということです。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
鬼塚工務店の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組(2×6工法も選択可)、吹付け断熱、床下エアコン(1階の階段下収納などに設置し1台で全館、夏は小屋裏エアコンを併用する例あり)、遮音マット標準、耐震ダンパー標準(口コミ)、東濃ひのきの無垢床、エスタコウォールの漆喰3mm厚、施工中は建物を雨に濡らさない管理、雨漏りしないサッシの納め方を含む全棟3回のチェック |
|---|---|
| 耐震等級 | 3(全棟取得、構造計算と口コミに記載) |
| 断熱等級 | 記載なし |
| C値(気密) | 1.0以下で引き渡すと約束、全棟で第三者機関の気密測定。施工事例に0.5と0.6の2件、口コミにC値0.5の1件 |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | 吹付け断熱(種類・厚みの記載なし) |
| 窓 | 記載なし(狭小地向けにハイサイドサッシ・地窓・トップライトの例) |
| ZEH | ZEHビルダー登録(対応エリア東京都・神奈川県、実績の数値はホームページに記載なし) |
| 長期優良住宅 | 記載なし |
| 保証・点検 | 住宅瑕疵担保責任保険(JIOわが家の保険)、住宅完成保証制度(JIO)。定期点検の年数・設備保証の記載なし。アフターメンテナンスは賃貸併用住宅も自社で対応と記載 |
約束は数字で、実測の公開は少ない会社です。
全棟で構造計算の耐震等級3を取り、C値1.0以下で引き渡すと明記して第三者の気密測定を全棟で行い、口コミには「耐震等級3、C値0.5」「耐震ダンパーが標準になった」「全棟気密検査」と書く施主がいます。
ただ施工事例でC値が読めるのは0.5と0.6の2件だけで、UA値・断熱等級・断熱材の種類と厚み・サッシ・換気方式はどこにもありません。
床下エアコン1台で全館という仕組みは、施工事例と口コミの「1階は暖房いらず」「玄関に入った途端暖かい」で裏が取れます。
相談では、自分のプランのUA値と気密測定の目標値、断熱材の種類と厚み、サッシと換気方式、耐震等級3の計算書、床下エアコンの機種と冬の電気代の実例、定期点検の年数を書面でもらってください。
鬼塚工務店の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例52件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。
事例は横浜の狭小地に建てた30坪台の2〜3階建てを、間取りの工夫と数字で見せる型です。
施工事例52件のうち40件に延床が㎡で書かれ、坪に直すと18.5坪から82.6坪、中央値36.3坪で、30坪未満が8件、二世帯住宅が14件、賃貸併用が5件、狭小地のタグが7件です。
「延床61㎡の家」「14坪の土地に4世代で暮らす家」「47㎡の借地権付き狭小地に二世帯で暮らす」「敷地16坪の2階建てを3階建ての二世帯住宅に」と、土地の狭さを題名にした事例が並び、建て替えと二世帯が多いのも横浜の内陸らしい構成です。
写真の説明は「AVボードの上に置いた温度計は21.4℃、暖房は階段下の床下エアコンのみ」のように室温の実測を添えるものがあり、価格・UA値・竣工年と所在地はどの事例にもありません。
鬼塚工務店ならではの特徴は?
全棟で構造計算の耐震等級3を取得し、C値1.0以下で引き渡すことを約束して第三者機関の気密測定を全棟で行うと明記し、事例には床下エアコンだけで室温21.4℃の温度計の写真を載せています。
「間違いなく家づくりを進められるのは月に4棟着工するのが限度」と書いて、着工準備が整った施主にも待ってもらう場合があると断り、施工中は建物を雨に濡らさない管理と3回の全棟チェックを続けています。
代表が熊本の実家の床を思い出して探し、岐阜県の東濃ひのきを生産者団体から直接仕入れる道筋をつけた経緯と、社員の前職の経験からエスタコウォール(3mm厚の漆喰)を採用した経緯を自分の言葉で書いています。
賃貸併用住宅のページで2,500万円の家を2,000万円のローン(年1%・30年)で建てた場合の返済6.5万円を例示し、遮音マット標準・賃貸管理の手数料5%か集金代行だけかの選び方まで説明しています。
Google口コミの1★に「延床33.68坪で本体工事費3,829万円(税込)、坪単価約113.7万円」という見積の実数が投稿されており、ホームページにない価格の目安がここだけで読めます。
鬼塚工務店の評判はどう読めばいい?



146件で4.8はすごいけど、1★に「坪113.7万円で大手より高い」って書いてあって…安い工務店じゃないんですか?



会社は「なんでもいいから安く」には応えないと明記し、「地震に強く快適な家ならどこよりも安く」と書いている会社なので、安さ一本の工務店ではありません。
1★の見積は延床33.68坪で本体3,829万円税込、坪113.7万円で、県平均の坪121万円と並べると平均並みです。
146件の投稿は2019年から毎年続き、耐震等級3・C値0.5・床下エアコンの暖かさを具体的に書く施主が多く、返信が35件と少ないのも作った口コミではない傍証です。



確かめるなら完成見学会(完全予約制)で、床下エアコンだけで暖まった家の室温と、見積が引っ越し代やカーテン代まで含む形で出るかを見てください。
合わせて自分のプランのUA値と気密測定の目標、断熱材の種類と厚み、サッシと換気方式、耐震等級3の計算書、定期点検の年数、月4棟の枠で自分の着工がいつになるかを書面で。
近隣への配慮は7年前の1★があるので、現場の駐車と搬入の段取りも聞いておく価値があります。
鬼塚工務店で後悔しないために、相談時に確認することは?



完成見学会(施主宅、完全予約制、お知らせ欄で告知)、家づくり相談室(本社、横浜市神奈川区松本町1-3-10)、オンライン相談、ONI TUBE(YouTube)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格はどのページにもないので、希望の坪数で本体・付帯工事・外構・地盤改良・諸費用を分けた総額を最初に出してもらってください。
口コミの見積実数(33.68坪・本体3,829万円税込)を目安に、床下エアコン・東濃ひのき・漆喰・2×6が標準かオプションか、引っ越し代やカーテン代まで入った総額かも同時に確認を。



C値1.0以下の約束はあるので、自分のプランのUA値と気密測定の目標値、断熱材の種類と厚み、サッシと換気方式を書面で。
耐震等級3の計算書と耐震ダンパーの有無、床下エアコンの機種と冬の電気代の実例、定期点検の年数、月4棟の枠で着工がいつになるかを契約前に聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。
鬼塚工務店は耐震等級3とC値の約束、口コミ146件の厚みで選ぶ会社なので、坪数を決めた総額と自分のプランのUA値・C値を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
