山田建設(横浜市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

山田建設(神奈川県横浜市)の評判と坪単価

横浜市戸塚区の山田建設は、1954年から戸塚で建てる社員大工7名の工務店で、全棟を耐震等級3(許容応力度計算)、UA値0.46以下を最低基準、C値0.5以下を施工目標にしています。

施工事例22件のうち10件にUA値(中央値0.37、最小0.26)、4件にC値(0.1〜0.3)が付き、断熱等級7の家が3件、川崎の「抱陽の家」は日本エコハウス大賞の奨励賞です。

設計は自社と鈴木アトリエなどの設計事務所を使い分け、床下エアコンの家が多く、価格と保証年数の記載はありません。Googleの口コミは5件で3.2、すべて本文がなく、ホームページのお客様の声8件がQ&A形式で読めます。

ホームページには施工事例が22件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

山田建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

戸塚の山田建設、Googleが3.2で★1もあるんですけど、ホームページは断熱等級7とかエコハウス大賞とか性能の話ばかりで、どっちを信じれば…

編集部

Googleの5件はすべて星だけで本文がなく、★1も★5も理由が読めません。数字で読めるのは事例の実測で、UA値10件の中央値0.37、C値4件の0.1〜0.3、断熱等級7が3件、耐震等級3の許容応力度計算です。

声はホームページのQ&A8件にあり、「収納が以前の家より小さくなった」「工期のずれがあった」と不満の側も載せています。価格は1つもなく、保証の年数も書かれていません。

相談者

実測の数字とQ&Aの不満の側を読んでから、自分のプランのUA値と総額、保証の年数を聞きに行きます。

目次

山田建設はどんな規模の工務店?

商号株式会社 山田建設(一級建築士事務所)
本社神奈川県横浜市戸塚区吉田町147番地(工房:吉田町1906-5)
設立1954年10月(戸塚で約70年)
資本金2,000万円
代表者山田 崇広(代表取締役。1982年横浜市生まれ、木造建築士・宅地建物取引士・増改築相談員・既存住宅状況調査技術者・JBNインスペクター)
建設業許可神奈川県知事許可(般-4)第35858号
建築士事務所一級建築士事務所 神奈川県知事登録 第8299号
宅建業免許神奈川県知事(3)第28259号(不動産の売買・仲介。土地探しからの相談を受ける)
事業木造注文住宅新築工事、住宅増改築・リフォーム工事(性能向上リノベーション、古民家再生)、その他建築工事、不動産の売買・仲介
施工エリア横浜周辺(傾斜地・狭小地・準防火地域を得意と記載)。事例の所在地は横浜市11件、鎌倉市・茅ヶ崎市・川崎市・厚木市・東京都八王子市が各1件
拠点本社(戸塚区吉田町、大工の工房も同町)、モデルハウス「みせたい家」(二世帯住宅、狭小地・崖地・準防火地域の条件下で建てた棟)、完成見学会、施主どうしの交流会
所属団体JBN(ジャパンビルダーズネットワーク)、SAREX(住環境価値向上事業協同組合)、新住協(Q1.0住宅マスター会員)、名匠家(横浜・多摩の工務店ネットワーク)、神奈川県木造住宅協会、性能向上リノベの会、ZEHビルダー
編集部からコメント:山田建設という工務店の立ち位置

神奈川県知事の許可で、営業所が神奈川県内にある地元の会社です。設立から72年で、戸塚区吉田町に本社と大工の工房を置く、従業員15名の工務店です。

1954年10月設立で代表は1982年生まれの山田崇広氏、資本金2,000万円、建設業は神奈川県知事の一般許可(般-4)、一級建築士事務所と宅建業の登録があります。

スタッフ紹介には棟梁3名を含む社員大工7名、鈴木アトリエで7年学んだ一級建築士の設計担当、一級建築施工管理技士の工事部長が名前入りで載り、ベトナム出身の大工と2026年春入社の大工もいます。

年間棟数と累計棟数の記載はなく、施工事例22件の投稿は2023年以降にまとまり、所在地は横浜市11件と鎌倉・茅ヶ崎・川崎・厚木・八王子が各1件です。

新住協のQ1.0住宅マスター会員、JBN、SAREX、横浜・多摩の工務店ネットワーク「名匠家」に入り、ZEHビルダーの実績は2024年度72%(2025年度の自社報告は67%)です。

山田建設のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★3.25件本社(横浜市戸塚区吉田町)
編集部からコメント:山田建設の口コミはどう読む?

5件の内訳は★5が2件、★3が1件、★2が1件、★1が1件で、★4はありません。本文があるのは0件です。

5件すべて星だけで本文がなく、★1(2年前)と★5(2年前)が同じ時期に並び、★2は8年前、★5は9年前と古く、会社の返信もありません。3.2という数字は本文のない5件の平均なので、良い悪いの理由はここからは読めません。

施主の言葉はホームページのお客様の声8件にあり、決め手は「現場が綺麗」「木の内装」「床下エアコンを建てた人の交流会で確かめた」、住んでからは「雪の日でも薄手の毛布1枚」「薪ストーブの出番が減った」と断熱の話が多く、不満は「収納が以前の家より小さくなった」「工期のずれ」「小さな行き違い」です。

評判を確かめるなら、この交流会と完成見学会で建てた人に直接聞く形になります。

口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

山田建設の坪単価はいくら?

山田建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。

「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。

神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目山田建設神奈川県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.3坪(116.6㎡)
家の値段非公開4,277万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約121万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収692万円
申込者の年齢50.1歳
もとになった件数22件(ホームページの施工事例)176件(フラット35利用者調査 2024年度)

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

山田建設の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造在来工法、全棟許容応力度計算(耐震等級3・耐風等級2)、床下エアコン(ロフトエアコンによる全館冷房の事例あり)、付加断熱(高性能グラスウール16K 105mm+ネオマフォーム45mm)、基礎断熱(ネオマフォーム外周90・底盤66・内周45mm)、屋根はMSグリーンファイバー300mm、可変透湿気密シート、板張り外壁、社員大工による施工、設計事務所(鈴木アトリエ・オルタスクエア・Archipelago)との協働
耐震等級等級3を全棟の基本仕様(予算や規模にかかわらずと記載。事例は許容応力度計算による等級3、抱陽の家は耐風等級2も明記)
断熱等級記載なし(UA値0.46以下=HEAT20 G2を最低基準と記載。事例に等級7が3件、性能向上リノベに等級6が1件)
C値(気密)0.1〜0.3(施工事例4件)。施工目標は0.5以下、モデルハウスは0.3
UA値(外皮)0.26〜0.53(施工事例10件、中央値0.37)。最低基準は0.46以下、モデルハウス0.46、等級7の3件は0.26
断熱材高性能グラスウール16K 105mm充填+ネオマフォーム45mm付加断熱、基礎断熱ネオマフォーム、天井はMSグリーンファイバー(セルロースファイバー)300mm(抱陽の家の仕様。標準仕様表はなし)
エクセルシャノンNS50(トリプルガラス、抱陽の家)、木製サッシ アルス(防火木製サッシ)、YKK AP APW330・APW430防火窓(モデルハウス)
ZEHZEHビルダー登録。実績は2024年度72%(SII一覧)、2025年度67%(自社報告)、目標は2030年度90%
長期優良住宅基本仕様(「長期優良住宅を基本仕様」と記載。資産価値を下げないことを一番のメリットと説明)
保証・点検保証年数の記載なし。「家守り」として引き渡し後1年・2年・5年・10年に定期点検を行い、建築の過程と点検結果・補修内容を記録して転売時の流通価値も守ると記載。管理工務店のいない家の点検・補修も受ける
編集部からコメント:数字の見方

実測が事例に付いていて、標準の数字も読める会社です。

こだわりのページに耐震等級3を全棟、UA値0.46以下(HEAT20 G2)を最低基準、C値0.5以下を施工目標と書き、事例では10件にUA値(中央値0.37、最小0.26、最大0.53)、4件にC値(0.1〜0.3)が載っています。

断熱等級7の3件は八王子(東京ゼロエミ住宅水準3)・川崎(日本エコハウス大賞奨励賞)・厚木で、抱陽の家は付加断熱・基礎断熱・トリプルサッシ・熱交換換気の仕様まで書いています。

一方で標準仕様表はなく、C値は2023年前後の4件で止まっていて、最近の等級7の事例にはC値がありません。

相談では、自分のプランのUA値の計算書、気密測定の実施と結果の渡し方、標準サッシと換気の仕様、床下エアコン1台の空調設計、G2とG3(等級7)の差額を書面でもらってください。

山田建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例22件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
自社設計11件
設計事務所と協働(鈴木アトリエ・オルタスクエアなど)10件
UA値の記載10件
C値の記載4件
断熱等級73件
二世帯住宅2件
編集部からコメント:山田建設の得意分野

横浜南部を中心に、性能の数字と設計事務所の名前で見せる事例です。

22件のうち新築が20件、性能向上リノベーションと築150年の古民家再生が各1件で、設計は自社が11件、鈴木アトリエが7件、オルタスクエアが2件、Archipelago Architects Studioが1件と、題名に設計者を書いています。

UA値は10件、C値は4件、断熱等級7が3件で、延床の数字は1件(37.57坪)だけ、価格と竣工年はありません。

二世帯住宅が2件、狭小地・崖地・準防火地域を条件にした家、階高を低く抑えた家、六角形の家など敷地条件から設計した題名が多く、床下エアコンとロフトエアコンの記述が繰り返し出てきます。

山田建設ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

全棟を耐震等級3の許容応力度計算にし、UA値0.46以下を最低基準、C値0.5以下を施工目標と書いた上で、事例に実測値を付け、断熱等級7の家を八王子・川崎・厚木で3件公開しています。

川崎市の「抱陽の家」は第10回日本エコハウス大賞の奨励賞で、UA値0.26、付加断熱と基礎断熱、エクセルシャノンのトリプルサッシ、ロフトエアコン1台の全館冷房まで仕様を書いています。

設計は自社の一級建築士(鈴木アトリエ出身)のほか、鈴木アトリエ・オルタスクエア・Archipelagoの設計事務所と組み、22件の事例の題名に設計者名を明記しています。

引き渡し後の1年・2年・5年・10年の点検と補修を「家守り」と呼び、建築過程と点検の履歴を記録して、管理工務店のいない他社の家の点検・補修も受けています。

お客様の声8件はQ&A形式で、収納が以前の家より小さくなった、工期のずれがあった、小さな行き違いがあったという不満の側も削らずに載せています。

山田建設の家はいくらで建つ?

相談者

事例にUA値もC値もあるのに、値段だけどこにもないんですね。等級7の家って高いんでしょうか?

編集部

価格に関する記載はゼロで、標準仕様表も載っていません。全棟が耐震等級3の許容応力度計算と長期優良住宅で、最低基準がG2、事例には等級7が3件あるので、G2で建てるか等級7まで上げるかで金額が動く会社です。

比べる物差しは神奈川の平均(35.3坪・建設費4,277万円)しかなく、事例の延床も1件しかないので、広さの相場ごと見積もりで確かめる形になります。

編集部

聞くべきは、希望の坪数でG2仕様と等級7仕様それぞれの本体価格、付帯工事(地盤改良・給排水・外構)と諸費用を分けた総額、設計事務所と組む場合の設計料の扱い、の3点です。

傾斜地や狭小地なら基礎と擁壁の別枠、床下エアコンの設備費も同じ席で聞いてください。

山田建設で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

モデルハウス「みせたい家」(二世帯住宅、狭小地・崖地・準防火地域の条件で建てた棟、床下エアコン)、完成見学会、建てた人との交流会、本社(戸塚区吉田町)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格が1つもないので、希望の坪数でG2仕様と等級7仕様の本体価格、付帯工事・諸費用を分けた総額、設計事務所を使う場合の設計料、傾斜地・狭小地の基礎と擁壁の別枠を最初に書面で出してもらってください。

編集部

性能は事例で読めるので、自分のプランのUA値の計算書、気密測定の実施と結果(C値0.5以下の施工目標に対して)、標準サッシと換気の仕様、床下エアコン1台の空調設計と冷房の考え方、保証の年数(記載がないので構造・防水・地盤・シロアリを個別に)、点検1・2・5・10年以降の家守りの費用を書面で。

お客様の声にある工期のずれについて、着工から引き渡しまでの目安も聞いてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。

山田建設は事例の実測値と社員大工で選ぶ会社なので、仕様を決めた坪数の総額と保証の年数を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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