エステート住宅産業(宇都宮市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

エステート住宅産業(栃木県宇都宮市)の評判と坪単価

エステート住宅産業は宇都宮駅前に本社を置く1986年設立の不動産・建設グループで、賃貸管理や商業ビル、公共土木まで8つの事業部門を持ち、2018年に広島建設とグループ化して創業者から現社長に代わりました。

住宅部門は2023年4月に「リクラスハウス」と名前を変え、1996年から続けるパナソニックのテクノストラクチャー(梁に鉄骨を使い構造計算で耐震等級3相当)と一般木造工法の2本立てで、宇都宮市から車で1時間の範囲に建てています。

性能はテクノストラクチャーの許容応力度計算と制震テクノダンパー、断熱材はロックウールの充填で樹脂窓とLow-E複層ガラスが標準、UA値とC値の数字はなく、長期優良住宅は申請費別で対応という書き方です。

保証は2023年4月以降のテクノストラクチャー採用者に初期20年・最長60年の建物保証と、過去の地震と同規模の揺れで重大な被害が出れば建て替えまで保証する地震保証を付け、点検は6か月から10年目まで5回、パナソニックのリビングベルで24時間対応します。

事例はフォトギャラリー28件(宇都宮市18件)とお客様の声23件、完工事例7件で、延床も価格もありません。坪単価は「客ごとに差があり小明細で見積を出す」と説明し、Googleの口コミは住宅課のリスティングに本文のない★3が1件だけでした。

ホームページには施工事例が28件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

エステート住宅産業の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

宇都宮のリクラスハウスってエステート住宅産業なんですね。パナソニックのテクノストラクチャーの会社ですよね?坪単価は?

編集部

駅前に本社がある不動産・建設グループの住宅部門で、テクノストラクチャーの家は耐震等級3相当と許容応力度計算、60年保証と地震保証が付きます。

ただし坪単価はFAQで「客ごとに差がある」と書くだけで金額がなく、事例28件も延床がないので、県平均の3,729万円に対する位置は小明細の見積をもらってからです。断熱はロックウール充填と樹脂窓が標準でUA値とC値は出ていません。

相談者

地震保証は珍しいですね。テクノと一般木造の両方で見積をお願いしてみます!

目次

エステート住宅産業はどんな規模の工務店?

商号エステート住宅産業株式会社(住宅ブランド:リクラスハウス。2018年から広島建設グループ、関連会社エステート管理サービス)
本社栃木県宇都宮市駅前通り1-1-5(住宅課・リクラスハウスは宇都宮市下川俣町119-1)
設立1986年(昭和61年)7月1日
資本金6,330万円
代表者古山 武史(代表取締役社長。2018年の広島建設とのグループ化を機に創業者の若林氏から交代)
建設業許可特定建設業 栃木県知事許可(特-29)第18880号
建築士事務所一級建築士事務所 栃木県知事登録 Aニ第2360号
宅建業免許栃木県知事免許(10)第2706号(賃貸住宅管理業 国土交通大臣登録(1)第4720号、住宅宿泊管理業者登録も)
事業住宅事業(パナソニックビルダーズグループとしてテクノストラクチャーの注文住宅・分譲住宅・外構)、マンション・商業ビル事業(ブレインマンション)、財産ドック(資産活用・相続・賃貸管理)、賃貸管理・仲介(リクラス)、ビルメンテナンス、公共・土木事業、企画・設計、不動産仲介
施工エリア宇都宮市を中心に車で1時間程度の範囲。フォトギャラリー28件の地域は宇都宮市18件、高根沢町・下野市・那須塩原市各2件、日光市・鹿沼市各1件、茨城県の筑西市・古河市各1件
拠点住宅課(宇都宮市下川俣町119-1、2023年に移転)、西川田展示場(テクノストラクチャーのモデルハウス)、栃木市柳橋の一般木造工法の平屋モデルハウス、VR住宅展示場。本社は宇都宮駅前
所属団体パナソニックビルダーズグループ(テクノストラクチャー)、ZEHビルダー登録、栃木県建築士事務所協会、栃木県宅地建物取引業協会、全国賃貸管理ビジネス協会、日本賃貸住宅管理協会ほか
編集部からコメント:エステート住宅産業という工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。

設立から40年で、資本金6,330万円、特定建設業と一級建築士事務所、賃貸管理業の大臣登録まで持ち、住宅のほかにマンション・商業ビル、財産ドック、ビルメンテナンス、公共土木と8つの事業を並べる会社で、住宅は事業のひとつです。

従業員数と年間棟数の記載はなく、完工事例7件、お客様の声23件、フォトギャラリー28件という掲載量から、住宅は年10棟前後の規模と読むのが自然でしょう。

地域はフォトギャラリーの28件中18件が宇都宮市で、高根沢・下野・那須塩原・日光・鹿沼と茨城県の筑西・古河に散り、施工エリアは宇都宮市から車で1時間という明記でした。

2018年に千葉の広島建設とグループ化し、社長の挨拶には「県内No.1企業を目指す」「ドミナント戦略で新店出店」「シェアビジネス」「AI・IoT」と多角化の言葉が並ぶので、住宅専業の工務店とは経営の構えが違います。

エステート住宅産業のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★—1件住宅課(宇都宮市下川俣町119-1)
編集部からコメント:エステート住宅産業の口コミはどう読む?

住宅課(下川俣町)のリスティングに付いている口コミは6年前の★3ひとつで文章がなく、点数の理由すら分からない状態です。本社は宇都宮駅前で賃貸管理などの窓口と共通なので、そちらの口コミがあっても住宅の評価とは限らない点に注意が要ります。

ホームページのお客様の声23件は宇都宮市が18件で、構造計算の提案や土地と資金の相談を評価する題名が並びますが、会社が選んで載せた声にとどまります。西川田展示場と栃木市柳橋の平屋モデル、完成見学会で建てた人に会えるかを聞くのが確かめ方です。

口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

エステート住宅産業の坪単価はいくら?

リクラスハウスの坪単価や本体価格はホームページになく、FAQでは「客から質問があればだいたいの坪単価を伝えているが、注文住宅なので客によって差がある」と説明しています。

FAQの「延床35坪で本体1,750万円なら坪50万円」は坪単価の計算の説明で、この会社の価格ではありません。

見積は決まった価格プランではなく、要望と予算からかかる費用を積み上げて小明細で出すと書いているので、テクノストラクチャーと一般木造の2通りで本体・付帯・外構・諸費用を分けた見積をもらい、地震保証や60年保証が付く条件も一緒に確かめてください。

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目エステート住宅産業栃木県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.1坪(116.0㎡)
家の値段非公開3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数28件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

エステート住宅産業の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法パナソニック耐震住宅工法テクノストラクチャー(木の柱に鉄骨と木を組み合わせた梁テクノビーム、接合金具、構造計算、上棟時に専門員の施工検査、パナソニック真岡工場の見学可)と一般木造工法を選択可。制震システム「テクノダンパー」(座屈拘束技術、一般木造比で揺れを最大72%低減、メンテナンス不要)。フリーウォール(梁に沿って間仕切りを動かせる)。UFB(ウルトラファインバブル)の建物専用ノズルを取り扱い
耐震等級テクノストラクチャーは構造計算(許容応力度計算)で耐震等級3相当。「地震あんしんサポート」で過去の地震と同規模の揺れで重大な被害が出た場合は建て替えまで保証(2023年4月以降のテクノストラクチャー採用者)
断熱等級記載なし(ZEH基準に対応、「省エネ基準を大きく上回るUA値」と説明のみ)
C値(気密)記載なし
UA値(外皮)記載なし
断熱材標準はロックウールの充填断熱。オプションでウレタン吹付け断熱
樹脂窓+Low-E複層ガラスが標準
ZEHZEHビルダー登録。「つむぎえゼロ」として設備に頼りすぎず住宅性能で実現するZEHを説明。実績割合の記載なし。完工事例にZEHの家1件
長期優良住宅対応(認定には別途申請費用が必要と明記)
保証・点検2023年4月以降にテクノストラクチャー工法を採用した施主に建物初期20年保証・最長60年保証と地震保証(地震あんしんサポート)。定期点検は引き渡し後6か月・1年・2年・5年・10年の5回無料(作業費は別)。パナソニックの住まいのアフターサービス「リビングベル」で24時間365日対応(新築10年、5年単位で更新)。上棟時にパナソニックの専門員が施工検査。オーナーズクラブ
編集部からコメント:数字の見方

耐震はテクノストラクチャーの構造計算で「耐震等級3相当」、制震ダンパーで揺れを最大72%低減、さらに地震保証という三段構えで、パナソニックの仕組みをそのまま使っているぶん説明は具体的です。

ただし「相当」という言葉が付いていて、性能表示で認定を取るかは書かれていない点が気になります。

断熱は標準がロックウールの充填で樹脂窓とLow-E複層ガラス、ウレタン吹付けはオプションという構成で、UA値もC値も断熱等級も数字がなく、ZEHのページの「省エネ基準を大きく上回るUA値」も値が出ていない状態でした。

一般木造工法を選ぶと耐震と保証の条件が変わる可能性があるので、どちらの工法で建てるかで確かめる項目が変わります。

相談の席では、テクノストラクチャーと一般木造それぞれのUA値の計算書、断熱材の厚みと窓の仕様、気密測定の有無、耐震等級3を認定で取るかと費用、60年保証と地震保証の条件と対象、リビングベルの5年更新の費用を書面でもらってください。

エステート住宅産業の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例28件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
フォトギャラリー(地域別)28件
お客様の声23件
完工事例(商品・階数)7件
延床・価格・UA値・C値の記載0件
編集部からコメント:エステート住宅産業の得意分野

事例は3種類あり、フォトギャラリー28件は題名と地域の分類(宇都宮市18件、高根沢町・下野市・那須塩原市各2件、日光市・鹿沼市・筑西市・古河市各1件)と部屋ごとの写真、お客様の声23件は施主のインタビュー、完工事例7件は商品名と階数(TSUMUGiE 6件・ZEH 1件、2階建6件・3階建1件)が付きますが、延床・価格・竣工年・UA値・C値はどれにもありません。

フォトギャラリーの題名に平屋が4件、二世帯が3件あり、大谷石の玄関、南欧風、シアタールーム、ライブラリー、中庭のある二世帯といった題材が並ぶ構成です。

お客様の声の題名には「構造計算を含めた提案に安心」「土地も資金も頼れた」「設計士のアドバイスで賢く暮らす」と、不動産部門と設計部門を持つ会社らしい言葉が出てくるのが特徴でした。

360°VRで見られる事例が3件あり、VR住宅展示場のページもあるので、現地に行く前に間取りの感覚をつかめます。

エステート住宅産業ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

宇都宮駅前に本社を置く不動産・建設グループの住宅部門で、賃貸管理・商業ビル・財産ドック・ビルメンテナンス・公共土木まで8事業を持ち、2018年に広島建設とグループ化しています。

1996年からパナソニックのテクノストラクチャーを建て、2023年4月以降の採用者には初期20年・最長60年の建物保証に加え、過去の地震と同規模の揺れで重大な被害が出れば建て替えまで保証する地震保証を付けています。

住宅ブランドを2023年4月に「リクラスハウス(くらしなおす・新しいすまい)」に改め、テクノストラクチャーと一般木造工法を選べるようにし、栃木市柳橋に一般木造の平屋モデルを置いています。

見積は本体工事でまとめず小明細で出すと明記し、FAQで坪単価を「客ごとに差があるので大まかな目安」と説明したうえで、35坪1,750万円なら坪50万円という計算例を載せています。

パナソニックの24時間サービス「リビングベル」を新築10年付け、点検は6か月から10年目まで5回、上棟時にはパナソニックの専門員が施工検査に入ります。

リクラスハウスの60年保証と地震保証は誰でも付く?テクノストラクチャーと一般木造はどう違う?

相談者

建物60年保証と地震保証って書いてあるんですが、これは全部の家に付くんですか?一般木造工法も選べるみたいで…

編集部

保証のページに「新築・建て替えにテクノストラクチャー工法を採用したオーナーが対象、2023年4月以降の客」と明記されているので、一般木造工法で建てた場合に同じ保証が付くかはホームページからは分かりません。

テクノストラクチャーは鉄骨入りの梁で構造計算をして耐震等級3相当、制震ダンパーは別商品として並んでいるので、標準かオプションかも確かめる項目です。

編集部

相談の席では、テクノストラクチャーと一般木造それぞれで、保証の年数と地震保証の有無、UA値の計算書、断熱材の厚みと窓の仕様、耐震等級3の認定を取るかと費用、テクノダンパーの標準かオプションかを分けて書面にしてもらい、小明細の見積で総額を並べてください。

エステート住宅産業で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

宇都宮市下川俣町の住宅課、西川田展示場(テクノストラクチャー)、栃木市柳橋の一般木造の平屋モデルハウスに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格は非公開なので、テクノストラクチャーと一般木造の2通りで本体・付帯・外構・諸費用を分けた小明細の見積をもらい、県平均の3,729万円と並べてください。制震ダンパーと太陽光・蓄電池は別の行にしてもらいます。

編集部

性能はUA値・C値が非公開で耐震は「等級3相当」なので、UA値の計算書、断熱材の厚みと窓、気密測定の有無、耐震等級3の認定と費用、60年保証と地震保証の対象条件、リビングベルの5年更新の費用を書面で確かめてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

リクラスハウスはテクノストラクチャーの保証と構造計算が強みの不動産グループの住宅部門なので、工法ごとに保証の条件とUA値を書面にしてもらい、小明細の見積で総額を確かめてから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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