山口建設(足利市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

山口建設(栃木県足利市)の評判と坪単価

山口建設は足利市鵤木町の株式会社山口建設で、1959年創業、社長自身が大工で、設計と施工と不動産を一社で扱う地元の工務店です。

施工事例は14件で住宅が11件、すべて足利市に建ち、延床が読める9件の中央値は36.6坪、工法は木造在来が基本で外断熱工法が2件、柱の間に厚板を落とし込む板倉工法が1件ありました。

ホームページは「60年以上の実績」「社長が大工」「不動産も営む」を特徴に挙げ、追加メニューとして板倉の家、外断熱工法、ZEHの3つを並べていますが、耐震等級、UA値、C値、保証年数、坪単価はどこにも書かれていません。

ZEHビルダーとして毎年の普及実績を報告していますが数字は画像で、会員の住宅保証機構の保証についても説明が見当たらない状態でした。

自社建売を鵤木町で2022年に2棟、2023年に1棟建て、葉鹿町の分譲地も扱う、足利に根を張った小さな会社です。Googleの口コミは7件で4.1、★5は接客と大工の腕を評価し、★1は定期点検がなく修理で傷が付いたという内容でした。

ホームページには施工事例が11件公開されていて、坪数が分かるものだけで9件あります。

山口建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

足利の山口建設、社長さんが大工って聞いて気になります。板倉の家って何ですか?坪単価は出てますか?

編集部

板倉は柱と柱の間に厚いスギ板を落とし込む伝統構法で、この会社は追加メニューとして外断熱とZEHと並べています。

坪単価も本体価格も載っておらず、事例11件も延床と工法だけなので、県平均の3,729万円とどれだけ違うかは、工法ごとの見積が出てからの話になります。

耐震等級もUA値もC値も書かれていないので、自分の家でどこまでやるかを最初に決めて数字を出してもらってください。

相談者

全部これから聞く会社なんですね。板倉と外断熱の違いと、数字を相談してみます!

目次

山口建設はどんな規模の工務店?

商号株式会社山口建設
本社栃木県足利市鵤木町250番地
設立1959年(昭和34年)2月創業、1990年(平成2年)7月設立
資本金1,000万円
代表者山口 広(代表、大工)
建設業許可栃木県知事許可 第3203号(般・特の区分は記載なし)
建築士事務所山口建設事務所 栃木県知事 B第4138号(二級建築士事務所)
宅建業免許栃木県知事 第3336号
事業建築工事一式、とび・土工工事、宅地建物取引業(自社建売・分譲地、土地売買)、公共工事、リフォーム(要介護の住宅改修の給付金申請の手伝い)
施工エリア足利市が中心(施工事例11件はすべて足利市、自社建売は鵤木町、分譲地は葉鹿町)
拠点本社(足利市鵤木町250)のみ。モデルハウス・展示場はなく、自社建売の見学会(2022年)を開催
所属団体ZEHビルダー登録(毎年ZEH普及目標と実績を報告)、栃木県建築士会、栃木県宅地建物取引業協会、住宅保証機構、NPO法人 木の建築フォーラム、とちぎ県南不動産組合(理事長)
編集部からコメント:山口建設という工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。設立から67年で、資本金1,000万円、従業員数の記載なし、資格は二級建築士3名と一級建築大工技能士、一級建築施工管理技士という構成で、社長が大工として現場に立つ会社です。

年間棟数の記載はなく、施工事例は住宅11件と事務所・店舗3件で、トップページの新着は2022年5月に3件、2023年4月に2件、2024年12月に1件と続くので、掲載は年1〜3件のペースでした。

延床は28.2〜47.1坪で中央値36.6坪、30坪台が中心です。所在地は11件すべて足利市で、自社建売も鵤木町、分譲地も葉鹿町と、商圏を足利市内に絞っています。

とちぎ県南不動産組合の理事長を務め、公共工事も請けると書いていて、住宅だけでなく地元の建築と不動産を幅広く扱う昔ながらの建設会社の姿です。

山口建設のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.17件本社(足利市鵤木町)
  • 51年前
    接客の方たちがすごく話しやすいです。室内が綺麗でした。
  • 55年前
    任せて安心の大工さんです

出典:Googleマップ「(株)山口建設」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:山口建設の口コミはどう読む?

7件の内訳は★5が4件、★4が2件、★1が1件で、★3と★2はありません。本文があるのは3件です。

星は5が4件・4が2件・1が1件で平均4.1、文章付きは3件にとどまります。★5の2件は接客が話しやすく室内が綺麗だったという短い感想と、任せて安心の大工という一言で、建てた家の中身までは分かりません。

★1の1件は3年前の投稿で、ハウスメーカーのような10年・20年の定期点検がなく、修理を頼んだら傷が付いて直っていないという内容でした。

ホームページに点検の年数が書かれていないことと重なるので、契約の前に点検の回数と年数を文書で約束してもらい、過去の施主に会わせてもらえるかを聞いてください。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

山口建設の坪単価はいくら?

山口建設のホームページに坪単価や本体価格は載っておらず、施工事例11件も延床と工法だけで金額はなく、自社建売や分譲地の価格も本文には出てきません。

追加メニューの板倉の家と外断熱工法は在来より材料も手間も増えるので、同じ坪数でも工法で金額が変わる会社です。見積は無料と書いているので、在来と板倉、外断熱の有無で分けた見積をもらい、付帯・外構・諸費用まで足した総額で比べてください。

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目山口建設栃木県の平均
家の広さ36.6坪(施工事例9件の中央値)35.1坪(116.0㎡)
家の値段非公開3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数11件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが36.6坪で、県平均の35.1坪より大きいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?

編集部

県平均より1.5坪大きい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より上に出やすい会社です。

値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

山口建設の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造在来工法が基本(自社大工が施工)。追加メニューとして板倉工法(柱と柱の間に厚板を落とし込む伝統構法。事例は真壁大和張りの外壁、スギ本実板あらわしの内装)、外断熱工法(事例2件)。増改築・リフォームも自社大工
耐震等級記載なし(板倉の家の説明に「耐震性に優れ」とあるのみ)
断熱等級記載なし
C値(気密)記載なし
UA値(外皮)記載なし
断熱材記載なし(外断熱工法を「建物の気密性を高め、外気に左右されない」と説明)
記載なし
ZEHZEHビルダー登録。毎年6月に「ZEH普及目標と実績報告」を掲載(数値は画像で本文に記載なし)。補助金申請の手伝い
長期優良住宅記載なし
保証・点検記載なし(会社案内の所属団体に「住宅保証機構 会員」)。家づくりの流れに完了検査・引き渡し時の手入れ方法と設備の説明、シロアリ予防処置の記載。定期点検の年数は記載なし
編集部からコメント:数字の見方

ホームページには性能の数字がひとつもなく、耐震等級も断熱等級もUA値もC値も出てきません。

追加メニューの外断熱工法は「気密性を高め、外気に左右されない」という説明だけで断熱材の種類も厚みもなく、板倉の家は「耐震性に優れ、断熱性も兼ね備える」と書かれていますが根拠の数字は付いていない書き方です。

ZEHビルダーとして毎年の実績報告を載せているので、ZEH基準(足利市は6地域でUA値0.6以下)の家を建てられることは分かりますが、標準仕様がどこにあるかは読み取れない構成でした。

保証も住宅保証機構の会員という記載だけで、瑕疵保険以外の年数や点検の回数は書かれていません。

相談の席では、自分のプランを在来・外断熱・板倉のどれで建てるかを決めたうえで、UA値の計算書、断熱材と窓の仕様、気密測定の有無、耐震等級3を取れるかと構造計算の方法、瑕疵保険と定期点検の年数を書面でもらってください。

口コミに定期点検がなかったという投稿があるので、点検の約束は必ず文書にしてもらうのが安全です。

山口建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例11件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

特徴該当する事例
延床面積の記載9件
所在地(足利市)11件
外断熱工法2件
板倉工法1件
価格・年・UA値・C値の記載0件
編集部からコメント:山口建設の得意分野

施工事例は14件で、住宅が11件(整骨院との併用住宅を含む)、社会保険労務士事務所・保険事務所・洋菓子店が3件あり、各ページに延床面積・敷地面積・工法・外壁・内装・家族構成の施工データが付きます。

延床が読める9件は28.2坪から47.1坪で中央値36.6坪、外壁はサイディングが大半でタイル張りが1件、工法は木造在来に外断熱工法を組み合わせた家が2件、板倉工法が1件でした。

所在地は全件が足利市で、価格・竣工年・性能値はどの事例にもありません。「梁のある吹抜けリビング」「シンプルモダン」といった短い説明と写真が中心で、板倉の家だけは真壁大和張りの外壁とスギの本実板をあらわした内装が写真で分かります。

山口建設ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

社長自身が大工で、ヒアリング・土地選び・設計・施工・メンテナンスを自社の大工で一貫させることを特徴に挙げ、不動産業も営んで土地の建築面のアドバイスまで行っています。

追加メニューとして柱の間に厚いスギ板を落とし込む伝統構法「板倉の家」を用意し、施工事例には真壁大和張りの外壁とスギ本実板あらわしの内装の家が載っています。

外断熱工法とZEHを板倉と並ぶ3つの追加メニューにし、ZEHビルダーとして毎年6月に普及目標と実績の報告を掲載しています。

とちぎ県南不動産組合の理事長を務める会社で、足利市鵤木町の自社建売を2022年に2棟、2023年に1棟建て、葉鹿町の分譲地も扱っています。

リフォームでは要介護の方の手すり設置など住宅改修の給付金申請の手続きを代行すると書き、住環境福祉コーディネーターの資格者がいます。

山口建設の板倉の家と外断熱、どちらを選ぶ?数字がないのはどう補う?

相談者

板倉の家と外断熱工法が追加メニューになっていますが、性能の数字がどこにもなくて。どう比べればいいですか?

編集部

板倉は柱の間にスギの厚板を落とし込む構法で、板そのものが壁と断熱と仕上げを兼ねる代わりに、外断熱のように断熱材の厚みで性能を上げる作り方とは違います。

ホームページにはどちらもUA値や耐震等級の数字がないので、選ぶ前に自分のプランで両方のUA値を計算してもらい、6地域の足利でZEH基準0.6を切るか、断熱等級はいくつになるかを見比べるのが順番です。

編集部

耐震は板倉の「耐震性に優れ」という説明だけなので、耐震等級3を取れるか、構造計算は壁量計算か許容応力度計算かを聞いてください。

気密測定の有無、瑕疵保険の会社、引き渡し後の点検の年数も同じ席で書面にしてもらえば、数字がないホームページの穴は埋まります。

山口建設で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

足利市鵤木町の本社(モデルハウスなし。自社建売の見学会が開かれることがある)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格は非公開なので、自分の坪数(事例の中央値は36.6坪)で在来・外断熱・板倉の3通りの本体価格に付帯・外構・諸費用を足した総額を見積でもらい、県平均の3,729万円と並べてください。

編集部

性能と保証の数字がホームページにないので、UA値の計算書、断熱材と窓の仕様、気密測定の有無、耐震等級3の可否と構造計算の方法、瑕疵保険の会社、引き渡し後の点検の年数と回数を書面で確かめてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

山口建設は大工の社長が設計から不動産まで見る足利の工務店で、性能・保証・価格の数字を出していないので、工法ごとの見積とUA値、点検の約束を書面でもらってから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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