杉並区高井戸東(浜田山)のみらいテクノハウスは1998年設立の注文住宅とリフォームの会社で、本社兼モデルハウスは築10年以上をそのまま公開しています。
柱は和歌山・山長商店から直送する紀州桧の特一等材が標準、独自の「外断熱換気工法」と「空気循環型地下室」が看板で、渋谷区のオーディオ室や90帖のバレエスタジオなど地下の実績が並びます。
職人を下請けに出さず直接抱える方式で、見積はサッシ1本まで積み上げ。Google口コミは14件★3.2で、建てた施主の投稿は★1の1件だけです。ホームページには施工事例が18件公開されていて、坪数が分かるものだけで5件あります。
みらいテクノハウスの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者浜田山のみらいテクノハウス、紀州桧と外断熱と地下室で30年近くやっている会社なのに、Googleが★3.2なんですね…



桧と地下室の説明は細かいのに、耐震等級・断熱等級・UA値・C値の数字がひとつもありません。保証は「保証書を発行」「点検は1・3・5・10年」とあるだけで保険法人名も年数も未記載。
価格はお客様の声5件の価格帯(2,500万〜4,000万円以上)が頼りで、口コミは★1が4件と低い側が厚い会社です。



モデルハウスが築10年以上で手直しなしという口コミもありましたね。実物で確かめてきます!
みらいテクノハウスはどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社みらいテクノハウス |
|---|---|
| 本社 | 東京都杉並区上高井戸1-3-14 トーエイ高井戸201(浜田山モデルハウス・城北支店は杉並区高井戸東4-1-3、京王井の頭線浜田山駅徒歩7分、火曜定休) |
| 設立 | 1998年(平成10年)1月22日 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 玉井 幸夫(東京電機大学工学部建築学科卒、住宅メーカーで注文住宅1,500棟の実績と記載) |
| 建設業許可 | 東京都知事許可(特-7)第125349号 |
| 建築士事務所 | 一級建築士事務所 東京都知事登録 第51908号 |
| 宅建業免許 | 東京都知事(1)第99610号(全日本不動産協会) |
| 事業 | 注文住宅の建築設計・施工(1支店につき年間50棟までと記載)、リフォーム・リノベーション(リフォーム館八幡山)、地下室、木造耐火建築、社寺建築(宮大工)、「みらい家づくりネットワーク」主宰、工務店の経営コンサルタント。関連会社の合同会社みらいテクノサービスが不動産賃貸・仲介 |
| 施工エリア | 杉並区・世田谷区を中心とした東京城西地区(ネットワークのページでは1都3県) |
| 拠点 | 本社(杉並区上高井戸)、浜田山モデルハウス・城北支店(杉並区高井戸東、10:00〜19:00、火曜定休)、リフォーム館八幡山(本社と同住所)。1998〜2010年頃は世田谷区桜上水駅前に城西支店の展示場 |
| 所属団体 | 日本建築学会、日本住宅木造技術センター、住宅保証支援機構、不動産保証協会、パナソニックリフォーム会員、フランスベッド代理店、紀州材の家づくりネットワーク(会長)、きのくに家ネットワークの会(会長) |
東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から28年で、杉並・世田谷・渋谷・調布など城西で年に数棟を建てる工務店です。
資本金は5,000万円、特定建設業の許可に一級建築士事務所と宅建業を持ち、2018年に工藤建設が全株式を取得しました。
代表の玉井幸夫氏は住宅メーカーで注文住宅1,500棟の実績と記載し、宮大工を抱えて社寺や店舗も手がける、木の技術を売りにする会社です。
みらいテクノハウスのGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★3.2 | 14件 | 浜田山モデルハウス・城北支店(杉並区高井戸東4-1-3) |
- ★14年前
エアコンの設置ミス(複数)、建付けが悪く1度も鍵の閉まらないドア、設置ミスのスピーカー、夏は暑さが籠もり冬は寒い設計、家の間取りも住んでみて不満があり、不満を上げれば家族で止まりません。何よりも担当者が他社に引き抜かれた途端音沙汰が無くなりました。 - ★42年前
2015年に店舗兼住宅での家の立て替えを検討した際に、地下を作れる所を検索してこちらの会社にご連絡させていただきました。結論としては地下を作るのが難しい場所だった理由でかこちらの会社で家は建てませんでしたが、借地での建て替えやセットバックについて素人には分からない事ばかりでしたが、とても分かりやすく親切に教えていただきました。 - ★15か月前
現調後に見積を請求したが、一向に連絡がない。しびれを切らして請求したところ、あわてて作成した模様。更にとんでもない金額だった。現調時点で難しいのであれば、見積出す前にその旨を連絡して欲しい。
出典:Googleマップ「みらいテクノハウス 体感ハウス」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
14件の内訳は★5が5件、★4が3件、★2が2件、★1が4件で、★3はありません。本文があるのは8件です。
★5が5件あっても平均★3.2なのは★1が4件・★2が2件と低い側が厚いから。
建てた施主の投稿は「最悪の会社です」で始まる★1の1件だけで、閉まらないドア、「夏は暑さが籠もり冬は寒い」「アフターフォロー、メンテナンスは0です」と並べています。
★5の2件は見学者、★4の2件は建てなかった人で、住んだ人の良い評価はゼロ。★1の残りは「見積を請求したが連絡がない」「家の周囲をうろうろされた」という営業対応の不満で、会社はどの投稿にも返信していません。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
みらいテクノハウスの坪単価はいくら?
みらいテクノハウスは坪単価と本体価格の一覧を出していません。数字が出ているのはお客様の声の5件に付いた価格帯と延床で、価格帯が何を含むか(本体だけか、地下室や外構を含むか)の説明はありません。
価格帯を延床で割ると1坪あたり58〜90万円前後になりますが、中身が分からないので目安にしかなりません。
| 施主 | 延床 | 仕様 | 価格帯 | 価格帯÷延床 |
|---|---|---|---|---|
| S様邸 | 44.9坪 | 外断熱・地下RC | 4,000万円〜 | 89万円〜 |
| M様邸 | 42.4坪 | 地下RC | 3,000万〜3,500万円 | 71〜83万円 |
| O様邸 | 43.2坪 | 外断熱換気工法 | 2,500万〜3,000万円 | 58〜69万円 |
| N様邸 | 49.84坪 | 外断熱換気工法 | 4,000万円〜 | 80万円〜 |
| O様邸 | 31.0坪 | 外断熱換気工法 | 記載なし | — |
東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | みらいテクノハウス | 東京都の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 43.2坪(施工事例5件の中央値) | 36.1坪(119.2㎡) |
| 家の値段 | 2,500万円〜4,000万円以上(お客様の声4件の価格帯、内訳の記載なし) | 4,866万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 約58〜90万円(お客様の声4件の価格帯÷延床、内訳の記載なし) | 約135万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 774万円 |
| 申込者の年齢 | — | 49.7歳 |
| もとになった件数 | 18件(ホームページの施工事例) | 212件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが43.2坪で、都平均の36.1坪より大きいんですね。値段が内訳不明の価格帯だと、どう比べればいいんですか?



都平均より7.1坪大きい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は都平均より上に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
みらいテクノハウスの性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組工法(紀州直送の無垢桧特一等材の柱を標準、土台・梁も原則無垢材)+独自の「外断熱換気工法」(ウレタン板状断熱材 屋根45mm・外壁40mm、両面アルミ箔、基礎外周も断熱、外壁通気層+小屋裏の機械換気で構造材を乾燥)。地下室は鉄筋コンクリート(二重防水、空気循環型)。無垢材の木造ラーメン「門型フレーム」(特許第4527163号)、木造軸組の60分耐火構造、木造トラスの大空間 |
|---|---|
| 耐震等級 | 記載なし(木造2階建てでも許容応力度計算で基礎・構造・金物を選定と記載) |
| 断熱等級 | 記載なし |
| C値(気密) | 記載なし |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | ウレタン系の板状断熱材(外張り、屋根45mm・外壁40mm、両面アルミ箔)。基礎の断熱材は防蟻材入り |
| 窓 | 断熱気密サッシ(仕様の記載なし)。南面の大開口に60cm以上の庇 |
| ZEH | 会社概要に「ZEH普及目標」の項目があるがリンク先は目標の記載なし。施主の声に「ゼロエネルギー住宅への取り組みに共感」の1件 |
| 長期優良住宅 | 記載なし |
| 保証・点検 | 施工の流れに「工事内容に基づいた保証書を発行」「定期点検は1、3、5、10年と続きます」。瑕疵保険の保険法人名・地盤保証・延長保証の記載なし(加盟団体に住宅保証支援機構) |
数字がありません。
耐震は「2階建てでも許容応力度計算で基礎・構造・金物を選定」と書くだけで等級の記載なし、外断熱換気工法(ウレタン板状断熱材 屋根45mm・外壁40mm)の説明はあってもUA値・C値・断熱等級はなく、ZEH普及目標の項目もリンク先に中身がありません。
保証は工事内容に基づいた保証書を発行、点検は1・3・5・10年とあるだけで、瑕疵保険の保険法人名・地盤保証・延長保証は未記載。
商談では耐震等級を取れるか、プランのUA値の計算値、気密測定の有無、瑕疵保険と地盤保証の保険法人名と年数を必ず聞いてください。
みらいテクノハウスの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例18件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜35坪 | 1件 | 20% |
| 40〜45坪 | 3件 | 60% |
| 45坪〜 | 1件 | 20% |
坪数が分かる5件のうち、いちばん多いのは40〜45坪の3件(60%)。最小31.0坪から最大49.84坪まであり、中央値は43.2坪です。
施工事例は写真ギャラリー14件で、社寺建築や戸建賃貸を含み、個別ページも所在地・坪数の記載もありません。
数字が出ているのはお客様の声5件に付いた延床(31〜49.84坪、中央値43.2坪)と価格帯(2,500万〜4,000万円以上)だけで、価格帯が本体だけか地下室や外構を含むかの説明はなし。
実績を判断するには薄い構成で、モデルハウスで実物を見るほうが早い会社です。
みらいテクノハウスならではの特徴は?
柱は和歌山・山長商店から直送する紀州桧の特一等材(60年生以上)が標準。国産材の流通の仕組みでグッドデザイン賞も受賞。
「空気循環型地下室」が看板で、渋谷区のオーディオ室や調布市の音楽室、90帖のバレエスタジオなど用途別の実績が並びます。
職人を下請けに出さず「技あり職人集団」として直接抱え、宮大工で社寺や店舗も建てています。見積はサッシ1本・ボード1枚まで積み上げる方式。
無垢桧の木造ラーメン「門型フレーム」で特許を取得、トラス梁の大空間住宅の事例も。
浜田山のモデルハウスは築10年以上をそのまま公開し、2025年にはピアノリサイタルの会場にも使っています。
みらいテクノハウスの評判はどう読めばいい?



★1が4件もあって、建てた人の投稿がその★1だけ…これは避けたほうがいい会社ということですか?



1件の★1で会社全体は判断できませんが、内容は具体的で、施工ミスと引き渡し後の連絡の途絶えという2種類の不満を書いています。会社が返信していないので反論も読めません。
ホームページにも最近の完成事例がなく、お知らせは社寺の工事とピアノリサイタルなので、注文住宅を今どのくらい建てているかが外から見えないのが一番の弱点です。



確かめ方は2つあります。1つはモデルハウスで直近の引き渡し物件の数と、担当者が変わった場合の引き継ぎの決まり、定期点検(1・3・5・10年)の記録を見せてもらうこと。
もう1つは口コミの★1にある「夏は暑さが籠もり冬は寒い」に対して、自分の家のUA値の計算値と気密測定の有無を書面で出してもらうことです。桧と外断熱換気工法の技術は20年以上続いていて具体的なので、数字と体制を確かめてから決めてください。
みらいテクノハウスで後悔しないために、相談時に確認することは?



浜田山モデルハウス(杉並区高井戸東4-1-3、火曜定休)、リフォーム館八幡山、見学会場に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



お客様の声の価格帯(2,500万〜4,000万円以上)が本体だけか地下室・外構込みかが不明なので、自分の坪数で紀州桧+外断熱換気工法の本体価格と、地下室を付けた場合の追加費用を分けて出してもらってください。積み上げ式の見積なら明細をもらえるはずです。



性能は耐震等級を取れるか、プランのUA値の計算値、気密測定の有無を書面で。保証は瑕疵保険の保険法人名と年数、地盤保証、1・3・5・10年の点検が無料かを契約前に確認し、口コミの★1にあるアフター対応の件は担当者に直接聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。
みらいテクノハウスは技術の説明は具体的でも数字と最近の実績が外に出ていない会社なので、UA値・C値・耐震等級と直近の棟数を書面でそろえ、価格帯の中身を確かめてから判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
