フォルム(町田市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

フォルム(東京都町田市)の評判と坪単価

町田市山崎町のフォルムは、一級建築士の丸山秀樹氏が社長宅を本社に従業員2名で営む工務店です。

施工事例32件すべてに本体価格と延床を出し、本体は1,215〜2,800万円、延床は21〜58坪で、本体を延床で割ると中央値57.5万円/坪になります。

標準はYKK APのオール樹脂サッシAPW330と発泡断熱でZEH基準(UA0.60)以上、新しい事例7件にUA値0.46〜0.60を載せ、C値は実測約0.5と書きますが測定はオプションです。

耐震等級3は全棟構造計算で、計画によっては2と注記。年12棟程度を目安に会社から2時間以内で施工します。ホームページには施工事例が32件公開されていて、坪数が分かるものだけで32件あります。

フォルムの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

町田のフォルム、1,000万円台の実例が多くて安いんですが、社員2人で社長の家が本社って…大丈夫でしょうか。

編集部

安さの理由は書いてあります。モデルハウスも営業担当も持たず、社長が一級建築士で設計と現場を見る2名体制で、事例32件は本体1,215〜2,800万円、延床で割ると中央値57.5万円/坪です。

性能はAPW330の樹脂サッシと発泡断熱でUA0.46〜0.60、耐震等級3は全棟構造計算ですが「計画によっては2」、C値の測定はオプションです。Googleは星1つが1件だけで本文はありません。

相談者

値段の根拠は読めて、気密の測定と等級3の確認は自分でする会社ですね。OB宅訪問会に行ってみます。

目次

フォルムはどんな規模の工務店?

商号一級建築士事務所 フォルム(会社概要の商号表記。サイト名はFORUMU/Design House Forumu)
本社東京都町田市山崎町1534番地(本社オフィスは社長宅。横浜線小渕駅・町田駅まで送迎)
設立記載なし
資本金1,000万円
代表者丸山 秀樹(一級建築士・一級建築施工管理技士。長野県飯山市出身、1978年に上京して建築の専門校で学び設計事務所に入社、その後現場監督としてRC・鉄骨・木造を手がけた経歴を公開)
建設業許可東京都知事(般-23)第136772号(会社概要の表記のまま)
建築士事務所一級建築士事務所 東京都知事登録 第53569号
宅建業免許記載なし(土地探しの紹介は行う)
事業木造軸組の完全注文住宅(フルオーダー)、規格プラン「Fobby」、パッシブ設計、省令準耐火仕様(別途費用)、土地の紹介、FP相談会。SUUMO注文住宅(神奈川で建てる)に掲載
施工エリア「会社からの移動時間を2時間以内」と明記。施工事例に所在地の記載はなく、SUUMOの「神奈川で建てる」に掲載、送迎は横浜線・小田急線の町田駅から
拠点本社(町田市山崎町1534、社長宅)のみ。モデルハウスなし、OB宅訪問会(SUUMO関東イベントランキング1位と記載)と見積もり相談会・FP相談会を予約制で開催
所属団体JIO(10年保険登録 A0400799)、ジャパンホームシールド(地盤保証システム 第81051号)。塗り壁は株式会社Blue Montañaと提携
編集部からコメント:フォルムという工務店の立ち位置

東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から48年で、従業員2名で社長宅を本社にする、町田市山崎町の工務店です。

会社概要に従業員2名と書き、5つのこだわりで「モデルルームなどの固定費と少人数制で費用を削減」「アフターの面から年間12棟程度の受注で丁寧に家づくり」と規模を自分で決めています。

会社概要のZEH実績は2020年0%、2021年25%、2022年25%、2023年40%、2024年34%、2025年100%で、割合が4分の1や5分の2で動く数なので、新築は年4〜8棟と読めます。

施工事例は32件で、番号が2番から33番まで続き、2023年以降の事例からUA値とC値を載せる形に変わりました。

フォルムのGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★1.01件本社(町田市山崎町1534)
編集部からコメント:フォルムの口コミはどう読む?

1件の内訳は★1が1件で、★5と★4と★3と★2はありません。本文があるのは0件です。

Googleは1件★1.0で、6年前に付いた星だけで文章がなく、会社の返信もありません。1件の星1つで平均が1.0と表示されるので、数字だけ見ると印象が悪くなりますが、施主の評価かどうかを含めて中身は読めません。

評判はホームページの施工事例に付いた施主コメント(case031・032)で読む形で、「一対一の関係性で信頼の家づくり」「営業担当者を置かずコストカットを続けながら」と会社の体制を評価する内容です。

従業員2名で年4〜8棟の会社なので口コミが集まらないのは規模どおりで、OB宅訪問会で施主本人に聞くのが確かめる近道です。

口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

フォルムの坪単価はいくら?

フォルムは施工事例32件すべてに「建物価格」と延床面積を載せ、本体は1,215万円(98.2㎡)から2,800万円(192㎡)、中央値1,975万円です。本体を延床で割ると37〜76万円/坪、中央値57.5万円/坪になります。

規格プラン「Fobby」は本体価格を「商品単価×延床坪数」の式で示し、ZEH同等(UA0.60)が坪65万円で30坪1,950万円、HEAT20対応(UA0.50)が坪71万円で30坪2,130万円です。

自由設計の見積は初回無料で、省令準耐火仕様、完成保証、気密測定はオプション。付帯工事・外構・地盤改良・設計料の扱いは事例に書かれていません。

区分金額延床坪あたり
施工事例32件の本体価格1,215〜2,800万円(中央値1,975万円)21.2〜58.1坪(中央値32.1坪)37〜76万円(中央値57.5万円)
Fobby ZEH同等(UA0.60)坪65万円×延床坪数(30坪で1,950万円)30坪の例65万円
Fobby HEAT20対応(UA0.50)坪71万円×延床坪数(30坪で2,130万円)30坪の例71万円
新しい事例(2023年〜)1,800〜2,800万円31.8〜39坪50〜76万円(UA0.46〜0.60付き)

東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目フォルム東京都の平均
家の広さ32.1坪(施工事例32件の中央値)36.1坪(119.2㎡)
家の値段1,975万円(事例32件の中央値・本体)4,866万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約57.5万円(事例32件の本体÷延床の中央値、付帯・外構は別)約135万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収774万円
申込者の年齢49.7歳
もとになった件数32件(ホームページの施工事例)212件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが32.1坪で、都平均の36.1坪より小さいんですね。値段が本体だけだと、どう比べればいいんですか?

編集部

都平均より4.0坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は都平均より下に出やすい会社です。

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

フォルムの性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造軸組工法(在来)。構造材はヒノキ・レッドウッド・松・杉・栂の乾燥材でホワイトウッドは不使用、国産桧のハイブリッド桧材と減震摩擦ブレーキの組み合わせを案内。基礎幅150mm、外断熱・内断熱に対応。断熱は発泡断熱「マシュマロ断熱(フォームライトSL)」または「アクアフォーム」、窓はYKK AP APW330(オール樹脂、Low-E複層、アルゴンガス標準)。第一種熱交換換気sumika(床面排気・ダクトレス)、無垢フローリング全棟、西洋漆喰・沖縄産風化造礁珊瑚壁・ラ・クレセンテ塗り壁
耐震等級3(全棟構造計算で壁量・金物を算定し計算書を渡す)。Q&Aで「計画によっては2のレベルとして対応することもあります」と注記
断熱等級記載なし(標準でZEH基準UA0.60W/㎡K以上、Fobbyの上位プランはUA0.50、HEAT20 G1〜G2に対応と説明)
C値(気密)「弊社の気密性能は日本トップレベルの約0.5㎠/㎡程度が実測値」。実測はオプション。事例5件に0.5〜0.6
UA値(外皮)標準はZEH基準の0.60以下、Fobby上位プラン0.50。事例7件は0.46・0.51・0.51・0.53・0.55・0.60・0.60
断熱材発泡断熱「マシュマロ断熱の家」(フォームライトSL、フォーム内がほぼ空気で性能が劣化しないと説明)またはアクアフォーム
YKK AP APW330(オール樹脂サッシ、Low-E複層ガラス、アルゴンガス標準、クリプトンガスも可)を全棟標準
ZEH会社概要にZEH実績を公開。2020年新築0%、2021年25%、2022年25%、2023年40%、2024年34%、2025年100%(既存改修は0%)
長期優良住宅事例に「東京ゼロエミ住宅・こども未来住宅支援・長期優良住宅」の補助金取得例(case030)。標準かどうかの記載はなし
保証・点検JIOわが家の保険10年(配筋・躯体・防水の検査2〜3回を標準仕様に含む)、地盤10年保証(スウェーデン式サウンディング、補償5,000万円まで)、工事中の総合保険。完成保証・安心ローンは有償。定期点検は1か月・1年・2年、無償メンテナンスは引渡しから2年(規定外は除外)、「365日対応」と記載
編集部からコメント:数字の見方

価格と断熱は数字で読め、気密と耐震等級は自分で確かめる会社です。

標準のUA0.60以下、APW330とアルゴンガス、事例7件のUA0.46〜0.60は具体的で、Fobbyの坪65万円と71万円の差がUA0.60と0.50の差として書かれています。

一方でC値は「約0.5が実測値」と書きながら測定はオプションで、耐震等級3は全棟構造計算でも「計画によっては2」と注記があります。

相談では、自分のプランのUA値、気密測定を付けた場合の費用、耐震等級3で計画できるか、換気がsumikaか第三種かを聞いてください。

フォルムの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例32件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

編集部からコメント:フォルムの得意分野

30坪前後の本体2,000万円前後が事例の型です。施工事例32件は全件に本体価格と延床があり、延床の中央値32.1坪、本体の中央値1,975万円、本体を延床で割ると37〜76万円/坪で中央値57.5万円です。

1,480万円の事例が3件(30〜40坪)、2,800万円が2件(37坪と58坪)で、二世帯や店舗併用も同じ形式で価格を載せています。

2023年以降の7件はUA値とC値、太陽光10kW、補助金の取得まで並べる形式に変わり、床下エアコンや第一種換気を「限られた予算でも」と書く事例が続きます。所在地はどの事例にも書かれていません。

フォルムならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

本社オフィスが社長宅であることを会社概要に明記し、「トラブルが発生しても逃げも隠れもしません」と書いています。従業員2名、モデルハウスと営業担当を持たない体制を価格の理由にしています。

施工事例32件すべてに本体価格と延床㎡を載せ、1,215万円(98㎡)から2,800万円(192㎡)まで読めます。規格プランFobbyは坪65万円(UA0.60)と71万円(UA0.50)の2段階です。

会社概要にZEH実績を年度別に公開し、2020年0%から2025年100%へ。「年間12棟程度の受注」「会社から2時間以内」を自分で上限に置き、耐震等級3は「計画によっては2」と注記しています。

換気はマーベックスの第一種換気sumika(床面から排気しダクトを使わない)、塗り壁はスタジオジブリの社屋を手がけたBlue Montañaのラ・クレセンテと、部材の銘柄を製品名で並べています。

OB宅訪問会をSUUMO関東イベントランキング1位と掲げ、「他に悩んだ会社を教えて」「なぜその会社を選ばなかったか」を施主に直接聞ける場と説明。来場者は横浜線・小田急線の駅まで送迎します。

フォルムの評判はどう読めばいい?

相談者

事例の値段は全部出ていて安いのに、Googleは★1が1件だけ…本文もないし、何を信じればいいんでしょう。

編集部

星1つ1件は判断材料になりません。本文がなく6年前の投稿で、施主かどうかも読めません。

材料になるのは事例32件の本体価格と延床がすべて公開され、延床で割ると中央値57.5万円/坪と計算できる点、APW330とアルゴンガスを標準に書き、Fobbyで坪65万円と71万円の差をUA0.60と0.50の差として説明している点です。

ただ従業員2名で社長が設計から現場まで見る体制なので、社長に何かあったときの引継ぎと、無償メンテが2年で終わる点は自分で確かめる項目です。

編集部

確かめるならOB宅訪問会で施主に住み心地と引渡し後の対応を聞き、自分のプランのUA値、気密測定を付けた場合の費用、耐震等級3で計画できるかを社長に直接聞いてください。

事例の本体価格には付帯工事・外構・地盤改良・設計料が入っているか書かれていないので、本体と別途を分けた概算見積を初回相談でもらい、2年以降の点検が有償になる場合の金額も同時に確認を。

フォルムで後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

見積もり相談会(本社=社長宅、町田市山崎町1534、予約制で駅まで送迎)、OB宅訪問会(施主宅、完全予約制)、FP相談会に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

事例の本体価格は延床で割ると中央値57.5万円/坪ですが、付帯工事・外構・地盤改良・設計料・消費税が含まれるか書かれていません。

希望の延床で本体と別途を分けた概算を最初に出してもらい、Fobbyの坪65万円と71万円のどちらの仕様か、省令準耐火や気密測定をオプションで付けた場合の差額も同時に確認してください。

編集部

耐震等級3は全棟構造計算でも「計画によっては2」と注記があるので、自分のプランが3で計画できるかを書面で。

UA値は事例に出ているので自分のプランの数字を聞き、点検は1か月・1年・2年で無償メンテが2年までのため、3年目以降の対応と社長不在時の窓口も契約前に聞いてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。

フォルムは価格の透明さで選ぶ会社なので、自分の延床での本体と別途を分けた概算とUA値を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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