スタイルワン(武蔵野市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

スタイルワン(東京都武蔵野市)の評判と坪単価

武蔵野市西久保のスタイルワンは、高気密高断熱住宅を早くから手掛けてきたスタッフが2006年に設立した一級建築士事務所で、施主が職人と直接契約する分離発注と自社の一括請負を選べる会社です。

2×6工法にウレタン吹付140mmと樹脂トリプルサッシを標準にし、外断熱を足したハイブリッド断熱でUA値0.25〜0.32、C値は0.35以下を保証して全棟気密測定を行い、最近の物件11件のC値0.18〜0.34を性能ページに載せています。

設計事例は82件で二世帯9件・賃貸3件・地下室5件と幅がありますが、坪単価は出さない方針で価格はなく、保証は10年、点検は2年目と10年目です。Google口コミは3件★3.7で本文があるのは1件、代表者名と建設業許可の記載もありません。

ホームページには施工事例が82件公開されていて、坪数が分かるものだけで48件あります。

スタイルワンの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

武蔵野のスタイルワン、性能はすごそうなんですけど設計事務所で分離発注って、素人には難しくないですか?

編集部

分離発注は施主が15〜25社と直接契約する方式で、契約先の選定に1か月、設計に2〜3か月かかるとFAQに書いています。一括請負も選べるので、性能だけ欲しい人はそちらで済みます。

数字はC値0.35以下の保証と実測11件0.18〜0.34、UA値0.25〜0.32が読めますが、価格は坪単価を出さない方針でゼロ、口コミも3件です。

相談者

契約の形から選ぶ会社なんですね。まず一括請負で見積を取ってみます。

目次

スタイルワンはどんな規模の工務店?

商号株式会社スタイルワン(スタイルワン建築設計事務所)
本社東京都武蔵野市西久保2-18-3 1階
設立2006年(平成18年)1月15日
資本金記載なし
代表者記載なし(会社案内に代表者名の記載がなく、設計士は一級建築士3名・二級建築士1名)
建設業許可記載なし
建築士事務所一級建築士事務所(登録番号の記載なし)
宅建業免許記載なし
事業住宅の設計・監理・施工管理(分離発注方式のコンストラクションマネジメント、または一括請負のトータルプロデュース)。高気密高断熱の注文住宅、輸入住宅(北欧・南欧・北米・イギリス風)、二世帯住宅、店舗・賃貸併用住宅、賃貸住宅、地下室付き住宅(RC)、土地探し・資金計画・インテリアコーディネート
施工エリア記載なし。設計事例は練馬区・世田谷区・武蔵野市・杉並区・川崎市が多く、府中・東大和・三鷹・立川・国分寺・大田区・目黒区・横浜市港北にも
拠点事務所(武蔵野市西久保2-18-3 1階、三鷹駅徒歩約10分、駐車場あり)のみ。モデルハウスはなく、施主宅の構造見学会・完成見学会を予約制で開催(イベントページの最新は2023年2月)
所属団体CM分離発注方式「イエヒト(旧オープンシステム)」会員、ZEHビルダー
編集部からコメント:スタイルワンという工務店の立ち位置

建設業許可番号はホームページに載っておらず、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から20年で、一級建築士3名を含む7名の設計事務所で、年間棟数は書かれていません。

会社案内には一級建築士3名・二級建築士1名・インテリアコーディネーター2名・専任施工管理1名とあり、代表者名と資本金、建設業許可番号はありません。

ZEHビルダーの実績は2017年度30%、2020年度20%、2023年度100%で、ほかの年度は0%と割合の振れが大きく、年に数棟の設計と読めます。

設計事例は82件で練馬区・世田谷区・武蔵野市・杉並区・川崎市が多く、二世帯9件、賃貸・賃貸併用が6件、地下室のある家が5件、ビルトイン車庫が11件とタグが付いています。

スタッフブログは2024年3月、見学会の告知は2023年2月が最新で、お知らせは2025年12月の年末休業案内です。

スタイルワンのGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★3.73件事務所(武蔵野市西久保2-18-3)
  • ★56年前
    スタッフの対応、設計力、技術の認識の高さと建築中の真面目な仕事ぶりには脱帽。もっと経験値生かして欲しいと思う部分もあったが概ね満足できる建築物になった。

出典:Googleマップ「スタイルワン建築設計事務所」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:スタイルワンの口コミはどう読む?

3件の内訳は★5が2件、★1が1件で、★4と★3と★2はありません。本文があるのは1件です。

本文があるのは6年前の★5の1件で、「設計力と建築中の真面目な仕事ぶりには脱帽」「協力会社も真摯な会社を選んでいる」「大手より懐に優しい」と評価しつつ、「もっと経験値を生かしてほしい部分もあった」と注文も残しています。

★1は9か月前の投稿で本文がなく、何に対する評価かは読めません。

会社の返信はなく、口コミの少なさは年に数棟の設計事務所という規模のままです。評判はホームページの「設計事例とお客様の声」で読む形ですが、施主の声が載るのは立川の2軒目の家など数件で、多くの事例は仕様の表だけです。

口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

スタイルワンの坪単価はいくら?

スタイルワンはホームページに坪単価と本体価格を出していません。

「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。

東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目スタイルワン東京都の平均
家の広さ38.1坪(施工事例48件の中央値)36.1坪(119.2㎡)
家の値段非公開4,866万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約135万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収774万円
申込者の年齢49.7歳
もとになった件数82件(ホームページの施工事例)212件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが38.1坪で、都平均の36.1坪より大きいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?

編集部

都平均より2.0坪大きい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は都平均より上に出やすい会社です。

値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

スタイルワンの性能・仕様はどこまで公開されている?

工法2×6工法が中心(事例82件中2×6が33件、2×4が20件)、地下室や混構造はRC。壁はウレタン吹付140mm(内断熱)を標準に、外側に20〜40mmの外貼断熱を足すハイブリッド断熱(外内ダブル断熱)を選べる。屋根はウレタン135mm+高性能グラスウール110mm。構造用合板12mm、ガルバリウム屋根材ディプロマット、外壁通気、基礎パッキン、ホウ酸防蟻、配管はさや管。内装はドライウォール+水性塗料、珪藻土、漆喰、紙クロス
耐震等級3(性能ページの見出しに「耐震等級3・耐火性能」)。2×6のモノコック構造で重心と剛心を近づける設計、地盤調査とベタ基礎。許容応力度計算かどうかの記載はなし。省令準耐火構造
断熱等級ハイブリッド断熱で「断熱最高等級7 UA値0.25を実現」と記載。標準の充填断熱(Aタイプ)はQ値1.2、外貼20mm(Bタイプ)で0.91、40mm(Cタイプ)で0.85
C値(気密)0.35以下を保証(屋根断熱の場合)、全棟気密測定。「実測で平均0.5」と書いたページもある。性能ページの「最近の施工物件」11件は0.18〜0.34(練馬・世田谷・品川・武蔵野・小金井・杉並・目黒)、見学会告知の2件は0.38(世田谷区下北沢、2023年)・0.39(小金井市、2014年)
UA値(外皮)ハイブリッド断熱0.25〜0.32、Q1スタイル(充填断熱)0.32〜0.43(34坪・小屋裏収納なしの場合)。Q値は0.7〜1.4を目標
断熱材水発泡の吹付ウレタン(アクアフォーム・モコフォーム・アイシネン)が標準。熱伝導率0.026の高性能硬質ウレタン、ネオマフォーム、セルロースファイバー、羊毛も要望で使い分け。壁体内無結露の保証の記載はなし
樹脂サッシ+Low-Eトリプルガラス(アルゴン、U値1.23)が標準(準防火・防火地域を除く)。換気は第一種熱交換(ダイキン ベンティエール、除加湿のデシカ、再熱除湿のサラビア)で、施工物件の半数は全館空調との組み合わせ
ZEHZEHビルダー。実績は2017年度30%、2018〜2019年度0%、2020年度20%、2021〜2022年度0%、2023年度100%。2025年目標はZEH50%・Nearly ZEH10%・ZEH Oriented10%。東京ゼロエミ住宅の助成にも対応と記載
長期優良住宅長期優良住宅と低炭素住宅の認定基準に基づく標準仕様と記載(認定の取得件数は不明)
保証・点検引き渡し後に10年保証・地盤保証・白アリ対策(保証会社名・金額の記載なし)。定期点検は2年目と10年目の2回で、保証書に基づく不具合は保証期間内なら無償。分離発注で業者が倒産した場合は出来高払いのため別業者を再選考し、瑕疵担保10年と地盤保証は損保の保証が付くとFAQに記載
編集部からコメント:数字の見方

断熱と気密の数字は厚く、耐震の計算方法と保証の中身は薄い会社です。UA値はハイブリッド断熱で0.25〜0.32、C値は0.35以下を保証と書き、実測11件が0.18〜0.34で保証値を下回っています。

樹脂トリプルサッシと第一種熱交換換気を標準にし、全館空調が半数という設備の書き方も具体的です。

一方で耐震等級3が許容応力度計算かは読めず、保証は「10年保証・地盤保証・白アリ対策」とだけで保証会社と金額がなく、点検も2年目と10年目の2回です。

相談では、自分のプランのUA値と気密測定の結果の渡し方、耐震等級3の計算方法、保証会社と地盤保証の金額、10年目以降の点検の扱いを聞いてください。

スタイルワンの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例82件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

編集部からコメント:スタイルワンの得意分野

武蔵野・練馬・世田谷の30〜45坪、2×6の高気密高断熱住宅が事例の型で、二世帯と賃貸まで広がっています。

設計事例は82件で、延床が読める48件は13.9〜79.7坪、中央値38.1坪と都平均より大きめで、二世帯9件、賃貸・賃貸併用6件、店舗・事務所併用3件、地下室のある家5件、3階建て10件が含まれます。

事例ページは建築面積・延床・用途・構造・床と壁の仕上げの表だけで、UA値やC値、価格、竣工年は載っていません。

「立川 フレンチスタイルの家」は前の家もスタイルワンで建てた施主の2軒目で、「ハイブリッド断熱の効果で吹き抜けでも一年中快適」「娘の同居を想定して第二のキッチンの配管を先に引いた」と施主の声が読めます。

全館空調のタグが55件、デシカ16件、太陽光発電18件と、設備の傾向はタグで数えられます。

スタイルワンならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

施主が水道・電気など15〜25社の専門業者と直接契約する分離発注方式と、自社の一括請負のトータルプロデュース方式を選べます。業者の選定に1か月、設計に2〜3か月とFAQに書いています。

同じ34坪のモデルで壁の断熱を3段階に分け、充填140mmでQ値1.2、外貼20mmを足して0.91、40mmで0.85と、外断熱の厚みごとの数字を載せています。

性能ページに「最近の施工物件のC値」として練馬区Y邸0.28、武蔵野市I邸0.18など11件を所在地付きで一覧にし、C値0.35以下(屋根断熱の場合)を保証すると書いています。

坪単価を「悪しき慣習」と呼び、価格ページで坪単価を出さない理由を説明。設計監理費とコンストラクションマネジメント料は工事規模で決め、契約後の仕様変更で増えないと書いています。

換気はダイキンの熱交換換気ベンティエール、除加湿のデシカ、再熱除湿のサラビアの3機種を使い分け、施工物件の半数は全館空調との組み合わせとFAQに書いています。

スタイルワンの評判はどう読めばいい?

相談者

口コミ3件で★1もあって、代表者の名前も載ってない設計事務所…性能の数字だけ信じていいんでしょうか。

編集部

数字の出し方で見ると、気密は保証値と実測が両方あります。C値0.35以下を保証し、最近の物件11件を0.18〜0.34と所在地付きで載せ、UA値もハイブリッド断熱0.25〜0.32と充填断熱0.32〜0.43を34坪のモデルで分けています。

★1は本文がなく、★5の1件は「経験値をもっと生かしてほしい」と書きながら満足と結んでいて、社名を替えると成立しない情報は性能ページ側にあります。

編集部

確かめるなら見学会か事務所で、分離発注と一括請負のどちらで頼むかを先に決め、自分のプランのUA値と気密測定の結果をどう渡すか、耐震等級3の計算方法を聞いてください。

価格は坪単価を出さない方針なので、設計監理費とCM料、本体・付帯・外構・諸費用を分けた総額を書面で出してもらい、保証会社と地盤保証の金額、2年目と10年目以外の点検の扱いも同時に確認を。

スタイルワンで後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

構造見学会・完成見学会(施主宅、予約制、イベントページで告知)、事務所(武蔵野市西久保2-18-3 1階、三鷹駅徒歩約10分、駐車場あり)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

坪単価が出ないので、希望の延床で設計監理費・CM料・本体・付帯工事・外構・地盤改良・諸費用を分けた総額を出してもらってください。

分離発注と一括請負で総額と契約先の数がどう変わるか、ハイブリッド断熱(外貼20mm・40mm)と樹脂トリプルサッシを入れた場合の差額も同時に確認を。

編集部

UA値は自分のプランの計算値を、C値は全棟測定の結果を性能報告としてもらえるかを書面で。耐震等級3が許容応力度計算か、長期優良住宅の認定を取るか、保証の会社名と地盤保証の金額、分離発注で業者が倒産した場合の手順を契約前に聞いてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。

スタイルワンは気密の保証値と実測で選ぶ設計事務所なので、契約方式を決めたうえで総額を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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