足立区梅島の松崎建設は、1960年創業で3代目、House de Organicの建築家と組んで自由設計の家を建て、足立区の耐震診断と耐震補強を1,000件以上手掛けてきた工務店です。
新築は耐震等級3を標準に金物工法で組み、C値0.5以下とUA値0.46以下(HEAT20 G2同等)を確保すると書き、作品紹介26件(新築16件)には建築地・敷地・延床が付いて、敷地10坪や間口3mの狭小地の家が並びます。
代表は阪神淡路大震災の応急危険度判定で倒壊した家の前に立った経験を原点に耐震の著書を出し、足立区の耐震助成制度の設計に関わり、耐震説明会の講師を500回以上務めています。
一方で価格はどこにもなく、UA値・C値の実測は「次世代ゼロエミのお家」のUA0.4・C0.4の1件だけで、Google口コミは3件★4.3、本文があるのはリフォーム相談の1件です。
ホームページには施工事例が16件公開されていて、坪数が分かるものだけで16件あります。
松崎建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者足立区の松崎建設、建築家と組む家で耐震にすごく詳しい会社みたいですけど、値段が全然書いてなくて…。



価格は「透明性の高い家づくり」を掲げながら数字はなく、プランと概算見積を出す流れだけです。性能はC値0.5以下・UA値0.46以下・耐震等級3標準と基準で書き、実測はゼロエミ水準3の家のUA0.4・C0.4が1件。
代わりに耐震診断1,000件、説明会の講師500回、足立区の助成制度に関わった経歴と、狭小地16件の事例が読めます。Googleの3件に新築の施主が書いたものは見当たりません。



耐震の実績で選んで、値段は勉強会で聞く会社ですね。第131回の勉強会に行ってみます。
松崎建設はどんな規模の工務店?
| 商号 | 松崎建設株式会社 |
|---|---|
| 本社 | 東京都足立区梅島3-31-13 |
| 設立 | 1966年(昭和41年)設立、創業は1960年(昭和35年)1月7日 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 代表者 | 松崎 孝平(3代目、2001年就任。東京都応急危険度判定員、足立区登録耐震診断士、耐震に関する著書あり、足立区の耐震助成制度の設計に関与) |
| 建設業許可 | 東京都知事許可 第32591号(沿革に1992年特定建設業登録) |
| 建築士事務所 | 一級建築士事務所 東京都知事登録 第37179号(1993年登録) |
| 宅建業免許 | 東京都知事 第96800号 |
| 事業 | 建築工事業(建築家と組む注文住宅、狭小地・再建築不可の建替え、重量鉄骨の住宅も)、増改築営繕工事(耐震診断・耐震補強・減築・リフォーム)、不動産売買仲介業。足立区の耐震診断助成の申請代行、家づくり勉強会(北千住マルイで開催) |
| 施工エリア | 記載なし。作品紹介の建築地は足立区が13件、台東区、埼玉県草加市・三郷市 |
| 拠点 | 本社(足立区梅島3-31-13)、資材センター(足立区青井)、梅島倉庫。モデルハウスの記載はなく、家づくり勉強会(北千住マルイ10階、第131回まで)と個別相談会、施主宅の見学会 |
| 所属団体 | 東京都建築士事務所協会 足立支部、House de Organic(建築家と工務店のネットワーク、月例会あり)、日本住宅検査機構JIO登録、ISO9001認証(2000年、区内業界初と記載) |
東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から60年で、技術系の社員が国家資格を全員持つ、スタッフ紹介4名と代表の小さな総合建設会社です。
会社概要に従業員数と年間棟数の記載はなく、スタッフ紹介は二級建築士・一級施工管理技士の大嶋氏、営業部長の喜禎氏、営業の倉本氏(インテリアコーディネーター)、経理の三宅氏の4名で、ブログには新入社員の一級建築士合格が載っています。
1960年に創業者の松崎昭五郎氏が松崎組を興し、鉄骨加工工場を持つ総合建設業として1966年に法人化、1988年に2代目、2001年に3代目の松崎孝平氏が就任し、2000年に区内の業界で初めてISO9001を取得しました。
作品紹介は新築16件、リフォーム・耐震補強10件で竣工年はなく、家づくり勉強会を2025年12月で第131回まで続けています。
松崎建設のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.3 | 3件 | 本社(足立区梅島3-31-13) |
- ★55年前
浴室のリフォームの相談に行きました。分かりやすい資料で概算と工事の進め方を説明してもらいました。
出典:Googleマップ「松崎建設㈱」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
3件の内訳は★5が2件、★3が1件で、★4と★2と★1はありません。本文があるのは1件です。
本文があるのは5年前の★5の1件で、浴室リフォームの相談に行き「分かりやすい資料で概算と工事の進め方を説明してもらった」という内容です。3週間前の★5と6年前の★3は本文がなく、新築の施主の投稿はありません。
リスティングはオーナー未登録で会社の返信もなく、評判はGoogleでは読めない会社です。ホームページにもお客様の声のページはないので、家づくり勉強会と個別相談会、施主宅の見学会で施主の話を聞く形になります。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
松崎建設の坪単価はいくら?
松崎建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 松崎建設 | 東京都の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 28.9坪(施工事例16件の中央値) | 36.1坪(119.2㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,866万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約135万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 774万円 |
| 申込者の年齢 | — | 49.7歳 |
| もとになった件数 | 16件(ホームページの施工事例) | 212件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが28.9坪で、都平均の36.1坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?



都平均より7.2坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は都平均より下に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
松崎建設の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組で接合部は金物工法(劣化のない接合と記載)。重量鉄骨の住宅の事例(埼玉県三郷市)もあり、鉄骨加工工場を持つ総合建設業の沿革。建築家と組む完全自由設計(House de Organic)で、狭小地・再建築不可の敷地での建替えや減築を得意と記載。無垢フローリング、珪藻土、漆喰、再現性のある素材(廃盤になりやすい印刷サイディングは勧めない) |
|---|---|
| 耐震等級 | 3が標準。打合せで変更のたびに耐震性能を検証し、接合部は金物工法。リフォームは上部構造評点1.0以上を確保。許容応力度計算かどうかの記載はなし。足立区登録耐震診断士第1号として診断1,000件以上、耐震説明会の講師500回以上 |
| 断熱等級 | 記載なし(UA値0.46以下のHEAT20 G2同等と記載) |
| C値(気密) | 0.5以下を確保と記載(「実際の建物で計測」と説明)。作品紹介の「次世代ゼロエミのお家」(足立区六町、27.35坪)はC値0.4。ほかの事例に実測の記載なし |
| UA値(外皮) | 0.46以下(HEAT20 G2同等)を確保と記載。「次世代ゼロエミのお家」はUA値0.4、東京ゼロエミ水準3、一次エネルギー消費削減率121% |
| 断熱材 | 記載なし |
| 窓 | 記載なし |
| ZEH | ZEHビルダー(2026年6月に普及目標を更新と告知)。実績と目標の数値はホームページに記載なし。事例に東京ゼロエミ水準3の家 |
| 長期優良住宅 | 記載なし |
| 保証・点検 | 記載なし(保証・アフターのページがなく、日本住宅検査機構JIO登録と1983年の住宅性能保証協会登録が沿革にあるのみ。瑕疵保険・地盤保証・点検の時期の記載なし) |
基準は数字で書き、実測と保証は薄い会社です。C値0.5以下とUA値0.46以下(G2同等)、耐震等級3の標準と金物工法、変更のたびに耐震性能を検証する手順は明確で、ゼロエミ水準3の事例にUA0.4・C0.4が載っています。
一方で実測値はその1件だけで、断熱材とサッシの仕様、長期優良住宅の扱い、瑕疵保険・地盤保証・定期点検の記載がなく、ZEHの実績も数値がありません。
耐震については診断1,000件と説明会500回、著書、足立区の制度設計への関与と、他社にない経歴が並びます。
相談では、自分のプランのUA値と気密測定の結果を渡してもらえるか、耐震等級3の計算方法、断熱材とサッシの標準、瑕疵保険と地盤保証の会社名、引き渡し後の点検の時期を最初に聞いてください。
松崎建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例16件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。
足立区の20〜30坪、狭小地に建築家が設計した家が事例の型です。
作品紹介26件のうち新築16件は足立区13件、台東区1件、埼玉県草加市・三郷市が各1件で、延床は20.2〜56.2坪、中央値28.9坪、敷地10坪の家(千住、21.9坪)、間口3mの家(東和、21.3坪)、9.9坪の敷地に建てた台東区の家(20.2坪)と狭小の事例が目立ちます。
全件に建築地・敷地面積・延床面積が付き、「次世代ゼロエミのお家」にはUA値0.4・C値0.4・一次エネルギー消費削減率121%が書かれていますが、価格と竣工年はありません。
リフォーム・耐震補強の10件は旧耐震の家の減築や3階建てを2階建てにする耐震改修で、ビフォーアフターの写真が付きます。お客様の声のページはなく、事例の説明は「極力白を使いたくない」「家具は極力置かず造作を」と施主の要望から入る短文です。
松崎建設ならではの特徴は?
代表の松崎孝平氏は阪神淡路大震災の応急危険度判定で倒壊した家の前に立った経験から耐震の著書を出し、足立区の耐震診断助成制度の設計に関わり、区内の耐震説明会で講師を500回以上務めています。
足立区の登録耐震診断士第1号として約20年で1,000件以上を診断し、診断費用は建物の規模にかかわらず一律30万円(税抜)、助成金の申請から受け取りまでワンストップと明記しています。
House de Organicの建築家と組む「建築家×工務店」で、耐震や断熱を最優先しない建築家とは真っ向から議論し、予算内で作品を実現させるのが工務店の役目と書いています。
こだわりページにC値0.5以下、UA値0.46以下(HEAT20 G2同等)、耐震等級3標準と基準を書き、事例「次世代ゼロエミのお家」にはUA値0.4・C値0.4・一次エネルギー消費削減率121%を載せています。
家づくり勉強会を北千住マルイ10階で第131回(2025年12月)まで続け、作品紹介には敷地10坪の家、間口3mの家、再建築不可の敷地の建替えなど足立区の密集地ならではの事例が並びます。
松崎建設の評判はどう読めばいい?



耐震の実績はすごいのに、口コミは3件で新築の人の声もなくて…建築家との家って高くないですか?



口コミが少ないのは年に数棟の規模とオーナー未登録のリスティングのためで、評判はGoogleでは読めません。
代わりに耐震診断1,000件、説明会の講師500回、著書と足立区の制度設計、C値0.5以下・UA値0.46以下の基準、狭小16件の事例と、社名を替えると成立しない情報がそろっています。
価格は「透明性の高い家づくり」と書きながら数字がなく、建築家の設計料がどう乗るかも読めません。



確かめるなら北千住の家づくり勉強会か個別相談会で、建築家の設計料と工務店の見積がどう分かれるか、自分のプランのUA値と気密測定の結果を渡してもらえるかを聞いてください。
事例の中央値に近い28坪で本体・付帯・外構・設計料・諸費用を分けた概算を出してもらい、瑕疵保険と地盤保証の会社名、点検の時期と回数、耐震等級3の計算方法も同時に確認を。
松崎建設で後悔しないために、相談時に確認することは?



家づくり勉強会(北千住マルイ10階、月1回程度、無料)と個別相談会、本社(足立区梅島3-31-13)、施主宅の完成見学会に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格はどのページにもないので、事例の中央値に近い28坪前後で本体・付帯工事・外構・建築家の設計料・諸費用を分けた概算を最初に出してもらってください。狭小地や再建築不可の敷地で費用がどう変わるか、耐震補強やリフォームとの比較も同時に確認を。



UA値とC値は基準だけなので、自分のプランの計算値と気密測定の実測値を書面で渡してもらえるかを聞いてください。耐震等級3の計算方法、断熱材とサッシの標準、瑕疵保険と地盤保証の会社名と金額、引き渡し後の点検の時期と回数を契約前に。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。
松崎建設は耐震の経歴と狭小地の事例で選ぶ会社なので、設計料を分けた概算と気密の実測を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
