藤沢市辻堂の神奈川エコハウスは、1983年からパッシブソーラーハウスを建ててきた会社で、性能の約束を「C1.G2.T3」と一言で書いています。
C値1.0以下は全棟の実測で平均0.7、G2は外張り断熱でUA値0.46以下が標準、T3は許容応力度計算の耐震等級3で、構造材は神奈川県産のヒノキとスギです。
完成事例16件は竣工年と延床が載って中央値33.1坪、横浜・茅ヶ崎・藤沢・鎌倉に散らばりますが、価格はどのページにもありません。Googleの口コミは8年前の1件だけで、住まい手の声はホームページに32件あります。
ホームページには施工事例が16件公開されていて、坪数が分かるものだけで16件あります。
神奈川エコハウスの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者辻堂の神奈川エコハウス、「C1.G2.T3」って標語まで作ってるんですね。県産材で漆喰の家って高そうですけど、値段はどこかに?



価格は本体も坪単価もなく、企画型のnichi-nichi-kaも「35坪まで、エリア制限あり」とあるだけです。
数字で読めるのはC値1.0以下を全棟実測して平均0.7、外張り断熱はUA値0.46以下が標準、耐震等級3は許容応力度計算、一級建築士11名、長期優良住宅約200棟、事例16件の延床中央値33.1坪で、口コミは8年前の1件で本文がありません。



性能と木の仕様は全部読めて、値段だけ聞きに行く会社なんですね。概算見積が無償みたいなので頼んでみます。
神奈川エコハウスはどんな規模の工務店?
| 商号 | 神奈川エコハウス株式会社(1985年設立時は神奈川エアサイクル住宅株式会社) |
|---|---|
| 本社 | 神奈川県藤沢市辻堂太平台2-11-5(本社隣にコンセプトハウス) |
| 設立 | 1972年4月創業、1985年5月に現法人設立(2015年に設立30周年) |
| 資本金 | 記載なし(自己資本2億2,000万円、2025年5月現在と表記) |
| 代表者 | 下平 勇(代表取締役社長)。設計は建築家の岸未希亜氏(木造建築の吉田桂二氏に師事、著書「間取りの学校」)ら一級建築士11名 |
| 建設業許可 | 神奈川県知事許可(令7)第40326号(1994年に特定建設業許可を取得と沿革に記載) |
| 建築士事務所 | 一級建築士事務所 神奈川県知事登録第7730号(一級建築士11名・二級建築士3名) |
| 宅建業免許 | 記載なし(関連法人アース株式会社が宅地建物取引業とエコマテリアル取扱業、公認不動産コンサルティングマスター1名在籍) |
| 事業 | 注文住宅(自然素材と外張り断熱の木組みの家、企画型nichi-nichi-ka)、リノベーション・リフォーム(RE.事業部)、パッシブソーラーハウス(エアサイクル工法)、神奈川県産材の家(神奈川の木で家をつくる会の幹事会社) |
| 施工エリア | 神奈川全域、東京都・静岡県の一部(会社情報)。nichi-nichi-kaは施工エリア制限あり。完成事例16件の所在地は横浜市5件、茅ヶ崎市3件、藤沢市3件、鎌倉市2件、海老名市・伊勢原市1件ずつ |
| 拠点 | 本社(辻堂太平台)、コンセプトハウス(本社隣地、2009年開設、築10年目の木と漆喰の家)、構造見学会・完成見学会(川崎・藤沢・平塚など)、住まい手の取材(住まい手の声32件) |
| 所属団体 | 住宅保証機構、JIO、神奈川県建築士事務所協会、かながわ県産木材住宅建設認証工務店、NPO法人緑の列島ネットワーク、神奈川の木で家をつくる会(主宰)、ZEHビルダー |
神奈川県知事の許可で、営業所が神奈川県内にある地元の会社です。設立から54年で、辻堂の本社とコンセプトハウスから、一級建築士11名で神奈川全域に建てる中規模の設計工務店です。
1972年に藤沢で創業、1983年にエアサイクル工法のパッシブソーラーハウス1号を茅ヶ崎に建て、1985年に神奈川エアサイクル住宅株式会社として法人化、1994年に特定建設業、2000年に神奈川の木で家をつくる会を設立して幹事会社に、2009年に住宅公園の閉鎖に伴い本社隣にコンセプトハウスを開き、2020年に企画型nichi-nichi-kaを発表と沿革に書いています。
資本金の記載はなく自己資本2億2,000万円、従業員数と年間棟数の記載もなく、有資格者は一級建築士11名・二級建築士3名・宅地建物取引士5名、累計1,000棟超で新規受注の7割が紹介と挨拶にあります。
完成事例16件は2020〜2025年竣工で横浜市5件・茅ヶ崎市3件・藤沢市3件・鎌倉市2件、長期優良住宅の認定は県下トップクラスの約200棟、ZEH実績は2020年度10%から2025年度61%へ上がっています。
神奈川エコハウスのGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★5.0 | 1件 | 本社(藤沢市辻堂太平台) |
1件の内訳は★5が1件で、★4と★3と★2と★1はありません。本文があるのは0件です。
Googleの口コミは8年前の★5が1件で本文がなく、会社の返信もありません。
1972年創業で累計1,000棟超と書く会社にしては口コミが極端に少なく、新規受注の7割が紹介という挨拶の記述と合わせると、Googleに書く客層ではないと読めます。
評判はホームページの住まい手の声32件とHouzzのレビュー(Best of Houzz 2026受賞と記載)、コンセプトハウスと完成見学会で本人に聞く前提です。
住まい手の取材は設計者が同行する形式なので、冬の室温と光熱費、気密測定の結果を自分から聞くと数字が出やすい会社です。
星だけで本文のない口コミは、誰が何に対して付けた評価か分かりません。このページでは本文のある口コミだけを評判の材料にし、本文のない口コミは件数として数えるだけにしています。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
神奈川エコハウスの坪単価はいくら?
神奈川エコハウスはホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 神奈川エコハウス | 神奈川県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 33.1坪(施工事例16件の中央値) | 35.3坪(116.6㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,277万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約121万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 692万円 |
| 申込者の年齢 | — | 50.1歳 |
| もとになった件数 | 16件(ホームページの施工事例) | 176件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが33.1坪で、県平均の35.3坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?



県平均より2.2坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より下に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
神奈川エコハウスの性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組(神奈川県産ヒノキ・スギの骨太木組み、土台120角ヒノキ、通し柱5寸・管柱4寸、杉無垢板の剛床、収縮に追従するナット金物、独立型ベタ基礎+地中梁、基礎コンクリート27N/mm²以上)、外張り断熱(ネオマフォーム)またはエアサイクル工法(通気溝付き断熱ボード)、許容応力度計算、制振装置はオプション、APW330樹脂サッシ、第3種換気標準(第1種対応)、床下エアコン、漆喰塗り壁・無垢床・エコクロス、専属大工、造作家具 |
|---|---|
| 耐震等級 | 等級3を基本(全棟で許容応力度計算、金物配置を計算で決めて現場で全箇所確認と記載。認定の有無は事例に記載なし) |
| 断熱等級 | 等級6(外張り断熱工法、UA値0.46以下=G2)を標準、エアサイクル工法は等級5(UA値0.6以下)、等級7(UA値0.26以下=G3)に対応可 |
| C値(気密) | 1.0以下を標準(全棟で現場実測、外張り断熱工法の実績平均は0.7程度、エアサイクル工法は1.0〜1.5程度になる場合もあると記載。事例ごとの数値はなし) |
| UA値(外皮) | 0.46以下が標準(外張り断熱工法、一棟ごとに個別計算と記載。エアサイクル工法は0.6以下。事例ごとの数値はなし) |
| 断熱材 | ネオマフォーム(フェノールフォーム、外張り)またはエアサイクル工法の通気溝付きポリスチレンフォーム。厚みの記載なし |
| 窓 | YKK AP APW330樹脂サッシ+Low-Eアルゴンガス入りペアガラス(標準)。トリプルガラス・木製サッシに対応 |
| ZEH | ZEHビルダー。実績は2020年度10%、2021年度14%、2022年度30%、2023年度18%、2024年度45%、2025年度61%(自社公表)、2030年度目標90%。ゼロエネルギー住宅は自社仕様でオプション対応 |
| 長期優良住宅 | 標準仕様で認定基準をクリアできる自社基準と記載、認定実績約200棟(県下トップクラスと表記) |
| 保証・点検 | 瑕疵担保責任保険(構造・漏水10年)+自社の構造20年保証、地盤保証・完成保証に対応。第三者機関の基礎・構造・完成検査に加え、基礎・上棟・木構造・屋根・防水・断熱・気密・木工仕上・内装仕上・外構の社内検査。定期点検は1年・2年・5年・10年・15年・20年、希望により以降5年ごと。予約すれば水曜定休でも相談・メンテナンスは年中無休 |
標準値と実測平均の両方を書き、工法で数字が変わることまで正直に書く会社です。
住まいの性能ページに「C1.G2.T3」を掲げ、気密は全棟で現場実測してC値1.0以下を標準、実績平均は0.7程度、断熱は一棟ごとに計算して外張り断熱で等級6(UA値0.46以下)、耐震は許容応力度計算で等級3を基本と説明し、構造材の寸法(通し柱5寸・管柱4寸・土台120角)や基礎コンクリートの強度(27N/mm²以上、冬季36N/mm²)まで数字で並べています。
一方でエアサイクル工法を選ぶと等級5(UA値0.6以下)でC値が1.0〜1.5になる場合もあると注記があり、事例16件には個別のUA値・C値がなく、換気は第3種が標準です。
相談では、自分のプランを外張り断熱かエアサイクルのどちらで建てるかを決めたうえでUA値の計算書と気密測定の結果、等級7にした場合の差額、第1種換気と制振装置の追加費用、長期優良住宅の認定費用を書面でもらってください。
神奈川エコハウスの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例16件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜30坪 | 5件 | 31% |
| 30〜35坪 | 5件 | 31% |
| 35〜40坪 | 4件 | 25% |
| 40坪〜 | 2件 | 12% |
坪数が分かる16件のうち、いちばん多いのは〜30坪の5件(31%)。最小26.8坪から最大55.7坪まであり、中央値は33.1坪です。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 畳リビング・和室・茶室 | 3件 |
| 2階リビング・スキップフロア | 3件 |
| 傾斜地・狭小地・変形地 | 5件 |
| 平屋 | 3件 |
横浜南部から湘南・県央の30坪前後の木組みの家を、竣工年つきで見せる事例です。
完成事例16件はすべて用途「住宅」で、構造規模の㎡を坪に直すと中央値33.1坪、最小26.8坪から最大55.7坪、30坪未満が5件、30〜35坪が5件、40坪以上が2件、平屋が3件です。
所在地は横浜市5件・茅ヶ崎市3件・藤沢市3件・鎌倉市2件・海老名市・伊勢原市1件ずつ、竣工は2020〜2025年で2024年が7件と最も多く、題名には「畳リビング」「茶室」「土間とロフト」「傾斜地」「台形敷地」「狭小地」と、和の要素と土地の条件を解く話が並びます。
本文は設計者が敷地と間取りの意図を書く形式で、価格・UA値・C値はどの事例にもなく、別に現場日誌と住まい手の声32件があります。
神奈川エコハウスならではの特徴は?
性能の約束を「C1.G2.T3 for SDGs」と標語にし、C値1.0以下は全棟実測で平均0.7程度、G2は外張り断熱でUA値0.46以下、T3は許容応力度計算の耐震等級3と、標語の中身を数字で説明しています。
1983年にエアサイクル工法のパッシブソーラーハウス1号棟を茅ヶ崎に建て、1985年の法人名は神奈川エアサイクル住宅株式会社で、35年以上前から外張り断熱を続けてきたと書いています。
構造材は丹沢山系の神奈川県産ヒノキ・スギで、土台120角・通し柱5寸・管柱4寸と一般寸法より一回り太い木組みにし、「神奈川の木で家をつくる会」を主宰して伐採見学も行っています。
設計は木造建築の吉田桂二氏に師事した建築家の岸未希亜氏ら一級建築士11名が担い、岸氏の著書「間取りの学校」と建築知識ビルダーズの特集掲載を載せています。
標準仕様で建てた家に対して揮発性有機化合物50物質の濃度測定を定期的に行い、内装はでんぷんのりで貼るエコクロスと漆喰、長期優良住宅の認定は約200棟と書いています。
神奈川エコハウスの家はいくらで建つ?



県産のヒノキで漆喰の家、しかもC値まで測ってくれるって理想なんですけど、値段が1円も出てなくて…nichi-nichi-kaなら安いんですか?



ホームページには本体価格も坪単価も価格帯もなく、nichi-nichi-kaも「リーズナブルな注文住宅、形状と延床35坪まで、施工エリア制限あり」とあるだけで金額はありません。
家づくりの流れに「敷地確認のうえ概算見積を無償で提案」とあるので、価格は概算見積で初めて見える型です。
神奈川の平均が35.3坪で建設費4,277万円、事例の延床中央値が33坪なので、この平均を目安に、外張り断熱とエアサイクルのどちらか、漆喰と無垢床の標準仕様でどこまで含むかを確かめる読み方になります。



聞くべきは、希望の坪数で本体・付帯工事(地盤改良・給排水・外構)・諸費用を分けた概算総額、nichi-nichi-kaと通常の注文住宅の同じ坪数での差額、標準仕様(漆喰・無垢床・造作家具)に含まれる範囲、の3点です。
設計申込のあとに設計料や申込金が発生するかも、概算見積の段階で確認してください。
神奈川エコハウスで後悔しないために、相談時に確認することは?



コンセプトハウス(本社隣、築10年目の木と漆喰の家、予約制)、構造見学会・完成見学会(川崎・藤沢・平塚など、前日17時までに予約)、住まい手の声・現場日誌に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格が1つもない会社なので、希望の坪数で本体・付帯工事・諸費用を分けた概算総額と、nichi-nichi-kaとの差額、標準仕様に含まれる範囲を無償の概算見積で最初に出してもらってください。設計申込以降の設計料や申込金の有無も同じ席で。



外張り断熱かエアサイクルかで等級とC値が変わる会社なので、自分のプランの工法とUA値の計算書、気密測定の結果、等級7と第1種換気・制振装置の追加費用、長期優良住宅の認定費用を書面で。
20年目以降の点検と有償メンテナンスの範囲、構造20年保証の条件も契約前に確かめてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。
神奈川エコハウスはC1.G2.T3の標準値と県産材の木組みで選ぶ会社なので、坪数を決めた総額と自分のプランのUA値・C値を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
