田山建設は小美玉市飯前の工務店で、1964年に先代が大工として創業し、長男が家業を継ぐことになった2014年に株式会社にした、社員6名の会社です。
社長自身が大工で、社員大工が30代という点を強みに書き、家はパナソニックのテクノストラクチャー工法で1棟ごとに構造計算をして耐震等級3を取ると言い切っています。
施工例は31件あり、所在地・竣工年月・間取り・延床が全件に付き、2020年以降の12件には「参考総額 2,500〜3,000万円」のような帯が書かれていて、延床の中央値は34.4坪です。
一方で断熱等級とUA値・C値はどこにもなく、ZEHの表は2022年度から3年連続でZEH0%(ZEH水準は100%)と正直に載せています。
Googleの口コミは8件すべて★5で、他社で建てた人が「値段は高めだがパナの技術でしっかりした家」と書いているのが目を引きます。ホームページには施工事例が31件公開されていて、坪数が分かるものだけで30件あります。
田山建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者小美玉の田山建設、Googleが8件全部★5なんですけど、逆に怪しくないですか?社員6名の小さい会社ですよね…



8件はすべて本文があり、テクノストラクチャーの構造説明、耐震等級3、社長夫妻の人柄、定期点検が来ること、二世帯住宅の打ち合わせと内容が具体的で、他社で建てた人が「値段は高めだがパナの技術でしっかりした家」と★5を付けているのが特徴です。
デメリットとして「口頭のお願いを時々忘れる」と書いた人もいます。会社側は施工例31件に延床と竣工年を全件付け、2020年以降は参考総額の帯も出しているので、口コミより事例で判断できる会社です。



口コミの中身が構造と人柄の話で揃ってるんですね。お願いは口頭じゃなく書面で残します…!
田山建設はどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社田山建設(1964年創業の田山建設を2014年1月に株式会社へ改組) |
|---|---|
| 本社 | 茨城県小美玉市飯前1376-179(2026年4月に完成した事務所がショールームを兼ねる) |
| 設立 | 1964年創業、2014年1月30日 株式会社化 |
| 資本金 | 300万円 |
| 代表者 | 田山 文男(代表取締役、大工。1965年小川町生まれ、土浦の工業高校建築科を出て1984年に家業入り)。長男が後継として入社 |
| 建設業許可 | 茨城県知事許可(般-26)第32822号 |
| 建築士事務所 | 記載なし |
| 事業 | 新築注文住宅(パナソニック テクノストラクチャーの家)、リフォーム・リノベーション、モデルハウスの販売、手作り情報誌「でえく」の発行 |
| 施工エリア | 小美玉市を中心に茨城県内。施工例31件の所在地は小美玉市10件・水戸市8件・石岡市5件・鉾田市4件・ひたちなか市2件、行方市・稲敷市が各1件 |
| 拠点 | 本社事務所(小美玉市飯前)のみ。常設のモデルハウスはなく、事務所のLDKやスキップフロアの社長室をショールームとして見せる。小美玉市羽刈に建てたモデルハウスはオーナー募集中(販売) |
| 所属団体 | パナソニック ビルダーズグループ(テクノストラクチャー工法採用ビルダー)、ZEH推進ビルダー、移住・住みかえ支援機構(JTI)協賛社員 |
茨城県知事の許可で、営業所が茨城県内にある地元の会社です。設立から62年で、小美玉市飯前の事務所1つで動く、社員6名の大工工務店です。
代表者メッセージには1964年に先代の大工が小川町で創業したこと、社長が1984年に家業に入ったこと、長男が横浜の大学を出て戻ってきたのを機に2014年に株式会社へ改組したことが書かれ、「規模と売り上げの拡大ではなく安心の拡大」をビジョンに掲げています。
会社概要は資本金300万円、従業員6名、茨城県知事の一般建設業(般-26)で、建築士事務所の登録は載っていません。
FAQには社長が大工で社員大工が30代であること、相談から入居まで8〜10か月、着工から完成まで4か月、「とにかく安ければよい方やハウスメーカーでないといけない方にはプランと見積を遠慮する場合がある」とまで書いてあります。
施工例は31件で2012年から2026年まで年1〜4件のペース、所在地は小美玉市10件・水戸市8件・石岡市5件と車で30分圏に収まり、常設のモデルハウスはなく2026年4月に建て替えた事務所をショールームにしています。
田山建設のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★5.0 | 8件 | 本社(小美玉市飯前) |
- 52か月前
結果的に、他社さんで建てましたが非常に良い会社です。社長と奥様の人柄が抜群に素晴らしく、工務店としては家自体は値段は高めかと思いますが、パナの技術でしっかりした家です。 - 53年前
耐震等級3は絶対条件やった。小さな会社だけど、やってることは大きな会社に負けてない!ローコスト住宅ではないけど、この間取りと性能を確保するなら大手HMではできない価格。あえてデメリットを挙げるなら、口頭でのお願いは時々忘れてることがある(笑) - 56年前
建てる時は建主の事を理解する為コミニケーションを厚くして頂き。建てた後も定期的に点検に来て頂き、メンテナンスはもちろん、いろいろ相談に乗って頂けるので安心です。
出典:Googleマップ「㈱田山建設」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
8件の内訳は★5が8件で、★4と★3と★2と★1はありません。本文があるのは8件です。
8件すべてが★5で本文があり、テクノストラクチャー工法の構造説明が丁寧だった、耐震等級3が絶対条件だった、二世帯住宅で無理な要望も聞いてもらえた、建てて5年経っても満足、定期的に点検に来るという内容です。
他社で建てた人も「値段は高めだがパナの技術でしっかりした家」と★5を付けていて、価格が安い会社ではないことは口コミの側からも読めます。
減点として書かれたのは「口頭でのお願いは時々忘れることがある」の1件だけで、性能や施工の不具合に触れた投稿はありません。
8件のうち投稿が3年前と6年前に集まり、社長夫妻の人柄と現場の職人への言及が多いので、社員6名の会社の対応をそのまま映した口コミとして読めます。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
田山建設の坪単価はいくら?
価格のページはなく、施工例の2020年以降12件に「参考総額」の帯が書かれています。帯は2,000〜3,000万円から4,000〜5,000万円までで、延床で割ると坪53〜122万円の幅です。
参考総額に何が含まれるか(付帯工事・外構・諸費用)の注記はありません。支払いは手付5万円、着工時と上棟時に請負金額の約1/3ずつ、引き渡し時に残金とFAQにあります。
| 参考総額の帯 | 件数 | 延床(坪)と所在地 |
|---|---|---|
| 2,000〜3,000万円 | 6件 | 29.8〜37.6坪。水戸市・石岡市・鉾田市・ひたちなか市(2020〜2023年) |
| 2,500〜3,000万円 | 3件 | 29.3〜33.1坪。小美玉市の3LDK(2025〜2026年) |
| 3,000〜4,000万円 | 2件 | 37.9坪・42.3坪。小美玉市・ひたちなか市(2023年) |
| 4,000〜5,000万円 | 1件 | 41.1坪の4LDK。小美玉市(2024年) |
茨城県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 田山建設 | 茨城県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 34.4坪(施工事例30件の中央値) | 35.3坪(116.8㎡) |
| 家の値段 | 参考総額2,000万〜5,000万円(施工例12件の帯) | 3,738万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開(価格が帯表記で坪単価に直せない) | 約106万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 605万円 |
| 申込者の年齢 | — | 48.3歳 |
| もとになった件数 | 31件(ホームページの施工事例) | 156件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さは34.4坪と35.3坪でほとんど同じですよね。でも値段が内訳不明の価格帯だと、比べる意味あるんですか?



広さがほぼ同じということは、茨城県で平均的な大きさの家を建てている会社だ、ということです。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
田山建設の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」(木の梁に鉄を組み合わせたテクノビーム、接合部を金物で強化、通気工法、テクノビームは溶融亜鉛めっき+断熱補強)。2階建て以下でも1棟ごとに構造計算(耐震・耐風・耐雪)、劣化対策等級3、フリーウォールで将来の間取り変更、最大スパン8m。木造在来工法のリフォームも |
|---|---|
| 耐震等級 | 耐震等級3(テクノストラクチャーで1棟ごとに構造計算し「最高等級の耐震性能を数字で示す」とFAQと安心と信頼のページに記載) |
| 断熱等級 | 記載なし(「高い断熱レベルを確保するさまざまな断熱メニュー」とのみ。ZEH表に2022〜2024年度「ZEH水準100%」=断熱等級5相当) |
| C値(気密) | 記載なし |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | ロックウール(施工中のブログに搬入の記載)。断熱メニューは複数と記載 |
| 窓 | 樹脂サッシ(YKK AP APW330)・Low-E複層ガラス(ブログに記載) |
| ZEH | ZEH推進ビルダー。実績は2020年度67%、2021年度50%、2022〜2024年度は0%(ZEH水準100%)、2025年度目標75%。太陽光パネルを載せた事例が複数 |
| 長期優良住宅 | 「長期優良住宅仕様で資産価値がアップ」「長期優良住宅取得」を安心と信頼のページに記載(全棟かは明記なし) |
| 保証・点検 | 初期保証20年(法定10年を延長)、最長60年保証。パナソニックの24時間365日アフターサポート「リビングベル」、住まいの履歴情報をwebで管理。定期点検の年次の記載なし(口コミに定期的に点検に来るとの声) |
耐震は数字で言い切り、断熱は数字がない会社です。テクノストラクチャーの説明は厚く、2階建て以下では義務化されていない構造計算を1棟ごとに行い耐震等級3を「数字で示す」と書き、劣化対策等級3、通気工法、テクノビームの防錆処理まで載っています。
ところが断熱は「高い断熱レベルを確保するさまざまな断熱メニュー」という表現で、断熱等級もUA値も気密測定もどこにもなく、樹脂サッシAPW330とロックウールはブログの施工記録から拾える程度です。
ZEHの表は2022年度から3年間ZEH0%、ZEH水準100%と載せていて、太陽光を載せない家が中心で断熱は等級5相当と読めます。
相談では、自分のプランのUA値の計算書と断熱等級、断熱メニューの選択肢と差額、気密測定の有無、構造計算書の写しと耐震等級3の認定を取るかどうか、長期優良住宅を申請する場合の費用を書面でもらってください。
田山建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例31件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜30坪 | 5件 | 17% |
| 30〜35坪 | 11件 | 37% |
| 35〜40坪 | 7件 | 23% |
| 40〜45坪 | 3件 | 10% |
| 45坪〜 | 4件 | 13% |
坪数が分かる30件のうち、いちばん多いのは30〜35坪の11件(37%)。最小23.7坪から最大51.4坪まであり、中央値は34.4坪です。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 延床面積の記載 | 30件 |
| 参考総額の記載(2020年以降) | 12件 |
| 2,000〜3,000万円 | 6件 |
| 2,500〜3,000万円 | 3件 |
| 3,000〜4,000万円 | 2件 |
| 4,000〜5,000万円 | 1件 |
所在地・竣工年月・間取り・延床を全件に書き、2020年以降は参考総額の帯まで付けた施工例です。
31件の延床は中央値34.4坪、最小23.7坪、最大51.4坪で、30坪未満が5件、30〜35坪が11件、35〜40坪が7件、40坪以上が7件、間取りは3LDKが10件、4LDKが11件、二世帯の6LDK以上が2件です。
参考総額は12件にあり、2,000〜3,000万円が6件、2,500〜3,000万円が3件、3,000〜4,000万円が2件、4,000〜5,000万円が1件で、帯の上下を坪数で割ると坪53〜122万円の幅に収まります。
写真には小上がりの和室、土間収納、ランドリールーム、造作カウンターが繰り返し出てきて、太陽光パネルを載せた家が5件、UA値・C値はありません。
田山建設ならではの特徴は?
社長が大工で社員大工が30代という体制を強みに書き、長男が家業を継ぐことになった2014年に株式会社へ改組した経緯を代表者メッセージで説明しています。
施工例31件の全件に所在地・竣工年月・間取り・延床を付け、2020年以降の12件には「参考総額 2,500〜3,000万円」のような帯を公開しています。
パナソニックのテクノストラクチャー工法で2階建て以下でも1棟ごとに構造計算を行い、耐震等級3を数字で示すとFAQに書いています。
ZEHの表に2022〜2024年度の実績を「ZEH 0%(ZEH水準100%)」と載せ、2020年度67%・2021年度50%からの推移をそのまま公開しています。
FAQで「とにかく安ければよい方・ハウスメーカーでないといけない方にはプランと見積を遠慮する場合がある」と明記し、手付金5万円・着工1/3・上棟1/3の支払い時期まで書いています。
田山建設の家はいくらで建つ?



事例に参考総額2,500〜3,000万円って書いてありました。30坪でこの金額なら、茨城の平均3,738万円よりだいぶ安いですよね?



参考総額の帯は12件にあり、30坪前後の3LDKが2,500〜3,000万円、40坪の4LDKが4,000〜5,000万円で、延床で割ると坪53〜122万円です。
県平均の坪106万円と比べると低めから同じくらいの幅ですが、参考総額に外構や地盤改良、諸費用が入っているかの注記がないので、そのまま総額とは読めません。口コミには「値段は高め」と書いた人もいます。



聞くべきは、自分の坪数と間取りでの本体価格、参考総額に含まれる付帯工事の範囲、断熱メニューを上げた場合の差額、地盤改良・外構・給排水・諸費用を分けた総額の4点です。
テクノストラクチャーは構造計算と鉄の梁が標準なので、その分が本体に入っていることを前提に、他社の本体価格と並べてください。
田山建設で後悔しないために、相談時に確認することは?



小美玉市飯前の事務所ショールームに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格は事例の参考総額の帯だけなので、自分の坪数での本体価格と、参考総額に何が含まれるか、地盤・外構・諸費用を分けた総額を最初に書面で出してもらってください。



性能は耐震等級3の言い切りに対して断熱の数字がないので、自分のプランのUA値の計算書と断熱等級、断熱メニューの選択肢と差額、気密測定の有無、構造計算書の写しを書面で。
保証は初期20年・最長60年の延長条件と点検の年次、口コミにある口頭のお願いの抜けを防ぐために変更や追加を書面で残す運用を同じ席で確かめてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



茨城県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約3,738万円、坪あたり約106万円です。
田山建設は大工の社長と構造計算の耐震で選ぶ会社なので、自分の家の断熱の数字と保証の延長条件、参考総額に含まれる範囲を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
