創建(那須塩原市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

創建(栃木県那須塩原市)の評判と坪単価

創建は那須塩原市上中野に本社を置く1988年創業の工務店で、注文住宅のほか店舗・倉庫・アパートの新築と年間数百件の増改築、宅地分譲まで手がけ、求人ページには「紹介が8割」と書かれています。

施工事例は住宅29件のうち平屋が16件と半数を超え、所在地は那須塩原市21件・大田原市5件・那須町2件で、片道30分圏に絞った地元密着の会社です。

性能の書き方は独特で、標準仕様や素材を決めず、断熱はZEH基準のUA値0.6を目安に要望で引き上げ、耐震等級3と耐風等級2の計算を自社で行うと説明しています。

気密測定は「通常は行っていない」と2022年のブログにあり、測った家はC値0.8(筋交+グラスウール)と、2026年9月見学会の平屋でUA値0.37・C値0.4の2例だけでした。

保証は設備10年と瑕疵・防水・しろあり、最長60年はオプションで、毎月最終土曜日を修理1,000円のメンテナンスデーにして収益を社会福祉協議会へ寄付しているのが目を引きます。

価格はどこにも載っておらず、Googleの口コミは8件で4.9、本文がある5件はすべて肯定的でした。ホームページには施工事例が29件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

創建の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

那須塩原の創建、知り合いの紹介で名前を聞きました。地元の工務店って性能はどうなんですか?坪単価も気になります。

編集部

創建は標準仕様を決めない会社で、断熱はZEH基準のUA値0.6を目安に予算と要望で決め、耐震等級3の計算は自社でやると書いています。

気密測定は普段やらないので、C値が0.4の家も0.8の家もあり、自分の家でどこまで上げるかを最初に決める必要があります。価格は非公開で、県平均の3,729万円と比べる材料はホームページにありません。

相談者

仕様が決まってないぶん、自分で決めることが多いんですね。UA値とC値の目標を先に伝えてみます!

目次

創建はどんな規模の工務店?

商号株式会社創建(一級建築士事務所)
本社栃木県那須塩原市上中野420-1
設立1988年(昭和63年)5月12日創業
資本金3,000万円
代表者岡田 邦宏(代表取締役、一級建築士・宅地建物取引士、那須塩原市出身)
建設業許可栃木県知事許可(特-2)第16247号
建築士事務所一級建築士事務所 栃木県知事登録 Aト-1723号
宅建業免許栃木県知事(6)第4112号
事業建設部門(注文住宅、店舗、倉庫、共同住宅、各種施設、リフォーム・増改築)、不動産部門(売買仲介、買取、宅地分譲、資産活用相談)、住宅ローン斡旋・火災保険の相談
施工エリア那須塩原市・那須町・大田原市が中心(求人ページに「移動は片道30分以内がほとんど」)。施工事例29件の所在地は那須塩原市21件、大田原市5件、那須町2件
拠点本社(那須塩原市上中野420-1)のみ。常設モデルハウスや総合展示場の出展はなく、完成見学会(2026年9月は那須塩原市の平屋)で実物を見る形。分譲地はかじや分譲地(大田原地区)・みしま分譲地(西那須野地区)
所属団体ZEHビルダー登録。住宅瑕疵保険・FRP防水保証・しろあり保証。テクノストラクチャー工法(パナソニック)の構造計算保証と地盤保証はオプション
編集部からコメント:創建という工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。設立から38年で、資本金3,000万円で特定建設業許可を持ち、スタッフ紹介は10名、一級建築士2名と二級建築士8名という構成は、設計事務所を兼ねた地元工務店の規模です。

年間棟数の記載はありませんが、施工事例29件のうち竣工年が付く24件は2023年6件・2024年5件・2025年9件と続き、住宅は年5〜9件の掲載ペースでした。

一方で求人ページには「年間数百件の増改築工事で安定経営」とあり、新築より増改築と店舗・倉庫・アパートの比重が大きい建築屋と読めます。

所在地は那須塩原市21件・大田原市5件・那須町2件で、宇都宮側の事例はひとつもなく、那須地域の3市町に絞った商圏です。

創建のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.98件本社(那須塩原市上中野)
  • 58か月前
    初めての家づくりですが、親切丁寧に対応して頂き、とても良い家づくりが出来ました。高気密高断熱な家にしたいと思い相談して、シミュレーションや気密測定を実施頂き、無事に夏は涼しく、冬は暖かい家を作って頂きました。
  • 58か月前
    工事が始まってからも、進捗状況や内容についてこまめに説明があり、こちらが気になる点を質問するとすぐに対応していただけたのが印象的です。現場も常に整理整頓されており、職人さん一人ひとりの仕事がとても丁寧だと感じました。

出典:Googleマップ「株式会社創建|注文住宅・平屋|一級建築士事務所」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:創建の口コミはどう読む?

8件の内訳は★5が7件、★4が1件で、★3と★2と★1はありません。本文があるのは5件です。

8件のうち本文があるのは5件で、★5の4件は8か月から1年前に建てた施主の投稿です。

共通するのは打ち合わせで要望を聞いたうえで断る理由まで説明してくれること、現場の整理整頓と工事中の報告、予算に合わせた提案で高いものを勧められなかったこと、そして完成後の対応でした。

高気密高断熱を希望してシミュレーションと気密測定をしてもらった、という投稿は「通常は測らない」というブログの記述と合わせて読むと、頼めば測ってもらえる証拠になります。

★4の1件は5年前の一言、残り3件は本文なしで、低評価はありません。1年前の長文投稿には「口コミがネット上にほとんどなく迷った」とあり、紹介8割の会社らしく評判が外に出にくいので、見学会と過去の施主の話で確かめる必要があります。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

創建の坪単価はいくら?

創建のホームページには注文住宅の坪単価も本体価格も出てこず、住宅29件の事例も金額なしです。

載っている金額は不動産情報の土地(大田原地区のかじや分譲地が74.83坪で550万円、西那須野地区のみしま分譲地が77.69坪で800万円)とメンテナンスデーの修理代1,000円だけでした。

標準仕様を決めない方針なので、坪単価という形の答えは出にくく、自分の仕様を決めてから見積をもらう流れになります。

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目創建栃木県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.1坪(116.0㎡)
家の値段非公開3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数29件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

創建の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造在来工法が基本(施工事例のタグはほぼ全件が在来工法)。大開口・インナーガレージ・最大スパン10mの大空間・3m超の天井にはパナソニックのテクノストラクチャー工法(躯体の一部に鉄骨梁、床梁は最大8mスパン・小屋梁は最大10mスパン)を提案。2×4工法のカテゴリもある。標準仕様や素材は決めず、予算・デザイン・メンテナンス性・耐久性で都度選ぶ方針
耐震等級耐震等級3・耐風等級2の計算を自社で行い安全性を確認(求人ページにも「外皮計算・耐震等級計算も自社で行う」)。認定取得を標準とする記載はなし。テクノストラクチャー工法の構造計算保証はオプション
断熱等級記載なし(ZEH基準を目安)
C値(気密)通常は気密測定を行わない(2022年ブログ)。測定した家は那須塩原市大原間の平屋でC値0.8(筋交+グラスウール)、2026年9月見学会の平屋でC値0.4
UA値(外皮)設計はZEH基準の0.6W/㎡Kを目安、要望に合わせて更に高い基準でも施工。実例は2026年9月見学会の平屋でUA値0.37
断熱材決まった仕様なし(プランや予算に合わせて断熱材と窓を提案)。ブログの実例は筋交+グラスウール、2026年の現場で樹脂サッシ
記載なし(室内温度に影響する窓を予算に合わせて提案、と説明)
ZEHZEHビルダー登録。住宅設計はZEH基準のUA値0.6を目安と明記。実績割合の記載なし
長期優良住宅記載なし
保証・点検引き渡し後は年1回の定期点検の連絡(お中元・お歳暮の時期にも挨拶)。毎月最終土曜日をメンテナンスデーとし、訪問・点検は無償、修理が発生した場合は1,000円(材料費別途)で、収益は那須塩原市社会福祉協議会へ寄付。住宅設備はメーカー保証終了後も同様の無料修理を続ける設備10年保証。住宅瑕疵保証・FRP防水保証・しろあり保証あり。テクノストラクチャー構造計算保証・地盤保証、最長60年の長期保証(定期的な点検とメンテナンスで延長)はオプション
編集部からコメント:数字の見方

ホームページの温熱環境の項は「ZEH基準の0.6W/㎡Kを目安」「ご要望に合わせて更に高い基準でも施工」という書き方で、UA値もC値も標準値として約束していません。

標準仕様と素材を決めないと明言している会社なので、断熱材と窓は予算次第で変わり、2022年のブログにはグラスウールと筋交の家でC値0.8、2026年9月の見学会には樹脂サッシでUA値0.37・C値0.4の平屋が出てきます。

同じ会社で0.4から0.8まで幅があるのは、気密測定を「通常は行っていない」ことと、施主ごとに仕様を決める方針の両方が理由でしょう。

耐震は等級3と耐風等級2の計算を自社で行うと書いていて、外皮計算も自社なので、計算書を出してもらうこと自体は難しくないはずです。

相談の席では、目標のUA値とC値、断熱材と窓の仕様、気密測定を実施するか、耐震等級3を認定まで取るか、最長60年保証と地盤保証のオプション費用を最初の見積に入れてもらってください。

創建の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例29件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
所在地(市町)の記載28件
竣工年の記載24件
平屋(タグ)16件
延床・価格・UA値・C値の記載0件

平屋は16件で、階数が分かる事例の0.55%です。

編集部からコメント:創建の得意分野

注文住宅事例は35件で、住宅が29件、店舗・ダンススタジオ・8室のアパート・別荘・施設が6件あり、各ページに用途・建築地・竣工年・設計・施工の欄が付きます。

住宅29件のうち平屋のタグが付くのは16件で半数を超え、「21坪のミニマルな平屋」「ロフトのある大屋根の家」「音楽室のある三角屋根の住まい」「こやぐらのある家」のように題材が具体的です。

所在地は那須塩原市21件・大田原市5件・那須町2件、竣工年は2023年6件・2024年5件・2025年9件で、延床・価格・UA値・C値はどの事例にも載っていません。

設計欄が「株式会社創建一級建築士事務所」で施工欄が「株式会社創建」と分かれているのは設計施工一貫の証拠で、数字が欲しければ見学会の告知記事(2026年9月の平屋にUA値0.37・C値0.4)が唯一の手がかりになります。

創建ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

毎月最終土曜日をメンテナンスデーにして、訪問と点検は無償、修理が出れば1,000円(材料費別)で受け、その収益を那須塩原市社会福祉協議会へ寄付しています。

標準仕様や素材を決めていないと明言し、断熱はZEH基準のUA値0.6を目安に、耐震等級3と耐風等級2の計算を自社で行う設計事務所型の工務店です。

気密測定は通常行わないと2022年のブログに書きつつ、筋交+グラスウールの平屋でC値0.8、2026年見学会の平屋でUA値0.37・C値0.4という実測を公開しています。

大開口や最大10mスパンの大空間には、躯体の一部に鉄骨梁を入れるテクノストラクチャー工法(床梁8m・小屋梁10m)を提案し、ダンススタジオの増築にも使っています。

求人ページに「紹介が8割」「年間数百件の増改築工事で安定経営」とあり、新築の住宅事例は年5〜9件で、増改築と店舗・倉庫・アパートが経営の土台になっています。

創建はUA値0.6が目安?見学会の0.37の家とは何が違う?

相談者

ホームページにはZEH基準の0.6を目安って書いてあるのに、見学会の家は0.37なんですよね。どっちが本当ですか?

編集部

どちらも本当で、創建は標準仕様を決めない会社なので、断熱材と窓を予算と要望で決めた結果が家ごとに違います。

0.6は「最低でもここまで」という設計の目安、0.37は樹脂サッシを入れた2026年の平屋の実測で、2022年のブログにはグラスウールと筋交の家でC値0.8という例もありました。

気密測定も普段は行わないと書いているので、頼まなければ測らない可能性があります。

編集部

相談の席では、目標のUA値とC値を先に伝えて、断熱材と窓の仕様、気密測定の実施、耐震等級3を認定まで取るか、それぞれいくら上乗せになるかを見積に分けて書いてもらってください。

外皮計算と耐震等級の計算を自社でやる会社なので、計算書を出してもらうのは難しくないはずです。

創建で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

那須塩原市上中野の本社、または完成見学会(2026年9月は那須塩原市の平屋)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格は非公開で標準仕様もないので、自分の坪数と希望の性能(UA値・C値・耐震等級)を先に決め、その仕様での本体価格に付帯・外構・諸費用を足した総額を見積でもらい、県平均の3,729万円と並べてください。

編集部

保証は設備10年と瑕疵・防水・しろありが基本で、最長60年の長期保証・地盤保証・テクノストラクチャーの構造計算保証はオプションなので、それぞれの費用と延長条件、毎月最終土曜のメンテナンスデーで何を頼めるかを同じ席で聞いてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

創建は仕様を施主ごとに決める設計事務所型の工務店なので、UA値とC値と耐震等級の目標を自分から出し、その仕様の総額とオプション保証の費用を書面でもらってから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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