Kibaco(つくば市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

Kibaco(茨城県つくば市)の評判と坪単価

Kibacoはつくば市みどりの東の工務店で、2019年3月に岩崎護氏が設立、資本金500万円、スタッフ紹介に載るのは代表を含めて5名で、広告費と展示場と営業人員を持たないぶんを家に回すと会社案内に書き、年間の施工棟数を限定しています。

施工事例は88件あり、87件に延床と1階・2階の面積、80件に「建物参考価格(税抜)」が付いていて、参考価格は2,060万円から4,900万円、中央値3,000万円、延床の中央値は36.2坪、価格を延床で割った坪単価は中央値80.1万円です。

性能は全棟ベタ基礎、構造計算に基づく金物工法、住友ゴムの制振装置MAMORYが標準、断熱は現場発泡のアクアフォームで全棟気密測定を行いC値の平均は0.5と書いていますが、UA値の数字と耐震等級・断熱等級の表記はありません。

保証は自社基準で2年、地盤10年、設備10年はオプションで、Googleの口コミは7件で3.9、本文のある1件は2年ほどの順番待ちを経て予算内で建った、という内容です。

ホームページには施工事例が88件公開されていて、坪数が分かるものだけで87件あります。

Kibacoの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

つくばのKibaco、インスタで見て気になってます。事例に「建物参考価格」って書いてあるんですけど、それが本体価格ってことですか?

編集部

税抜の参考価格で、80件の中央値は3,000万円、延床の中央値36.2坪で割ると坪80.1万円です。

ただ会社案内には「施工価格帯は3,000万円台〜4,000万円台が中心」とあり、事例の参考価格より一段上なので、古い事例の価格と今の価格帯は別に考えたほうがいいです。

性能はC値平均0.5と制振装置MAMORYが標準で、UA値と耐震等級の数字はありません。Googleは7件で3.9、★1が2件は本文なしで、★5の1件は2年待ちと書いています。

相談者

参考価格と今の価格帯がずれてるんですね。順番待ちのことも先に聞いておきます…!

目次

Kibacoはどんな規模の工務店?

商号株式会社Kibaco(キバコ)
本社茨城県つくば市みどりの東7-4
設立2019年3月28日
資本金500万円(2021年8月末現在)
代表者岩崎 護(1976年坂東市生まれ)
建設業許可茨城県知事許可(般-03)第37725号
建築士事務所記載なし
事業注文住宅事業(Kibaco/Kibaco PREMIUMの2ライン)、売地の販売(みどりの南・守谷)
施工エリア茨城県の県南・県西(つくば市・つくばみらい市・守谷市・土浦市・取手市・牛久市・龍ケ崎市・石岡市・下妻市・八千代町・坂東市・境町・常総市・阿見町・美浦村・かすみがうら市)。施工事例に所在地の記載はなし
拠点つくば市みどりの東の本社(水曜定休)。Kibaco PREMIUMのモデルハウス「Villa -Kibaco-」。総合展示場には出ていない
所属団体ZEHビルダー登録(普及目標と実績の報告ページあり、数字は本文になし)、住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書を全棟発行
編集部からコメント:Kibacoという工務店の立ち位置

茨城県知事の許可で、営業所が茨城県内にある地元の会社です。

設立から7年で、つくば市みどりの東に事務所を置く設立7年目の会社で、代表の岩崎護氏が2019年3月に設立、資本金は500万円、会社案内で「少人数で運営」「人数を増やしたり会社規模を大きくするつもりはない」と言い切り、スタッフ紹介は代表のほか営業総務・現場監督・広告WEB・事務の4名と猫2匹です。

総合展示場に出ず、広告宣伝と営業人員の費用を家に回すという考えで、契約後の流れの「ここまで無料」はラフプラン提案と概算見積までと線を引いています。

年間棟数は「限定してお受けしている」とだけあり数字はなく、Googleの口コミには「お客様が多く2年程の順番待ち」(5か月前)という言葉が出てきます。

施工事例は88件と多く、2019年の設立からの積み上げとみられますが、竣工年も所在地も付いていないので、いつ・どこで建った家かは事例からは読めません。

ラインは通常のKibacoと、モデルハウス「Villa -Kibaco-」を持つKibaco PREMIUM(施工価格帯5,000万円以上が中心)の2つで、売地(みどりの南・守谷)の販売もしています。

KibacoのGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★3.97件本社(つくば市みどりの東)
  • 55か月前
    我が家はハウスメーカーを複数まわりましたが、プランになかなかピンと来るところがなく…最後に伺ったキバコさんで素敵なプランを提案していただき契約をしました。お客様が多く2年程の順番待ちでしたが、今となっては2年待って良かったと思えるような素敵なお家です。
  • 55か月前
    SNSを参考にし過ぎて、あれもこれもと追加工事を増やしそうになった時もありましたが、拘るところと拘らなくてもいいところをハッキリと言ってくれる代表さんなので、とても助かりました。おかげで家づくりの沼にハマらず、予算内でかっこいいお家を建てられました。

出典:Googleマップ「株式会社Kibaco」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:Kibacoの口コミはどう読む?

7件の内訳は★5が5件、★1が2件で、★4と★3と★2はありません。本文があるのは1件です。

件数は7件、内訳は★5が5件と★1が2件で、文章が付いているのは5か月前の★5の1件だけです。

その1件はハウスメーカーを複数回って最後にKibacoで契約し、順番待ちが2年ほどあったこと、追加工事を増やしそうなときに代表が「拘るところと拘らなくてもいいところ」をはっきり言って予算内に収まったことを書いています。

★1の2件(4年前・2年前)は星だけで文章がなく、何があったのかは読めません。件数が7件と少なく本文も1件なので、口コミから会社の傾向を読むのは無理があり、順番待ちの長さと代表の判断の速さという2点だけが手がかりです。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

Kibacoの坪単価はいくら?

坪単価の表記はなく、施工事例80件に「建物参考価格(税抜)」が1件ずつ付いています。参考価格は2,060万円から4,900万円、中央値3,000万円で、延床で割ると58.7〜104.7万円、中央値80.1万円です。

会社案内では「施工価格帯は3,000万円台〜4,000万円台が中心」(PREMIUMは5,000万円以上)とあり、事例の参考価格より一段上の数字になっています。

80
建物参考価格(税抜)件数
〜2,500万円1件
2,500〜3,000万円38件
3,000〜3,500万円37件
3,500万円〜4件

茨城県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目Kibaco茨城県の平均
家の広さ36.2坪(施工事例87件の中央値)35.3坪(116.8㎡)
家の値段3,000万円(事例80件の中央値・本体)3,738万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約80.1万円(施工事例80件の建物参考価格(税抜)を延床で割った中央値。四分位は72.5〜87.3万円)約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収605万円
申込者の年齢48.3歳
もとになった件数88件(ホームページの施工事例)156件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さは36.2坪と35.3坪でほとんど同じですよね。でも値段が内訳不明の価格帯だと、比べる意味あるんですか?

編集部

広さがほぼ同じということは、茨城県で平均的な大きさの家を建てている会社だ、ということです。

値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

Kibacoの性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造軸組の金物工法(タツミ)、全棟ベタ基礎、外壁に面材(耐力壁)を全面に張り、制振装置MAMORY(住友ゴム工業)を標準装備。構造計算をふまえて梁せいを検討し直下率を考慮。断熱は現場発泡硬質ウレタンのアクアフォームが標準(要望で他の断熱材にも対応)。サッシはLIXILサーモスH(事例の仕様欄)。仕上げは塗り壁・アイアン・タイル・無垢材が多い
耐震等級等級の表記なし(「構造計算に基づく耐震性を備えた金物工法」「制振装置を標準装備」と記載)
断熱等級等級の表記なし(部位ごとの熱貫流率から建物全体のUA値を算出して検討と記載、数値は非公開)
C値(気密)全棟気密測定を実施、平均0.5㎠/㎡と記載。事例ごとの数値はなし
UA値(外皮)数値の記載なし(「建物全体での性能値UA値を算出して検討」とだけ)
断熱材アクアフォーム(現場発泡硬質ウレタン)標準。要望に応じて他の断熱材も対応
LIXIL サーモスH(アルミ樹脂複合、事例の仕様欄に記載)
ZEHZEHビルダー登録。「ZEH普及目標と実績の報告」の記事はあるが、目標・実績の数字は本文に載っていない
長期優良住宅記載なし
保証・点検自社のアフターサービス基準で2年間の品質保証、第三者機関の地盤10年保証、住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書を全棟発行。定期点検は補修専門業者が行い簡易補修はその場で対応。住宅設備機器の10年保証(修理代0円、1回の上限100万円)はオプション
編集部からコメント:数字の見方

数字で残っているのは気密のC値だけで、全棟測定の平均0.5は茨城の工務店の中では中くらい、上位の会社の0.2〜0.3には届きません。

断熱は「部位ごとの熱貫流率から建物全体のUA値を算出して検討」と考え方は書いてあるのに、その結果の数値も断熱等級もページにはなく、耐震も「構造計算に基づく金物工法」と制振装置MAMORYの標準装備までで、等級の表記は見当たらない状態です。

保証は2年の自社基準と地盤10年、瑕疵保険の10年が土台で、設備10年はオプション、長期優良住宅やZEHの実績数字も載っていない形です。

デザインと素材(塗り壁・アイアン・タイル・無垢材)が前に出る会社なので、性能は「書いていないから低い」とは限らず、自分のプランのUA値の計算書、気密測定の結果報告書、耐震等級の計算方法と等級、断熱材を変えた場合の差額、設備保証をオプションで付けた場合の費用を書面で確かめてください。

Kibacoの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例88件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

Kibacoの施工事例の坪数の分布(茨城県平均との比較)
延床の坪数件数割合
25〜30坪3件3%
30〜35坪26件30%
35〜40坪35件40%
40坪〜23件26%

坪数が分かる87件のうち、いちばん多いのは35〜40坪の35件(40%)。最小28.42坪から最大57.48坪まであり、中央値は36.2坪です。

特徴該当する事例
延床坪の記載87件
建物参考価格(税抜)の記載80件
1階・2階面積の記載86件
平屋20件
2階建66件
竣工年・所在地の記載0件

平屋は20件で、階数が分かる事例の23%です。

編集部からコメント:Kibacoの得意分野

88件と数が多く、80件に税抜の建物参考価格、87件に延床と1階・2階の面積が付く一方で、竣工年・所在地・家族構成・UA値・C値はどの事例にも載っていません。

坪数の分布は35〜40坪の35件がいちばん厚く、次が30〜35坪の26件、40坪以上も23件あって、25〜30坪は3件しかなく、最小28.42坪・最大57.48坪・中央値36.2坪(県平均35.3坪)、平屋は20件(23%)という構成です。

参考価格は2,060万円から4,900万円で、2,500万円未満が1件、2,500〜3,000万円が38件、3,000〜3,500万円が37件、3,500万円以上が4件、価格を延床で割った坪単価は58.7〜104.7万円で中央値80.1万円、半数が72.5〜87.3万円に入ります。

事例名はEPISODE・CUBIC・COURT HOUSEのような英語のコンセプト名で、写真家と外構設計事務所のクレジットが付いた作品集のつくりです。

Kibacoならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

施工事例80件に税抜の建物参考価格を1件ずつ載せていて、2,060万〜4,900万円、延床で割った坪単価は中央値80.1万円と読める形にしています。

会社案内で「少人数で運営」「人数を増やしたり会社規模を大きくするつもりはない」と言い切り、年間の施工棟数を限定してお受けすると書いています。

契約までの流れに「ここまで無料」の線を引き、お問い合わせからラフプラン提案・概算見積までが無料、本契約からが有料と明示しています。

住友ゴム工業の制振装置MAMORYを標準装備にし、全棟でベタ基礎と外壁面材の全面張り、アクアフォーム吹付で全棟気密測定、C値平均0.5と書いています。

施工価格帯を通常ラインは3,000万円台〜4,000万円台が中心、Kibaco PREMIUMは5,000万円以上が中心と、2ラインの価格帯を会社案内に書いています。

Kibacoの家はいくらで建つ?

相談者

事例の参考価格は3,000万円くらいのが多いのに、会社案内だと3,000万〜4,000万円台が中心って書いてあって…どっちを信じればいいですか?

編集部

両方です。事例80件の参考価格は税抜で中央値3,000万円、坪80.1万円ですが、竣工年が載っていないので2019年以降のいつの価格か分からず、会社案内の「3,000万円台〜4,000万円台が中心」が今の目安と読むのが安全です。

県平均の建設費3,738万円(35.3坪)と比べると、同じ坪数なら県平均並みからやや上、PREMIUMなら5,000万円以上です。

編集部

聞くべきは、参考価格に含まれる範囲(塗り壁・アイアン・造作の標準か別途か)、税込にした金額、外構・地盤改良・給排水・諸費用を分けた総額、そして順番待ちの期間中に価格改定があった場合の扱いの4点です。

設計料と「ここまで無料」の線引きも見積書の中で確かめてください。

Kibacoで後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

本社(つくば市みどりの東)またはPREMIUMのモデルハウス Villa -Kibaco-に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格は事例の参考価格と会社案内の価格帯にずれがあるので、自分の坪数での本体価格を税込で、参考価格に含まれる仕上げの範囲と付帯工事・諸費用を分けた総額として最初に書面でもらってください。順番待ちの期間と着工時期の見込みも同じ席で。

編集部

性能はUA値の計算書、気密測定の結果報告書(平均0.5の根拠)、耐震等級の計算方法と等級、制振装置MAMORYの保証、断熱材をアクアフォーム以外にした場合の差額を確かめてください。

保証は自社2年・地盤10年が土台で設備10年はオプションなので、その費用と定期点検の年次も書面で。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

茨城県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約3,738万円、坪あたり約106万円です。

Kibacoは事例の参考価格で相場感を掴める会社なので、そのうえで今の価格帯と順番待ちの期間、UA値と耐震等級の書面、設備保証の費用まで含めた総額を出してもらい、県平均の建設費と並べて判断してください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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