ラボワットは湘南で外断熱の木の家を建ててきたブランドで、運営会社は2021年設立の株式会社Re.建設、本社はみなとみらいのオフィスタワー7階のスタジオです。
歴史は1997年の建空間に始まり、2003年に外断熱FCのイザットハウスに加盟して全棟気密測定を始め、2009年に卒業してAPW330を標準に、2018年にダブル断熱でUA値0.34と全棟C値0.3以下、2020年に藤沢市片瀬海岸のエムジーエスとなり、会社概要の許認可は今も旧エムジーエスの番号で「申請準備中」と書かれています。
性能は標準でUA値0.34(等級6)、窓を上げれば0.26(等級7)、全棟気密測定でC値0.3以下、耐震等級3標準に制震ミューダム、長期優良住宅が標準取得で、ZEHビルダーの2024年度実績は68%にのぼります。
価格はよくある質問に「同じ仕様なら大手より安い」とあるだけで数字がなく、作品事例23件は市名と題名と短文で延床がなく、Googleの口コミは片瀬海岸のリスティングに0件にとどまります。
ホームページには施工事例が23件公開されていますが、延床面積の記載はありません。
ラボワットの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者湘南のラボワット、外断熱でC値0.3以下って書いてあるのに、会社概要の許可が「申請準備中」になってて…会社が変わったんですか?



ホームページのとおりで、ブランドは1997年の建空間、2020年の藤沢のエムジーエスを経て、今は2021年設立の株式会社Re.建設(みなとみらい)が運営し、建設業・建築士事務所・宅建の許認可は旧エムジーエスの番号で「申請準備中」と書いてあります。
性能は標準UA0.34・全棟気密測定C値0.3以下・耐震等級3+制震・長期優良標準、ZEH実績68%で、価格はなく、事例23件に延床もなく、口コミは0件です。



性能の歴史は長いけど、契約する会社の許認可は自分で確かめないといけないんですね。相談で聞きます…!
ラボワットはどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社Re.建設(ブランド名ラボワット/La boite。前身は株式会社建空間(1997年)と株式会社エムジーエス(2020年、藤沢市片瀬海岸)) |
|---|---|
| 本社 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1 KDXみなとみらいタワー7F(みなとみらいスタジオ) |
| 設立 | 2021年6月22日(株式会社Re.建設)。ブランドの取り組みは1997年の建空間設立から |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 代表者 | 仲村 茂樹(代表取締役) |
| 建設業許可 | 「申請準備中」と記載(旧 株式会社エムジーエス 国土交通大臣許可(特-2)第27838号) |
| 建築士事務所 | 「申請準備中」と記載(旧 株式会社エムジーエス 神奈川県知事登録 第18285号) |
| 宅建業免許 | 「申請準備中」と記載(旧 株式会社エムジーエス 国土交通大臣(1)第10512号、2023年10月取得) |
| 事業 | 建設事業(木造軸組工法・外断熱工法・SE構法の注文住宅、リノベーション)、不動産事業、公共工事事業 |
| 施工エリア | 藤沢・茅ヶ崎・鎌倉・逗子・葉山・平塚・横浜の湘南エリア(ZEHビルダー登録の対応エリアは神奈川県)。作品事例は藤沢市9件・逗子市5件・葉山町3件・横浜市2件・大和市・寒川町・茅ヶ崎市・小田原市 |
| 拠点 | みなとみらいスタジオ(横浜市西区、KDXみなとみらいタワー7F、相談スペース、オンライン相談可)。江の島モデルハウス(2007年建設の江の島ギャラリー)の記載もあり。藤沢・逗子で完成内覧会と公開気密測定を開催 |
| 所属団体 | ZEHビルダー(2024年度実績68%、2025年度目標50%。2024年にエムジーエスとして再登録)、SE構法登録施工店(2003年〜)、住宅保証機構(まもりすまい保険) |
国土交通大臣の許可を持っているので、複数の都道府県に営業所を置いて営業している規模です。設立から5年で、みなとみらいのKDXみなとみらいタワー7階にスタジオを置く、2021年6月設立の株式会社Re.建設が運営するブランドです。
会社概要には資本金3,000万円、代表取締役の仲村茂樹氏、事業内容に建設・不動産・公共工事、インボイス登録番号が載り、従業員数と年間棟数はありません。
許認可の欄は建設業・建築士事務所・宅建業の3つとも「申請準備中」で、括弧内に旧エムジーエスの国土交通大臣許可(特-2)と建築士事務所登録、大臣の宅建免許の番号を書き、2023年10月に宅建免許を取得したというニュースは旧社名の時期のものです。
ブランドの歴史は年表で追え、1997年に建空間、2020年にエムジーエス(藤沢市片瀬海岸)、2024年にエムジーエスとしてZEHビルダーに再登録し、Googleマップのリスティングも片瀬海岸の住所のままです。
作品事例は23件で藤沢市が9件、逗子市が5件、葉山町が3件と湘南に集中し、建築エリアを藤沢・茅ヶ崎・鎌倉・逗子・葉山・平塚・横浜と書いています。
ラボワットのGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★— | 0件 | 旧所在地(藤沢市片瀬海岸3-14-15) |
Googleマップのリスティングは藤沢市片瀬海岸の旧所在地のままで口コミは0件、みなとみらいスタジオの別のリスティングは見当たりません。ホームページのVOICEは藤沢市F様の1件だけで、建てた人の言葉で読める材料はほぼゼロです。
1997年からのブランドの割に口コミがないのは、運営会社が建空間・エムジーエス・Re.建設と変わってきたことと無関係ではないので、評判を確かめるなら藤沢や逗子の完成内覧会と公開気密測定に行き、旧エムジーエス時代に建てた施主の家を見せてもらえるかを聞くのが近道です。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
ラボワットの坪単価はいくら?
ラボワットはホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | ラボワット | 神奈川県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 非公開(施工事例に延床面積の記載なし) | 35.3坪(116.6㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,277万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約121万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 692万円 |
| 申込者の年齢 | — | 50.1歳 |
| もとになった件数 | 23件(ホームページの施工事例) | 176件(フラット35利用者調査 2024年度) |
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
ラボワットの性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組工法+外断熱工法をベースにしたダブル断熱工法(外断熱+充填断熱)を標準、SE構法(木造ラーメン、2003年登録)にも対応。制震装置ミューダム(2018年〜)、樹脂サッシYKK AP APW330ペアガラス標準(2009年〜、当初はシャノン)、自然素材(無垢の木、塗り壁)、全棟気密測定(2003年〜) |
|---|---|
| 耐震等級 | 等級3を標準(在来木造で住宅性能表示の等級3を取得する体制、制震装置ミューダムを標準で提案。SE構法は選択) |
| 断熱等級 | 等級6を標準仕様でクリア(UA値0.34)、窓の性能を上げて等級7(UA値0.26)も可能 |
| C値(気密) | 全棟気密測定で0.3以下(2018年〜。2003年からは0.5以下)。作品事例に0.21の記載が1件、公開気密測定のイベントあり |
| UA値(外皮) | 標準的な建物で0.34、高スペック仕様で0.26。作品事例に0.34の記載が2件。ZEHの取り組みとして0.34前後を目標 |
| 断熱材 | 外断熱+充填断熱のダブル断熱(断熱材の種類・厚みの記載なし) |
| 窓 | 樹脂サッシYKK AP APW330(ペアガラス)を標準。等級7にする場合はサッシをレベルアップ |
| ZEH | ZEHビルダー登録(2016年〜、2024年にエムジーエスとして再登録)。2024年度の実績68%、2025年度の目標50%。2011〜2015年にゼロエネ住宅の補助事業に応募した事例(Q値1.6〜2.1、UA値0.43〜0.44)を年表に記載 |
| 長期優良住宅 | 標準で長期優良住宅が取得できる仕様(2009年から取り組み) |
| 保証・点検 | 構造躯体・雨漏りは住宅保証機構のまもりすまい保険で10年、シロアリ10年、住宅設備はメーカー保証を10年まで延長(回数無制限、1住宅あたり累積300万円上限)、定期点検は引き渡し後10年間で5回(10年以降は有料で可能)。地盤保証の記載なし |
性能の数字と歴史は具体的で、運営会社の許認可だけが宙に浮いている状態です。
断熱のページに「標準的な建物でUA値0.34、高スペック仕様でUA値0.26」「標準のダブル断熱仕様で等級6をクリア、等級7も可能」、歴史のページに「2003年から全棟気密測定、現在は全棟C値0.3以下」「標準仕様で耐震等級3」「標準で長期優良住宅が取得できる仕様」と並び、2011年からのゼロエネ住宅の応募事例をQ値とUA値付きで年表に載せています。
一方で断熱材の種類と厚み、地盤保証、事例ごとのUA値とC値(作品事例に0.34が2件・0.21が1件あるだけ)はなく、会社概要の建設業・建築士事務所・宅建業は「申請準備中(旧エムジーエスの番号)」です。
相談では、契約する会社の建設業許可と建築士事務所登録の番号と取得時期、自分のプランのUA値の計算書と気密測定の実施、瑕疵保険の加入者名、地盤保証の有無、長期優良住宅の申請費を書面でもらってください。
ラボワットの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例23件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 吹き抜け | 12件 |
| 無垢材の記載 | 10件 |
| 土間 | 1件 |
| 平屋 | 1件 |
| ガレージ | 4件 |
| UA値の記載 | 2件 |
市名と題名と数行の説明で見せる作品事例で、数字はほとんどありません。
23件の所在地は藤沢市9件・逗子市5件・葉山町3件・横浜市2件と大和市・寒川町・茅ヶ崎市・小田原市が1件ずつで、延床・価格・竣工年はなく、UA値0.34が2件、C値0.21が1件に書かれています。
題名は「ラップサイディングに大きなFIX窓が映える家」「和の趣、通り土間のある家」「スケルトンインフィルの大空間で遊ぶ家」と意匠の名前で、説明文には吹き抜けが12件、無垢の木が10件、土間が1件と出てきます。
海と富士山を望む葉山の白い塗り壁の家のように土地の眺望を書いた事例が多く、湘南の海沿いに建てた家を写真で見せる作品集です。
ラボワットならではの特徴は?
2003年に外断熱FCのイザットハウスに加盟して全棟気密測定を始め、2009年に卒業して自社仕様に切り替えた経緯を年表で公開し、C値の達成値を0.5以下から0.3以下へと年代付きで書いています。
2011年から2015年にかけてゼロエネ住宅の補助事業に応募した邸をQ値1.6〜2.1、UA値0.43〜0.44と数字付きで年表に載せ、2018年にダブル断熱でUA値0.34に到達したと記録しています。
会社概要の建設業・建築士事務所・宅建業を「申請準備中」とし、括弧内に旧エムジーエスの国土交通大臣許可(特-2)第27838号などの番号を書いて、2021年設立のRe.建設が運営していることを明示しています。
住宅設備のメーカー保証を国内外を問わず10年まで延長し、回数無制限で1住宅あたり累積300万円を上限とすると保証の条件を金額で書いています。
藤沢市の建築現場で測定器を使う「公開気密測定」を2024年に開催し、みなとみらいのオフィスタワー7階に相談用のスタジオを置いています。
ラボワットの家はいくらで建つ?



「同じ仕様なら大手より安い」って書いてあるんですけど、坪単価がどこにもなくて…外断熱のダブル断熱って高いですよね?



価格はよくある質問の「同じ仕様・性能なら大手ハウスメーカーより安く、同じくらいの金額なら性能・仕様が優れている」という言葉だけで、坪単価も事例の金額もなく、断熱のページには「コスト的には安くはありません」とも書いています。
分かるのは標準がUA値0.34・C値0.3以下・耐震等級3+制震・長期優良で、神奈川の平均が延床35.3坪・建設費4,277万円・坪121万円ということまでです。



聞くべきは、希望の坪数で標準のダブル断熱仕様にしたときの本体価格、等級7(UA値0.26)にサッシを上げた場合の増額、SE構法にした場合の増額、外構・地盤・諸費用を分けた総額の3点です。
契約先が株式会社Re.建設になるので、見積書の会社名と許認可の番号も同じ書面で確かめてください。
ラボワットで後悔しないために、相談時に確認することは?



みなとみらいスタジオか、藤沢・逗子の完成内覧会に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格がまったく載っていないので、希望の坪数で標準仕様の本体価格、等級7とSE構法にした場合の増額、外構・地盤・諸費用を分けた総額を最初に書面で出してもらってください。



性能はUA値0.34・C値0.3以下・耐震等級3・長期優良が標準と明確なので、自分のプランの計算書と気密測定の実施を書面で確認したうえで、契約する会社の建設業許可・建築士事務所登録・宅建免許の番号と取得時期、瑕疵保険の加入者名、地盤保証の有無、2年目までの点検の年次を同じ席で聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。
ラボワットは外断熱の実績と気密の数字で選ぶ会社なので、自分の家の計算書と測定の約束、契約先の許認可、付帯工事まで含めた総額を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
