カーサ総研(横浜市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

カーサ総研(神奈川県横浜市)の評判と坪単価

戸塚駅近くのカーサ総研は、2011年にウィーンの無暖房ホテルに泊まって以来パッシブハウスを追いかけてきた工務店で、「お約束」のページに全棟の許容応力度計算で耐震等級3、気密測定でC値0.5以下を保証、UA値0.46(G2)相当と数字で書いています。

FAQには建築本体価格が坪約48万円からとあり、プラン作成は無料、支払いは契約10%・着工30%・上棟30%・最終30%と手順まで載せています。

ただ施工事例は12件で延床も価格も実測値もなく、ドイツ認定のパッシブハウスを建てた実績が文章で分かるだけです。Googleの口コミは14件で4.4、直近1年に集中しています。

ホームページには施工事例が12件公開されていて、坪数が分かるものだけで6件あります。

カーサ総研の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

戸塚のカーサ総研、C値0.5以下を「保証」って書いてあるんですね。坪48万円からっていうのも本当ですか?

編集部

お約束のページに気密測定とC値0.5以下保証、UA値0.46相当、全棟構造計算の耐震等級3、コンクリート強度試験まで並んでいて、FAQに建築本体価格は約48万円/坪からとあります。

ただ事例は12件で延床・価格・実測値はどれにもなく、坪48万円がどの仕様かの説明もありません。口コミは14件で4.4、契約前の人の声が多く、1★は営業車の喫煙を訴える近隣の2件です。

相談者

約束の数字は多いのに、建てた家の数字は出てないんですね。事例と同じ仕様で坪48万円に何が入るか聞いてきます。

目次

カーサ総研はどんな規模の工務店?

商号株式会社カーサ総研
本社神奈川県横浜市戸塚区矢部町35(JR戸塚駅徒歩7分)
設立1992年(平成4年)10月
資本金2,300万円
代表者折戸 信行(代表取締役。挨拶で健康寿命と断熱住宅の相関を挙げ、世界基準の高性能住宅・パッシブハウスを提案すると書く)
建設業許可神奈川県知事許可(般-1)第57362号
建築士事務所神奈川県知事登録第10045号(一級建築士・二級建築士・一級土木施工管理技士在籍)
宅建業免許神奈川県知事第24670号(土地建物の仲介、希望に近い物件の販売図面を定期的にメール送付、三浦〜横浜の限定エリア)
事業注文住宅(2×4・2×6・木造軸組、パッシブデザインハウス、堅牢2×6厳選プラン)、リフォーム・リノベーション、介護施設・共同住宅・賃貸住宅の建設、設計監理、不動産仲介・土地活用
施工エリア東京都一部、神奈川ほぼ全域(FAQ)。お約束ページでは車50分圏内に限定と記載。土地情報のメール配信は三浦市・横須賀市・葉山町・逗子市・鎌倉市・藤沢市・茅ヶ崎・横浜市。事例の所在地は鎌倉・横浜など
拠点本社(戸塚区矢部町、9〜18時、水曜定休)。モデルハウスの記載なし、完成した建物は施主の了解を得て見学可
所属団体日本ツーバイフォー建築協会、パッシブハウス・ジャパン、新木造住宅技術研究協議会(新住協)、日本パッシブデザイン協会、全日本不動産協会、不動産保証協会、住宅性能保証機構登録店、JIO登録店、横浜市建築事務所協会、横浜市木造住宅耐震改修促進事業の登録事業者、ZEHビルダー
編集部からコメント:カーサ総研という工務店の立ち位置

神奈川県知事の許可で、営業所が神奈川県内にある地元の会社です。設立から34年で、戸塚の本社1か所から、横浜と湘南・三浦半島に建てる設立33年の小さな工務店です。

1992年設立、資本金2,300万円、建設業許可は一般(般-1)で番号が新しく、従業員数と年間棟数の記載はなく、有資格者は一級建築士・二級建築士・一級土木施工管理技士・宅地建物取引士と職種だけ書いています。

施工事例は12件で、松尾設計室やキーアーキテクツなど外部の設計者が設計した家を自社で施工した事例が3件、2×6工法・制震付きの事例、鎌倉のリゾート風58坪、狭小地の3階建て耐火構造があり、2011年のウィーン視察から日本パッシブデザイン協会の認定住宅とパッシブハウスドイツ認定の施工実績に至った経緯を書いています。

業務内容には介護施設と共同住宅の建設、不動産の仲介と土地活用があり、ホームページには不動産情報と「建築さんぽ」のブログを載せ、ZEH実績は2024年度50%です。

カーサ総研のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.414件本社(横浜市戸塚区矢部町)
  • ★510か月前
    無垢床や機能性漆喰、気密性や換気効率など性能にこだわっている会社。難しい要望に対して「じゃあ、どうする?」の観点で代替策を提案頂いた。可能な選択肢を検討頂いた上で出来る/出来ないを明確に解答頂ける。
  • ★52週間前
    設計以外の諸条件の兼ね合いから最終的な契約には至りませんでしたが、断熱・気密や建材の細かい仕様確認はもちろん、敷地条件に合わせた日射シミュレーションや車の軌跡シミュレーション、予算に合わせた資金計画のご提案に至るまで。
  • ★12か月前
    近所に住んでいるのでこの会社の営業車をよく見かけます。車に乗りながらタバコの灰を外に落とすのはみっともないです。

出典:Googleマップ「株式会社カーサ総研」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:カーサ総研の口コミはどう読む?

14件の内訳は★5が12件、★1が2件で、★4と★3と★2はありません。本文があるのは11件です。

★5の12件のうち本文がある9件は、2026年春竣工予定や来年完成という契約中の人が多く、「見えない箇所や経年変化を予測して一緒に考える」「出来る・出来ないを明確に答える」と打ち合わせの中身を書き、契約に至らなかった人も日射と車の軌跡のシミュレーションを評価しています。

住んでからの声はまだ少なく、投稿は直近1年に集まっています。

★1の2件はどちらも営業車の喫煙を近隣住民が書いたもので、家づくりの評価ではありません。

会社は本文のある11件すべてに返信していて、YouTubeで発信しているという記述が複数あるので、契約前の説明の質で選ばれている会社と読み、住み心地は完成した家の見学(施主の了解を得て案内)で確かめる前提です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

カーサ総研の坪単価はいくら?

よくある質問の「どれくらいの規模・金額から対応してくれるのか」に「一戸建ての規模から可能です。建築本体価格は約48万円/坪からになります」と答えています。

含まれる仕様と坪数の条件は書かれておらず、施工事例12件と堅牢2×6の厳選プラン18にも金額はありません。支払いは新築請負契約で契約金10%・着工金30%・上棟金30%・最終金30%、プラン作成は無料、費用の発生は契約時と明記しています。

同じFAQに「御予算内での良質部材・適正請負価格」と書き、お約束のページでは過剰な設備投資をさせないトレードオフ計画と60年間のランニングコスト設計を掲げています。

区分金額備考
建築本体価格の下限約48万円/坪〜FAQの回答、含まれる仕様の記載なし
支払い契約10%・着工30%・上棟30%・最終30%新築請負契約
プラン作成無料費用の発生は契約時

神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目カーサ総研神奈川県の平均
家の広さ39.8坪(施工事例6件の中央値)35.3坪(116.6㎡)
家の値段坪約48万円〜(本体、坪数の記載なし)4,277万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約48万円(FAQの「建築本体価格は約48万円/坪から」、下限のみで仕様と坪数の記載なし)約121万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収692万円
申込者の年齢50.1歳
もとになった件数12件(ホームページの施工事例)176件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが39.8坪で、県平均の35.3坪より大きいんですね。値段が本体だけだと、どう比べればいいんですか?

編集部

県平均より4.5坪大きい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より上に出やすい会社です。

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

カーサ総研の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法2×4・2×6(UnionFrame=床倍率2.3→3.0の改良2×4・2×6、林野庁採択・2020ウッドデザイン賞)または木造軸組、全棟オープン工法、国産スギ・ヒノキの認定工場供給、全棟許容応力度計算、制振装置evoltz(推奨オプション)、壁通気・屋根通気、ダクト式全熱交換換気とダクトレス全熱交換換気の併用、床下エアコン、トリプルガラス、ホウ酸の全構造材処理(ボロンdeガード)
耐震等級等級3(許容応力度計算を全棟実施、専門機関による全棟構造計算とコンクリート強度試験と記載)
断熱等級記載なし(UA値0.46=G2グレード相当と表記)
C値(気密)0.5以下を保証(全棟気密測定と記載。事例ごとの実測値はなし)
UA値(外皮)0.46(G2グレード)相当と記載(事例ごとの数値はなし)
断熱材記載なし(ダブル断熱工法の事例あり、材種・厚みの記載なし)
高性能トリプルガラスと記載(メーカー・サッシ枠の記載なし)
ZEHZEHビルダー登録。実績は2024年度50%(ZEHビルダー一覧)、目標80%
長期優良住宅長期優良住宅仕様をスタンダードと記載(認定件数はなし)
保証・点検JIO(瑕疵保険10年、FAQに10年間の保証システム)、地盤傾き保証20年、シロアリ15年保証(5年目・10年目の定期点検、1回5万円)、24時間緊急対応コールセンター、定期点検1年・2年・5年・10年。壁内結露トリプル対策・トリプル防蟻対策と表記
編集部からコメント:数字の見方

約束は数字で書き、建てた家の数字は出していない会社です。

お約束のページに「専門機関による全棟構造計算」「許容応力度計算による耐震等級3」「気密測定」「C値0.5以下保証」「UA値0.46(G2グレード)相当」「日照・採光シミュレーション」「夏の日射遮蔽・冬の日射取得計画」を全棟標準と並べ、換気はダクト式とダクトレスの全熱交換を併用してエアコン1台で回すと説明しています。

一方で事例12件にUA値・C値の実測はなく、断熱材の種類と厚み、サッシのメーカー、断熱等級の数字は書かれておらず、「保証」の中身(測定値が0.5を超えた場合の扱い)も説明がありません。

相談では、自分のプランのUA値の計算書と気密測定の結果、C値保証の条件、断熱材とサッシの仕様、制振装置evoltzの費用、長期優良住宅の認定費用を書面でもらってください。

カーサ総研の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例12件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

特徴該当する事例
パッシブデザインハウス(題名)8件
2×6工法(本文)3件
外部設計者(松尾設計室など)3件
二世帯・3階建て・輸入住宅3件
編集部からコメント:カーサ総研の得意分野

パッシブデザインハウスの名で横浜・鎌倉の家を12件だけ見せる事例です。

題名に「パッシブ」が付くのが8件、本文に2×6工法が出るのが3件、松尾設計室やキーアーキテクツなど外部設計者の名前が出るのが3件で、二世帯・3階建て耐火構造・円形の輸入住宅も1件ずつあります。

本文は数行で、延床は「約58坪」「約33坪」「約39坪」「約30坪」「約43坪」と6件に書かれ、所在地は鎌倉や横浜の高台と分かる程度、価格・竣工年・UA値・C値・耐震等級はどれにもありません。

ドイツ認定のパッシブハウスは「国産無垢材、ダブル断熱、南の大開口、顕熱セントラル換気、太陽熱温水パネル」と仕様が文章で並び、設計者が外部の事例では自社は施工担当と明記しています。

カーサ総研ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

お約束のページに「気密測定」「C値0.5以下保証」「UA値0.46(G2)相当」「全棟の許容応力度計算で耐震等級3」「コンクリート強度試験」を注文住宅ブランドの全棟標準として並べています。

2011年12月にウィーンの無暖房ホテルに泊まった体験からパッシブハウスを目指し、日本パッシブデザイン協会の認定住宅と、パッシブハウスドイツ認定の施工実績があると書いています。

FAQに建築本体価格は約48万円/坪から、プラン作成は無料、費用の発生は契約時、支払いは契約金10%・着工金30%・上棟金30%・最終金30%と手順を数字で書いています。

床倍率を従来の2×4の2.3から3.0に上げたUnionFrame(林野庁採択、2020ウッドデザイン賞)を採用し、制振装置はビルシュタイン製造のevoltzを推奨オプションにしています。

60年先のランニングコストを設計に組み込むと書き、外壁の塗装・金属パネル・タイルの初期費用と将来の塗り替え費用の目安を表で比べ、「住宅貧乏」という言葉で説明しています。

カーサ総研の坪48万円にC値0.5保証は入っている?

相談者

「建築本体価格は約48万円/坪から」って、神奈川の平均121万円と比べると安すぎませんか?C値0.5以下を保証する家がその値段で建つんでしょうか?

編集部

48万円は本体価格の下限で、どの仕様・どの坪数の場合かは書かれておらず、外構・地盤改良・給排水・諸費用・消費税は別です。

お約束のページの気密測定・C値0.5以下保証・UA値0.46相当・全棟構造計算は「注文住宅ブランドのみ」の全棟標準と注記されているので、その標準仕様が坪48万円に含まれるのかを確かめるのが先です。

事例に価格がなく、口コミにも金額は出てこないので、県平均の建設費4,277万円を目安に総額を聞く読み方になります。

編集部

聞くべきは、希望の坪数で「お約束」の全棟標準(気密測定・構造計算・第三者検査・ホウ酸処理)を含めた本体価格、付帯工事と諸費用・消費税を足した引き渡しまでの総額、トリプルガラス・制振evoltz・全熱交換換気を入れた場合の差額、の3点です。

C値保証は測定値が0.5を超えたときにどう直すかまで書面でもらってください。

カーサ総研で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

本社(戸塚駅徒歩7分、水曜定休)、完成した建物の見学(施主の了解を得て案内)、イベント・相談会に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

坪48万円の下限に含まれる仕様と、希望の坪数で本体・付帯工事(地盤改良・給排水・外構)・諸費用・消費税を分けた総額を最初に出してもらってください。

堅牢2×6の厳選プランと自由設計で価格がどう違うか、契約10%・着工30%・上棟30%・最終30%の支払いとつなぎ融資も同じ席で。

編集部

C値0.5以下保証とUA値0.46相当が自分のプランでどう担保されるか、UA値の計算書、気密測定の時期と超えた場合の対応、断熱材の種類と厚み、サッシのメーカー、制振evoltzと全熱交換換気の費用を書面で。

10年目以降の点検の有無、シロアリ点検の5万円、地盤傾き保証の条件も契約前に確かめてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。

カーサ総研はC値0.5以下保証と坪48万円の下限で選ぶ会社なので、坪数を決めた総額と自分のプランのUA値・C値を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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