建築工房(小山市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

建築工房(栃木県小山市)の評判と坪単価

建築工房は小山市東城南の株式会社建築工房で、一級建築士事務所を兼ね、営業職もモデルハウスも折込チラシも持たず、客の半数以上が紹介という工務店です。

設立年、資本金、従業員数はホームページになく、代表の大久保勝紀氏が土地の問題を解決する人として紹介されたり、担当として打ち合わせを重ねたりする話がお客様の声に出てきます。

施工事例は43件で、所在地が小山市15件、栃木市5件、宇都宮市5件、下野市4件、茨城県が結城市を中心に5件ですが、延床も価格も竣工年もありません。

性能は耐震等級3を「当然」としたうえで柱材の含水率とヤング係数を全数検査し柱の直下率を高めると書く一方、UA値やC値、断熱等級の数字はなく、断熱は「地域と施主の求めるレベルで提案し、施工精度が性能を左右する」という説明です。

ほかの会社にない項目は防犯で、日本防犯学校認定のセキュリティ・インストラクターが玄関横にインターホンを置かないといった「予知防犯」の設計を施します。

契約は土地・プラン・仕様・見積・資金計画がすべて決まってからで申込金を取らず、価格はどこにも載っていません。Googleマップに口コミはなく、ホームページのお客様の声5件が読める材料です。

ホームページには施工事例が43件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

建築工房の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

小山市の建築工房、営業がいなくてモデルハウスもないって本当ですか?坪単価も載ってないみたいで…

編集部

ホームページに「営業スタッフはおりません」「モデルハウスもありません」「チラシもDMもしません」と書いてあり、客の半数以上が紹介だそうです。

価格は坪単価も本体価格もなく、事例43件も所在地と写真だけなので、県平均の3,729万円に対する位置は見積が出てから初めて分かる会社です。性能もUA値とC値がなく、耐震等級3と柱材の全数検査、防犯デザインが書かれている中身です。

相談者

契約が全部決まってからっていうのは安心ですね。数字は相談のときに聞いてみます!

目次

建築工房はどんな規模の工務店?

商号株式会社建築工房
本社栃木県小山市東城南4-6-3
設立記載なし
資本金記載なし
代表者大久保 勝紀(代表取締役)
建設業許可栃木県知事許可(般-27)第23461号
建築士事務所一級建築士事務所 栃木県知事登録 Aイ第3277号
宅建業免許記載なし(土地探しは同行して周辺環境を確認)
事業自由設計の注文住宅(新築)、リフォーム、店舗(結城市のカフェの事例)。ファイナンシャルプランナーによるライフプラン
施工エリア小山市を中心に県南と茨城県西部。施工事例43件の所在地は栃木県38件(小山市15件、栃木市5件、宇都宮市5件、下野市4件、岩舟町・野木町・足利市各2件、芳賀町・真岡市・鹿沼市各1件)、茨城県5件(結城市3件、古河市・八千代町各1件)
拠点本社(小山市東城南4-6-3、水曜定休)のみ。モデルハウスなし、総合展示場への出展なし。施主の協力による完成見学会
所属団体ZEHビルダー登録、一般社団法人日本防犯学校 栃木支部(NPO法人日本防犯学校認定のセキュリティ・インストラクターが在籍)
編集部からコメント:建築工房という工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。設立年、資本金、従業員数、年間棟数のどれもなく、会社案内は住所と許可番号と所属団体だけです。

営業職を置かず設計・施工・コーディネーターだけの体制で、客の半数以上が紹介、契約前に何度も打ち合わせを重ねると書いているので、年に何十棟も建てる会社ではないと読めます。

施工事例43件には年がなく、新着情報に「施工事例に岩舟町N様邸をUPしました」という投稿が続くことから、掲載は1件ずつ随時です。

所在地は小山市15件が突出し、栃木市・宇都宮市・下野市に各4〜5件、茨城県の結城市・古河市・八千代町に5件と、小山を中心に半径20〜30キロの商圏でした。

職人は20業種100人以上のうち知識と意識の高い人を指名で頼むと書いていて、自社大工ではなく協力業者のネットワークで建てる形です。

建築工房のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★—0件本社(小山市東城南4-6-3)
編集部からコメント:建築工房の口コミはどう読む?

Googleマップには小山市東城南の本社のリスティングがありますが口コミは0件で、クチコミのタブ自体が出ません。

ホームページのお客様の声は5件で、設備仕様の規制がない適正コストの家、土地の問題を解決してもらったネイルサロン併設の家、予算内で建てたガレージ付きの家、防犯デザインの家、長い打ち合わせで建てた家と、いずれも契約前の対応と自由度を評価する内容です。

会社が選んで載せた声なので悪い話は出てきませんが、営業がいない会社で紹介が半数以上という説明とは合っています。完成見学会は施主の協力で開かれるので、そこで建てた人に直接、引き渡し後の点検や不具合への対応を聞くのが確かめ方です。

口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

建築工房の坪単価はいくら?

坪単価の欄も本体価格の欄もホームページに存在せず、43件の事例ページも「○様邸 所在地」と写真ギャラリーだけという構成です。

お客様の声には「適正なコスト」「予算内で収まった」「価格も安く感じる」という言葉があり、内外装や設備に規制を設けず施主が自分で買った物も使えると書いているので、仕様の決め方で総額が動く会社と読めます。

契約は計画がすべて決まってからなので、その前に本体・付帯・外構・諸費用を分けた見積と、FPのライフプランに基づく返済額を並べて確かめてください。

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目建築工房栃木県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.1坪(116.0㎡)
家の値段非公開3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数43件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

建築工房の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造(工法名の記載なし)。耐震等級3を前提に柱の直下率を高め、柱材の含水率とヤング係数(粘り強さ)を全数検査。内外装と設備には規制を設けない自由設計で、施主が自分で購入した物も取り入れ可。防犯デザイン(玄関横にインターホンを置かず門塀に設ける、開口部の位置と大きさ、庭・フェンス・塀の仕様で狙われにくくする「予知防犯」)
耐震等級耐震等級3を「当然」とし、柱の直下率向上と柱材の含水率・ヤング係数の全数検査を追加(計算方法の記載なし)
断熱等級記載なし(地域と施主の求めるレベルで提案。断熱材の性能以上に施工精度が影響すると説明)
C値(気密)記載なし
UA値(外皮)記載なし
断熱材記載なし(ZEH住宅のページに「断熱材やサッシ、設備機器を吟味」)
記載なし
ZEHZEHビルダー登録。ZEH基準をクリアしつつ地域・気候・住まい方とコストバランスで提案。太陽光発電は長期間の発電性能で選ぶと説明。実績割合の記載なし
長期優良住宅施工事例に「長期優良住宅認定」の家が1件(栃木市Y様邸)。標準かどうかの記載なし
保証・点検記載なし(保証・点検のページなし。同じスタッフがアフターメンテナンスまで担当し「困った時はいつもの担当者に電話」と記載)
編集部からコメント:数字の見方

性能の数字はUA値もC値も断熱等級もなく、耐震だけ「等級3は当然」と踏み込んで、柱材の含水率とヤング係数を全数検査するという珍しい書き方をしています。ただし耐震等級3を認定で取るのか、構造計算は壁量計算か許容応力度計算かは書かれていません。

断熱についてはFAQで「北海道と沖縄では求める性能が違うので施主ごとに提案する」「断熱材の性能以上に施工精度に影響される」と説明していて、標準仕様を決めない代わりに数字も出さない立場と読めます。

保証のページがなく、瑕疵保険や点検の年数も書かれていないのは、この規模の工務店でも珍しい抜けでした。

打ち合わせが長い会社なので、その中で順に、UA値の計算書、断熱材と窓の種類、気密測定をするかどうか、耐震等級3を認定で取るかと計算の方法、瑕疵保険の保険法人と点検の年数を文書にしてもらうのが現実的です。

防犯デザインは費用がかからない工夫と書いてあるので、具体的にどこをどう変えるかを図面で示してもらうと、この会社らしさが見えます。

建築工房の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例43件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
所在地(市町)の記載43件
延床・価格・年・UA値・C値の記載0件
編集部からコメント:建築工房の得意分野

施工事例は建築実例44件(住宅43件と結城市のカフェ1件)とリフォーム実例2件で、各件は「○様邸 所在地」の題名と写真ギャラリーだけ、延床・価格・竣工年・性能値はどれもありません。

所在地は小山市15件、栃木市5件、宇都宮市5件、下野市4件、岩舟町・野木町・足利市各2件、茨城県は結城市3件・古河市1件・八千代町1件でした。

読み物としてはお客様の声5件が中心で、設備仕様の規制がなく適正コストの会社を探して見つけた話、建築できないと言われた土地の問題を解決してネイルサロン併設の家を建てた話、ガレージ付きの家を予算内で建てた話、防犯デザインの家、契約まで長い打ち合わせをした話が、施主の言葉で書かれています。

数字の代わりに、契約前に「まだ契約しなくていいの?」と思うほど打ち合わせを重ねる進め方が繰り返し出てくるのが特徴です。

建築工房ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

営業スタッフを置かず、モデルハウスも折込チラシもDMもなく、客の半数以上がユーザーの紹介と書いていて、契約は土地・プラン・仕様・見積・資金計画がすべて決まってからで申込金を取りません。

耐震等級3を「当然」としたうえで、柱の直下率を高め、柱材の含水率と粘り強さ(ヤング係数)を全数検査すると書いていて、UA値やC値より構造材の検査を前に出す珍しい会社です。

一般社団法人日本防犯学校の栃木支部で、NPO法人日本防犯学校認定のセキュリティ・インストラクターが、玄関横にインターホンを置かないなど犯罪者が入りたくない「予知防犯」の設計を施します。

土地探しや設計の前にファイナンシャルプランナーのライフプランを勧め、借りられる額ではなく返し続けられる額で住宅ローンを決める資金計画を先に行います。

打ち合わせ中に施主の前でスタッフ同士の議論が始まることがあると自ら書き、お客様の声にも「まだ契約しなくていいの?と思うほど長い打ち合わせ」という話が載っています。

建築工房の「営業がいない」「契約は全部決まってから」は本当?性能の数字はどこで聞く?

相談者

営業がいなくてモデルハウスもチラシもない会社って、どうやって進めるんですか?性能の数字も載ってないですよね。

編集部

ホームページの説明では、設計・施工・コーディネーターの専門技術者が窓口になり、土地探しからアフターまで同じ人が担当します。

ハウスメーカーのような「申込み」や申込金はなく、土地・プラン・仕様・見積・資金計画が全部決まってから工事請負契約を結ぶ流れです。

性能は耐震等級3と柱材の全数検査、防犯デザインが書かれているだけで、UA値・C値・断熱等級・保証年数は載っていません。

編集部

契約前に時間をかける会社なので、打ち合わせの中で自分のプランのUA値の計算書、断熱材と窓の仕様、気密測定をするか、耐震等級3の認定と構造計算の方法、瑕疵保険と点検の年数を順に聞いてください。

全部決まってから契約という約束は、こうした数字を契約前に書面で揃えられるということでもあります。

建築工房で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

小山市東城南の本社(水曜定休。モデルハウスはなく完成見学会で実物を見る)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格は非公開なので、自分の坪数と希望仕様で本体・付帯・外構・諸費用を分けた見積をもらい、県平均の3,729万円と並べてください。契約は計画が全部決まってからという会社なので、見積の確定まで申込金なしで進められます。

編集部

性能と保証の数字がないので、UA値の計算書、断熱材と窓の仕様、気密測定の有無、耐震等級3の認定と構造計算の方法、瑕疵保険の会社と定期点検の年数、防犯デザインの具体案を書面と図面で確かめてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

建築工房は営業を置かず契約を急がない小山の工務店で、性能・保証・価格の数字を出していないので、契約前の長い打ち合わせの中で計算書と見積を書面で揃えてから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

目次