川中子住建(下野市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

川中子住建(栃木県下野市)の評判と坪単価

川中子住建は下野市小金井の株式会社川中子住建で、1986年設立、従業員17名、住宅事業部のほかに不動産事業部と法人向けの営繕を扱う事業部を持つ建設・不動産会社です。

住宅は自社で設計施工するKawanago Style、提携する岡本和樹建築設計事務所が設計するArchitect Style、セミオーダーのSelect Styleの3本立てで、Select StyleのLS5086は「坪60万円から」と規格商品として価格を出しています。

施工事例は住宅8件で題名と写真とコンセプト文だけですが、お知らせの完成写真の投稿に延床が3件(23.00坪・31.99坪・34.62坪、いずれも建築家設計)あり、性能は「長期優良住宅を標準仕様」と書く一方でUA値・C値・耐震等級の数字はありません。

ZEHの実績は2021〜2024年度が0%、2025年度が20%で、「多くの客がZEH基準を超える性能を選ぶため申請は一部」と説明しています。

定期訪問は新築で6か月から10年目まで7回と細かく、無償で2回の設計プレゼンを行うのも特徴で、価格保証や予算保証の相談会も開く会社でした。

お客様の声は55件ありますが「なぜ良かったのか」「感想」の型で短く、Googleの口コミは7件で3.3、★1の3件は不動産の取引と社用車の運転に関するもので、新築の施主の投稿は見当たりません。

ホームページには施工事例が8件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

川中子住建の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

下野市の川中子住建、坪60万円からって書いてありました。建築家と建てるスタイルもあるんですね。どっちがいいんでしょう?

編集部

坪60万円からはセミオーダーのSelect Style(LS5086)の話で、自社設計のKawanago Styleと建築家が設計するArchitect Styleは価格が載っていません。

県平均の3,729万円に対する位置は、3スタイルのどれで建てるかで大きく変わります。性能は長期優良住宅を標準と書くだけでUA値もC値も出ていないので、無償の設計プレゼン2回のうちに数字と総額を出してもらうのが順番です。

相談者

スタイルで価格の出し方が違うんですね。プレゼンで3つとも比べてみます!

目次

川中子住建はどんな規模の工務店?

商号株式会社川中子住建(住宅事業部・不動産事業部・法人事業部)
本社栃木県下野市小金井5-2-1
設立1986年(昭和61年)4月19日
資本金1,000万円
代表者上野 賢治(代表取締役)
建設業許可栃木県知事許可(般-4)第18126号
建築士事務所二級建築士事務所 栃木県知事登録(B)第3711号
宅建業免許栃木県知事(3)第4894号
事業総合建築請負・設計・施工、一般新築住宅、特殊建築工事、福祉施設建築、住宅リフォーム、修繕・改修、公共工事、不動産業(売買・土地活用・空き家・建売・オーダーメードリフォーム付き中古住宅、実家じまい)
施工エリア下野市を中心に小金井・宇都宮市など県央(施工事例の題名は小金井・川中子・八ッ木・上郷など下野市周辺の地名、完成写真のお知らせに宇都宮の平屋と指扇の家)。エリアの明記はなし
拠点本社(下野市小金井5-2-1、住宅事業部と不動産事業部)。モデルハウス・展示場の記載なし。無償で2回の建築設計プレゼンテーション
所属団体ZEHビルダー登録(実績と目標を公表)。提携建築士は岡本和樹建築設計事務所
編集部からコメント:川中子住建という工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。設立から40年で、従業員17名、資本金1,000万円で、住宅だけでなく不動産事業部と法人向けの営繕部門を持ち、公共工事や福祉施設も事業内容に並ぶ地元の建設会社です。

年間棟数の記載はなく、住宅事業部の施工事例8件は2024年7〜8月に一括で投稿され、お知らせの完成写真も2023年10月から2024年3月に3件と、新築の掲載はそれほど多くありません。

ZEHの実績が2025年度に20%と出ているので、新築は年5棟前後の規模と読めます。

お客様の声が55件あるのは会社の規模に比べて多く、内容は「なぜ良かったのか」「感想」の型で数行ずつなので、施主の言葉というより会社がまとめた項目として読むのが安全です。

代表の挨拶には「地域貢献をキーワードに40年以上」とあり、実家じまいや空き家の相談も看板にしているので、住宅事業は不動産と一体の商売と読めます。

川中子住建のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★3.37件本社(下野市小金井、住宅・不動産・法人の3事業部)
  • 51年前
    自宅の浴室を部分的に修理していただきました。部分的とはいえ新築の浴室に入っているかのような雰囲気で入浴することができました。それに、丁寧な作業で諦めていた箇所も生かしていただきありがとうございました。

出典:Googleマップ「(株)川中子住建」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:川中子住建の口コミはどう読む?

7件の内訳は★5が4件、★1が3件で、★4と★3と★2はありません。本文があるのは5件です。

7件で3.3と低めですが、住宅・不動産・営繕の3事業部が同じリスティングに集まっているのが数字の背景です。

★5で本文があるのは浴室の部分修理と照明交換を丁寧にしてもらったというリフォームの投稿と、不動産の売却相談の投稿で、新築の施主が書いたものはありません。

★1の3件はいずれも1年前で、不動産の取引で約束が守られなかったという投稿、担当者の説明と態度への投稿、社用車の運転が荒いという近隣からの投稿です。

新築の評判としては材料がないので、ホームページのお客様の声55件が定型で短いことも踏まえ、完成見学会や設計プレゼンで建てた人に会えるかを聞いてください。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

川中子住建の坪単価はいくら?

価格が出ているのはセミオーダーのSelect Style(LS5086、3LDK+ユーティリティ)の「坪60万円から」だけで、自社設計のKawanago Styleと建築家が設計するArchitect Styleには坪単価も本体価格もなく、施工事例8件にも金額はありません。

坪60万円が本体だけか付帯を含むかも書かれていないので、無償の設計プレゼンで3スタイルの見積を本体・付帯・外構・諸費用に分けてもらい、建築家設計の場合は設計料の扱いも聞いてください。

項目記載読み方
Select Style LS5086坪60万円から規格商品。本体か総額かの区別なし
Kawanago Style/Architect Style記載なし無償2回の設計プレゼンで見積
建築家設計岡本和樹建築設計事務所と提携設計料の扱いは記載なし

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目川中子住建栃木県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.1坪(116.0㎡)
家の値段坪60万円〜×延床(Select Styleのみ)3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約60〜万円(セミオーダー商品LS5086(NY series)が「坪60万円から」。Kawanago Style・Architect Styleの価格記載なし。本体か総額かの区別なし)約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数8件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

川中子住建の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造(自社設計施工のKawanago Style、提携建築士のArchitect Style、セミオーダーのSelect Style)。LS5086は外壁面に耐力面材で壁倍率を確保し燃えない建材で防火構造、内壁は珪藻土・石灰石などの100%自然由来の壁材。事例にヒバの木製サッシ、ペレットストーブ、薪ストーブ、ラップサイディング
耐震等級記載なし(お客様の声に「耐震等級3を必須条件にしていたが構造計算や工法を丁寧に説明してくれた」という1件)
断熱等級記載なし(長期優良住宅を標準仕様と説明)
C値(気密)記載なし
UA値(外皮)記載なし
断熱材記載なし
記載なし(事例に南側のヒバの木製サッシ)
ZEHZEHビルダー登録。新築のZEH実績は2021〜2024年度0%、2025年度20%、2026年度目標50%、2030年度目標50%。「長期優良住宅を標準仕様としており、ZEH同等またはそれ以上の性能の住宅が大半」と説明
長期優良住宅「長期優良住宅を標準仕様」と記載(ZEHのページ)
保証・点検保証年数の記載なし。定期訪問は新築が引き渡し後6か月・1年・2年・3年・5年・7年・10年、リフォームが1〜5年に毎年。ハガキが届いたらフォームで訪問日を予約する仕組み。「予算保証」「価格保証」の家づくり相談会を開催
編集部からコメント:数字の見方

性能の数字はUA値もC値も耐震等級も載っておらず、根拠として書かれているのは「長期優良住宅を標準仕様」という一文と、ZEHのページの「ZEH同等以上の性能が大半」という説明だけです。

長期優良住宅の認定を標準で取るなら耐震等級2以上と断熱等級5以上は満たしているはずで、お客様の声には耐震等級3を条件にした施主の話もありますが、等級3が標準かどうかは書かれていない点が気になります。

ZEHの実績が2024年度まで0%で2025年度に20%というのは、性能が低いというより申請していないという説明ですが、その場合も自分の家のUA値を計算書で見るしか確かめようがありません。

定期訪問の回数は7回と多く、保証の年数が書かれていないのと対照的です。

相談の席では、選ぶスタイルごとに、長期優良住宅の認定を取るか、耐震等級3にできるか、UA値の計算書、気密測定の有無、瑕疵保険の会社と保証年数を書面でもらい、無償2回のプレゼンの中でその数字を並べてください。

川中子住建の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例8件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
題名のみ(所在地・年の記載なし)8件
延床の記載(お知らせの完成写真から)3件
価格・UA値・C値の記載0件
編集部からコメント:川中子住建の得意分野

住宅事業部の施工事例は住宅8件と規格商品LS5086の合計9件で、各ページは題名と写真、暮らしの情景を書いたコンセプト文、外壁やストーブなどのDATA欄で構成され、所在地・延床・価格・性能値はありません。

3スタイルのうちどれかはタグで分かり、Architect Styleは提携する岡本和樹建築設計事務所の設計です。

延床はお知らせの完成写真の投稿に3件だけあり、川中子の家が2階建31.99坪、宇都宮の平屋が23.00坪、指扇の家が34.62坪で、いずれも建築家設計の家でした。

コンパクトな平屋やペレットストーブ、大屋根、土間リビングなど設計事務所らしい題材が並び、Select StyleのLS5086は3LDKにユーティリティスペースを足した規格で坪60万円からと書かれています。

お客様の声55件は「なぜ良かったのか」「感想」の型で、太陽光のデメリットも説明した、職人のマナーが良かった、銀行選びに奔走してくれた、といった項目が並ぶ形でした。

川中子住建ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

自社設計のKawanago Style、岡本和樹建築設計事務所が設計するArchitect Style、セミオーダーのSelect Styleの3本立てで、LS5086だけ「坪60万円から」と価格を出しています。

契約前に無償で2回の建築設計プレゼンテーションを行うと明記し、「予算保証」「価格保証」と銘打った家づくり相談会を本社で繰り返し開いています。

定期訪問を新築は引き渡し後6か月・1年・2年・3年・5年・7年・10年の7回、リフォームは1〜5年目まで毎年と決め、ハガキが届いた施主がフォームで訪問日を予約する仕組みです。

住宅・不動産・法人営繕の3事業部を持ち、実家じまいや空き家の特設ページ、オーダーメードリフォーム付きの中古住宅など不動産と一体の提案をしています。

ZEHの実績を2021〜2024年度0%、2025年度20%と公表したうえで、長期優良住宅を標準仕様にしているため申請は一部にとどまると自ら説明しています。

川中子住建の3スタイルはどう違う?坪60万円はどのスタイルの話?

相談者

Kawanago StyleとArchitect StyleとSelect Styleがあって、坪60万円からって書いてあるのはどれなんですか?

編集部

坪60万円からはSelect StyleのLS5086という規格商品の価格で、3LDKにユーティリティスペースを足した間取りに自然由来の内壁材を使う仕様です。

Kawanago Styleは自社の設計施工、Architect Styleは提携する岡本和樹建築設計事務所が設計する家で、どちらも価格は載っていません。完成写真で延床が分かる3件はすべて建築家設計で、23坪の平屋から34.6坪まででした。

編集部

性能はどのスタイルでも「長期優良住宅を標準仕様」という説明だけで、UA値・C値・耐震等級の数字はありません。

無償で2回の設計プレゼンがあるので、そこで希望のスタイルの見積を本体・付帯・外構・諸費用に分けてもらい、長期優良住宅の認定を取るか、耐震等級3にできるか、UA値の計算書、設計料の扱いを同じ席で聞いてください。

川中子住建で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

下野市小金井の本社(無償2回の設計プレゼン。モデルハウスの記載なし)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格はSelect Styleの坪60万円〜しかないので、希望のスタイルで本体・付帯・外構・諸費用を分けた総額を見積でもらい、県平均の3,729万円と並べてください。建築家設計なら設計料が別かも確かめてください。

編集部

性能は長期優良住宅を標準と書くだけで数字がないので、認定の取得、耐震等級3の可否、UA値の計算書、気密測定の有無、瑕疵保険の会社と保証年数、定期訪問7回で何を見るかを書面で確かめてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

川中子住建は3スタイルと不動産まで一社で扱う下野市の会社で、性能と保証の数字を出していないので、無償プレゼンの中でスタイルごとの見積と計算書を揃えてから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

目次