木の花ホーム(栃木市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

木の花ホーム(栃木県栃木市)の評判と坪単価

木の花ホームは栃木市西方町の株式会社木の花ホームで、1921年に初代が大工として創業し、3代目の棟梁だった早乙女正氏が1992年に会社を興し、2001年から住宅事業を「木の花ホーム」の名で始めた地域ビルダーです。

「いい家は大工で決まる」を掲げ、年間の着工を200棟までと決め、大工育成課で若い大工を育て、施工現場のコンテストで殿堂入りしたと書いています。

性能は全棟が断熱等級6でネオマフォームを標準にし、第一種熱交換換気、耐震は必ず許容応力度計算を行って等級3相当、柱は桧の「匠乾太郎」、屋根は瓦、外壁は30年保証の材と具体的ですが、UA値とC値の数字はありません。

保証は20年の長期保証を標準にして5年ごとのメンテナンスで最長100年(FAQでは最長60年)、設備は10年保証で24時間のコールセンター付きです。

展示場は本社のショールーム咲耶館、宇都宮インターパーク、営業のいないデジタルスタジオ、壬生と平柳のモデルハウスの5か所で、実例紹介は36件、平屋が9件ありますが所在地も延床も価格もありません。

Googleの口コミは94件で4.5、3年・5年・10年目の点検で建具を直してもらった施主の投稿が目立ち、★1の6件はリフォームの見積後に連絡がなかった話などでした。

ホームページには施工事例が36件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

木の花ホームの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

栃木市の木の花ホーム、展示場もたくさんあって大きい会社ですよね。断熱等級6が全棟って本当ですか?坪単価は?

編集部

ホームページには全棟が断熱等級6、ネオマフォーム標準、許容応力度計算で耐震等級3相当と書いてあり、年間200棟上限の地域ビルダーとしては具体的です。ただしUA値とC値の数字はなく、坪単価も本体価格もどこにも載っていません。

実例36件も延床なしなので、県平均の3,729万円との距離は展示場で見積をもらうまで測れません。グループの平屋専門店が550万円〜を出しているのとは別の商品です。

相談者

等級6が全棟なら安心ですね。UA値と総額を展示場で聞いてみます!

目次

木の花ホームはどんな規模の工務店?

商号株式会社木の花ホーム(グループ:しもつけ匠会、ホーデリーホーム、カラーズ、木の花塗装、&ガレージ)
本社栃木県栃木市西方町本城62-3(本社/ショールーム咲耶館)
設立1921年に初代が大工として創業、1992年11月24日に有限会社ソウケン設立、2001年に住宅事業部「木の花ホーム」を開始、2008年に株式会社木の花ホーム設立
資本金5,000万円
代表者早乙女 正(代表取締役会長、元3代目棟梁)、谷島 彰(取締役社長)
建設業許可栃木県知事許可(般-4)第22929号
建築士事務所二級建築士事務所 栃木県知事登録 Bロ第4534号
宅建業免許栃木県知事(4)第4807号
事業木造注文住宅の設計・施工・販売、リフォーム(グループのカラーズ、4,000件以上)、宅地分譲・不動産仲介、塗装(木の花塗装、9,400件以上)、ガレージ・倉庫(&ガレージ)、平屋専門店ホーデリーホーム(550万円〜)
施工エリア栃木市・宇都宮市・鹿沼市・小山市・下野市・上三川町・壬生町・野木町(各モデルハウスから車で1時間圏内に限定)。実例に所在地の記載はなし
拠点本社/ショールーム咲耶館(栃木市西方町)、宇都宮インターパーク展示場(TBSハウジング会場内、上三川町)、宇都宮店/デジタルスタジオ(宇都宮市西川田町、営業なしの体験型)、壬生町六美町モデルハウス、平柳III期モデルハウス(栃木市、27坪3LDKの平屋)。過去に宇都宮西・栃木・小山の展示場
所属団体ZEHビルダー登録、栃木県宅地建物取引業協会、全国宅地建物取引業保証協会、首都圏不動産公正取引協議会。魅せる現場コンテスト総合最優秀賞(殿堂入り)、足利市建築文化賞(2001年)
編集部からコメント:木の花ホームという工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。

設立から105年で、年間着工上限200棟、2007年に年間受注100件、累計1,700〜1,800棟以上という数字がホームページにあり、栃木市を本拠にする会社としては最大級の地域ビルダーです。

従業員数の記載はありませんが、大工育成課を設けて弟子入り制度で大工を育て、グループにリフォームのカラーズ(4,000件以上)、創業100年の木の花塗装(9,400件以上)、平屋専門のホーデリーホーム、ガレージ専門の&ガレージを持つ企業群になっています。

実例紹介は36件で、2018〜2023年に19件、2024年1件、2025年5件、2026年11件と投稿されていて、年間200棟に対して事例は一部です。

施工エリアはモデルハウスから車で1時間圏内と明記して栃木市・宇都宮市・鹿沼市・小山市・下野市と3町に絞り、「栃木の方々のためだけに家を提供する」と社長の挨拶にあります。

展示場は5か所で、営業のいないデジタルスタジオや売却前提でない27坪の平柳モデルなど、見せ方に工夫のある会社です。

木の花ホームのGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.594件本社(栃木市西方町)
  • 55か月前
    10年目の無料点検を実施しました。建具など少し気になっていたところも、調整してもらえました。10年経過しても不満は無く、快適に過ごせています。
  • 54か月前
    収納たっぷりでとても使い良さそうなキッチンが気に入りました。それと、リビングにいて、車の音が全く気になりませんでした。サッシの防音性能に驚きました。

出典:Googleマップ「株式会社木の花ホーム」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:木の花ホームの口コミはどう読む?

94件の内訳は★5が72件、★4が9件、★3が5件、★2が2件、★1が6件です。本文があるのは14件です。

94件で4.5、★5が72件と栃木の工務店では件数が多い部類です。

目立つのは築3年・5年・10年目の点検のあとに書かれた投稿で、ドアの建て付けや建具のガタつきをその場で直してもらえた、10年経っても不満がないという内容が続き、20年保証と定期点検の仕組みが口コミに表れていました。

展示場や見学会の来場者の投稿も多く、サッシの防音、壁の角の丸み、無垢材の温もりが挙がっています。

★1は6件で本文があるのは4件、リフォームの見積で見に来たあと1か月以上連絡がなかったという投稿、対応が悪いという投稿、広告の内容と違うという一言などで、新築の施工不良を書いたものはありません。

点検時に投稿を促している可能性は見ておく必要がありますが、年間200棟の会社で★1が6件という比率は落ち着いた数字です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

木の花ホームの坪単価はいくら?

木の花ホームの坪単価や本体価格はホームページにはなく、実例紹介36件にも金額も延床もありません。グループの平屋専門店ホーデリーホームが「550万円〜」を掲げていますが、これは別ブランドの商品で木の花ホームの注文住宅とは仕様が違います。

FAQに「敷地確認・ヒアリング・プラン提案・ライフプランサポートは無料」とあるので、展示場で自分の坪数の本体・付帯・外構・諸費用を分けた見積をもらい、20年保証の延長に必要なメンテナンス費用も合わせて聞いてください。

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目木の花ホーム栃木県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.1坪(116.0㎡)
家の値段非公開3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数36件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

木の花ホームの性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造軸組工法(自社育成の大工が施工)。柱は桧の無垢材「匠乾太郎」(強度・抗菌・防虫)。屋根は耐用年数の長い瓦を標準、外壁は30年保証の外壁材、軒を出す設計。床・建具・キッチンなど肌に触れる部分は無垢材。壁の角を丸く仕上げる(口コミ)。第一種熱交換換気
耐震等級耐震等級3相当(家づくりの際に必ず構造計算を実施、材料一本ごとの許容応力度計算)。認定取得の記載はなし
断熱等級全棟が断熱等級6をクリアと記載
C値(気密)記載なし
UA値(外皮)記載なし
断熱材ネオマフォーム(フェノールフォーム)を標準(厚みの記載なし)。サッシは口コミに防音性の高さの投稿(仕様の記載なし)
記載なし
ZEHZEHビルダー登録(実績割合の記載なし。スタッフブログにZEHの記事)
長期優良住宅記載なし
保証・点検20年の長期保証を標準仕様とし、5年ごとの定期メンテナンスで最長100年の保証(FAQの記載は最長60年)。住宅設備10年保証(メーカー保証終了後も対象機器の修理が回数無制限・無料、24時間365日コールセンター)。鍵や窓ガラスなど急を要するトラブルに24時間サポート。担当した職人が引き渡し後も家を守る。建物価値保証システム「ベストバリューホーム」。口コミに3年・5年・10年目の点検で建具調整
編集部からコメント:数字の見方

地域ビルダーとしては珍しく、断熱等級6を「全棟」と言い切り、耐震も「必ず構造計算を実施」して許容応力度計算で等級3相当と、標準の線をはっきり書いています。

ネオマフォームという断熱材の名前も出ていますが、厚みも窓の仕様もなく、UA値とC値の数字がないので、等級6の家が実際にどの数字になるかは自分のプランの計算書でしか分かりません。

等級6は5地域でUA値0.46以下なので、そこを下限に何をすればG2(0.46)を超えて0.4台前半に入るかを聞く形になります。

耐震は「相当」という言葉が付いていて認定を取るかは書かれておらず、保証は本文で最長100年、FAQで最長60年と数字が食い違うので、どちらが今の制度かも確かめる項目です。

相談の席では、UA値の計算書、ネオマフォームの厚みと窓の仕様、気密測定の有無、耐震等級3を認定で取るかと費用、20年保証の延長条件と5年ごとのメンテナンス費用の目安を書面でもらってください。

木の花ホームの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例36件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
題名と本文のみ(所在地・延床の記載なし)36件
平屋(題名)9件
二世帯・三世代(題名)4件
価格・UA値・C値の記載0件

平屋は9件で、階数が分かる事例の0.25%です。

編集部からコメント:木の花ホームの得意分野

実例紹介は36件で、各件は題名と「Story」と題した施主の言葉や説明文、部屋ごとの写真キャプションで構成され、所在地・延床・価格・性能値はどれもありません。

題名に「平屋」や「ワンフロア」が付く家は9件、二世帯や三世代の家は4件で、薪ストーブ、中庭、ヌック、家事動線、大容量収納、モノトーンの外観といった題材が並ぶ内容でした。

無垢のパイン材や桧の柱、自社大工の造作棚が繰り返し出てくるのは会社の看板どおりで、「知人が建てた家の木の温もりが忘れられず」「きちんと大工の見える工務店が良い」といった動機が施主の言葉として載っています。

数字が欲しければ、平柳III期モデルハウスの「3LDK+ファミリークローゼット+ヌック、27坪」という規模と、不動産情報の建売の延床(27〜33坪)が唯一の手がかりです。

木の花ホームならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

1921年に初代が大工として創業し、3代目の棟梁だった会長が「いい家は大工で決まる」を掲げて会社を興し、大工育成課で弟子入り制度により若い大工を自社で育てています。

年間の着工を200棟までと上限を決めて公表し、モデルハウスから車で1時間圏内の栃木市・宇都宮市・鹿沼市・小山市・下野市と3町に施工エリアを限定しています。

全棟が断熱等級6でネオマフォーム標準、第一種熱交換換気、必ず許容応力度計算を行って耐震等級3相当、柱は桧「匠乾太郎」、屋根は瓦、外壁は30年保証材と標準仕様を並べています。

20年の長期保証を標準にして5年ごとのメンテナンスで最長100年(FAQでは60年)とし、設備10年保証は24時間365日のコールセンターで修理回数無制限と書いています。

営業のいない体験型の「デジタルスタジオ」を宇都宮に置き、グループには平屋550万円〜のホーデリーホーム、創業100年の木の花塗装、リフォームのカラーズを持ちます。

木の花ホームの断熱等級6は全棟?UA値が書いていないのはなぜ?保証は100年と60年のどちら?

相談者

全棟が断熱等級6でネオマフォームって書いてありますが、UA値の数字がどこにもなくて。保証も100年と60年の2つの数字を見ました。

編集部

等級6は5地域でUA値0.46以下という基準なので、全棟と言う以上はそこを下回っているはずですが、実際の数字はネオマフォームの厚みと窓で変わり、ホームページには厚みも窓の仕様も出ていません。

保証は特徴のページが「5年ごとのメンテナンスで最長100年」、FAQが「最長60年」と食い違っているので、契約時の保証書でどちらが今の制度かを確かめる必要があります。

編集部

相談の席では、自分のプランのUA値の計算書、ネオマフォームの厚みと窓の種類、気密測定をするか、許容応力度計算の計算書と耐震等級3の認定の可否、20年保証を延長するための5年ごとのメンテナンスの内容と費用の目安を書面でもらってください。

営業のいないデジタルスタジオで見てから、モデルハウスで担当者に数字を聞く順番が使いやすいです。

木の花ホームで後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

栃木市西方町の本社ショールーム咲耶館、宇都宮インターパーク展示場、宇都宮店デジタルスタジオ(営業なし)、壬生町六美町・平柳III期のモデルハウスに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格は非公開なので、自分の坪数で本体・付帯・外構・諸費用を分けた総額を見積でもらい、県平均の3,729万円と並べてください。プラン提案とライフプランは無料と書いてあるので、見積まで費用はかかりません。

編集部

性能はUA値とC値が非公開なので、UA値の計算書、ネオマフォームの厚みと窓、気密測定の有無、耐震等級3の認定の可否と費用、20年保証の延長条件(5年ごとのメンテナンス費用)と最長100年か60年かを書面で確かめてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

木の花ホームは大工育成と年間200棟上限、断熱等級6全棟を掲げる栃木市の地域ビルダーなので、UA値と保証の延長条件を書面にしてもらい、総額を県平均と並べてから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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