練馬区高松の丸平建設は、1979年創立で2代目の渡辺隆氏が率いる、スタッフ9名の工務店です。
木材問屋から始まった会社で、LIXILのスーパーウォール工法を標準にした注文住宅と、リセット住宅と呼ぶフルリノベーション、水回りや外壁のリフォームを練馬・中野・杉並で手がけています。
耐震等級3+制震とZEH仕様が標準で、全棟で気密測定をしてブログにC値0.26〜0.49の実測を4件載せていますが、UA値と価格は載っていません。ブログ485本の多くはリフォームの記事で、新築は上棟や見学会の記事から年2〜4棟の規模です。
お客様の声16件には「冷えると階段が寒い」「乾燥と静電気が気になる」と住み始めてからの不満も残しています。ホームページには施工事例が12件公開されていますが、延床面積の記載はありません。
丸平建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者練馬の丸平建設、近所で40年やってる工務店なんですが、リフォーム屋さんに見えて…新築も任せていいんでしょうか。



新築はSW工法で年2〜4棟の会社です。耐震等級3+制震とZEH仕様が標準で、全棟の気密測定をブログに載せ、実測はC値0.26・0.29・0.33・0.49の4件。
UA値と価格は載っていませんが、見積は地盤改良からカーテン・外構まで全部込みで出すと書いています。お客様の声には「冷えると階段が寒い」という不満も残していて、Googleは3件★4.0で本文は1件です。



気密は測っていて、断熱の数字と値段は自分で聞く会社ですね。構造見学会に行ってみます。
丸平建設はどんな規模の工務店?
| 商号 | 丸平建設株式会社 |
|---|---|
| 本社 | 東京都練馬区高松1-38-17 |
| 設立 | 1979年6月1日(前身の丸平木材は1955年) |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 代表者 | 渡辺 隆(1957年練馬生まれ。大学の建築学科卒業後、都内ゼネコンで10年マンション・公共施設の現場責任者を務め、父が社長の丸平建設に入社。代表挨拶で入社時の多額の借金と返済の経緯を公開) |
| 建設業許可 | 東京都知事 許可(般-3) 第117066号 |
| 建築士事務所 | 一級建築士事務所 東京都知事登録 第47458号 |
| 宅建業免許 | 記載なし(宅地建物取引主任者2名在籍。土地探しは提携不動産会社と) |
| 事業 | 一般建設工事業全般、リフォーム全般。新築注文住宅(SW工法)、リセット住宅(築年数の経った家を新築同様に再生するフルリノベーション)、住宅リフォーム(水回り・外壁屋根塗装・断熱リフォーム)、賃貸アパートのリフォーム |
| 施工エリア | 練馬区・中野区・杉並区を中心(FAQ)。施工事例は練馬区9件・杉並区1件・中野区1件、お客様の声は練馬区9件のほか北区・葛飾区・板橋区と川崎市2件 |
| 拠点 | 本社(練馬区高松1-38-17)のみ。モデルハウスはなく、施主宅の構造見学会・完成見学会(予約制、練馬区田柄など)と、本社での8月「ふれあい祭り」、Zoomの「豊かな暮らし方セミナー」(SW工法オーナーが住み心地を語る、2026年2月・9月) |
| 所属団体 | 新東京木材商業協同組合、練馬木材商組合、練馬建設業推進会、住宅保証機構構造登録店、スーパーウォール工法加盟店・東京スーパーウォール会、LIXILリフォームネット登録店、クリナップ水廻り工房。瑕疵保険はJIOと住宅保証機構 |
東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から47年で、スタッフ9名が練馬区高松の本社に集まる、営業職のいない工務店です。
紹介ページには代表のほか経理2名、建築部の部長2名と課長2名、事務、設計の一級建築士が並び、FAQで「営業マンはおらず全員技術者」と書いています。
年間棟数の記載はなく、ブログ485本を上棟・地鎮祭・気密測定・完成見学会の記事で数えると新築は2020年から年2〜4棟で、2025年は地鎮祭・上棟・構造見学会・完成見学会が1棟分ずつ流れた形です。
同じブログでリフォームと外壁塗装の記事が年10本前後あり、リセット住宅と水回りリフォームが仕事の半分以上を占める工務店と読めます。
丸平建設のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.0 | 3件 | 本社(練馬区高松1-38-17) |
- ★48年前
丁寧な仕事です。
出典:Googleマップ「丸平建設(株)」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
3件の内訳は★5が1件、★4が1件、★3が1件で、★2と★1はありません。本文があるのは1件です。
Googleの3件★4.0は、8年前の★4「丁寧な仕事です。」の一文だけが本文で、★5と★3は星のみ、会社の返信はありません。5〜8年前の投稿で止まっているので、今の施主の評価はここからは読めません。
評判はホームページの新築お客様の声16件で読む形で、2019年にまとめて載せたものです。
3度目の新築でSW工法の遮音・断熱を評価する声、大手ハウスメーカーとの契約を破談にして練馬の工務店に切り替えた声、40年前に実家を先代が建てた施主の声が並び、「冷えると階段が寒い」「乾燥と静電気が気になる」と不満も削らずに残しています。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
丸平建設の坪単価はいくら?
丸平建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 丸平建設 | 東京都の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 非公開(施工事例に延床面積の記載なし) | 36.1坪(119.2㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,866万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約135万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 774万円 |
| 申込者の年齢 | — | 49.7歳 |
| もとになった件数 | 12件(ホームページの施工事例) | 212件(フラット35利用者調査 2024年度) |
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
丸平建設の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組にスーパーウォールパネル(硬質ウレタンフォーム+構造用合板OSB、壁倍率5倍の大臣認定)を組んだSW工法のモノコック構造が標準。パネルと柱梁の間に制震テープを挟む「耐震等級3+制震」。ベタ基礎は構造計算で断面・配筋を決め、人通口に地中梁。床は全室ナラや赤松の無垢材、壁に漆喰を使う事例が多い |
|---|---|
| 耐震等級 | 3+制震が標準仕様(制震テープ)。3階建ては構造計算と明記。壁量計算か許容応力度計算かの記載はなし |
| 断熱等級 | 記載なし(「ZEH仕様」「高気密・高断熱」と表現。事例に東京ゼロエミ住宅の認証取得が1件) |
| C値(気密) | 目標0.5以下(ブログで「高気密住宅と言われる0.5㎠/㎡以下を目指す」)。全棟で構造体と開口部の工事完了後に気密測定。実測はブログに2020年6月0.29、2020年11月0.33、2022年3月0.49、2022年8月0.26の4件。2024年・2025年の測定記事は値の記載なし |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | スーパーウォールパネルの硬質ウレタンフォーム。断熱材内部の結露による劣化を60年保証(SW工法) |
| 窓 | 記載なし(SW工法の説明に高断熱サッシ・計画換気。事例に第一種換気を採用) |
| ZEH | 「ZEH仕様の家づくり」を省エネページで説明(断熱・省エネ設備・創エネ)。ZEHビルダーの登録番号と普及実績の記載はなし。事例に東京ゼロエミ住宅1件 |
| 長期優良住宅 | 記載なし(維持管理対策等級3相当が標準、3階建てで低炭素住宅の申請に触れる) |
| 保証・点検 | 瑕疵保険10年(JIO・住宅保証機構)、地盤保証は補強工事に起因する事故を1億円限度で10年、SW工法の無結露保証60年。「アフターフォローという言葉は使わず一生支え合う」と書くが定期点検の時期・回数の記載はなし。お客様の声に親子2代40年の付き合いと、電話一本で来る現場監督の記述 |
気密は実測で読め、断熱の数字は載っていない会社です。全棟の気密測定をブログで報告し、C値0.26〜0.49の4件は目標の0.5以下に収まっていますが、2024年以降の記事は値を書かなくなり、UA値と断熱等級はどのページにもありません。
耐震等級3+制震は標準で、3階建ては構造計算と書く一方、2階建ての計算方法は読めません。相談では、自分のプランのUA値と断熱等級、気密測定の値を性能報告書でもらえるか、耐震等級3が許容応力度計算によるものかを聞いてください。
丸平建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例12件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。
練馬区の2階建てで、無垢床と回遊動線の写真が事例の型です。
注文住宅施工事例は12件で、2022年以降に載せたものが練馬区9件・杉並区1件・中野区1件、全室ナラの無垢床、吹き抜け、玄関からリビング・寝室へ回遊する動線、造作の腰掛や本棚が繰り返し出てきます。
延床・価格・竣工年・UA値は書かれておらず、ホームエレベーター付きの家と東京ゼロエミ住宅の認証を取った家が数字の代わりに載る特徴です。
別にリセット住宅5件(二世帯化・断熱リフォーム)、リフォーム4件があり、お客様の声16件は2019年にまとめて掲載され、25坪の敷地に建てた木造3階建てや車椅子の娘のための回遊動線の家が読めます。
丸平建設ならではの特徴は?
屋号の「丸平」は、創業者の父が戦後に働いた和歌山県新宮市の丸平製材所から取ったもので、1955年に練馬で丸平木材を立ち上げ、1979年に丸平建設を創立。2代目の渡辺隆氏はゼネコン10年を経て入社しました。
代表挨拶で、入社直後に会社の多額の借金を知り、木材・建材の販売と下請けで返済してきた経緯を実名で公開。「顔の見える家づくり」を掲げ、FAQでは「営業マンはおらず、スタッフ全員技術者」と答えています。
全棟の気密測定をブログで報告し、C値は2020年6月0.29、同11月0.33、2022年3月0.49、同8月0.26。目標を「高気密住宅と言われる0.5以下」と置き、大工がコーキングと吹き付けで隙間を埋めます。
見積は本体だけでなく地盤改良・屋外給排水ガス・申請費・照明・エアコン・カーテン・外構を含めた「全部込み」と資金計画ページに明記。予算で基本性能が変わらない「マイホーム計画書」を提示すると書いています。
お客様の声16件に「一回冷えると階段が寒い」「乾燥と静電気が気になる」「SW工法はコストアップに戸惑った」と不満を残したまま掲載。親子2代で40年、実家を先代が建てた施主の声もあります。
丸平建設の評判はどう読めばいい?



口コミは3件で本文は一言だけ、事例も写真ばかり…SW工法の会社は他にもあるのに、ここを選ぶ理由ってあるんでしょうか。



選ぶ材料は気密の実測と、声の残し方にあります。ブログにC値0.26〜0.49の4件を測定日付きで載せ、目標0.5以下と自分で線を引いている点は、社名を替えると成立しない数字です。
お客様の声も「冷えると階段が寒い」「乾燥と静電気」と不満を消していません。ただUA値と価格はどこにもなく、2024年以降は気密の値も書かなくなっているので、性能は自分で書面をもらう前提の会社です。



確かめるなら構造見学会でパネルの気密処理を見て、自分のプランのUA値・断熱等級・気密測定値を性能報告書でもらえるか、耐震等級3が許容応力度計算かを聞いてください。
見積は「全部込み」と書いているので、本体・付帯・外構・カーテン・エアコンの内訳を分けたマイホーム計画書をもらい、SW工法で上がる分の金額と、定期点検の時期と回数も同時に確認を。
丸平建設で後悔しないために、相談時に確認することは?



構造見学会・完成見学会(練馬区の施主宅、予約制、年1〜2回ずつ)、本社(練馬区高松1-38-17、8月の「ふれあい祭り」)、Zoomの「豊かな暮らし方セミナー」に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格はどのページにもないので、希望の延床で本体・付帯工事(屋外給排水ガス・地盤改良)・照明・エアコン・カーテン・外構・設計料・消費税を分けたマイホーム計画書を最初に出してもらってください。
お客様の声に「SW工法はコストアップ」とあるので、SW工法で上がる分と、無垢床や漆喰を全室にした場合の差額も同時に確認を。



UA値・断熱等級は載っていないので、自分のプランの数字と気密測定の性能報告書を書面で。
保証は瑕疵保険10年・地盤保証10年・無結露保証60年が書かれ、定期点検の時期と回数がないため、契約前に点検の一覧と、リフォーム部門が引渡し後の窓口になるのかを聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。
丸平建設は気密の実測と地元の付き合いで選ぶ会社なので、自分の延床での全部込みの内訳とUA値を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
