板橋区高島平のRCdesignは、1982年設立の工務店が1995年の阪神大震災を機に木造をやめ、鉄筋コンクリート住宅だけを設計・施工する会社です。
case study57件のうち住宅は47件で、文京・板橋・練馬・大田・豊島の23区北部に集まり、ガレージハウス21件と二世帯11件、賃貸併用10件が重なります。
価格はセミオーダーの2階建て3,432万円・3階建て4,433万円(税込、本体+設計)だけで坪数がなく、性能は2023年に断熱等級7対応を発表したもののUA値・C値の記載はありません。
Googleの口コミは3件とも立地の感想で、評判はホームページのオーナー様の声26件で読む形です。ホームページには施工事例が47件公開されていますが、延床面積の記載はありません。
RCdesignの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者高島平のRCdesign、鉄筋コンクリートの家って高いイメージですけど、値段は載ってますか?



セミオーダーの2階建てが本体と設計で3,432万円、3階建てが4,433万円(税込)と書いてありますが、坪数がないので坪単価には直せません。
性能は2023年に断熱等級7対応の発表があり、地盤生涯保証は5,000万円までですが、UA値・C値の実測はどこにもなく、ZEHは0棟です。口コミは3件とも立地の話で、家の話はオーナー様の声26件だけです。



RCで3,400万円台からなんですね。坪数と実測の数字は、個別相談で聞くしかなさそうです。
RCdesignはどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社RCdesign(アールシーデザイン、旧社名 有限会社井上建工) |
|---|---|
| 本社 | 東京都板橋区高島平1丁目43番14号(作業所は埼玉県朝霞市田島、400坪) |
| 設立 | 1982年(昭和57年)4月8日 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 代表者 | 井上 功一(代表取締役、一級建築士) |
| 建設業許可 | 建設業者登録(建築工事業、大工工事業)と記載、番号の記載なし |
| 建築士事務所 | 一級建築士事務所登録(番号の記載なし) |
| 宅建業免許 | 宅地建物取引業者登録(番号の記載なし) |
| 事業 | RC(鉄筋コンクリート)住宅の設計・施工・監理・鑑定、型枠・造作大工工事、家具・室内装飾、二世帯・賃貸併用・店舗併用住宅、投資用賃貸マンション、リフォーム・リノベーション、不動産の仲介・売買・賃貸管理、旅館業、損害保険代理業 |
| 施工エリア | 記載なし(東京の注文住宅・建替えと表記)。case studyの所在地は文京区8件、板橋区6件、練馬区・大田区・豊島区各4件、台東区・渋谷区各3件、北区・世田谷区各2件、埼玉県5件(さいたま・所沢・富士見・草加・鳩ヶ谷)、千葉県松戸市と横浜市は投資物件 |
| 拠点 | 本社事務所(板橋区高島平1-43-14、夜間・休日は留守番電話)、作業所(朝霞市田島400坪)。モデルハウスの記載なし、現場見学は随時受付、オンライン個別相談に対応 |
| 所属団体 | ZEHビルダー登録、住宅金融公庫特定業務登録、増改築相談員、住まいづくり・まちづくりアドバイザー。保証はハウスジーメン(瑕疵保険)、シールドエージェンシー(高品質住宅保証システム)。顧問弁護士 紀尾井町法律事務所 |
東京都知事の許可で、営業所が東京都内にある地元の会社です。設立から44年で、スタッフ17名で、設計から型枠・打設まで自社で担い、年に数棟のRC住宅を建てる専門工務店です。
会社情報にスタッフ17名(内技能実習生5名)とあり、型枠の組み立てとコンクリート打設を「日々経験値を積んでいる当社の熟練スタッフ」が担当し、朝霞市に400坪の作業所を持っています。
年間棟数の記載はなく、ZEH実績報告は2016〜2025年度すべて0棟、case studyの掲載は2016年に37件をまとめて載せたあと、2017〜2023年に12件、2026年に8件です。
住宅47件の所在地は文京区8件、板橋区6件、練馬・大田・豊島が各4件で、埼玉県は5件です。代表の井上功一氏はブログを毎日更新して1,000本を超え、2016年度にはハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの優秀賞を受けています。
RCdesignのGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.0 | 3件 | 本社(板橋区高島平1-43-14) |
- ★37年前
よい立地です
出典:Googleマップ「㈱RCdesign」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
3件の内訳は★5が1件、★4が1件、★3が1件で、★2と★1はありません。本文があるのは2件です。
★4.0の3件は7〜9年前の投稿で、★3は「よい立地です」、★4は地域のスーパーの話、★5は本文なしと、いずれも家づくりの感想ではありません。会社側の返信もなく、施主の投稿は1件もない状態です。
家の評判はホームページのオーナー様の声26件で読む形で、大田区・板橋区・練馬区・文京区・所沢市などの施主が「震度4でもほとんど揺れを感じなかった」「2階の子供たちの足音が全然聞こえない」「隣が暖房器具を出したのはうちより2か月前」と遮音と暖かさを語り、「僕たちの予算で夢が叶いました」と価格の話も混じります。
会社が選んで抜粋した声なので、見学会で施主に直接聞く前提で読んでください。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
RCdesignの坪単価はいくら?
価格が載っているのはセミオーダー型の「RC Executive SELECTION」だけで、2階建てプランが建物本体工事費3,000万円+設計費120万円の3,120万円(税別)、税込3,432万円、3階建てプランが本体3,900万円+設計130万円の4,030万円(税別)、税込4,433万円です。
施工床面積や開口部の数、設備のグレードを変えなければ基本的な金額は変わらないと注記していますが、プランの坪数は書かれていないので坪単価には直せません。
注文住宅の価格と付帯工事・外構・地盤改良の目安はなく、地盤調査費と改良工事費は地盤保証とは別と保証ページにあります。
| プラン | 本体工事費(税別) | 設計費(税別) | 税込合計 |
|---|---|---|---|
| 2階建てプラン | 3,000万円 | 120万円 | 3,432万円 |
| 3階建てプラン | 3,900万円 | 130万円 | 4,433万円 |
東京都で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | RCdesign | 東京都の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 非公開(施工事例に延床面積の記載なし) | 36.1坪(119.2㎡) |
| 家の値段 | 3,432万〜4,433万円(税込、セミオーダーの2階建て・3階建てプラン、坪数の記載なし) | 4,866万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開(坪数の記載がなく坪単価に直せない) | 約135万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 774万円 |
| 申込者の年齢 | — | 49.7歳 |
| もとになった件数 | 47件(ホームページの施工事例) | 212件(フラット35利用者調査 2024年度) |
会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
RCdesignの性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 鉄筋コンクリート造(壁式)。FRP製型枠と断熱材を組み合わせた「RC断熱型枠システム」を基本にし、階段・斜め屋根・円形など型枠パネルが使えない部分は在来の合板型枠で対応。コンクリートは現場からの距離で生コンプラントを選び、産地・配合を都度指定、搬入ごとに抜き打ち検査 |
|---|---|
| 耐震等級 | 記載なし(RC造の耐震性・耐火性を強調、等級の記載なし) |
| 断熱等級 | 2023年6月に「RC住宅初 断熱等級7(最高クラス)を達成」する商品を発表。注文住宅では用途に応じて断熱性能を選べると注記。1999年から次世代省エネ基準を超える性能と記載 |
| C値(気密) | 記載なし |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | 記載なし(RC断熱型枠システムの断熱材、種類・厚みの記載なし) |
| 窓 | 記載なし |
| ZEH | ZEHビルダー登録。実績は2016〜2025年度すべてZEH建築棟数0棟・達成率0%(お役立ち情報のZEHページ) |
| 長期優良住宅 | 記載なし |
| 保証・点検 | 地盤生涯保証(不同沈下、1事故最高5,000万円、20年ごとに継続可、地盤調査費・改良費は別)、住宅瑕疵担保責任保険(ハウスジーメン)、シールドエージェンシーの高品質住宅保証システム(地盤保証+瑕疵保証、完成後10年、10年ごと継続可、第三者検査の合格物件のみ)、完成保証(希望者のみ有償)。定期点検の年数は記載なし |
構造と保証は具体的で、断熱の数字は等級名だけの会社です。RC造は耐震・耐火・遮音で木造と差があると説き、FRP型枠と断熱材を一体にしたRC断熱型枠システムでコンクリートの内側に断熱層を作り、結露を防ぐと説明しています。
2023年には「RC住宅初 断熱等級7」を達成する商品を発表し、1999年から次世代省エネ基準を超えてきたと書きますが、UA値・C値の実測、断熱材の種類と厚み、サッシ、換気方式、耐震等級はどのページにもなく、ZEHは10年間0棟です。
保証は地盤生涯保証5,000万円とシールドエージェンシーの10年保証があり、点検の年数は書かれていません。
相談では、自分のプランを等級7・6・5のどれで建てるかとその差額、UA値の計算値、気密測定の有無、断熱材とサッシの仕様、換気方式、耐震等級の認定を取るか、点検の時期を書面でもらってください。
RCdesignの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例47件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。
事例は23区北部の狭小地に建てた3〜4階建てのRC住宅を、施主の要望と工夫の箇条書きで見せる型です。
case study57件のうち住宅47件は文京区8件、板橋区6件、練馬・大田・豊島が各4件で、ガレージハウス21件、二世帯・三世帯11件、賃貸併用10件、店舗併用4件のタグが重なります。
2026年に載った杉並区N様邸は敷地12.9坪に4階建てでガレージ・アトリエ・屋上を積み、文京区S様邸は敷地27.8坪にインナーガレージ・事務所・ギャラリー・茶室、江戸川区M様邸は延床489.49㎡(148坪)の5階建て賃貸併用で1〜3階に6戸、東京都S様邸は地下1階地上4階に53畳のLDKと螺旋階段です。
延床が書かれているのは江戸川区の1件だけで、価格・UA値・C値・竣工年はなく、2016年掲載の37件は写真とタイトルが中心です。投資用のワンルームマンションやテナントビルも10件並びます。
RCdesignならではの特徴は?
1995年の阪神大震災後に金物補強の木造を試算したら従来の1.3倍になり「木造をRCに近づけるより最初からRCで」と転換した経緯を、代表が「なぜRC住宅なのか」のページに書いています。
型枠はFRP製と断熱材を組み合わせたRC断熱型枠システムを基本にしつつ、階段や斜め屋根は在来の合板型枠で組み、コンクリートは搬入ごとに抜き打ち検査すると工法ページに明記しています。
セミオーダーのRC Executive SELECTIONは2階建てが本体3,000万円+設計120万円、3階建てが本体3,900万円+設計130万円(税別)で、マスタープランを敷地に合わせて変形します。
2023年6月に「RC住宅初 断熱等級7(最高クラス)を達成」と発表し、2016年度はハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー優秀賞を受けたと会社情報に載せています。
地盤生涯保証は不同沈下による損害を1事故最高5,000万円まで20年ごとの継続で保証し、完成保証は希望者のみ有償と分け、代表が毎日更新するブログは2026年だけで100本を超えています。
RCdesignの評判はどう読めばいい?



口コミは3件とも立地の話で、家のことが分からなくて…RC専門って珍しいけど、判断材料はどこにありますか?



Googleには施主の投稿がないので、ホームページのオーナー様の声26件と事例47件で読む会社です。声は遮音と暖かさの話が多く、事例は文京・板橋・練馬の狭小地に3〜4階建てを積んだRC住宅が並びます。
価格はセミオーダーで3,432万円と4,433万円(税込)が出ていますが坪数がなく、UA値・C値もありません。



確かめるなら現場見学かオンライン個別相談で、セミオーダーの2階建て3,432万円が何坪のプランか、自分の敷地に合わせると本体・設計・付帯・外構・地盤改良・諸費用でいくらになるかを書面でもらってください。
合わせて断熱等級7・6・5のどれで建てるかと差額、UA値の計算値、気密測定の有無、耐震等級の認定、シールドエージェンシーの10年保証と地盤生涯保証の費用、点検の時期も同時に確認を。
RCdesignで後悔しないために、相談時に確認することは?



本社事務所(板橋区高島平1-43-14)、現場見学(随時受付)、オンライン個別相談・来場型個別相談会。モデルハウスなしに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格はセミオーダーの2プランだけなので、そのプランの坪数と、自分の敷地に合わせた場合の本体・設計・付帯工事・外構・地盤調査と改良・諸費用を分けた総額を最初に出してもらってください。
注文住宅で設計する場合の設計料と、RC断熱型枠が使えない部分を在来型枠で組む場合の費用差も同時に確認を。



性能の数字がないので、断熱等級7・6・5のどれで建てるかとその差額、UA値の計算値、気密測定の有無、断熱材の種類と厚み、サッシと換気の仕様を書面で。
耐震等級の認定を取るか、地盤生涯保証とシールドエージェンシーの保証の費用、完成保証の金額、点検の時期を契約前に聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



東京都で注文住宅を建てた人の平均は36.1坪・建設費約4,866万円、坪あたり約135万円です。
RCdesignはRC造の構造と保証で選ぶ会社なので、セミオーダーの坪数を確かめた総額と断熱等級・UA値を書面でもらい、その総額を都平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
