横浜市金沢区の大栄建設は、スーパーウォール工法に制震テープを足して耐震等級3を標準にし、施工事例26件を工法・耐震等級・床面積・UA値・C値の表つきで見せる工務店です。
UA値は16件で中央値0.51、C値は17件で中央値0.39、延床は26件の中央値37.4坪で、2026年の事例は等級7のUA値0.26を出しています。
「澄み渡る空気」を売りにして音響熟成木材や幻の漆喰、FFCの免疫住宅を並べますが、価格はどこにもなく、資本金と従業員数の記載もありません。Google口コミは4.1の10件で、本文が読めるのはそのうち4件だけです。
ホームページには施工事例が26件公開されていて、坪数が分かるものだけで26件あります。
大栄建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者金沢区の大栄建設、事例にUA値もC値も表で出てるのはいいんですけど、「免疫住宅」とか「音響熟成木材」って何ですか…



FFCという鉄ミネラルを建材に含浸させる加工や、クラシックを聴かせて乾燥させた杉、赤貝の殻の漆喰を会社は「空気を綺麗にする自然素材」として説明していて、効果の検証は自社の説明だけです。
数字で読めるのは事例のUA値16件(中央値0.51)とC値17件(中央値0.39)、C値0.5基準で一邸ごと気密測定、耐震等級3と全棟構造計算、トリプル20年保証で、価格と会社の規模はゼロです。



性能の数字は硬くて、素材の話は会社の説明だけなんですね。数字のほうを見に行って、自分のプランのUA値を聞いてきます。
大栄建設はどんな規模の工務店?
| 商号 | 大栄建設株式会社 |
|---|---|
| 本社 | 神奈川県横浜市金沢区釜利谷東6-5-53(横浜西口店:西区岡野2-12-27) |
| 設立 | 1989年7月(平成元年) |
| 資本金 | 記載なし |
| 代表者 | 小林 俊司(代表取締役。経営理念に「つくっているのは心と身体が健康になる暮らし」と書く) |
| 建設業許可 | 神奈川県知事許可(般-3)第53994号 |
| 建築士事務所 | 二級建築士事務所 神奈川県知事登録第11068号 |
| 宅建業免許 | 神奈川県知事(4)第26640号(土地探しのサポート、土地情報の投稿タイプあり) |
| 事業 | 住宅・店舗・共同住宅の設計施工(フルオーダー・セミオーダーの注文住宅、リフォーム) |
| 施工エリア | 横浜市・川崎市・横須賀市を中心に神奈川県中央から東側、緊急時に対応できる片道1時間以内(横浜市18区、川崎市7区、横須賀・三浦・逗子・鎌倉・藤沢・茅ヶ崎・相模原・平塚・大和・綾瀬・座間・海老名・伊勢原・厚木・小田原・葉山・寒川・大磯・二宮・愛川)。事例の所在地は一覧の6件が横浜市金沢区3件・磯子区・港南区・横須賀市 |
| 拠点 | 本社(釜利谷東)、横浜西口店(岡野)、モデルハウスDai Air house(釜利谷東6-4-9、宿泊体験は10日前までに予約)、完成見学会・OB宅見学会・セミナー |
| 所属団体 | LIXILスーパーウォール工法(LIXILメンバーズコンテスト地域特別賞・空間デザイン賞)、住宅あんしん保証、ZEHビルダー |
神奈川県知事の許可で、営業所が神奈川県内にある地元の会社です。設立から37年で、金沢区の本社と横浜西口店から、横浜・川崎・横須賀に建てる規模非公開の工務店です。
1989年7月創立で代表は小林俊司氏、建設業許可は一般(般-3)、二級建築士事務所で、資本金・従業員数・年間棟数はどのページにも書かれていません。
施工事例26件の投稿は2015年に9件、2022年に13件とまとめて公開され、2019年に2件、2025年と2026年に1件ずつで、一覧に所在地が付くのは6件(横浜市金沢区3件・磯子区・港南区・横須賀市)です。
施工エリアを緊急時に対応できる片道1時間以内と定めて横浜18区・川崎7区と県央まで列挙し、モデルハウスDai Air houseでは宿泊体験を受け付け、ZEH実績は2024年度67%です。
大栄建設のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.1 | 10件 | 本社(横浜市金沢区釜利谷東) |
- ★54か月前
築50年の家のリフォームをお願いしました。担当してくださった方が知識、経験共に豊富な方で耐震、断熱工事をしっかり施工してくれそうだった。途中、思わぬ白アリの大被害が発覚しましたが、誠実に対応してくれました。 - ★54年前
いくつかの会社と相談しましたが、とにかく親切に対応して下さいました。不安に思っている事や希望を根気強くヒアリングしてくれます。施工も丁寧で、現場も常にきれいに保たれており。 - ★53年前
営業の方が来てくれて、すぐに対応してくれました。
出典:Googleマップ「大栄建設株式会社」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
10件の内訳は★5が6件、★4が2件、★2が1件、★1が1件で、★3はありません。本文があるのは4件です。
本文4件のうち家の話は2件で、築50年の家の耐震・断熱リフォームで白アリ被害にも誠実だったという4か月前の施主と、相談から施工まで親切で現場がきれいだったという4年前の声です。
残る2件は社長と話した人と営業の対応が早かった人で、新築を建てた人の本文はありません。
★1と★2は本文がなく理由は読めず、会社の返信は3件です。口コミが10件と少ないので、評判はホームページのお客様の声9件とOB宅見学会で本人に聞く前提とし、事例の表にあるUA値・C値を見学先の家でも聞くと数字がそろいます。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
大栄建設の坪単価はいくら?
大栄建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 大栄建設 | 神奈川県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 37.4坪(施工事例26件の中央値) | 35.3坪(116.6㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,277万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約121万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 692万円 |
| 申込者の年齢 | — | 50.1歳 |
| もとになった件数 | 26件(ホームページの施工事例) | 176件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが37.4坪で、県平均の35.3坪より大きいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?



県平均より2.1坪大きい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より上に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
大栄建設の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | スーパーウォール工法(LIXIL、構造用合板と硬質ウレタンフォームの一体型パネル、モノコック構造)+制震テープ、全棟構造計算、地盤調査・改良、全館換気空調システム(モデルハウス)、自然素材(南九州産杉の音響熟成木材、赤貝殻の幻の漆喰、化石サンゴのマシュマロタッチ、うづくりの床、炭塗料)、SUMICAS(木炭と電気)、FFCテクノロジーの免疫加工、維持管理対策等級3相当の点検口 |
|---|---|
| 耐震等級 | 等級3を標準(全棟構造計算を実施と記載。事例の表で等級3と明記するのは2件、他は敷地面積欄に置き換わっている) |
| 断熱等級 | 記載なし(2026年の事例は等級7・UA値0.26、モデルハウスはHEAT20 G2.5・UA値0.38) |
| C値(気密) | 0.27〜0.51(施工事例17件、中央値0.39)。C値0.5を基準に一邸ごとに気密測定と記載。モデルハウス0.29 |
| UA値(外皮) | 0.26〜0.57(施工事例16件、中央値0.51)。モデルハウス0.38 |
| 断熱材 | 硬質ウレタンフォーム(スーパーウォールパネル、湿気を通しにくいと記載)。厚みの記載なし |
| 窓 | 記載なし(ドアや窓の性能にも触れるが製品名・ガラス仕様なし) |
| ZEH | ZEHビルダー登録。実績は2024年度67%(ZEHビルダー一覧)、目標75% |
| 長期優良住宅 | 対応(事例の工法欄に「長期優良住宅」が7件、モデルハウスは長期優良住宅) |
| 保証・点検 | トリプル20年保証=建物(構造・防水)20年(以降10年ごと更新・最長60年)、地盤20年(最大5,000万円)、防蟻20年(最大1,000万円)、スーパーウォールの壁内結露60年保証、住宅あんしん保証の瑕疵保険。定期点検は1年・2年・5年・10年(10年以降は延長申込で継続)、家暦書で履歴管理 |
事例ごとにUA値とC値を表で出す、数字で読める会社です。
特徴のページにスーパーウォール工法、耐震等級3の標準化、全棟構造計算、C値0.5基準で一邸一邸の気密測定と書き、事例26件のうち16件にUA値(中央値0.51、最小0.26、最大0.57)、17件にC値(中央値0.39、最小0.27、最大0.51)が載っています。
2015年の事例には数値がなく2019年以降に付いたので、最近の家ほど読めて、2026年の事例はUA値0.26の等級7、モデルハウスは0.38のG2.5です。
一方で断熱等級の標準、サッシの仕様、換気方式は書かれておらず、自然素材の「光熱触媒」「免疫加工」「木炭と電気」は効果を裏付ける第三者の数字がありません。
相談では、自分のプランのUA値と気密測定の結果、断熱等級の標準、サッシと換気の仕様、FFC・SUMICAS・自然素材を入れた場合の差額、全館換気空調の費用を書面でもらってください。
大栄建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例26件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜30坪 | 2件 | 8% |
| 30〜35坪 | 6件 | 23% |
| 35〜40坪 | 7件 | 27% |
| 40坪〜 | 11件 | 42% |
坪数が分かる26件のうち、いちばん多いのは40坪〜の11件(42%)。最小22.5坪から最大61.0坪まであり、中央値は37.4坪です。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 二世帯・三世帯住宅 | 6件 |
| 長期優良住宅(工法欄) | 7件 |
| 無垢・漆喰・うづくり(工法欄) | 6件 |
| UA値の記載 | 16件 |
| C値の記載 | 17件 |
横浜南部の30〜50坪の家を、性能の表と写真で見せる事例です。
26件すべてに工法・敷地・床面積・間取りの表が付き、延床は中央値37.4坪、最小22.5坪から最大61.0坪で、30坪未満が2件、30〜35坪が6件、40坪以上が11件、二世帯・三世帯が6件です。
UA値とC値は2019年以降の16件と17件に付き、2015年の9件は工法欄に「SW工法+無垢・漆喰」「うづくりの床+炭塗料」と素材の組み合わせを書いています。
題名は「ペットと暮らす中庭」「掘りごたつ」「和寝室」「バリアフリー」「3世帯の団らん」と暮らし方で、所在地は一覧の6件だけで、価格と竣工年(投稿日のみ)はありません。2026年の1件はLIXILメンバーズコンテストの受賞を記しています。
大栄建設ならではの特徴は?
施工事例26件に工法・耐震等級・敷地・床面積・間取り・UA値・C値・BEIの表を付け、2026年の事例では等級7のUA値0.26と、C値0.5以下、BEI0.35まで数字で書いています。
建物(構造・防水)・地盤・防蟻のすべてを初期20年保証にした「トリプル20年保証」を掲げ、建物は10年ごと更新で最長60年、地盤は最大5,000万円、防蟻は最大1,000万円と限度額を明記しています。
「澄み渡る綺麗な空気」を1番目の特徴にし、クラシックを聴かせて乾燥させる南九州産杉の音響熟成木材、赤貝の殻が主原料の幻の漆喰、化石サンゴのマシュマロタッチを自然素材として並べています。
FFCテクノロジー(水溶性の鉄ミネラルを建材の結合水に含浸させる免疫加工)とSUMICAS(壁の塗装に木炭と電気を通すシステム)を、空気を健康にする設備として自社の説明で紹介しています。
モデルハウスDai Air houseはUA値0.38・C値0.29のG2.5、全館換気空調、太陽光と蓄電池付きで、10日前までの予約で16時チェックイン・翌10時チェックアウトの宿泊体験ができます。
大栄建設の家はいくらで建つ?



事例の性能は全部表で読めるのに、値段だけどこにもないんですね。スーパーウォールで等級7だと高いんでしょうか?



ホームページには本体価格も坪単価も価格帯もなく、フルオーダーとセミオーダーの2ラインがあることは書かれていますが、それぞれの価格や仕様の差も載っていません。
事例の延床中央値が37坪と県平均の35.3坪より少し大きく、2026年の事例は等級7、モデルハウスはG2.5と、性能の幅が広い会社なので、どの等級で建てるかで金額が動くと読んでください。
神奈川の平均が建設費4,277万円なので、それを目安に総額を聞く形になります。



聞くべきは、希望の坪数でセミオーダーとフルオーダーそれぞれの本体価格と仕様の差、付帯工事(地盤改良・給排水・外構)と諸費用を分けた総額、等級6と等級7の差額と自然素材・FFC・SUMICAS・全館換気空調の追加費用、の3点です。
地盤改良が必要になった場合の費用の上限も同じ席で聞いてください。
大栄建設で後悔しないために、相談時に確認することは?



モデルハウスDai Air house(金沢区釜利谷東、見学は各時間帯1組、宿泊体験は10日前までに予約)、本社・横浜西口店、完成見学会・OB宅見学会・家づくりセミナーに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格が1つもない会社なので、希望の坪数でセミオーダーとフルオーダーの本体価格、付帯工事・諸費用を分けた総額、等級6と7の差額、自然素材・FFC・SUMICAS・全館換気空調の追加費用を最初に書面で出してもらってください。



事例で数字が読めるので、自分のプランのUA値の計算書と気密測定の結果(C値0.5基準)、断熱等級の標準、サッシと換気方式、制震テープが標準か、トリプル20年保証の更新条件(10年ごとの点検と有償工事)を書面で。
FFCや光熱触媒の効果については第三者の試験データの有無を聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。
大栄建設は事例のUA値・C値の表とトリプル20年保証で選ぶ会社なので、坪数を決めた総額と自分のプランのUA値・C値を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
