相模原市緑区橋本のカネコホームは、代表の金子豊氏と家族4名で回す1998年設立の工務店で、施工実例11件すべてに仕様表を付け、UA値9件(中央値0.52)とC値10件(0.19〜0.27)を書いています。
標準仕様はトップページに耐震等級3(許容応力度計算)・断熱等級6+・C値0.5未満・一次エネルギー削減率35%超と数字で並び、2024年以降の実例は等級6+のUA値0.31と0.38、それ以前の9件は等級5のUA値0.50〜0.55です。
価格はどこにもなく、資本金と従業員数の記載もありません。口コミは3年前の★5が1件あるだけで中身は読めず、施主の声を載せるページも持っていません。ホームページには施工事例が11件公開されていて、坪数が分かるものだけで11件あります。
カネコホームの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者橋本のカネコホーム、口コミが1件しかないんですけど、実例のC値が0.19とか0.2って本当ですか?小さい会社ですよね…



スタッフ紹介は代表と現場担当2名、経理1名の4名で、資本金と従業員数の記載はありません。
ただ実例11件は場所・延床・耐震等級・断熱等級・UA値・隙間相当面積・一次エネルギー削減率・認定・建築年月まで1件ずつ表にしていて、C値は0.19〜0.27の10件、UA値は9件で2024年以降は0.31と0.38です。
価格はゼロ、口コミも本文ゼロなので、判断材料は実例の表と代表の資格(住宅断熱施工士・住宅性能評価員)だけです。



数字は小さい会社なのに一番細かいんですね。口コミがないぶん、建てた人の家を見せてもらえるか聞いてきます。
カネコホームはどんな規模の工務店?
| 商号 | 有限会社カネコホーム |
|---|---|
| 本社 | 神奈川県相模原市緑区橋本1-14-12 ヨコサンビル1F |
| 設立 | 1998年10月(平成10年創業、2025年で27年目と記載) |
| 資本金 | 記載なし |
| 代表者 | 金子 豊(代表取締役。1964年相模原市緑区橋本の材木商の次男として生まれ、二級建築士・宅地建物取引士・住宅断熱施工士・住宅性能評価員) |
| 建設業許可 | 神奈川県知事(般-30)第62413号 |
| 建築士事務所 | 記載なし(住宅性能評価員 登録01-0658号、住宅性能保証検査機構 登録A0400741、住宅断熱施工技術者 登録9605825A) |
| 宅建業免許 | 神奈川県知事(3)第26054号(土地探しからの事例あり) |
| 事業 | 住宅新築、増改築・リフォーム(高気密・高断熱・計画換気の省エネ住宅を専門と記載) |
| 施工エリア | 相模原市を中心(記載)。施工実例の所在地は相模原市9件・厚木市1件・東京都八王子市1件 |
| 拠点 | 本社(橋本駅近くのビル1階、9:00〜17:00、土日祝休み)。モデルハウス・展示場の記載なし、LINE公式アカウントで相談 |
| 所属団体 | ZEHビルダー、JIO(住宅瑕疵保険)、住宅性能保証検査機構 |
神奈川県知事の許可で、営業所が神奈川県内にある地元の会社です。設立から28年で、橋本駅近くのビル1階に事務所を置く、家族経営の工務店です。
1998年10月に注文住宅とリフォームを主に設立し、代表の金子豊氏は地元の材木商の家に生まれた二級建築士で、スタッフ紹介には現場担当の金子貴哉氏と2025年11月入社の金子昌平氏、経理の金子廣美氏が載り、資本金・従業員数・年間棟数は書かれていません。
建設業は神奈川県知事の一般許可、宅建業の免許があり、建築士事務所の登録番号は載っていませんが、住宅性能評価員と住宅断熱施工技術者の登録番号を会社概要に書いています。
施工実例の建築年月は2016年1件、2020年1件、2021年5件、2022〜2025年が各1件で、所在地は相模原市9件と厚木市・八王子市が各1件です。ZEHビルダーとしての実績は2024年度100%です。
カネコホームのGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★5.0 | 1件 | 本社(相模原市緑区橋本) |
1件の内訳は★5が1件で、★4と★3と★2と★1はありません。本文があるのは0件です。
Googleマップに載る評価は3年前の★5が1件きりで、本文も会社の返信も付いておらず、5.0はその1件の平均に過ぎません。施主の言葉が読める場所はホームページ上にもなく、評判を文章で確かめる手段が今はゼロの会社です。
判断材料は口コミではなく実例の仕様表で、UA値と隙間相当面積が11件分並ぶ工務店は相模原では珍しい部類です。
評判を確かめるなら、実例の中で近い年の家を建てた施主に会わせてもらえるか、引き渡し後の家まもり窓口がどう機能しているかを本人に聞く形になります。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
カネコホームの坪単価はいくら?
カネコホームはホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
神奈川県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | カネコホーム | 神奈川県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 31.1坪(施工事例11件の中央値) | 35.3坪(116.6㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 4,277万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約121万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 692万円 |
| 申込者の年齢 | — | 50.1歳 |
| もとになった件数 | 11件(ホームページの施工事例) | 176件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが31.1坪で、県平均の35.3坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?



県平均より4.2坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より下に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
カネコホームの性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造(在来)、全棟許容応力度計算、第一種熱交換換気を設立当初から採用、ダクト式全館空調(実例4件)または各階壁掛けエアコン1台、太陽光発電6〜8kW台の搭載例、ガルバリウム鋼板立平葺きの屋根、無垢床(西南カバ・ウッドワン ピノアース)、第三者機関の工事完了検査と社内検査、住宅模型と外観パースを制作 |
|---|---|
| 耐震等級 | 等級3を標準(許容応力度計算)。実例11件中10件が等級3、2023年の1件は等級2 |
| 断熱等級 | 6+を標準(トップページ)。実例は2024年・2025年の2件が6+、2016〜2023年の9件は等級5 |
| C値(気密) | 0.19〜0.27(施工実例10件、中央値0.22)。標準表記は「C値<0.5」 |
| UA値(外皮) | 0.31〜0.55(施工実例9件、中央値0.52)。等級6+の2件は0.31・0.38、等級5の7件は0.50〜0.55 |
| 断熱材 | 記載なし(「壁の断熱」「高断熱」と項目名のみ。厚み・製品名なし) |
| 窓 | 記載なし |
| ZEH | ZEHビルダー登録。実績は2024年度100%(目標も100%)。2024年12月の告知で「GX志向型住宅が標準仕様」と記載し、2025年4月築の実例はGX志向型・BELS5つ星 |
| 長期優良住宅 | 対応(実例11件中6件が長期優良住宅、2件が認定低炭素住宅、1件がGX志向型住宅) |
| 保証・点検 | JIOわが家の保険で構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を10年保証、10年目の点検と必要なメンテナンス工事(屋根・外壁の塗装やシーリング、バルコニー防水)でJIO延長かし担保保険をさらに10年。地盤保証あり(年数の記載なし)。「家まもり窓口」の電話・メールとLINEお便りで引き渡し後の相談を受ける。定期点検の年次は「アフター点検内容を契約書面で確認」とだけ記載 |
実例の表で読める会社です。
トップページに標準仕様として耐震等級3(許容応力度計算)、断熱等級6+、C値0.5未満、一次エネルギー消費量削減率35%超を書き、実例11件にはUA値9件(中央値0.52)と隙間相当面積10件(0.19〜0.27)が1件ずつ載っています。
ただし2024年3月築と2025年4月築の2件が等級6+(UA値0.31・0.38)で、2016〜2023年の9件は等級5(0.50〜0.55)なので、標準が6+になったのは最近で、C値だけは2020年から0.2前後で安定しています。
断熱材の厚み、サッシの製品名、換気の機種は書かれておらず、2023年の1件は耐震等級2です。
相談では、自分のプランのUA値の計算書と気密測定の結果の渡し方、断熱材とサッシの仕様、全館空調と壁掛けエアコンの差額、一次エネルギー削減率35%超を満たす太陽光の容量を書面でもらってください。
カネコホームの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例11件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜30坪 | 5件 | 45% |
| 30〜35坪 | 3件 | 27% |
| 35〜40坪 | 1件 | 9% |
| 40坪〜 | 2件 | 18% |
坪数が分かる11件のうち、いちばん多いのは〜30坪の5件(45%)。最小26.1坪から最大52.0坪まであり、中央値は31.1坪です。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| UA値の記載 | 9件 |
| C値の記載 | 10件 |
| 耐震等級3(許容応力度計算) | 10件 |
| 断熱等級6+ | 2件 |
| 長期優良住宅 | 6件 |
| ダクト式全館空調 | 4件 |
平屋は3件で、階数が分かる事例の27.3%です。
相模原市内の30坪前後の家を、仕様表で見せる実例です。11件の延床は中央値31.1坪、最小26.1坪から最大52.0坪(二世帯の平屋)で、30坪未満が5件、30〜35坪が3件、40坪以上が2件、平屋が3件、二世帯と店舗併用が各1件です。
写真より仕様が主役で、耐震等級・断熱等級・太陽光の容量・認定の種類・建築年月が全件に、UA値は9件、隙間相当面積は10件に付き、価格だけありません。
説明文は「築36年の家のリフォームをやめて二世帯の平屋に」「車いすの生活を優先した300㎡の土地探し」「愛車のガレージを最優先」と、施主の事情が短く書かれています。
カネコホームならではの特徴は?
実例11件すべてに仕様表を付け、UA値は9件、隙間相当面積は10件(0.19〜0.27)、一次エネルギー消費量削減率・太陽光の容量・認定の種類・建築年月まで1件ずつ書いています。
標準仕様を耐震等級3・断熱等級6+・C値0.5未満・一次エネルギー削減率35%超と数字で決め、2024年12月に「GX志向型住宅が標準仕様」と告知して2025年築の実例でBELS5つ星を取っています。
1998年の設立当初から第一種熱交換換気を採用したと代表が書き、実例では換気は全件が第一種熱交換、空調はダクト式全館空調が4件、各階壁掛けエアコン1台が6件です。
代表の金子豊氏は橋本の材木商の次男で、二級建築士・宅地建物取引士・住宅断熱施工士・住宅性能評価員を持ち、会社概要に住宅性能評価員と断熱施工技術者の登録番号を書いています。
引き渡し後は「家まもり窓口」の電話とメール、公式LINEのお便りで受け、10年目にJIOの延長かし担保保険を使うための点検とメンテナンス工事の内容(塗装・シーリング・防水)を告知で説明しています。
カネコホームの家はいくらで建つ?



実例の表にUA値もC値も一次エネルギーの削減率まで書いてあるのに、値段の欄だけないんですね…



本体価格も坪単価も価格帯もなく、家づくりの流れに「概算見積り」を出す段階があると書かれているだけです。
標準が耐震等級3の許容応力度計算、断熱等級6+、第一種熱交換換気、太陽光で一次エネルギー削減率35%超なので、仕様を下げて安くする会社ではないと読めます。
実例の延床中央値が31坪と県平均の35.3坪より小さいので、神奈川の建設費4,277万円をそのまま当てはめず、坪数を決めてから総額を聞いてください。



聞くべきは、希望の坪数で標準仕様(等級6+・第一種換気・太陽光込み)の本体価格と、付帯工事(地盤補強・給排水・外構)・諸費用を分けた総額、ダクト式全館空調と壁掛けエアコン1台の差額、の3点です。
太陽光の容量を実例と同じ6〜8kW台にした場合の金額も同じ席で聞いてください。
カネコホームで後悔しないために、相談時に確認することは?



本社(相模原市緑区橋本、土日祝休み)。モデルハウスと展示場の記載はなく、LINE公式アカウントかメール・電話で相談に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格が1つもないので、希望の坪数で標準仕様の本体価格、付帯工事・諸費用を分けた総額、全館空調と壁掛けエアコンの差額、太陽光の容量ごとの金額を最初に書面で出してもらってください。



性能は実例で読めるので、自分のプランのUA値の計算書、気密測定の時期と結果の渡し方、断熱材の厚みとサッシの製品名(どちらも記載がない)、耐震等級3が取れないプランの扱い(実例に等級2が1件)、JIOの延長保険を使う10年目の点検とメンテナンス工事の費用の目安、定期点検の年次を書面で。
少人数の会社なので、着工までの待ち時間と担当者が誰になるかも聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



神奈川県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約4,277万円、坪あたり約121万円です。
カネコホームは実例の仕様表の数字で選ぶ会社なので、坪数を決めた総額と自分の家のUA値・C値の出し方、10年目の延長保証の費用を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
