StyleDesign(スタイルデザイン)は土浦市西根西に本社のつくばスタジオを置くデザイン住宅のビルダーで、1997年に稲葉建築として創業し、2017年に社名を変えて2社を統合、資本金850万円ながら国土交通大臣許可を持ち、茨城に4つのスタジオと長野県小諸に1つ、さらにFCで他社にもブランドを広げています。
看板商品は平屋に中庭を組み合わせて外に窓を作らないStyle-freeで、施工事例78件のうち70件がこの型、平屋が55件・中庭が71件と、平屋×中庭に振り切った作風です。
性能は「ZEH基準〜HEAT20 G1を基準」と書き、標準の断熱材は高性能グラスウール16K(壁105mm・天井155mm)、構造は木造軸組にパネルを併用し、耐震等級3は長期優良住宅を取る場合に取得可能という位置づけで、UA値・C値の数字は載っていません。
保証は長期優良住宅の場合に構造・雨水が最長30年、地盤20年、ホウ酸防蟻15年、点検は3か月から10年まで6回無償、価格の記載はなく、Googleの口コミはつくばスタジオに13件で4.4、直近1〜3か月の施主投稿が中心です。
ホームページには施工事例が78件公開されていますが、延床面積の記載はありません。
StyleDesignの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者水戸のOPEN HOUSEで見たStyleDesignの中庭の家がかっこよくて…デザイン重視の会社は性能が弱いって聞くんですが、どうなんでしょう?



デザインは平屋×中庭のStyle-freeに振り切っていて、施工事例78件のうち中庭が71件です。
性能は「ZEH基準〜HEAT20 G1」が基準で断熱材はグラスウール16K、耐震等級3は長期優良住宅を取る場合に取得可能という書き方なので、標準で等級3ではない可能性があります。
UA値・C値と価格は載っておらず、保証は長期優良の場合に構造30年、地盤20年、防蟻15年、口コミは13件で4.4です。



G1が基準なんですね。等級3と長期優良を付けたときの追加費用を聞いてみます!
StyleDesignはどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社 Style Design |
|---|---|
| 本社 | 茨城県土浦市西根西1-2-17(つくばスタジオ) |
| 設立 | 1997年8月に稲葉建築として創業、2004年5月に有限会社イナバ建物を設立、2017年9月に株式会社Style Designへ社名変更(同年11月にウィズデザイン・ハウジングイストを経営統合) |
| 資本金 | 850万円 |
| 代表者 | 嶋田 一也(取締役社長) |
| 建設業許可 | 国土交通大臣許可(般-4)第27005号 |
| 建築士事務所 | 記載なし(スタッフに二級建築士) |
| 宅建業免許 | 茨城県知事免許(1)第7532号 |
| 事業 | 長期優良住宅・省エネ住宅の新築、リフォーム工事全般、住宅ローン申請業務。Style-free/Style-dice/Style-A/Style-base/Style-renoの5スタイルと、全国の工務店向けFC(フランチャイズ)展開 |
| 施工エリア | 会社案内に「茨城県(つくば・土浦・水戸・日立・ひたちなか・筑西・古河・守谷・取手・龍ケ崎)・栃木県(小山・宇都宮・佐野)を中心」。施工事例78件の施工場所は茨城県67件(水戸市16・日立市7・結城市6・つくば市6・古河市4が上位)、栃木県6件、埼玉県2件、長野県2件、千葉県1件 |
| 拠点 | つくばスタジオ(土浦市西根西)、筑西スタジオ、水戸スタジオ(吉沢町)、古河スタジオ(大堤)、長野県小諸市の西軽井沢スタジオ。総合展示場ではなく自社スタジオとOPEN HOUSE(完成見学会)で案内、水戸市河和田町のモデルハウス「Style-Dice」など |
| 所属団体 | JIO(日本住宅保証検査機構)、住宅完成保証「住まいるガード」登録店、ZEHビルダー登録。長期優良住宅・GX志向型住宅・低炭素住宅・ZEH・BELSに対応と記載 |
国土交通大臣の許可を持っているので、複数の都道府県に営業所を置いて営業している規模です。
設立から29年で、資本金850万円の会社ですが、建設業許可は都道府県知事ではなく国土交通大臣許可で、これは茨城のほかに長野県小諸市の西軽井沢スタジオという営業所を持つためです。
スタッフ紹介には建築設計プロデューサーが8名並び、自己紹介の中に「100棟を超えるお手伝い」「200棟以上の家づくりに携わった」という経験の記述があり、OPEN HOUSEの案内は2018年から2026年まで年に10〜15件、会場は水戸・つくば・筑西・古河・ひたちなか・日立から埼玉県春日部、栃木県野木・小山・真岡まで広がる範囲でした。
年間棟数の記載はありませんが、見学会の頻度と事例78件の施工場所が水戸市16件・日立市7件・結城市6件・つくば市6件と県内全域に散る点から、年10〜15棟前後を県内広域で建てる会社と読めます。
FC加盟店募集のページもあり、自社施工の会社というよりデザインと設計システムを売るブランド型の会社です。
StyleDesignのGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.4 | 13件 | つくばスタジオ(土浦市西根西・本社) |
- 52か月前
標準外の資材を提案すれば使用可能で、本当の意味での注文住宅が建てられます。商業用壁材を提案しましたが大工さんにしっかり確認をして取り入れることができました。打ち合わせから完成までで認識のズレによるミス等がほとんどないのは本当に素晴らしいと感じております。 - 53か月前
「実際に住み始めてから不便に感じるかもしれない点」を先回りして提案してくださいました。定期点検では、時期ごとに起きやすい不具合のポイントを把握した上でチェックしてくれます。
出典:Googleマップ「株式会社Style Design」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
13件の内訳は★5が9件、★4が2件、★3が1件、★1が1件で、★2はありません。本文があるのは8件です。
つくばスタジオのリスティングに13件で4.4、★5が9件で、本文がある8件のうち6件は直近1〜3か月に集まった施主の投稿です。
内容は担当者への感謝が中心で、標準外の商業用壁材を採用できた、住んでから不便になりそうな点を先回りして提案された、定期点検が細かいという具体的な話が混じり、1件は2年住んだ後に外構を他社へ頼んで対応の差を実感したという投稿でした。
★1は6年前の近隣住民による工事前の挨拶がなかったという投稿で、施工品質や性能への不満は見当たりません。
ただし投稿が特定の担当者に集中し時期も揃っているので、担当者による差は考えておく必要があり、水戸・筑西・古河の各スタジオは別のリスティングになるため、自分が相談するスタジオの口コミも合わせて見てください。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
StyleDesignの坪単価はいくら?
5つのスタイルとも本体価格・坪単価の記載がなく、施工事例にも金額は付いていません。
Style-baseは「建築家やデザイナーがセレクトしたプランからオーダーするだけ」という仕組みの説明のみで価格帯はなく、モデルハウス「THE COR」(水戸市酒門町)の販売は個別案内です。
茨城県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | StyleDesign | 茨城県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 非公開(施工事例に延床面積の記載なし) | 35.3坪(116.8㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 3,738万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約106万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 605万円 |
| 申込者の年齢 | — | 48.3歳 |
| もとになった件数 | 78件(ホームページの施工事例) | 156件(フラット35利用者調査 2024年度) |
会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
StyleDesignの性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組パネル併用工法(繰り返しの地震対策)。土台は檜、柱は無垢材の約1.5倍の強度をうたう集成材、梁・桁は米松集成材(無垢材に変更可)。制震システムTRCダンパー(変形最大50%減)を付加可能。高耐震ベタ基礎。内装下地はハイクリンボード(ホルムアルデヒド吸収分解)。Style-Aは構造計算した三角形の躯体で柱のない大空間 |
|---|---|
| 耐震等級 | 「長期優良住宅(耐震等級3)の取得も可能」「間取りにより認定が受けられない場合もある」と記載。標準の等級は明記なし |
| 断熱等級 | 「ZEH基準〜HEAT20 G1グレードを基準」(要望でG1以上も可)。断熱等級の明記なし |
| C値(気密) | 記載なし |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | 高性能グラスウール16K(壁105mm・天井155mm)が基本。セルロースファイバー、硬質ウレタン吹付に変更可 |
| 窓 | 記載なし |
| ZEH | ZEHビルダー登録。長期優良住宅・GX志向型住宅・低炭素住宅・ZEH住宅・BELS認定・省エネ基準適合住宅に対応と記載(実績率の記載なし) |
| 長期優良住宅 | 「長期優良住宅対応」と記載、取得は可能(間取りにより不可の場合あり)。保証の30年は長期優良住宅の場合に適用 |
| 保証・点検 | 構造耐力上主要な部分・雨水の侵入を防止する部分:最長30年(長期優良住宅の場合、瑕疵保険の延長プラン)。仕上げ工事・設備工事1〜2年。住宅完成保証「住まいるガード」。地盤保証:第三者機関の調査・評価、工事期間+引き渡しから20年。ホウ酸防蟻処理:施工後15年保証(5年ごとの点検が必要)。定期点検:3か月・6か月・1年・2年・5年・10年を無償 |
性能の書き方が「〜も可能」「〜を基準」という形で、標準がどこかを読み解く必要がある会社です。
断熱は「ZEH基準〜HEAT20 G1」が基準と書き、標準の断熱材はグラスウール16Kの壁105mm・天井155mmなので、何もしなければ断熱等級5相当(ZEH基準)、G1を目指すと窓や付加断熱で上げる形になり、UA値の数字は自分のプランで計算してもらわないと分かりません。
耐震も「長期優良住宅(耐震等級3)の取得も可能」「間取りにより認定が受けられない場合もある」という表現で、中庭や大開口のプランでは等級3が取れないことがあると自社で認めているので、Style-freeの間取りで等級いくつになるかは設計の早い段階で確かめてください。
制震ダンパーも「付加することが可能」と書かれた選択肢にすぎません。
保証は構造30年が長期優良住宅を取った場合の延長プランで、そうでなければ瑕疵保険の10年が基本になるため、長期優良の申請費と等級3の構造計算費、延長プランの費用を合わせて、性能と保証をどこまで買うかを見積もりで決める会社です。
StyleDesignの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例78件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 施工場所(市町村)の記載 | 78件 |
| 平屋 | 55件 |
| 中庭 | 71件 |
| Style-free | 70件 |
| Style-A | 5件 |
| Style-dice | 2件 |
施工事例は78件で、1件ごとにスタイル名・平屋か2階建て・中庭の有無のタグ、施工場所の市町村、コンセプト文、担当者のコメントが付いています。
70件がStyle-free、平屋が55件、中庭が71件で、施工場所は茨城県67件のほか栃木・埼玉・長野・千葉にも及び、この会社の作風とエリアは事例からよく分かる構成でした。
一方で延床面積・価格・UA値・C値・竣工年はどの事例にもなく、数字で比べる材料はありません。OPEN HOUSEの案内には「40坪超の大きな平屋」「27坪」のような坪数がたまに出てくる程度で、価格の見当は自分の見積もりで付ける事例集です。
StyleDesignならではの特徴は?
平屋に中庭を組み合わせ、外側に窓を作らずプライバシー・耐震・防犯を確保する「Style-free」を看板にし、施工事例78件のうち71件に中庭があります。
資本金850万円ながら国土交通大臣許可を持ち、茨城4スタジオに加えて長野県小諸市の西軽井沢スタジオを構え、FC加盟店を募集しています。
断熱は「ZEH基準〜HEAT20 G1を基準」、耐震等級3は「長期優良住宅の取得も可能、間取りにより不可の場合あり」と、標準と選択肢を分けて書いています。
三角形のA-frame「Style-A」、五角形の「Style-dice」、建築家のプランから選ぶ「Style-base」と、形で名付けた商品を持っています。
OPEN HOUSEの案内を2018年から2026年まで約100件、会場の市町村名つきで残していて、水戸・つくば・筑西・古河から埼玉春日部、栃木小山まで広がります。
StyleDesignの中庭の家は耐震等級3で建てられる?



中庭のあるStyle-freeで建てたいんですけど、ホームページに「間取りによって長期優良住宅の認定が受けられない場合もある」って書いてあって…等級3は無理なんでしょうか?



会社自身が「耐震等級3を取得も可能」「間取りにより認定が受けられない場合もある」と書いているので、コの字やロの字で外壁に窓をなくすStyle-freeの間取りでも、耐力壁の配置と構造計算次第で等級3が取れる場合と取れない場合があると読むのが正確です。
標準の等級は明記されておらず、制震ダンパーも「付加可能」な選択肢なので、等級3を条件にするなら最初のプランの段階で伝えて、構造計算をどこで行うか、長期優良住宅の申請費がいくらかを確かめてください。



聞くべきは、自分のプランで耐震等級がいくつになるか(許容応力度計算の有無)、長期優良住宅の申請費と保証30年の延長プランの費用、標準のグラスウール16KでUA値がいくつになりG1にする場合の差額、そして本体価格と付帯・諸費用込みの総額の4点です。
StyleDesignで後悔しないために、相談時に確認することは?



つくば(土浦市)・筑西・水戸・古河の各スタジオ、またはOPEN HOUSE(完成見学会)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格が非公開なので、希望のスタイルと坪数で本体価格と付帯・諸費用込みの総額を書面でもらい、県平均の3,738万円(35.3坪)と並べてください。長期優良住宅の申請費と保証延長プランの費用も同じ表に。



性能は標準仕様でのUA値の計算書とG1にする場合の差額、自分の間取りでの耐震等級と構造計算の方法、気密測定の有無を確かめ、相談したスタジオの担当者が最後まで付くかも聞いてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



茨城県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約3,738万円、坪あたり約106万円です。
StyleDesignはデザインの型は事例で分かる一方、性能と保証が「可能」「基準」という選択肢の書き方で価格も非公開なので、自分の間取りでの等級・UA値と総額を書面でもらい、県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
