自然と住まい研究所は守谷市松前台の工務店で、2005年設立、スタッフ17名、国産材と火山灰の塗り壁を使った「小さな家で豊かに暮らす」木の家を建て、建築家・伊礼智氏との協働で守谷の家が2014年のグッドデザイン賞、同じ年に規格住宅のna basicもグッドデザイン賞を受けています。
施工例は55件で、自社設計が38件、伊礼氏との協働が7件、na basicが9件ですが、各ページは市名と写真だけで延床も価格も載っていません。
性能は「長期優良住宅仕様が基本で耐震・温熱・劣化・維持管理は最高等級」と書く一方、等級の数字とUA値・C値は本文になく、大宮の見学会告知に断熱等級6.5・C値0.5と出てくる程度です。
Googleの口コミは4件で2.8と少なく、★1の2件は建築中と建築後の間違いを「金額をマイナスしておく」で済まされメールに返信がない、見学前の電話で予算を聞かれ低く答えると難しいと言われたという内容です。
ホームページには施工事例が55件公開されていますが、延床面積の記載はありません。
自然と住まい研究所の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者守谷の自然と住まい研究所、伊礼智さんと建ててる工務店ですよね。憧れるんですけどGoogleが2.8で★1が2件…どう見ればいいですか?



★1の2件は、建築中と建築後に何か所か間違いがあり「金額をマイナスしておきますね」と言われただけで悪びれず、建築後の質問メールに返信がない(6か月前)、見学の前に担当予定の営業から電話で予算をしつこく聞かれ、低く答えると難しいと言われて見学せずに終わった(1年前)です。
★5は「お洒落な注文住宅を建てられる」の一言なので、4件では傾向と言える数ではありません。会社側の情報は施工例55件に延床も価格もなく、性能も等級の数字がないので、口コミより先に自分で数字を聞く必要があります。



口コミ4件じゃ判断できないんですね。間違いが出たときの直し方と、返信の期限は先に決めておきます…!
自然と住まい研究所はどんな規模の工務店?
| 商号 | 有限会社自然と住まい研究所(natural & architecture labo) |
|---|---|
| 本社 | 茨城県守谷市松前台3-21-5(守谷ショールーム併設)。つくばショールーム:つくば市松野木99-38 |
| 設立 | 2005年7月 |
| 資本金 | 500万円 |
| 代表者 | 中山 聡一郎(代表) |
| 建設業許可 | 茨城県知事許可(般-7)第31318号(建築一式) |
| 建築士事務所 | 二級建築士事務所 茨城県知事 第B5252号 |
| 事業 | 建築工事一式(FREE PLANのフルオーダー、規格セミオーダーのna basic、建築家・伊礼智氏のi-works project)、住宅リフォーム・リノベーション、分譲住宅(取手市桜が丘のコンセプト住宅、2,980万円〜・売却済み) |
| 施工エリア | 守谷市から車で1時間程度(高速利用)の茨城・千葉・埼玉・東京・栃木(一部除く)。施工例55件はつくば市16件・つくばみらい市5件・守谷市4件・取手市4件・土浦市3件、千葉県の我孫子市・柏市・松戸市が5件、埼玉県(南与野・大宮)にも |
| 拠点 | 守谷ショールーム(本社、造作家具の展示)とつくばショールーム(松野木)。期間限定モデルハウスをつくば市などで公開(「経年変化の家」「つながりの家」は公開終了)、大宮の「埼玉の家」で全館空調の見学会 |
| 所属団体 | SAREX、JBN(全国工務店協会)、もくよう連、JIO。保証は住宅あんしん保証・住宅保証機構。ZEHビルダー(2024年度実績0棟、2025年度目標50%) |
茨城県知事の許可で、営業所が茨城県内にある地元の会社です。設立から21年で、守谷とつくばの2つのショールームで動く、スタッフ17名の会社です。
会社概要には2005年7月設立、資本金500万円、茨城県知事の一般建設業(般-7)と二級建築士事務所、一級建築士1名・二級建築士5名の在籍が載り、加盟団体はSAREX・JBN・もくよう連、メディア掲載はBS朝日「渡辺篤史の建もの探訪」に守谷の家(2011年)と南与野の家(2014年)、新建築住宅特集や建築知識、伊礼智氏の著書と並びます。
商品は一からつくるFREE PLAN、2014年度グッドデザイン賞の規格セミオーダーna basic、伊礼氏の標準化住宅i-works projectの3つで、年間棟数の記載はありません。
施工例は55件、つくば市16件・つくばみらい市5件・守谷市4件・取手市4件と常磐線・つくばエクスプレス沿線に集まり、千葉の我孫子・柏・松戸と埼玉の南与野・大宮にも建てています。
取手市桜が丘で2,980万円〜のコンセプト分譲住宅も手がけ、完売しています。
自然と住まい研究所のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★2.8 | 4件 | 守谷本社(守谷市松前台) |
- 16か月前
建築中・建築後ともに何箇所か間違いがありました。その際も「金額をマイナスしておきますね」と言われただけで、特に悪びれる様子はありませんでした。また、建築後に質問したいことがありメールを送りましたが、返信もいただけていません。 - 11年前
とりあえず見学してみたかったんですが、担当予定の営業マンに電話でしつこく予算を聞かれました。低く答えるとその予算じゃ難しいですねーと言われたので見学すらせずに終わりました。 - 53年前
お客様の満足度の高いお洒落な注文住宅を建てることが可能な工務店です。
出典:Googleマップ「(有)自然と住まい研究所 守谷本社」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
4件の内訳は★5が1件、★4が1件、★1が2件で、★3と★2はありません。本文があるのは3件です。
4件と少なく、本文があるのは3件です。
★1の1件は建てた人で、建築中と建築後に何か所か間違いがあり「金額をマイナスしておきます」と言われただけで悪びれる様子がなく、建築後の質問メールに返信がないという内容(6か月前)、もう1件は見学前の電話で予算をしつこく聞かれ、低く答えると難しいと言われて見学せずに終わった人(1年前)です。
★5の1件は「お洒落な注文住宅を建てられる工務店」の一言で、★4は本文がありません。件数が少ないので傾向とは言えず、ホームページの住まい手の声(紫峰ヶ丘の家のS様など)と合わせて読む必要があります。
契約前に、間違いが出たときの直し方と連絡の期限、予算の伝え方を決めておくのが現実的です。
口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
自然と住まい研究所の坪単価はいくら?
金額を書いたページは見当たらず、施工例の各件にも価格はなく、規格住宅na basicも「価格を一律化したオプションパーツ」と書くだけで本体価格は載っていません。唯一の金額は取手市桜が丘の分譲住宅の2,980万円〜(税込)です。
茨城県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 自然と住まい研究所 | 茨城県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 非公開(施工事例に延床面積の記載なし) | 35.3坪(116.8㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 3,738万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約106万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 605万円 |
| 申込者の年齢 | — | 48.3歳 |
| もとになった件数 | 55件(ホームページの施工事例) | 156件(フラット35利用者調査 2024年度) |
会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
自然と住まい研究所の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組(国産材、地域材利用)。内外部の壁は火山灰の塗り壁、床は無垢材、断熱はセルロースファイバーの充填、樹脂サッシ。空気集熱式ソーラーシステム「そよ風」を採用(冬は床下に暖気、夏は排気を浴室乾燥に)。制震ダンパーはオプション。建築家との協働で「小さな家で豊かに暮らす」設計(廊下を減らす、造作家具、庭に余白) |
|---|---|
| 耐震等級 | 「耐震等級をはじめ最高等級」と記載(数字の明記なし=等級3相当と読める)。制震ダンパーはオプション |
| 断熱等級 | 「温熱環境で最高等級」「長期優良住宅仕様」と記載(数字の明記なし)。大宮の埼玉の家は「断熱等級6.5(HEAT20 G2〜G3)」と告知 |
| C値(気密) | 埼玉の家の告知に「C値0.5」。標準値・全棟測定の記載なし |
| UA値(外皮) | 記載なし |
| 断熱材 | セルロースファイバー(充填断熱)。グラスウール+気密シートの記載も |
| 窓 | 樹脂サッシ、ガラリ戸・ガラリ網戸(通風と目隠し) |
| ZEH | ZEHビルダー登録、2024年度の実績は0棟、2025年度の目標50%。太陽光とそよ風に対応した屋根 |
| 長期優良住宅 | 「長期優良住宅仕様の高い性能を基本」と記載(全棟認定かは明記なし) |
| 保証・点検 | 完成保証(有料)、建設工事総合補償、瑕疵保証、地盤保証10年(最高5,000万円)。定期点検は2か月・1年・2年・5年・10年で以降は有償。構造・防水の長期保証年数の記載なし |
設計の作法は細かく書くのに、性能は等級の言葉だけで数字がない会社です。
性能のページは「最高等級(長期優良)の家づくり」「自然の力を活かす」「自然災害に負けない」の3項目で、耐震等級・温熱環境・劣化対策・維持管理を最高等級と書きますが、どの等級の何をさすのかの数字はなく、UA値もC値も本文にはありません。
数字が出てくるのは大宮の「埼玉の家」の見学会告知にある断熱等級6.5・HEAT20 G2〜G3・C値0.5だけで、これが標準なのか全館空調モデルの特別仕様なのかは読めません。
断熱はセルロースファイバーと樹脂サッシ、換気と暖房はそよ風というパッシブ寄りの構成で、制震ダンパーはオプション、保証は地盤10年以外の年数がなく点検は10年で終わります。
相談では、自分のプランのUA値の計算書と断熱等級、気密測定の有無と目標値、耐震等級3の取得と計算方法、長期優良住宅を全棟で認定申請するのか、構造・防水の保証年数と10年以降の点検費を書面でもらってください。
自然と住まい研究所の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例55件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 所在地の記載 | 46件 |
| 自社設計 | 38件 |
| 建築家・伊礼智氏との協働 | 7件 |
| 規格住宅 na basic | 9件 |
| つくば市 | 16件 |
| つくばみらい市 | 5件 |
市名と様邸、写真と2〜3行の説明だけの施工例で、延床・価格・竣工年・UA値・C値はどの事例にもありません。
55件の内訳は自社設計が38件、伊礼智氏との協働が7件、規格のna basicが9件で、伊礼氏の協働には守谷の家(2014年グッドデザイン賞、そよ風とエネファーム、薪ストーブ)、那珂湊の家、小木津の家、南与野の家、下町の小さな家が並び、本文に「62坪」「25坪」「37坪」と坪数が出る家が数件あります。
所在地はつくば市16件・つくばみらい市5件・守谷市4件・取手市4件・土浦市3件で、千葉の我孫子市・柏市・松戸市が5件です。住まい手の声には「提示された坪単価も納得のいく金額」という施主の言葉がありますが、その坪単価は書かれていません。
自然と住まい研究所ならではの特徴は?
建築家・伊礼智氏との協働を7件公開し、4作目の守谷の家が2014年のグッドデザイン賞、同じ年に規格住宅na basicもグッドデザイン賞を受けています。
「小さな家で豊かに暮らす」を掲げ、敷地いっぱいに建てずに庭に余白を残し、廊下を減らして造作家具で空間を使う設計の作法を4項目で明文化しています。
空気集熱式ソーラーシステム「そよ風」を採用し、守谷の家では冬の床暖房と夏の排気の浴室乾燥、エネファームと薪ストーブを組み合わせています。
BS朝日「渡辺篤史の建もの探訪」に守谷の家(2011年)と南与野の家(2014年)が出演し、新建築住宅特集や伊礼智氏の著書に掲載歴があります。
取手市桜が丘で2,980万円〜のコンセプト分譲住宅(ペレットストーブのある家など)を手がけ、専用サイトで売り切った実績を分譲住宅のページに残しています。
自然と住まい研究所の家はいくらで建つ?



伊礼智さんと建てられる工務店なら高いですよね?サイトに金額がなくて、茨城の平均3,738万円と比べようがなくて…



価格はページにも施工例55件にもなく、分譲住宅の2,980万円〜が唯一の金額です。伊礼氏の協働は7件で大半は自社設計とna basicなので、建築家の設計料が全部の家に乗るわけではありません。
na basicは規格化でコストを下げ、オプションを定額にした商品と書かれているので、予算を抑えるならそこから聞くのが近道です。



聞くべきは、自分の坪数でna basicとFREE PLANそれぞれの本体価格、伊礼氏の協働にした場合の設計料、そよ風や薪ストーブ・制震ダンパーを付けた場合の増額、地盤改良・外構・給排水・諸費用を分けた総額の4点です。
口コミに予算を先に聞かれて見学できなかった人がいるので、予算は総額で伝え、その中で建物にいくら回せるかを一緒に組んでもらってください。
自然と住まい研究所で後悔しないために、相談時に確認することは?



守谷かつくばのショールームに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格はどこにも載っていないので、自分の坪数でのna basicとFREE PLANの本体価格、建築家協働の設計料、付帯工事と諸費用を分けた税込の総額を最初に書面で出してもらってください。



性能は「最高等級」の言葉だけなので、自分のプランのUA値の計算書と断熱等級、気密測定の有無と目標値、耐震等級3の計算方法、長期優良住宅を認定申請するかを書面で。
口コミに間違いの対応とメール未返信があるので、変更や不具合の記録の残し方と返信の期限、10年以降の点検費を同じ席で決めてください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



茨城県で注文住宅を建てた人の平均は35.3坪・建設費約3,738万円、坪あたり約106万円です。
自然と住まい研究所は設計の作法と建築家協働で選ぶ会社なので、自分の家の性能の数字と保証の年数、設計料まで含めた総額を書面でもらい、その総額を県平均の建設費と並べて判断してください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
