北本市本宿の蓮見工務店は、1954年創業の工務店に設計事務所を併設した会社で、「年間限定6棟宣言」を掲げて社長か専務のどちらかが設計から引き渡し後まで一貫して担当します。大工は専属6名で、2007年の技能五輪全国大会で優勝した大工が在籍し、構造材は基本的に手刻みです。よくある質問に「本体工事が坪単価85万円〜95万円、付帯工事が本体の15%程度」と金額を書いていて、住宅の作品44件は延床が全件にあり中央値37.8坪、雑誌「チルチンびと」に2012年から8回載っています。ホームページには施工事例が44件公開されていて、坪数が分かるものだけで43件あります。
蓮見工務店の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者北本の蓮見工務店、年間6棟しか建てないと聞いて気になっています。ただ坪85万円からと言われると、うちには高いのかなと…



よくある質問に本体が坪85〜95万円、付帯工事が本体の15%、床下エアコンや外構などのオプションが200〜400万円、申請と設計監理の関連業務費が150万円と、総額の組み立てまで税別で書いてあります。37.8坪の中央値で計算すると本体3,200〜3,600万円、付帯を足して3,700〜4,100万円、そこにオプションと設計料が乗る家です。工期は手刻みと左官壁で6〜8か月、口コミは19件で★4.6、本文のある施主の声は7件です。



総額の作り方まで書いてある会社なら、見積で驚くことは少なそうですね。手刻みの現場を見に行ってきます♪
蓮見工務店はどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社蓮見工務店(併設 蓮見建築設計事務所) |
|---|---|
| 本社 | 埼玉県北本市本宿6-31 |
| 設立 | 1972年6月1日(昭和47年)。創業は1954年4月(昭和29年) |
| 資本金 | 記載なし |
| 代表者 | 代表取締役・管理建築士 蓮見 幸男(一級建築士) |
| 建設業許可 | 埼玉県知事許可(般-2)第5034号 |
| 建築士事務所 | 埼玉県知事登録 第(3)9189号 |
| 宅建業免許 | なし(不動産業は扱わず、提携する地元の不動産業者と土地情報を共有) |
| 事業 | 注文住宅の設計・施工、リフォーム・リノベーション、店舗・店舗併用住宅、寺院の客殿、離れ |
| 施工エリア | 北本市を中心に「しっかりとアフターケアに対応できるエリア」。事例は北本・上尾・鴻巣・桶川・川越・行田・東松山・久喜・加須・さいたま・伊奈町 |
| 拠点 | 本社事務所(北本市本宿、自社設計の「深い軒と大開口の自社事務所」)。モデルハウスはなく、OB宅を見学。スタッフは設計3名(一級建築士2名)、専属の大工6名、事務1名 |
| 所属団体 | JBN・全国工務店協会、建設埼玉(埼玉県建設労働組合連合会)、埼玉県建築士事務所協会。住宅性能保証制度業者登録(1999年)、ZEHビルダー |
埼玉知事の許可で、営業所が埼玉県内にある地元の会社です。設立から54年で、1954年に創業し、1961年から今の本宿の場所で営業、1967年に建築士事務所を登録、1972年に法人化した家族経営の会社です。会長の蓮見秀充氏(1934年生まれ、二級建築士)が設計を40数年担い、社長の蓮見幸男氏は筑波大学の環境デザイン専攻を出て大高建築設計事務所でみなとみらい21や港北ニュータウンの集合住宅の設計に11年携わってから戻った一級建築士、設計担当・現場管理責任者の蓮見健司氏は八王子の番匠設計でOMソーラーハウスや茶室を設計した一級建築士です。「年間限定6棟宣言」を掲げ、社長・専務のどちらかが最初から最後まで担当すると書いています。大工は専属6名で、2007年技能五輪全国大会優勝・ものづくり大学講師の井上覚氏、2019年技能グランプリ入賞・中央工学校講師の長井康郎氏、1969年入社で50年を超える田島富夫氏が並びます。作品には住宅のほかに安養院の客殿(延床285㎡、入母屋屋根の大広間)、イタリアンレストラン、茶房、寺の書庫があり、社寺と店舗の設計も受けています。
蓮見工務店のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.6 | 19件 | 本社(北本市本宿) |
- ★55 か月前
大手住宅メーカーと異なり、一人の方が設計、現場監督、場合によっては工事にも関わることがあり、濃密な関係が自然と構築されますので、豊富なアドバイスもいただけました。希望の家づくりには、注文する側にも多大な労力が必要ですが、誠実に寄り添ってくださるので安心してお任せできました。 - ★53 年前
初めは、設計を依頼する内容も定まっていませんでしたが、打ち合わせやメールのやり取りを積み重ねる中で、自ずとテーマや具体案ができてきたように思います。初回の打ち合わせ後の帰路は、打ち合わせの内容で今でも思い出せるくらい妻と会話が弾みました。 - ★52 年前
内装工事(天井、壁紙、フローリング、ふすま張替え、水道管取替え、風呂場暖房機取付け、照明器具取替え)外壁塗装、物置小屋移動等、困ったときに相談すると親身に応対してもらえました。今後、築40年木造住宅の耐震、断熱材導入、2重窓化 等を相談したいです。
出典:Googleマップ「(株)蓮見工務店」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
19件の内訳は★5が15件、★4が2件、★3が1件、★2が1件で、★1はありません。本文があるのは11件です。
本文のある11件のうち新築の施主は7件で、「一人の方が設計、現場監督、場合によっては工事にも関わる濃密な関係」「打ち合わせを重ねるうちにテーマと具体案ができた」「建て替えで素材・日当たり・風通し・動線・収納の希望を形にした」と、設計の過程を褒める声が並びます。「希望の家づくりには、注文する側にも多大な労力が必要」と書いた5か月前の★5が、この会社の家づくりの手間を正直に伝えています。3年前に8件がまとまっていて、施主に投稿を頼んだ時期があると読めます。
★3(6年前)と★2(8年前)は本文がなく、何への評価かは分かりません。リフォームを頼んだ人の★5は「次は築40年の耐震と断熱と二重窓を相談したい」で、新築以外の相談も受けている会社です。口コミに出てこない弱点は、ホームページの側に性能の数字がないことと、年6棟なので着工まで待つ期間で、相談から着工まで「3か月〜1年」が2段階あると家づくりの流れに書いてあります。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
蓮見工務店の坪単価はいくら?
蓮見工務店はよくある質問に、本体工事の坪単価を85万円〜95万円(税別)と書いています。標準仕様のない完全注文住宅なので「平均的な仕様での金額感」で、これに付帯工事(本体の15%程度)、オプション工事(床下・小屋裏エアコン、ハニカムブラインド、外構などで200〜400万円)、関連業務費(申請費・設計監理費で150万円程度)が加わります。下の表は坪単価85万円と95万円に坪数を掛け、付帯工事15%を足した目安で、オプションと関連業務費、消費税は含んでいません。
| 延床 | 本体(85万円/坪) | 本体(95万円/坪) | 付帯工事15%込み |
|---|---|---|---|
| 30坪 | 2,550万円 | 2,850万円 | 2,933〜3,278万円 |
| 35坪 | 2,975万円 | 3,325万円 | 3,421〜3,824万円 |
| 37.8坪(事例の中央値) | 3,213万円 | 3,591万円 | 3,695〜4,130万円 |
| 40坪 | 3,400万円 | 3,800万円 | 3,910〜4,370万円 |
埼玉県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 蓮見工務店 | 埼玉県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 37.8坪(施工事例43件の中央値) | 35.5坪(117.4㎡) |
| 家の値段 | 坪85〜95万円×坪数(本体・税別。付帯15%・オプション200〜400万円・関連業務費150万円が別) | 3,979万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 約85〜95万円(ホームページの坪単価) | 約112万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 631万円 |
| 申込者の年齢 | — | 50.2歳 |
| もとになった件数 | 44件(ホームページの施工事例) | 216件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが37.8坪で、県平均の35.5坪より大きいんですね。値段が本体だけだと、どう比べればいいんですか?



県平均より2.3坪大きい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より上に出やすい会社です。
会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
蓮見工務店の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組工法。構造材は基本的に大工の手刻み、仕上げは湿式の左官壁を多用。床下エアコンと小屋裏エアコンで家全体を空調する家、太陽熱と通風を使うパッシブデザイン |
|---|---|
| 耐震等級 | 非公開(「しっかりと構造計算し住まいの耐震強度を明確にします」「熊本の震災をうけ、目指すべきは耐震等級3」「繰り返しの地震には制震装置が有効」と記載。等級の標準は書いていない) |
| 断熱等級 | 非公開(「非暖房室でも15度を下回らない計画」を勧めると記載) |
| C値(気密) | 非公開 |
| UA値(外皮) | 非公開 |
| 断熱材 | 記載なし(各室・各時間の室温をシミュレーションして目指す性能を案内、と記載) |
| 窓 | 記載なし(ハニカムブラインドがオプション) |
| ZEH | ZEHビルダー。新築の実績は2020年度0%、2021年度20%、2022年度25%、2023年度84%、2024年度84%、2025年度75%。既存改修は2025年度50% |
| 長期優良住宅 | 作品に「長期優良・ZEH・PV」のカテゴリがあり5件。施主インタビューに「長期優良住宅の実績がある業者が安心と読んで相談に行った」の声 |
| 保証・点検 | 住宅保証機構の瑕疵担保保険「まもりすまい保険」に全棟加入(構造・防水10年)。点検は6か月・1年・5年。その後は「随時サポート」 |
性能を数字で出す会社ではなく、UA値・C値・耐震等級・断熱等級のどれもホームページにありません。代わりに書いてあるのは考え方で、耐震は「構造計算をして耐震強度を明確にする」「目指すべきは耐震等級3」「繰り返しの地震には制震装置」、温熱は「高気密高断熱化で部屋間の温度差を小さくし、非暖房室でも15度を下回らない計画」「各室・各時間の室温をシミュレーションする」と書き、伊奈町の施主インタビューには「2階の小屋裏に冷房用、1階の床下に暖房用のエアコンを1台ずつ置いて家全体を空調する提案」が出てきます。ZEHの実績は2020年度0%から2023年度84%、2025年度75%と年ごとに公表しています。数字を出さない代わりに、冬にOB宅を開けて「冬でも電気代が安く温かいZEH住宅の温熱体感訪問会」(加須市・羽生市)を開き、電気代と室温を実物で見せる会社です。保証は瑕疵保険の10年と6か月・1年・5年の点検で、長期の延長保証は書いていません。
ホームページに数字が出ていないのはC値(気密)・UA値(外皮)の2項目です。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
蓮見工務店の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例44件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜30坪 | 5件 | 12% |
| 30〜35坪 | 9件 | 21% |
| 35〜40坪 | 11件 | 26% |
| 40坪〜 | 18件 | 42% |
坪数が分かる43件のうち、いちばん多いのは40坪〜の18件(42%)。最小27.32坪から最大86.42坪まであり、中央値は37.8坪です。
| 特徴 | 該当する事例 |
|---|---|
| 梁見せ天井 | 20件 |
| 吹抜け | 14件 |
| 雑誌掲載物件 | 13件 |
| 和モダン | 11件 |
| 中庭・周辺環境 | 9件 |
| 大屋根 | 8件 |
平屋は4件で、階数が分かる事例の9%です。
作品紹介のうち住宅は44件(店舗・事務所・客殿・書庫を除く)で、43件に延床面積があり、中央値37.8坪、最小27.3坪、最大86.4坪。40坪以上が18件と最も多く、35〜40坪11件、30〜35坪9件、30坪未満5件です。家族構成が全件に書いてあり、祖父母や親と同居する家が10件あるので坪数が大きく出ています。平屋は4件で9%、2階リビングが5件。タグは梁見せ天井20件、吹き抜け14件、和モダン11件、中庭9件、大屋根8件、ロフト7件、トップライト・ハイサイドライト7件、純和風7件、ガレージ6件で、床は桜・オーク・タモ・杉・欅の無垢板が多く、天井をシナ合板、壁を珪藻土や左官で仕上げた家が並びます。建築地は北本市20件、上尾市5件、鴻巣市4件、桶川市3件、川越市3件、行田市2件、東松山市2件、久喜・加須・さいたま・伊奈町が1件ずつで、竣工は2002年から2023年までまんべんなくあり、2022年竣工が6件です。工期は5〜11か月、二世帯の大きな家で1年2か月。設計者の欄もあり、39件は自社、5件は小久保美香建築設計事務所など外部の設計事務所の設計を施工しています。
蓮見工務店ならではの特徴は?
金額の組み立てをよくある質問に書いています。「本体工事が坪単価85万円〜95万円、外部設備工事や仮設工事などの付帯工事が本体工事の15%程度、床下・小屋裏エアコンやハニカムブラインド、外構工事などのオプション工事が200万円〜400万円、建築確認などの申請費や設計・監理費などの関連業務費が150万円程度(すべて税別)」で、ウッドショック以降に工事費が15〜25%上がったとも書いています。相談は無料ですが、プラン作成を頼むと「設計手付金」30万円で役所調査・間取り図・立面図・パース・概算見積を作り、本契約になれば設計料に充当します。作品紹介には1,000万円台・2,000万円台・3,000万円台以上の価格カテゴリがあり、住宅で数えると1,000万円台1件(2013年の30坪)、2,000万円台16件、3,000万円台以上15件です。
工期が長い理由を自分で書いている会社です。「着工から竣工まで6〜8か月。大工の手刻みによる加工がメインであることや、仕上げも湿式の左官壁を多用することで、他のハウスメーカーや工務店より長い工期をいただいています」。作品の竣工欄には工期があり、5〜11か月、285㎡の二世帯は1年2か月です。専属の大工6名のうち3名が一級技能士で、技能五輪全国大会優勝(2007年)と技能グランプリ入賞(2019年)の大工が2人とも建築系の学校で講師をしています。伊奈町の施主は「大工がオフィスチェアの肘掛けが壁に当たると気づき、肘掛けの高さに合わせて板壁にしてくれた」と話しています。
雑誌「チルチンびと」に2012年春から2025年夏まで8回、施工した家が載っていて(鴻巣・上尾・東松山・久喜・北本・行田・加須・伊奈町)、日経アーキテクチュア2025年4月24日号にも会社が紹介されています。施主インタビューでは、久喜市の夫婦が「保育所の通り道で一目惚れした家が、チルチンびとで見つけた蓮見工務店の施工例に載っていた」と話し、北本市の夫婦は「本屋でチルチンびとの埼玉版を立ち読みして見つけ、事務所を建てている様子を勝手に見学していた」と話しています。作品紹介の雑誌掲載物件は13件です。
社長が「30年後も、しみじみ良い家だと思える家づくり」を掲げて毎日ブログを書いていて、2025年1月3日の回で766回目です。石油ストーブを1時間焚いた事務所のCO2濃度が3,400ppmを超えた話など、自分の測定を載せる書き方で、口コミにも「いつもブログを拝見している」という★4があります。コラムは「【建築士解説】」の名前で平屋の坪数や1.5階建てなど月2本のペースで、2026年1月には社名と社長名を騙ったLINEグループ勧誘の迷惑メールへの注意喚起を出しています。
4本の施主インタビューは家族構成・建築地・竣工・工期まで書いた長いもので、桶川市の建築業の夫が「事務所の納まりがきれいで第一印象で決めた」「妻の『がっつり和の家にしたくない』に応えて外壁も室内も角をアールにした」、伊奈町の夫婦が「住宅展示場で『今すぐ決めて』と急かされたのと違い、質問に全部答えてくれた」「社長の奥様が子どもをあやしてくれて落ち着いて打ち合わせできた」、北本市の夫婦が「東日本大震災をきっかけに妻の両親と同居する2世帯を、市街化調整区域の農地を宅地にした100坪の土地に建てた」「1回目の図面がほとんど今の家」と話しています。
埼玉県で似た価格帯の工務店と比べると?
| 工務店 | 本社 | 施工事例 | 坪数の中央値 | 平屋の比率 | 耐震等級 | 断熱等級 | C値 | 価格の公開 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 蓮見工務店 | 北本市 | 44件 | 37.8坪 | 9% | 非公開(目指すは3) | 非公開 | 非公開 | 坪85〜95万円(本体・税別)+内訳 |
| くらら工房 | 桶川市 | 23件 | —(延床の記載なし) | — | 非公開(柱60本以上) | 非公開(ZEH実績100%) | 非公開 | 非公開 |
| 小川ホームズ | 行田市 | 43件 | 36.5坪 | 54% | 3 | 6 | 実測0.18〜0.77(12軒) | 非公開 |
| 黒須建設 | 久喜市 | 65件 | 35.0坪(25件) | 53% | 3 | 6(HEAT20 G2) | 目標1.0以下・全棟検査 | 非公開 |
県央の4社で価格を書いているのは蓮見工務店だけで、しかも本体・付帯・オプション・関連業務費の4段で書いているので、ほかの3社の見積を読むときの物差しになります。逆に性能の数字は蓮見工務店とくらら工房が出さず、小川ホームズと黒須建設が耐震等級3と断熱等級6を書く、と分かれます。設計事務所の家(蓮見)と自然素材の家(くらら)と数字で選ぶ家(小川・黒須)は求めるものが違うので、蓮見工務店で建てる人は小川ホームズの実測UA値・C値を横に置いて、自分のプランの数字を出してもらえるかを聞いてください。平屋を考えている人は蓮見工務店の事例が4件しかないので、平屋が半分の小川ホームズと黒須建設の事例も見た方が比べやすいです。
蓮見工務店の評判はどう読めばいい?



★4.6で19件、施主の声は設計の過程を褒めるものばかりです。悪い話が出てこないのは、年6棟の小さな会社だからですか…?



小さい会社なので、施主と社長の距離が近く、不満があれば直接言えて口コミには出にくい、というのはあると思います。読むべきは5か月前の★5にある「注文する側にも多大な労力が必要」という一言で、施主インタビューでも「要望をリストにして画像で伝えた」「模型を作った」「1回目の図面で決めた」と、施主が手を動かしている話が続きます。お任せで建てたい人には向かない会社で、そこが評判の裏側です。



もう1つは待ち時間です。年間6棟に限定していて、家づくりの流れには相談に3か月〜1年、設計契約から請負契約までまた3か月〜1年、工事が5〜8か月と書いてあります。入居の時期が決まっている人は、最初の相談でいつ着工できるかを聞いてください。
蓮見工務店で後悔しないために、相談時に確認することは?



OB宅の見学に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



まず金額です。坪85〜95万円のどちら側になるのか、自分の希望(左官壁、無垢の床、床下エアコン、造作家具)でどこが上がるか、付帯工事15%とオプション200〜400万円の中身、設計手付金30万円の扱いを聞いてください。事例の中央値37.8坪なら本体3,200〜3,600万円が出発点です。



次に性能の数字と時期です。構造計算をして耐震等級はいくつで出すのか、UA値と非暖房室15度の計画をどう確かめるのか、気密測定をするか。長期の保証がないので、5年点検のあとの「随時サポート」の実際も聞きます。年6棟なので、今相談すると設計契約と着工がいつになるか、工期6〜8か月を足した入居時期まで最初に出してもらってください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



埼玉県で注文住宅を建てた人の平均は35.5坪・建設費約3,979万円、坪あたり約112万円です。蓮見工務店の事例は37.8坪が中央で県平均より2坪ほど大きいので、本体に付帯15%・オプション・関連業務費150万円を足した税込の総額を出してもらい、この平均と並べてください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
