島野工務店(小山市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

島野工務店(栃木県小山市)の評判と坪単価

島野工務店は小山市美しが丘の工務店で、1961年に島野建築として創業し、社員15名のうち5名が社員大工、2026年6月1日に設計部の舩橋徹氏が代表取締役社長に就き、島野勝行氏が会長に回ったばかりの会社です。

看板は断熱で、押出法ポリスチレンフォームを外側に105mm、内側に75mm入れる両断熱工法でグラスウール300mm相当を超えると書き、断熱等級7、トリプルガラスの樹脂サッシ、100φ以上の硬い配管を使うガデリウス社の第1種換気を標準にしています。

社長挨拶には同業者から過剰断熱・過剰気密と批判されながら続けてきたとあり、省エネ住宅を競うハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーで9年連続受賞、2017年に栃木県内初の大賞、2025年にも2度目の大賞を取りました。

一方でC値、耐震等級、構造計算、保証年数、価格はホームページに載っておらず、UA値もトップページの比較図に「0.19」とあるだけで、施工事例164件は市町名と写真だけの構成です。

Googleの口コミは3.6×7件と少なく、★1が2件あって打ち合わせの対応への不満が書かれています。ホームページには施工事例が164件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

島野工務店の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

小山の島野工務店、断熱等級7で省エネの大賞を2回取ってるって本当ですか?口コミが3.6なのが気になります。

編集部

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーの大賞は2017年と2025年の2回で、9年連続受賞もホームページとお知らせに書かれています。

外断熱105mm+内断熱75mmの両断熱とトリプル樹脂サッシが標準なので断熱の実力は本物ですが、C値・耐震等級・価格は載っていません。

口コミは7件しかなく★1の2件は打ち合わせの対応の話なので、2026年6月に代表が代わった今の体制で、相談の席の対応と数字の両方を確かめるのが早いです。

相談者

断熱は間違いなさそうですね。C値と耐震、それと価格を直接聞いてみます!

目次

島野工務店はどんな規模の工務店?

商号株式会社島野工務店(設計部門は島野建築設計事務所)
本社栃木県小山市美しが丘3-20-3
設立1961年(昭和36年)1月 島野建築として創業
資本金記載なし
代表者舩橋 徹(代表取締役社長。2026年6月1日就任、設計部出身)。前代表の島野勝行氏は代表取締役会長
建設業許可栃木県許可(般-21)第23289号
建築士事務所島野建築設計事務所 栃木県知事登録(A)第3216号
宅建業免許記載なし
事業総合建設業。住宅設計・施工(自由設計の注文住宅)、店舗・病院・施設の設計施工、アパート設計施工、住宅増改築、エクステリア
施工エリア施工エリアの明示はなし。施工事例164件の所在地は小山市67件、下野市16件、宇都宮市15件、野木町11件、栃木市・佐野市各7件のほか、茨城の結城市6件・古河市7件・筑西市など15件、群馬県板倉町と埼玉県白岡市が各1件で、小山を中心に県南と茨城西部に広がる
拠点本社(小山市美しが丘。65インチモニターの打合せ室とセミナールーム)と、小山市平和の平屋モデルハウス(内覧受付中)。過去に美しが丘・西黒田・宇都宮インターパーク・古河市・栃木市などでモデルハウスを開いてきた。OB宅見学ツアー(野木町・古河市・小山市の6邸、予約制)
所属団体ZEHビルダー登録(ZEH28B-00947-CTR)、ハウスプラス住宅保証サービス登録(P-17002)、TH友の会会員、とちぎ住環境研究会会員、NPO法人IHTB理事。協力会社としてエクセルシャノン(樹脂サッシ)、ガデリウス(換気)、ダウ加工(断熱材)、JSP。ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー9年連続受賞、2017年と2025年に大賞
編集部からコメント:島野工務店という工務店の立ち位置

栃木県知事の許可で、営業所が栃木県内にある地元の会社です。設立から65年で、社員15名で5名が社員大工、スタッフ紹介には大工歴56年の棟梁から棟梁を目指す若手まで8名の大工が並び、自社大工で建てる体制を前面に出した構成でした。

年間棟数の記載はありませんが、施工事例のタイトルに付く掲載番号が西暦の下2桁と連番なので年ごとに数えると、2019年が39件と突出し、2022年6件、2024年4件、2025年7件、2026年は9月時点で4件と、近年は年10件前後の掲載に落ち着いています。

所在地は小山市67件を軸に下野・宇都宮・野木・栃木・佐野と県南に広がり、結城・古河・筑西の茨城側も15件あって、県境をまたぐ商圏でした。

モデルハウスは小山市平和の平屋を内覧中で、過去に宇都宮インターパークや古河・栃木市にも出しており、2026年6月に創業家の島野勝行氏が会長、設計部の舩橋徹氏が社長という事業承継を発表したところです。

島野工務店のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★3.67件本社(小山市美しが丘)
  • 52年前
    良さは住めば分かります。健康になれる家。

出典:Googleマップ「株式会社 島野工務店」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:島野工務店の口コミはどう読む?

7件の内訳は★5が4件、★3が1件、★1が2件で、★4と★2はありません。本文があるのは3件です。

投稿は7件にとどまり、そのうち文章が読めるのは3件で、★5の1件は「良さは住めば分かる、健康になれる家」という短い投稿で、残りの★5と★3は本文がありません。

★1は2件でどちらも2年前、打ち合わせで間取りの修正を頼むと嫌がられ前回決めた間取りが次回に消えていた、打合せ中に来客を優先された、以前の対応が冷たかったという内容で、家の性能ではなく担当者の対応への不満でした。

2026年6月に代表が交代しているので、いまの体制の対応は相談の席で自分で確かめる必要があります。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

島野工務店の坪単価はいくら?

坪単価・本体価格・価格帯の記載はなく、施工事例にも金額は付いていません。

家づくりの流れに、プランが気に入ったら仮契約(本契約に至らなければ全額返金)、仕様決めの後に正式見積、本契約、支払いは基礎・上棟・木完検査・引き渡しの4回に契約金額の1/4ずつという段取りだけが書かれています。金額は見積で確かめてください。

栃木県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目島野工務店栃木県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.1坪(116.0㎡)
家の値段非公開3,729万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約106万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収619万円
申込者の年齢47.4歳
もとになった件数164件(ホームページの施工事例)98件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

島野工務店の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造(自由設計、自社大工が施工)。両断熱(W断熱)工法=押出法ポリスチレンフォーム3種bを外断熱105mm+内断熱75mm(室内側の空気層は配線・配管スペース兼用で石膏ボードの調湿を活かす)。外壁・断熱材の構造で防火認定PC030BE-3715(1)。トリプルガラス樹脂サッシ(エクセルシャノン、U値1.0〜0.8W/㎡K)標準、ガデリウス社の第1種換気(100φ以上の硬性配管、1棟1棟風量測定、フリマーフィルター)。太陽光を載せれば標準仕様でZEH
耐震等級記載なし(会社情報に「耐震等級と断熱性能に優れた注文住宅」とあるが等級の数字と構造計算の方法は載っていない)
断熱等級断熱等級7(「断熱レベル最高ランク7」を掲げ、両断熱工法でグラスウール300mm同等クラスを超えると説明)
C値(気密)記載なし(気密測定の記載もない。換気の風量は1棟1棟測定と記載)
UA値(外皮)トップページの県内ハウスメーカー比較図に「島野工務店 UA値0.19」。標準値としての明記や事例ごとの数値はなし
断熱材押出法ポリスチレンフォーム断熱材3種b(ダウ加工)。外断熱105mm(一般の外断熱30mm程度の3倍以上)+内断熱75mm
トリプルガラス樹脂サッシ(エクセルシャノン)標準。アルゴンガス入りで1.0W/㎡K、クリプトンガス入りで0.8W/㎡K
ZEHZEHビルダー登録(ZEH28B-00947-CTR)、ZEH事業計画書を公開。「標準の家は太陽光を付けるだけでZEH」「ゼロを超えてプラス」と説明。BELSを全施主に説明し評価を提示(実績2019年約60%、2020年約80%、2021年約85%)。小山市のU邸(32.69坪・太陽光5.379kW)で年20万円以上の売電収入という実例
長期優良住宅認定住宅(長期優良住宅・低炭素住宅)に対応と記載。標準かどうかの明記はなし
保証・点検ハウスプラス住宅保証サービスに登録(瑕疵保険)。「島野オリジナルの光熱費保証」があると会社情報に記載(内容の詳細ページはなし)。定期点検は「随時行う」とあり回数・年数の記載はなし。支払いは基礎・上棟・木完検査・引き渡しの4回に契約金額の1/4ずつ、仮契約金はローン不成立や本契約に至らない場合は全額返金
編集部からコメント:数字の見方

断熱に関しては、外断熱105mm+内断熱75mmという厚みと材料名、トリプル樹脂サッシのU値、換気のダクト径まで具体的で、省エネ住宅のコンテストで2度の大賞という第三者の評価も付いているので、栃木で断熱等級7を名乗る工務店の中でも中身が読める部類です。

ところが気密はC値の数字も測定の有無も載っておらず、耐震は等級も構造計算の方法も書かれていません。UA値もトップページの比較図に0.19と出るだけで、それが標準なのかモデルハウスの値なのかが分からないままです。

保証も瑕疵保険の登録と「光熱費保証がある」という一文だけで、年数や点検の回数が載っていないので、相談の席では標準仕様のUA値とC値の実測、耐震等級3にできるかと構造計算の方法、光熱費保証の条件と保証書の年数、定期点検の時期を書面でもらってください。

断熱の数字が強い会社ほど、気密と耐震と保証の3つを同じ席で並べて聞くのが確実です。

島野工務店の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例164件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
所在地(市町)の記載164件
掲載番号から竣工年が読める164件
延床・価格・UA値・C値の記載0件
編集部からコメント:島野工務店の得意分野

新築施工事例は164件と多いものの、タイトルが「掲載番号+市町名+様邸」だけで本文がなく、延床・価格・性能値・間取りは読めません。

代わりに掲載番号の上2桁が西暦なので年ごとの件数が分かり、2019年の39件をピークに、2022年以降は年4〜7件の掲載でした。

所在地は164件に付き、小山市67件、下野市16件、宇都宮市15件、野木町11件、古河市7件、結城市6件と、小山から茨城西部まで広がります。

数字を見たい人は事例よりZEHのページにあるU邸の実例(小山市、32.69坪、太陽光5.379kW、年20万円以上の売電)と、OB宅見学ツアーで施主に直接聞くほうが早い会社です。

島野工務店ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

押出法ポリスチレンフォームを外側105mm・内側75mmで挟む両断熱工法を標準にし、グラスウール300mm同等を超える厚みで暖冷房費を一般の1/3以下にすると掲げています。

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーで9年連続受賞し、2017年に栃木県内初の大賞、2025年にも2度目の大賞を取ったと2026年5月に発表しました。

2026年6月1日付で創業家の島野勝行氏が会長に退き、設計部の舩橋徹氏が代表取締役社長に就任する事業承継を公表しています。

換気はガデリウス社の第1種換気で、100φ以上の硬性配管と1棟1棟の風量測定、2年もつフリマーフィルターまで日本製との比較表で説明しています。

施工事例の掲載番号が西暦の下2桁+連番になっていて、2019年39件、2025年7件と年ごとの掲載数を外から数えられる珍しい作りです。

島野工務店の口コミ3.6は気にすべき?断熱の大賞との差をどう読む?

相談者

断熱で大賞を2回も取ってるのに、Googleの評価が3.6で★1もあって迷っています。どう考えればいいですか?

編集部

まず件数が7件なので、★1が2件入るだけで平均が3.6まで下がる母数です。その2件はどちらも2年前の投稿で、間取りの修正を嫌がられた、打ち合わせ中に来客を優先された、対応が冷たかったという打ち合わせの話で、断熱や施工の不具合ではありません。

一方で大賞は省エネ性能の実測で競うコンテストの第三者評価なので、家の性能と担当者の対応は別の軸として見るのが正確です。

編集部

2026年6月に設計部出身の新社長に代わったばかりなので、相談の席で間取りの修正にどう応じるか、担当が誰になるかを最初に確かめ、同時にC値の実測と耐震等級、光熱費保証の条件を書面でもらえば、口コミの不安と性能の強みの両方に答えが出ます。

島野工務店で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

小山市美しが丘の本社か、小山市平和の平屋モデルハウス(内覧受付中)、OB宅見学ツアーに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

価格は非公開で、仮契約→仕様決め→正式見積→本契約の流れなので、正式見積の前に自分の坪数での本体・付帯・外構・諸費用込みの総額と、太陽光の有無での差額をもらい、県平均の3,729万円と並べてください。

支払いが4回均等で仮契約金は本契約に至らなければ全額返金と書いてあるので、その条件も書面で確かめどころです。

編集部

性能は断熱等級7と両断熱工法は明記されているので、自分のプランのUA値、C値の実測の有無、耐震等級と構造計算の方法を書面でもらい、保証は瑕疵保険のほかに「光熱費保証」の条件、保証書の年数、定期点検の時期を同じ席で聞いてください。

口コミの打ち合わせ対応の話は、間取り修正の進め方を最初に確かめておくと安心です。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

栃木県で注文住宅を建てた人の平均は35.1坪・建設費約3,729万円、坪あたり約106万円です。

島野工務店は断熱の中身と第三者評価が強い一方で気密・耐震・保証・価格を書かない会社なので、自分のプランの数字と総額、光熱費保証の条件、新体制での打ち合わせの進め方を書面と相談の席で確かめてから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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