川木建設(川越市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

川木建設(埼玉県川越市)の評判と坪単価

川越市の川木建設は1869年(明治2年)創業の総合建設会社で、材木店から始まり、ビルや学校を建てる建設事業と不動産事業を持ちながら、注文住宅は「dan haus(ダンハウス)」のブランドで建てています。

資本金7,000万円、一級建築士12名、川越では最大級。1998年に断熱パネル工法で県内初の建築基準法38条の大臣認定を取り、2008年に「joyパネル」の特許、2021年に「木質ゼネコン」を商標登録。

「会社は選べても大工は選べない」とし、いつも同じ大工が建てると宣言しています。全棟で耐震等級3、標準C値0.5で全棟気密測定。ホームページには施工事例が31件公開されていて、坪数が分かるものだけで6件あります。

川木建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

川越で家を建てるなら地元の老舗、と思って川木建設を調べたら、Google口コミが★3.1で★1が15件もあって驚きました…

編集部

耐震等級3を全棟取得、許容応力度計算を自社と第三者の両方で実施、C値は標準0.5で全棟測定と体制は明快。断熱等級6は「推奨仕様」でUA値は非公開です。保証は瑕疵10年・地盤10年で延長の記載なし、点検はアフター専任担当制。

価格は事例7件の価格帯だけ。口コミ★3.1は賃貸入居者や会社全体への不満が混ざった結果です。

相談者

なるほど! 総合建設会社だと口コミの相手が混ざるんですね。数字を出している会社なら、そこは他社と並べて比べられますし♪

目次

川木建設はどんな規模の工務店?

商号川木建設株式会社(注文住宅ブランド「dan haus」)
本社埼玉県川越市広栄町4番地16
設立1965年9月(昭和40年9月)。創業は1869年(明治2年)の材木店
資本金7,000万円
代表者代表取締役社長 鈴木 健二
建設業許可特定建設業 埼玉県知事許可
建築士事務所一級建築士事務所 埼玉県知事許可(一級建築士12名・二級建築士14名)
宅建業免許埼玉県知事許可
事業総合建設・リニューアル、注文住宅・リフォーム、土地活用・賃貸管理、不動産売買仲介
施工エリア川越市を中心に、ふじみ野・鶴ヶ島・狭山・坂戸・富士見など埼玉県西部
拠点本社(川越市広栄町)とモデルハウス(川越市神明町57-14。SE構法の2階建て)
所属団体ISO9001認証、損害保険代理店登録。関連会社に株式会社カワモク(材木)
編集部からコメント:川木建設という工務店の立ち位置

埼玉県知事の許可で、営業所が埼玉県内にある地元の会社です。設立から61年で、川越市内を中心に鶴ヶ島・入間・坂戸で年に十数棟の注文住宅を建てる、創業157年の総合建設会社です。

総合建設(ビル・学校・歴史的建築物)、リフォーム、土地活用・賃貸管理、不動産仲介、相続相談まで事業部が分かれ、宅建士8名・相続診断士3名・FP6名。建てた後に貸す・売るまで相談できる会社で、モデルハウスはSE構法で建てられています。

川木建設のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★3.135件本社(川越市)。賃貸・不動産の客も同じ登録に書いている
  • ★52 か月前
    オススメの会社です。 スタッフの皆さんも職人の方々も、最初から最後までとても親身に対応してくださいました。 自分たちの理想が叶った大満足の家になりました。
  • ★111 か月前
    設計施工管理、全てがいい加減の建設会社です! 一流ハウスメーカー並の坪単価で三流の建設会社です! 吊戸棚は落ちてくるし風呂のコーキングが新築時から剥がれても心配無いから大丈夫としらを切られます!
  • ★55 か月前
    すでに住宅は購入後で、吹抜けがあり暖房が効きにくく冬は寒いからどうしたら良いかと相談をしてみました。 川木さんにとっては新規のお客にはならないはずなのに、いやな顔をせず時間をかけて色々とアドバイスを下さいました。

出典:Googleマップ「川木建設株式会社」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)

編集部からコメント:川木建設の口コミはどう読む?

35件の内訳は★5が13件、★4が6件、★3が1件、★1が15件で、★2はありません。本文があるのは17件です。

平均★3.1と低めですが、本文17件は相手が混ざります。

新築の施主は★5が3件(「理想が叶った」「新築1か月、快適」)と★1が1件(吊戸棚とコーキングの不具合への対応)、賃貸の入居者は★5・★4が各1件と★1が2件、空き家売却の★5や新社屋を見た★4も。

★1の15件のうち本文があるのは6件で、2件は賃貸管理、1件は新築の不具合、残りは会社全体への不満で具体的な事実がありません。工務店としての評判は新築の施主4件で読むと★5が3件・★1が1件。不具合が出たときの窓口と対応の流れを聞いておく材料です。

不動産仲介や賃貸管理、リフォームも手がけている会社は、Googleマップの口コミに家を建てた人以外の声が混ざります。賃貸の入居者、物件を売った人、近隣の人の投稿が同じ星の平均に入るので、本文を読んで「新築を建てた人」の投稿だけを抜き出してから評判を判断してください。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

川木建設の坪単価はいくら?

川木建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。

「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。

埼玉県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目川木建設埼玉県の平均
家の広さ31.2坪(施工事例6件の中央値)35.5坪(117.4㎡)
家の値段非公開3,979万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり非公開約112万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収—631万円
申込者の年齢—50.2歳
もとになった件数31件(ホームページの施工事例)216件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが31.2坪で、県平均の35.5坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?

編集部

県平均より4.3坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より下に出やすい会社です。

値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

川木建設の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造軸組工法(自社開発の「joyパネル」を使う断熱パネル工法)。モデルハウスと一部事例はSE構法(重量木骨のラーメン構造)
耐震等級等級3を全棟で取得。許容応力度計算を自社と第三者の構造設計事務所の両方で実施
断熱等級等級6(HEAT20 G2)を推奨仕様
C値(気密)標準値0.5(全棟で気密測定を実施)
UA値(外皮)非公開(等級6相当)
断熱材木繊維断熱材(蓄熱性が高く、川越の夏の暑さに効くとして採用)。気密シート、ホウ酸の防蟻処理
ZEHZEH普及目標を公表(2025年度までに50%以上)
長期優良住宅長期優良住宅を標準認定
保証・点検瑕疵保険10年、地盤保証10年。定期点検はアフター専任担当制(担当者が変わらない)
編集部からコメント:数字の見方

耐震は等級3を全棟で取得し、許容応力度計算を自社と第三者の構造設計事務所の両方で実施。

工法は自社開発のjoyパネルを使う断熱パネル工法で、断熱材は木繊維断熱材(川越のヒートアイランドでは蓄熱性が要ると説明)、モデルハウスと一部事例はSE構法。

断熱等級6(HEAT20 G2)は推奨仕様で、UA値は非公開、C値は標準0.5で全棟気密測定。ZEH普及目標は2025年度までに50%以上。全10回の自社検査と第三者検査を併用。

保証は瑕疵保険10年、地盤保証10年で延長の記載がなく、点検はアフター専任担当制。商談ではプランのUA値と等級6の追加費用、自分の家のC値測定結果、10年以降の保証を聞いてください。

ホームページに「推奨」と書かれた性能は、その工務店が勧めている仕様であって、見積に最初から入っているとは限りません。「標準」は追加費用なしで付く仕様、「推奨」は選ぶと費用が上がることがある仕様です。断熱等級や気密の数字が「推奨」と書かれていたら、標準の見積に入っているか、入れるといくら上がるかを相談のときに聞いてください。

川木建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例31件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

川木建設の施工事例の坪数の分布(埼玉県平均との比較)
延床の坪数件数割合
〜30坪2件33%
30〜35坪3件50%
35〜40坪0件0%
40坪〜1件17%

坪数が分かる6件のうち、いちばん多いのは30〜35坪の3件(50%)。最小22.0坪から最大63.6坪まであり、中央値は31.2坪です。

特徴該当する事例
吹き抜け6件
ガレージ3件
中庭2件
パッシブ設計2件
店舗兼用1件
二世帯1件

平屋は5件で、階数が分かる事例の16%です。

編集部からコメント:川木建設の得意分野

施工事例31件のうち延床のある7件の中央値は31.2坪(22坪の平屋〜63坪の6LDK)。

同じ7件に価格帯があり、「2,500万〜3,000万円」3件、「3,000万円以上」2件、「3,000万円台」1件、63坪の家が「5,000万円以上」で、本体か総額かは未記載。所在地は川越市24件。

16坪の狭小地の屋上付き3階建て、車3台のビルトインガレージの二世帯ZEH、店舗兼用住宅と変わった条件の土地に建てた事例が多く、UA値・C値の欄はありません。

川木建設ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

断熱材に木繊維断熱材を使い、川越のヒートアイランドでは夏の熱を伝えにくい蓄熱性が要る、と地域の気候から理由を説明。

「会社は選べても大工は選べない」とし、いつも同じ大工が建てると宣言。全10回の自社検査と第三者検査を併用し、点検はアフター専任担当制。

総合建設会社で不動産・土地活用・相続相談の窓口を持ち、宅建士8名・相続診断士3名・FP6名。建てた後に貸す・売るまで相談できます。

1998年に断熱パネル工法で県内初の大臣認定、2008年に特許取得、2021年に「木質ゼネコン」を商標登録。モデルハウスはSE構法で建てられています。

埼玉県で似た価格帯の工務店と比べると?

工務店本社施工事例坪数の中央値平屋の比率耐震等級断熱等級C値価格の公開
川木建設川越市31件31.2坪16%36(推奨)標準0.5非公開(事例に価格帯)
Blue Style毛呂山町108件31.5坪45%35非公開総額1,620万円〜(税抜)
おうちLABO所沢市51件——3明記なし平均0.3非公開
エクステージ注文住宅設計越谷市113件34.6坪0%36非公開非公開
編集部からコメント:川木建設をどの工務店と比べるべきか

性能の数字を出している埼玉の工務店同士で比べると、C値を出しているのは川木建設(標準0.5)とおうちLABO(平均0.3)、断熱等級6を掲げているのは川木建設(推奨)とエクステージ(標準)です。

川木建設は「推奨」、エクステージは「標準」なので、見積に等級6が入っているかで差が出ます。同じ川越に常設モデルハウスを持つBlue Styleは付帯工事込みの価格を公開しているので、川木建設の見積の相場感はそちらの価格表で確かめてください。

老舗の総合建設会社という成り立ちでは、彩ハウスやジブログデザインより本庄の竹並建設が近い相手です。

川木建設の評判はどう読めばいい?

相談者

★3.1で★1が15件。地元の老舗なのに、これは信用していいんですか…

編集部

口コミの相手を分けて読んでください。川木建設は賃貸管理と不動産もやっているので、入居者や売買の客が同じ場所に書いています。新築の施主の声だけ抜くと★5が3件・★1が1件で、老舗の総合建設会社としては普通の評判です。

編集部

気にするべきは★1の1件で、引き渡し後の不具合(吊戸棚・浴室のコーキング)への対応を問題にしています。性能の数字は出しているので、建てる前より建てたあとの対応を確かめる会社です。

川木建設で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

モデルハウスに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

事例の価格帯(2,500万〜3,000万円など)が本体か総額か書かれていないので、自分の坪数でjoyパネル仕様の本体価格と、付帯工事・外構・諸費用を足した総額を出してもらってください。

SE構法にした場合や、断熱等級6(推奨)を選んだ場合の差額も一緒に。

編集部

UA値は非公開なのでプランの計算値、自分の家のC値測定の結果を書面でもらえるかを確認を。

保証は瑕疵10年・地盤10年の後の構造・防水の延長があるか、アフター専任担当の点検時期と回数、口コミにあった引き渡し後の不具合対応の流れを契約前に聞いてください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

埼玉県で注文住宅を建てた人の平均は35.5坪・建設費約3,979万円、坪あたり約112万円です。

川木建設の事例は31坪前後で「2,500万〜3,000万円」の価格帯が3件ありますが、本体か総額かが書いていないので、そこを聞いてからこの平均と並べてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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