山武郡芝山町の真行寺建設は1926年に製材所として創業し、1972年に工務店になった創業100年の会社で、新築・リフォームだけでなく公共工事や土木も行い、2026年には県立学校トイレ改修で千葉県優良建設工事表彰を受けています。
工法は木造軸組とLIXIL認定店のスーパーウォール工法の2つで、2×4は「取り扱っておりません」と明記。
山武杉を使う「ちばの木の家づくり推奨店」で、セレクトオーダー住宅「soraie」は7つのベースプランから選び、全棟で耐震等級3・UA値0.56以下を標準。GX志向型住宅の平屋(25坪、UA値0.45・断熱等級6)を1件公開。
営業は土日祝休み。ホームページには施工事例が14件公開されていて、坪数が分かるものだけで6件あります。
真行寺建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。
相談者芝山町の真行寺建設、創業100年って本当ですか? 口コミに「家が傾いている」という★1があって心配で…



soraieの耐震等級3・UA値0.56以下は明記していますが、自由設計の標準等級と計算方法の記載はなく、C値は数値も測定の記載もなし。保証のページがなく、年数・点検の記載もありません。価格もなし。
口コミには30年来の施主の★5と、1996年築の2×4の家のアフター対応を訴える★1が同居しています。



同じ会社で30年物の★1と★5が両方あるんですね。アフターの体制を一番先に聞いてきます!
真行寺建設はどんな規模の工務店?
| 商号 | 株式会社真行寺建設 |
|---|---|
| 本社 | 千葉県山武郡芝山町小池1336-1 |
| 設立 | 1926年(大正15年)二川第二製材所として創業、1957年に有限会社真行寺製材所、1972年に有限会社真行寺建設を設立、1986年に株式会社へ組織変更 |
| 資本金 | 記載なし |
| 代表者 | 代表取締役 真行寺 純一 |
| 建設業許可 | 記載なし(ホームページに許可番号の掲載なし) |
| 建築士事務所 | 記載なし(「専門の設計士による間取りのアドバイス」と表記) |
| 宅建業免許 | 2023年(令和5年)に宅地建物取引業免許を取得(千葉県宅地建物取引業協会会員) |
| 事業 | 木造注文住宅(木造軸組・SW工法)、セレクトオーダー住宅「soraie」、リフォーム・リノベーション(窓リノベ、SW工法まるごと断熱リフォーム)、不動産・物件情報、公共工事・土木、店舗・福祉施設(デイサービス、子育て支援センター、カフェ、フォトスタジオ)、瓦チップの施工・販売 |
| 施工エリア | 山武郡芝山町、山武市、富里市、香取郡多古町、八街市、成田市、そのほか千葉県内(県外も相談可)。施工事例の住宅は芝山町9件、横芝光町2件、市川市1件など |
| 拠点 | 本社(芝山町小池1336-1、営業8:00〜17:30、土日祝休)。モデルハウスは「準備中」で、構造見学会・完成見学会と「はじめての家づくり相談会」で対応 |
| 所属団体 | 千葉県宅地建物取引業協会、首都圏不動産公正取引協議会、千葉県木材市場共同組合。LIXILスーパーウォール工法認定店、ちばの木の家づくり推奨店、ZEHビルダー。令和5年度 事業継続力強化計画の認定事業者 |
建設業許可番号はホームページに載っておらず、営業所が千葉県内にある地元の会社です。設立から100年で、芝山町・横芝光町を中心に年に数棟の住宅と公共工事を手がける、地元の古い建設会社です。
資本金・従業員数・許可番号の記載はなく、2023年に宅建業免許を取得。受賞はLIXILのトータルハウジング大賞エコロジー賞(2011年)やリフォームコンテストなど公共・リフォーム寄りで、築280年の豪商住宅の改修事例も。VRの展示場で見学できます。
真行寺建設のGoogle口コミの傾向
| 評価 | 口コミ数 | 対象 |
|---|---|---|
| ★4.2 | 12件 | 本社(山武郡芝山町小池1336-1) |
- ★51年前
もう30年近く、色々お世話になっております。毎回、すぐ対応して頂きありがとうございます。お客さんに、寄り添って頂く、社長さんの対応が嬉しいです。台風などの後に、電話で大丈夫ですか?と電話を貰った事もありました。 - ★13年前
平成8年に2×4を建ててもらったのですが、現在までベランダからの雨漏れやサッシの取り付けなど不具合が有りました。時間が経てば仕方ないと思いましたが、アフターケアが最悪で怒って対応すらしてくれない会社だと気付いたのが遅すぎました。今では家が傾いているようで室内の壁のひび割れやサッシを閉めても隙間が空いていて… - ★55か月前
2025年に土地付き平屋の一軒家を購入させて頂きました…自分達の希望にピッタリ合う建設中の物件を紹介して頂きました…建設途中に何度も足を運び、現場で作業をされている職人さんにも色々とアドバイスを頂いたり
出典:Googleマップ「株式会社真行寺建設」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)
12件の内訳は★5が8件、★4が2件、★1が2件で、★3と★2はありません。本文があるのは6件です。
12件のうち本文は6件で、★5の5件には会社が返信し★1の2件には返信なし。★5は「30年近くお世話に」「修理の電話をするとすぐ見に来てくれて」と長年の付き合いと修理の速さの話が中心で、新築の施主は2025年に建設中の平屋を買った1人。
★1は3年前の1件だけ本文があり、「平成8年に2×4を建ててもらった」「アフターケアが最悪で対応すらしてくれない」「家が傾いているようで」と30年前の家の不具合と対応を訴えています。
「台風の後に電話で大丈夫ですかと言ってくれた」という声と同居しているので、アフターの体制(誰が・どの範囲を・何年)を契約前に書面で確かめるのが一番の確認事項。
Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。
真行寺建設の坪単価はいくら?
真行寺建設はホームページに坪単価と本体価格を出していません。
「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。
千葉県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?
| 項目 | 真行寺建設 | 千葉県の平均 |
|---|---|---|
| 家の広さ | 32.25坪(施工事例6件の中央値) | 35.4坪(117.1㎡) |
| 家の値段 | 非公開 | 3,840万円(付帯工事などを含む建設費) |
| 坪あたり | 非公開 | 約108万円(建設費÷坪数) |
| 建てた人の世帯年収 | — | 675万円 |
| 申込者の年齢 | — | 47.1歳 |
| もとになった件数 | 14件(ホームページの施工事例) | 182件(フラット35利用者調査 2024年度) |



広さが32.25坪で、県平均の35.4坪より小さいんですね。値段が非公開だと、どう比べればいいんですか?



県平均より3.1坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より下に出やすい会社です。
値段を出していない会社は、県平均の建設費を「この広さならこの総額が相場」という物差しにして見積を見ます。もらった見積が県平均より上か下か、それだけでも判断の材料になります。
工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。
一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。
たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。
本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。
県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。
真行寺建設の性能・仕様はどこまで公開されている?
| 工法 | 木造軸組工法(自由設計)と、LIXILの高性能SWパネル+高断熱サッシ+計画換気の「スーパーウォール工法」(認定店)。2×4は取り扱いなし。山武杉を使った家(ちばの木の家づくり推奨店) |
|---|---|
| 耐震等級 | soraieシリーズは全棟3を標準。自由設計の標準等級と計算方法の記載なし |
| 断熱等級 | soraieはUA値0.56以下を標準(等級の表記なし)。GX志向型住宅の事例は「断熱等級6」(UA値0.45)。SW工法の説明で「日本では2026年3月時点で、7段階の断熱等級」と解説 |
| C値(気密) | 記載なし(SW工法の説明で「一般住宅よりも気密性能が高くなります」とあるが数値・測定の記載なし) |
| UA値(外皮) | soraie標準0.56以下。事例の実測はGX志向型住宅のBELS評価0.45の1件 |
| 断熱材 | SW工法は硬質ウレタンフォームのSWパネル(グラスウール16Kの約2倍の断熱性能と表記)。自由設計の断熱材の記載なし |
| 窓 | 記載なし(SW工法は「高断熱サッシ・ドア」) |
| ZEH | ZEHビルダー(ZEH事業計画書を2023〜2026年分掲載、数字は画像)。soraie「未来を創るZEHの家」はZEH仕様、GX志向型住宅の事例あり |
| 長期優良住宅 | 記載なし |
| 保証・点検 | 記載なし(お客様の声に「30年近くお世話に」「修理のことで電話をすると、すぐ見に来てくれて」) |
商品によって数字の有無が分かれます。soraieは全棟で耐震等級3・UA値0.56以下(等級の表記なし)を標準にし、GX志向型住宅の事例はBELS評価でUA値0.45・断熱等級6・太陽光5.46kW。
自由設計の標準等級と計算方法は記載がなく、C値はSW工法の説明に「気密性能が高くなる」とあるだけで数値も測定の記載もなし。ZEH事業計画書は2023〜2026年分を掲載していますが数字は画像。
保証のページがないため、瑕疵保険の保険法人名も構造・地盤の年数も点検の時期も、ホームページでは確かめられません。
商談では自由設計でも耐震等級3を取れるか、UA値0.46以下にする差額、気密測定の可否、各保証の年数と点検の回数を必ず聞いてください。
真行寺建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?
ホームページの施工事例14件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。


| 延床の坪数 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|
| 〜30坪 | 2件 | 33% |
| 30〜35坪 | 2件 | 33% |
| 35〜40坪 | 1件 | 17% |
| 40坪〜 | 1件 | 17% |
坪数が分かる6件のうち、いちばん多いのは〜30坪の2件(33%)。最小25.0坪から最大42.0坪まであり、中央値は32.25坪です。
住宅の事例は14件で、題名に「約42坪・スーパーウォール工法の平屋」と坪数が入るものが5件、床面積のある1件を足した6件の中央値は32.25坪。平屋8件・2階建て2件と平屋が多く、所在地は芝山町9件・横芝光町2件・市川市1件。
GX志向型の事例にだけUA値・断熱等級・太陽光の数字が付き、価格・C値の欄はありません。
真行寺建設ならではの特徴は?
1926年に製材所として創業し100年。山武杉を使う「ちばの木の家づくり推奨店」で、公共工事や土木も手がける会社。
2×4は扱わないと明記(軸組とSW工法のみ)。口コミの★1は平成8年に2×4で建てた施主なので、過去には建てていた時期あります。
セレクトオーダー「soraie」は7つのベースプランから選んで決める量を減らす商品で、VRの展示場で見学可。
受賞は県立学校トイレ改修の優良建設工事表彰やLIXILリフォームコンテストなど公共・リフォーム寄りで、築280年の豪商住宅の改修事例もあります。
GX志向型住宅の平屋(25坪、UA値0.45・断熱等級6・太陽光5.46kW)を1件公開。営業は土日祝休み。
千葉県で似た価格帯の工務店と比べると?
| 工務店 | 本社 | 施工事例 | 坪数の中央値 | 耐震等級 | 断熱等級 | C値 | 価格の公開 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 真行寺建設 | 山武郡芝山町 | 14件(施設・店舗を除く) | 32.25坪(6件) | 3標準(soraie) | UA値0.56以下標準、事例に等級6(0.45)1件 | 記載なし | 非公開 |
| 住まいの発見館 | 山武市 | 50件(平屋38件) | 非公開 | 記載なし(制震ダンパー) | 記載なし | 記載なし | 30坪2,040万円〜(坪数帯の坪単価表) |
| 鈴木建設 | 旭市 | 34件 | 35.16坪 | 3標準+減震パッキン | 6標準(UA値0.46以下) | 0.5以下が標準(実測の数字なし) | 非公開 |
| 岩澤工務店 | 香取市 | 54件 | 33.3坪 | 3相当を全プラン標準(免震基礎はオプション) | ZEH基準以上、Premiumは7(UA値0.23) | 「当社施工の住宅は平均で0.2」 | 平屋1,800万円台〜(24〜28坪) |
山武郡・山武市の2社を並べると、真行寺建設はsoraieで等級(耐震3・UA値0.56以下)を書き、住まいの発見館は等級を書かずに坪単価表を出す会社と、同じ地域で出している情報が逆です。
東総の鈴木建設と北総の岩澤工務店を加えると、断熱の標準値は岩澤工務店(Premiumは等級7)>鈴木建設(等級6・UA値0.46以下)>真行寺建設(UA値0.56以下)の順で、気密の数字を出しているのは岩澤工務店(平均0.2)だけ、鈴木建設は標準値0.5以下、真行寺建設と住まいの発見館は記載がありません。
事例の量は岩澤工務店54件、住まいの発見館50件、鈴木建設34件に対して真行寺建設は14件と少なく、そのうち5件がスーパーウォール工法です。
芝山・横芝光で地元の会社に頼みたい人は真行寺建設と住まいの発見館を並べ、性能の数字を先に見たい人は鈴木建設と岩澤工務店の標準値を持って行くと、真行寺建設に等級6の差額を聞くときの物差しになります。
真行寺建設の評判はどう読めばいい?



「家が傾いている」の★1が本当なら怖いです。地元で100年の会社なのに、こういう口コミがあるのはどう考えればいいですか?



★1は1996年に2×4で建てた家の話で、雨漏りとサッシの不具合、その後の対応への不満です。
会社は今「2×4工法は取り扱っておりません」と明記していて、工法は変わっていますが、アフターの対応は会社の体質の話なので、工法が変わっても自分で確かめる必要があります。
逆に「30年近く」「台風の後に電話をくれた」という★5もあるので、対応にばらつきがある会社と読むのが正確で、契約前にアフターの担当者・点検の回数と年数・保証の書面をもらい、書いてあることだけを信じてください。



性能はsoraieなら耐震等級3・UA値0.56以下が標準で、GX志向型の事例でUA値0.45まで上げた実績があります。
UA値0.56は等級5の水準なので、等級6を標準にする会社と比べるなら、等級6にした場合の差額を聞いてから比べてください。
気密測定の記載がないので、SW工法で建てる場合もC値を測るかどうか、測るなら目標値をいくつにするかを最初に決めておくと、「一般住宅よりも気密性能が高くなります」という説明が数字になります。
真行寺建設で後悔しないために、相談時に確認することは?



芝山町小池の本社(土日祝休、予約なしでも可)か、構造見学会・完成見学会、「はじめての家づくり相談会」。LINEでの相談と資料請求も可に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?



価格の記載がないので、自分の坪数でsoraie(ベースプラン)と自由設計それぞれの本体価格と、付帯工事・外構・浄化槽・諸費用を足した総額を出してもらってください。山武杉を使う場合とスーパーウォール工法にする場合の差額も一緒に。



自由設計でも耐震等級3を評価書で取れるか、UA値0.46以下にする費用、気密測定の可否を書面で。
保証のページがないので、瑕疵保険の保険法人名、構造・防水・地盤の年数、定期点検の時期と回数、口コミにある古い家のアフター対応の範囲を契約前に文書でもらってください。



見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?



千葉県で注文住宅を建てた人の平均は35.4坪・建設費約3,840万円、坪あたり約108万円です。
真行寺建設は100年の地元会社でアフターの評価が分かれているので、点検と保証の書面を先に確かめ、soraieの標準と等級6にした場合の総額を県平均の建設費と並べてから決めてください。
各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?
工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。
家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!
掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。
