通風、採光、外構の設計ポイントガイド⑱
こんにちは、ミキのたんちです 今日のテーマは、外構計画の6回目、効果的な2つの工夫です
工夫の1つ目としましては
冷熱源となる北側の庭をより涼しく保ちたい場合は小さくてもビオトープや水鉢などの水場を設けて、常緑樹の蒸散作用や日陰と上手く組み合わすと良いです
スペースがなくて水場を設けられない場合は地面を冷やすのも良いでしょう
ビオストープとはギリシャ語で生命と場所という二つの言葉を組み合わせた造語です
ドイツで生まれた考え方で、昆虫、魚、鳥、小動物などの生物が共存できる自然生態系が構築された生物生息空間を指します
水辺があると多様な生物が暮らしやすくなるので、本格的なビオトープを目指すのであれば、 池や水鉢などで水辺環境を作りたいものです
工夫の二つ目としましては
五感を刺激して体感温度を下げましょう
例えば風鈴の音色に涼しさを感じるように、風にそよぐ葉の擦れた音は爽やかなイメージを与えます
適している木としてはソヨゴ、アカシデなどがあります
また色の濃いものは暑苦しさを感じさせます
常緑樹の葉は濃い種類が多いので暖かさを演出するには効果的です逆に涼しさを演出するには葉色の薄いものを選びましょう
参考にしてください
今日はここまでです
ありがとうございます