わかるテクノストラクチャーシリーズ⑫

白アリ対策については大丈夫?

白アリ対策も万全です。ポイントは3つです。

まず、「換気スペーサー」という床下の通気性をよくする部材を土台の下に配置することで、床下を常に乾燥状態に保ち、白アリが住みにくい環境を作ります。次に、従来の木製の床束を使用している住宅と比べ、鋼製の床束を使用することにより床下からの白アリの進入ルートをシャットアウトします。さらにフラット35の基準に合わせた防腐防蟻措置を地面から高さ1mの部分に施しています。

以上の仕様にすることで、白アリ10年保証がついてくるぐらいですから、白アリ対策への自信がおわかり頂けますよね。

換気スペーサー工法で寒くないの?

テクノストラクチャーでは床の直下に断熱材を敷く工法を標準仕様としており、床下の冷たい空間とは縁を切っております。 従って基礎部分の通気性が住宅内部の温熱環境に影響を及ぼすことはありません。逆に、換気スペーサーを使用することで床下の通気性がよくなり、白蟻の発生を抑えたり、床下部分の腐れを防いだりしているのです。

ロックウールの断熱材で寒くないの?

ロックウールの断熱性能は決して低いわけではありません。地域に適した厚みで使用することで十分な温熱環境を確保できます。また、寒さや暖かさは断熱材だけで決まるのではなく、建物の形状や気密性能によっても変わってきます。テクノストラクチャーの断熱材はロックウールを基本仕様としておりますが、より高性能・省エネルギー・快適性を求めたいお客様には、発泡ポリスチレンを利用した『ソークラスシステム』もとりそろえております。

内断熱と外断熱ってどちらがいいの?

内断熱(充てん断熱)、外断熱それぞれに長所も短所もありますので、一概にどちらが良いとは言えません。外断熱とは家全体を外から布団で包むようなもので、断熱材を隙間なく連続して施工できるので断熱性能を確保しやすい工法です。内断熱は柱の間に断熱材を入れる工法で、外断熱と比較してコストがお安くなります。また、断熱性能は工法の違いだけで決まるものではありません。コストとのバランスを考慮して決める必要があります。