ビルアート(上尾市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

ビルアート(埼玉県上尾市)の評判と坪単価

上尾市本町のビルアートは、「自然三層通気外断熱工法」を登録商標に持つ工務店で、代表の村松和彦氏が1990年頃に高気密高断熱住宅の現場で「窓の結露と反響音と息苦しさ」を感じたことを出発点に、あえて超高気密にしない外断熱と無垢材・漆喰の家を建てています。住宅・店舗・医院・学舎・ログハウスを合わせて「千棟に及ぶ」と書き、構造は「屋根・構造・躯体を20年保証」、価格は「外断熱住宅も坪50万円台で可能」とFAQにあります。施工実績67件のうち新築は47件、延床の記載はなく、Google口コミは2件です。ホームページには施工事例が47件公開されていますが、延床面積の記載はありません。

ビルアートの評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

上尾のビルアート、ホームページの作りが古いので今も建てているのか不安です。口コミも2件しかなくて…

編集部

施工実績には2025年12月の朝霞市の建て替えと2025年1月の内窓リフォームが載っているので、動いている会社です。読みどころは会社の考え方が普通の工務店と逆なところで、「もう二度と言い訳の必要な高気密住宅は造らない」と書き、あえて超高気密にせず、外断熱の通気層で壁の中も呼吸させるという立場です。UA値やC値を競う会社ではないので、性能の数字は出ていません。代わりに「築20年28坪の家から55坪の外断熱の家に建て替えたら、契約アンペアを30から60に上げても光熱費が1年通して変わらなかった」という施主の記録を載せています。

相談者

気密の数字を競わない会社なんですね。光熱費の話は、実際に住んでいる社員の家で確かめさせてもらいます♪

目次

ビルアートはどんな規模の工務店?

商号株式会社ビルアート(ビルアート設計デザイン研究所・一級建築士事務所)
本社埼玉県上尾市本町5-6-1
設立記載なし(代表は1990年頃に高気密高断熱の現場で違和感を持ち、役員を務めた会社に外断熱を導入したのち独立。「この十数年、自然三層通気外断熱工法で建築」と記載)
資本金1,000万円
代表者村松 和彦
建設業許可埼玉県知事許可(般-5)第57917号
建築士事務所一級建築士事務所(2)第8358号
宅建業免許埼玉県知事許可(5)第19897号
事業注文建築の設計・施工・監理、耐震診断、生活環境改善、優木空間住宅事業(オーガニックハウジング)、無垢材・自然塗料・オーガニック商品の販売、住宅・店舗・マンション・医院・学舎のリノベーション、損害保険代理業
施工エリア埼玉県全域(上尾市・さいたま市・桶川市・北本市・川越市ほか)。事例には東京の世田谷区・葛飾区も。「工事監理もアフターケアもおよそ遠くへは伺えない。目の届く範囲」と記載
拠点本社(上尾市本町)。モデルハウスはなく、社員宅を含む外断熱の家や現場に案内。毎月の「家づくりカフェ」(セミナー)
所属団体埼玉県すまいの温暖化対策協議会、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合、住宅リフォーム・紛争処理支援センター、太陽光発電ネットワーク、日本カーボンオフセット、日本バウビオロギー協会、日本自然素材研究開発協議会、健環リフォーム普及会。JIO(瑕疵・完成保証)、ジャパンホームシールド(地盤)
編集部からコメント:ビルアートという工務店の立ち位置

埼玉知事の許可で、営業所が埼玉県内にある地元の会社です。設立から36年で、資本金1,000万円、上尾市本町の1拠点で、「少数精鋭な地域主義の工務店ゆえ宣伝力に乏しく、コマーシャルを控えている」と自分で書いています。設立年は載せていませんが、代表の経歴に「1990年頃に高気密高断熱の現場で違和感を持ち、役員を務めた会社に外断熱を導入して創業以来最高着工数を見届けてから独立」「この十数年、自然三層通気外断熱工法で建築」とあり、住宅・店舗・医院・学舎・ログハウスの合計で「千棟に及ぶ」と書いています。年間の棟数はなく、カーボンオフセットの説明に「年間の新築工事のおよそ80%の世帯に太陽光を導入することを目標」とあるだけです。資格欄に一級建築士・二級建築士・二級建築施工管理技士・ログビルダー・インテリアコーディネーター・耐震診断士が並び、工法は木造軸組のほか鉄骨・RC・ログハウス(丸太組)まで扱います。「代表者自らが日々現場をまわり」「引き渡し後もお子さんや奥様、親御さんの様子を伺う」と、代表が施主と直接付き合う小さな会社です。事務所のそばで「あひるの雑貨屋さん」という雑貨店も運営しています。

ビルアートのGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.52件本社(上尾市本町)
  • ★4最終編集: 3 年前
    独自の理論を持っていて、冬は地熱を利用し、夏は風の循環を利用することで、過ごし易い環境にしていくとのこと。といっても、冬場の地熱は12〜13℃くらいだそうだ。今、フェアをやっていて、フェア期間に見積書を作ると工事が1割引きになるぞ〜!

出典:Googleマップ「株式会社ビルアート」の口コミより引用(原文はGoogleマップ

編集部からコメント:ビルアートの口コミはどう読む?

2件の内訳は★5が1件、★4が1件で、★3と★2と★1はありません。本文があるのは1件です。

2件で本文は1件、しかも家を建てた人ではなくローカルガイドが台風の日に訪問した感想です。「冬は地熱、夏は風の循環」という会社の説明と、フェア期間に見積を作ると工事1割引という営業の話が書いてあり、評判というより訪問記です。

施主の評価はホームページの事例に入っている長文の声で読むしかありません。北本・熊谷・鴻巣・上尾の4件で、光熱費が下がった話と「他より予算が抑えられた」話が共通し、迷った相手として全館空調の高気密住宅とさいたま市の工務店が出てきます。会社が載せる声なので不満は書かれていません。

口コミが10件に満たない工務店は、1件の投稿で星の平均が大きく動きます。星の数で良し悪しを決めるのではなく、その口コミが「相談や見積の段階」の話なのか、「建てたあとの家」の話なのかを分けて読んでください。相談段階の対応は担当者によって変わりますが、建てたあとの声はその工務店の家そのものの評価です。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

ビルアートの坪単価はいくら?

ビルアートは坪単価の表を出していませんが、FAQに「坪50万円位を目安に自然素材を使った安心な家を建てることも十分可能」、コンセプトのページに「優れた外断熱住宅も坪当り50万円台で可能」と書いています。本体か総額かの区別と、書かれた時期の記載はありません。下の表はこの「坪50万円台」を50万円と59万円で坪数に掛けた幅で、付帯工事・外構・消費税は含みません。施工実績には延床の記載がないため、事例の坪数の行は置いていません。

延床坪50万円坪59万円
30坪1,500万円1,770万円
35坪1,750万円2,065万円
40坪2,000万円2,360万円

埼玉県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目ビルアート埼玉県の平均
家の広さ非公開(施工事例に延床面積の記載なし)35.5坪(117.4㎡)
家の値段坪50万円台〜(FAQの目安。本体か総額かの区別・時期の記載なし)3,979万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約50台〜万円(ホームページの坪単価)約112万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収631万円
申込者の年齢50.2歳
もとになった件数47件(ホームページの施工事例)216件(フラット35利用者調査 2024年度)

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

ビルアートの性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造軸組+「自然三層通気外断熱工法」(登録商標。屋根・外壁・基礎の通気経路を作り、通気層に断熱効果を持たせる。あえて超高気密にしない)。柱・横架材は「一般の2倍以上の木組み」。制震装置「ジオフォルテ」(高減衰ゴムのダンパー)を耐震+制震で提案。鉄骨・RC・ログハウスも施工
耐震等級非公開(「地盤データに合わせた基礎と補強」「一般より2倍以上の木組みで高耐震」「耐震+制震を数値でシミュレーション」と記載。住宅性能評価は「対応」)
断熱等級非公開(「省エネ基準や長期優良住宅の対応」とのみ)
C値(気密)非公開(「あえて超高気密にしていません」と明記)
UA値(外皮)非公開
断熱材外断熱(種類の記載なし)。羊毛断熱材「ウールブレス」は主にリフォーム時。グラスウールとロックウールは「発ガン性がある」として使わないと記載
記載なし(防犯で破られにくいガラス、1ドア2ロック、ピッキング対策キーが標準)
ZEH記載なし(太陽光は「4kW以上の住宅に1kW分のパネルをプレゼントし、入居1年目の電気代を負担」と記載。ZEHビルダー登録の記載なし)
長期優良住宅「省エネ基準や長期優良住宅の対応と可変性のある設計にも対応」と記載
保証・点検屋根・瓦・構造・躯体は20年保証(「ほとんどのメーカーが10年に対し」と記載)。JIOの瑕疵保険と完成保証、ジャパンホームシールドの地盤保証。アフター点検は6か月・12か月・3年・5年・10年と随時。リフォームの化学物質低減工事は5年保証
編集部からコメント:数字の見方

UA値・C値・耐震等級・断熱等級は1つも載せていませんが、これは書き忘れではなく方針で、外断熱のページに「気密性ばかりに重点を置く多くの外張り断熱」「商業ベースに乗ったシステムや工法のほとんどが高価な導入コストに見合わない」と書き、「高耐震・高断熱ですが、あえて超高気密にしていません」と言い切っています。壁の中の結露とカビを問題にして、通気層に断熱効果を持たせ二重三重に自然換気させる、というのが登録商標の「自然三層通気外断熱工法」です。数字の代わりに載せているのが施主の光熱費で、築20年約28坪の分譲住宅から約55坪の外断熱の家に建て替えた上尾の施主が、契約アンペアを30Aから60Aに上げても1年通して光熱費が変わらなかった、という記録です。耐震は「一般の2倍以上の木組み」と制震装置ジオフォルテ、断熱材はグラスウールとロックウールを使わず羊毛や自然素材、防蟻は炭の液状触媒、と素材の選び方は細かい一方で、等級の形で確かめられるものはないので、性能を数字で比べたい人には向かない会社です。

ホームページに数字が出ていないのはUA値(外皮)の1項目です。

「非公開」と書いた項目は、ホームページに数字が出ていないだけで、聞けば答えてもらえるものがほとんどです。相談や見学会のときに、耐震等級・断熱等級・C値・保証年数・本体価格に含まれる範囲の5つは、その場で確認してください。

ビルアートの施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例47件を1件ずつ読み、特徴を集計しました。

特徴該当する事例
深呼吸できる家14件
シニア世代の建て替え14件
クロスオーバーデザイン11件
遊び心満載8件
平屋5件
吹き抜け5件

平屋は5件で、階数が分かる事例の11%です。

編集部からコメント:ビルアートの得意分野

施工実績は67件で、カテゴリが「深呼吸できる家」14件、「シニア世代の建て替え」14件、「クロスオーバーデザイン」11件、「遊び心満載」8件、「リフォーム・店舗他」11件、「エクステリア・ログハウス」6件、「お客様の声」3件です。新築にあたる4カテゴリ47件に延床面積と価格の記載はなく、建築地は上尾市16件、さいたま市8件、鴻巣市5件、桶川市4件、伊奈町3件、北本市2件、久喜市2件、蓮田・川口・深谷・越谷・朝霞が1件ずつ、東京の世田谷区と葛飾区が1件ずつで、上尾から車で30分以内に集まっています。平屋5件、二世帯4件で2階建てが大半。「シニア世代の建て替え」が14件と多く、「二階建てから平屋へ」「寒さと老朽化」「家族構成の変化」「リフォーム検討から建て替えへ」と、建て替えの動機がタイトルになっています。「遊び心満載」には「すべり台の家」「10m走れる家」「防音室のある家」「階段のある平屋」「太鼓梁の家」、リフォームには歯科医院の増築やエステサロン、ログハウスの店舗もあります。最新は2025年12月の「朝霞市〔次世代のための建て替え〕」。

ビルアートならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

代表の出発点を1990年頃の出来事から書いています。「依頼された高気密・高断熱住宅の現場で、窓サッシの結露、会話や作業音の反響、息苦しさに違和感を持った」「引き渡した施主に聞くと、起床前はエアコンが必要で夏の西日は省エネの妨げだと苦笑していた」「この時、もう二度と言い訳の必要な高気密住宅は造らないと決めた」。そこから「無垢の木と漆喰で環境に優しい家」「通気層に断熱効果を持たせ、壁の中も自然に二重三重の換気ができる家」を考え、役員を務めた会社に外断熱を導入したあと独立した、という流れです。FAQでは「弊社の代表や従業員も永く外断熱に暮らしている。自分たちが住みたい家をお客様にすすめる」と書き、社員宅を見学先にしています。

価格の目安をFAQに書いています。「自然素材にこだわると坪80万円以上かかると聞いたが」という質問に「例えば坪50万円位を目安に自然素材を使った安心な家を建てることも十分可能」、コンセプトのページに「優れた外断熱住宅も坪当り50万円台で可能」「総合住宅展示場の大手のモデルハウスは坪100万円前後の建物だからこそ見栄えがいい」とあり、森林組合や産地・工場との直接取引で仕入れを下げていると説明しています。ただしこの記述はいつ書かれたか分からず、ウッドショック以降の改定の記載もないので、いまの金額は相談で確かめる必要があります。Google口コミには「フェア期間に見積を作ると工事1割引」という来訪者の書き込みがあります。

断熱材と防蟻剤の選び方が独特です。「発ガン性のあるグラスウールやロックウールは使いません」と断言し、断熱材に羊毛(ウールブレス)や安心な素材、防蟻に「自然素材からできた防蟻防腐用液状活性触媒炭」を使い、「建築主参加型の防蟻施工(保証・保険付き)」を実施。内装は塗り壁・越前和紙・塗り炭・薫煙材・エコ壁紙で、「脱・化学物質」を掲げます。FAQには「建売に住んでから子どもがキレやすくなった。部屋の臭いと関係があるか」という質問に「関係性は十分考えられ、内装リフォームで改善したケースもある」、新築マンションの体調不良には「ホルムアルデヒドやVOCの減衰工事がある」と答えていて、リフォームの化学物質低減工事には5年保証を付けています。

施主の声が事例の中に長文で入っています。北本市荒井の薪ストーブの家の施主(医院経営)は「花粉症の妻のために全館空調の高気密住宅と自然通気の外断熱で最後まで悩み、省エネ性を信じて依頼。入居した日は料理しているだけで温かかった」「群馬や栃木の会社にも相談した」、熊谷市箱田の施主は「さいたま市の工務店と進めていたが、高価な割に設計が予算に合わせることを前提にしていると主人が納得せず」「光熱費は2〜3割下がった。他より予算が抑えられた分、広く希望が叶った」、鴻巣市の平屋の施主は「上尾の友達に薦められ、3年がかりで十数回設計を重ねた」と書いています。事例には木材仕入担当や棟梁の紹介文も付いていて、「長野出身の木を知り尽くした山男」「棟梁にはめずらしく話しやすく明るい人柄」と職人の名前が出ます。

毎月第2日曜(カフェのページでは火・水以外の午後に随時)に「家づくりカフェ」を開き、「いつどこで建てるかはお客様次第。将来のために学習しておくと安心」と、温熱環境・空気環境・省エネ環境の3要素を教えるセミナーにしています。太陽光は「4kW以上の住宅に1kW分のパネルをプレゼントし、入居1年目の電気代を負担」「年間の新築工事の80%に太陽光を導入する目標」「年間工事費の6%相当額をカーボンオフセットの目標額」と、古い記述ながら数字で書いています。

埼玉県で似た価格帯の工務店と比べると?

工務店本社施工事例坪数の中央値平屋の比率耐震等級断熱等級C値価格の公開
ビルアート上尾市47件—(延床の記載なし)11%非公開非公開非公開(超高気密にしない方針)坪50万円台〜(FAQの目安)
くらら工房桶川市23件—(延床の記載なし)非公開(柱60本以上)非公開(ZEH実績100%)非公開非公開
蓮見工務店北本市44件37.8坪9%非公開(目指すは3)非公開非公開坪85〜95万円(本体・税別)+内訳
黒澤工務店さいたま市44件38.4坪6%3非公開0.28相当(商品による)非公開(坪単価システム)
編集部からコメント:ビルアートをどの工務店と比べるべきか

上尾・桶川・北本の3社は自然素材の家を建てる工務店同士ですが、気密への態度が違います。ビルアートは「超高気密にしない」と書き、くらら工房は外断熱で数字を出さず、黒澤工務店は商品ごとにC値0.28相当を出す、という並びです。価格はビルアートの「坪50万円台〜」と蓮見工務店の「坪85〜95万円」で倍近く開いていて、ビルアートの数字は書かれた時期が分からないので、同じ坪数の概算を今の金額でもらってから並べてください。工法の考え方が正反対なので、外断熱と通気で選ぶならビルアートとくらら工房、数字と設計事務所の家で選ぶなら黒澤工務店と蓮見工務店、と分けて見学すると迷いが減ります。

ビルアートの評判はどう読めばいい?

相談者

口コミが2件で、しかも建てた人の声じゃない。ホームページも古くて、正直このまま頼んでいいのか分かりません…

編集部

口コミからは判断できません。この会社は考え方を読む会社で、「もう二度と言い訳の必要な高気密住宅は造らない」「あえて超高気密にしていない」と書いた工務店は埼玉では珍しく、UA値やC値で比べる家とは土俵が違います。代表と社員が外断熱の家に住んでいると書いているので、その家を見せてもらい、冬か夏の室温と光熱費の実物を見るのが確かめ方です。

編集部

もう1つは価格の記述の古さです。「坪50万円台で可能」はいつ書かれたか分からず、ウッドショック後の改定の記載もありません。相談ではこの数字を出して、今の金額と何が変わったかを聞いてください。事例は2025年12月まで更新されているので、会社が止まっているわけではありません。

ビルアートで後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

家づくりカフェに行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

まず性能の確かめ方です。数字を出さない会社なので、耐震等級3の評価書を取れるか、断熱等級はいくつで出るか、外断熱の断熱材の種類と厚み、気密測定をするとしたらC値はどのくらいかを聞き、社員宅か施主宅で冬か夏の室温を見せてもらってください。制震装置ジオフォルテは標準か追加かも確認します。

編集部

次に金額と保証です。「坪50万円台」の今の金額、本体に何が入るか、羊毛断熱や塗り壁にした場合の差額、太陽光1kW分プレゼントと1年目の電気代負担がいまも続いているか。保証は構造20年の条件と、6か月・12か月・3年・5年・10年の点検の中身、JIOの完成保証が付くかを聞いておきます。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

埼玉県で注文住宅を建てた人の平均は35.5坪・建設費約3,979万円、坪あたり約112万円です。ビルアートの事例には坪数がないので、自分の坪数で今の概算を出してもらい、外構と地盤を足した総額で県平均と並べてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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