通風、採光、外構の設計ポイントガイド⑫
こんにちは、ミキのたんちです
今日のテーマは、日射計画のポイントの3回目、立地ごとの有効な手法です
日差しの熱を利用するには取り込みと遮蔽の二つが大切です
手法はいくつかあります
1つめは、日射を取り込む方法としては窓の総面積を延べ床面積の10%以上確保しましょう
2つめは、建物の窓の断熱性能を高くしましょう
具体的には住宅の断熱水準をレベル3以上にしたいです
そして住宅の窓の熱貫流率を2.91以下に抑えたいですね
3つめは、日射をさえぎる方法としては庇や軒やバルコニーで遮蔽しましょう具体的には軒、庇と窓の下までの距離を H とすると出幅は0.3 H 以上が目安となります
例えば庇と窓の下までの距離が2 M あった場合は出幅は60 CM 以上ということになりますね
4つめは、日射の遮蔽材を使いましょう
東と西の窓からは必ず日差しが入ります
日射角度は31°くらいまで下がってきます
庇やバルコニーといった工夫をしても効果は期待できません
だから外付けの日射を遮蔽する部材が必要になります
具体的には外付けのブラインドやすだれあるいはオーニングなどです
このような材料は高さの調整や、必要に応じて取り外しができるので便利です
5つ目は、庭の木を利用しましょう
具体的には落葉樹がおすすめです夏に日射を遮り冬には葉が落ちるので日照計画には効果的なのです
参考にしてください
今日はここまでです
ありがとうございます