ゼロ・エネルギーハウスにまつわるお金の話
友達が、今晩、富山の小田和正のコンサートを見に行くと聞いて
うらやましいテクノマイスターの谷内です。
今日は、ゼロ・エネルギーハウスにまつわるお金の話をしますね。
住まいだけでなく、2030年の街づくりのイメージはこのようになります。
ゼロエネルギーハウスとは、断熱材により高断熱化をし、省エネ設備を設置することにより
使うエネルギーを減らし、太陽光パネルでエネルギーを効率よくつくる技術で
エネルギーのトータル収支がゼロの家を実現している住宅のことをいいます。
ゼロエネハウスは、何と言っても家計支出が安くなること。
通常光熱費は平均月々2万円、年間24万円、40年だと1000万円近くになるんです。
ゼロエネハウスは光熱費を抑え、ローンも含めたトータルの家計支出がお安くなります。
二つ目は電力小売自由化を最大限利用できるんです。
うまく活用して、より良いメニューを選んで電気代を抑えることができます。
三つ目はゼロエネ達成のために、断熱性能を高めています。
だから、快適に。綺麗な空気で過ごしていただけます。
まずは、家計支出からみていきましょう。
これまで住まいの値段はローンの返済額だけで判断されてきました。
でも、近年はローン返済額と光熱費のトータルで考えるのが一般的になってきています。
車と一緒で、燃費を重要視する方が増えています。
赤色の⇔をご覧ください。
一般的な電気、ガス併用住宅とゼロエネを比較すると月々の家計支出は
ゼロエネの方がお安くなっております。
新築をご検討の際はローン返済額と光熱費のトータルで検討してみてはいかがでしょうか。
さらに蓄電池を搭載(オプション)すると、夜間の安い電気を充電し、お昼に使うことができるんです。
できるだけ高い電気を買わずに生活することが大切ですよね。
あと、やはり蓄電池付きならいざ、停電のとき安心ですよね。
停電の時、一番動かしたい機器第一位ってなんだと思います?
そうなんです。冷蔵庫なんです。
ちなみに2位は照明、3位テレビ、4位が携帯電話などの充電、5位がノートパソコンという
アンケート結果(パナソニック調べ)になっております
蓄電池があれば、これらをフル充電で16時間動かすことができるんです。
安心ですよね。
メリットの二つめは、電力小売自由化のお話です。
2016年4月から電力の小売自由化が始まります。
今は○○電力からしか電気が買えないですよね。
それが、ガス会社や通信会社など様々な企業が電気の小売を始めるようになるんですよ。
ちなみに、先月の日曜午前中どれぐらい電気を使用していたか、把握されていらっしゃいます?
そうですよね。普通は分からないですよね。
でも、ぴったりの電力メニューを選ぶにはまずどんな電気の使い方をしているか詳しく知っておく必要があるんです
そこで活躍するのがHEMSなんです。HEMSの機能の一つに普段どんな電気の使い方をしているか、見える化する機能があるんです。
電力小売自由化を最大限利用するのにはHEMSが必要なんですよ。
メリットの三つ目は快適性です。
家はまず快適であること、その為に断熱性能を高め、その結果エネルギーの消費も抑え
ゼロエネを実現しているんですよ。
近頃はデザイン的に庇のない住まいも増えていますが
実は庇は太陽の光をコントロールする上でとても大切な役割があるんですよ。
深い軒は夏には強烈な日差しをさえぎり、冬は適度に日差しを取り込みポカポカ陽気をもたらします。
敷地の条件や、デザインを優先させる場合もあり、必ずしもこうはならないケースもありますが
弊社ではできるだけ機械に頼らない快適性を提案しております。
このようにゼロエネルギーハウスには色んなメリットがあるんですが
国は2020年に新築住宅の平均でZEHが実現するように取り組みを行っておりまして
2016年度も大きな補助金を出そうとしています。
どうせ建てるなら、利用しない手はないと思います。
簡単な補助金というわけではないため、コツやノウハウが必要です。
今、ご自宅の光熱費がどれぐらい掛かっているか、ご存知ですか?
例えば、この真夏だとどれぐらい掛かっていらっしゃいます?
ありがとうございます。
電気代で 円、ガス代で 円なんですね。
併せて、 円
結構お支払いされている方ではないでしょうか。
お子様が大きくなられ、一戸建てにお住まいされますと一層ご負担が増えるかもしれませんね。
まずは月々の光熱費調べから取り組んで参りましょう。