日動建設(船橋市)の評判と坪単価は?口コミも紹介

日動建設(千葉県船橋市)の評判と坪単価

船橋市二和東の日動建設は1984年に不動産仲介として創業し、1993年から自社施工の分譲、2003年から注文住宅を建てている従業員17人の会社で、2015年時点で新築900棟・リフォーム1,500棟。

標準は耐震等級3(証明書を取得)と断熱等級5(UA値0.60)で、希望すればG2(UA値0.46・C値1以下)、さらにLIXILスーパーウォール工法で断熱等級7(UA値0.26)と全館空調まで選べる階段式の仕様です。

価格は「建坪30で2,000万円〜を想定」と書き、展示場を持たず自社設計・専属大工で費用を抑えると説明。性能ページには設計士が民家の意匠(置き屋根の店蔵、45cmの土壁)を語る文章も。

Google口コミは6件★4.2で、本文3件はいずれも7年前です。ホームページには施工事例が20件公開されていて、坪数が分かるものだけで14件あります。

日動建設の評判を調べている人が知りたいのは「いくらで建つのか」「どこが得意なのか」「同じ県の他社と比べてどうか」の3つだと思います。これらの疑問に、公的統計の数字と実際にリサーチした結果だけで答えます。

相談者

船橋の日動建設、「断熱等級7・全館空調」ってページがあるんですが、標準でそこまでやってくれる会社なんですか?

編集部

標準はUA値0.60・断熱等級5と控えめで、G2以上は要望次第、C値もG2仕様で1.0以下という基準。耐震等級3は証明書を取得と明記しています。保証は瑕疵・地盤・シロアリ各10年、無償点検は2・5・10・15年。

価格は標準仕様の目安1行だけで、G2や等級7にした場合の金額はなし。口コミは古く少なく、注文住宅の性能に触れた投稿はありません。

相談者

標準・G2・等級7の3段階なんですね。2,000万円がどの段階の話か聞いてから比べます!

目次

日動建設はどんな規模の工務店?

商号日動建設株式会社
本社千葉県船橋市二和東6-16-12
設立1984年(昭和59年)2月24日(不動産仲介として創業)
資本金1,000万円
代表者代表取締役 小須田 宏史
建設業許可千葉県知事許可(般-4)第29626号
建築士事務所二級建築士事務所 千葉県知事登録 第2-2207-6411号
宅建業免許千葉県知事(10)第7984号
事業注文住宅、分譲住宅、リフォーム・増改築、不動産売買・仲介、自社賃貸物件
施工エリア「車で1.5時間程度の範囲」。施工事例は船橋市が16件で、白井市・印西市・我孫子市・富里市が1件ずつ
拠点本社(船橋市二和東6-16-12、火・水曜定休)。展示場・モデルハウスは持たない方針
所属団体記載なし(既存住宅現況検査技術者、千葉県既存建築物耐震診断・改修講習会修了者が在籍)
編集部からコメント:日動建設という工務店の立ち位置

千葉県知事の許可で、営業所が千葉県内にある地元の会社です。設立から42年で、船橋市内(二和東・三咲・咲が丘など)を中心に白井・印西・我孫子で年に十数棟を建てる、不動産仲介から始まった会社です。

資本金1,000万円、従業員17人、一般建設業許可、宅建業は10回目、二級建築士事務所。市街化調整区域の分家申請の実例や長屋の施工もあり、リフォーム・自社賃貸も手がけます。

日動建設のGoogle口コミの傾向

評価口コミ数対象
★4.26件本社(船橋市二和東6-16-12)
  • ★47 年前
    こちらが建てた家に住んでいますが対応がとても良いです。
  • ★57 年前
    家の事で相談をしたくて予約無しでお店に行ってもとても丁寧に対応してくれました。担当してくれた方もいつも明るく、親身に相談乗ってくれます。
  • ★27 年前
    忙しい為か、椅子に座らせてもらえないまま、希望する条件の住宅を伝えると、合う条件の建物の資料を手渡しされて、5分くらいで帰りました。何もアドバイスなどなく残念でした。

出典:Googleマップ「日動建設株式会社」の口コミより引用(原文はGoogleマップ)

編集部からコメント:日動建設の口コミはどう読む?

6件の内訳は★5が3件、★4が2件、★2が1件で、★3と★1はありません。本文があるのは3件です。

6件で★4.2ですが本文は3件だけ、しかも3件とも7年前で残りは星だけ。

内容は建てた家に住んで「対応がとても良い」という施主が1人、予約なしの来店で丁寧に相談に乗ってもらった人が1人、物件を探しに来て「椅子に座らせてもらえないまま資料を手渡しされて5分で帰った」という不動産側の不満が1人。

注文住宅の設計・施工・性能に触れた投稿はなく、会社の返信もなし。評価はGoogleからは取れず、施工事例の文章と費用の説明で判断する会社。相談に行くなら不動産の窓口ではなく、注文住宅の設計士と話す予約を取ってから。

Googleマップの星の数と件数はGoogleが提供する情報です。口コミは3件を出典つきで引用し、それ以外は読んだうえでの傾向だけを書いています。原文はGoogleマップで確認してください。件数が少ない工務店は、数件の評価で星が大きく動くので、星の数だけで判断しないでください。

日動建設の坪単価はいくら?

日動建設は費用のページに「平均として、建坪30で2,000万円〜を想定しています」と書いています。坪に直すと約67万円で、標準仕様(耐震等級3・断熱等級5)の目安と読めます。

G2仕様、断熱等級7+全館空調のスーパーウォール仕様に上げた場合の金額は書かれていません。下の表はこの1行と施工事例の坪数から組んだ目安で、地盤補強・外構・諸費用は含まれません。

延床目安の価格坪あたり備考
30坪2,000万円〜約67万円会社が書く平均の目安(標準仕様)
31坪(事例の中央値)約2,070万円〜約67万円上の目安を事例の中央値に当てはめた計算値

千葉県で注文住宅を建てた人の平均と比べると?

項目日動建設千葉県の平均
家の広さ31.0坪(施工事例14件の中央値)35.4坪(117.1㎡)
家の値段建坪30で2,000万円〜(会社記載の平均)3,840万円(付帯工事などを含む建設費)
坪あたり約67万円(ホームページの坪単価)約108万円(建設費÷坪数)
建てた人の世帯年収—675万円
申込者の年齢—47.1歳
もとになった件数20件(ホームページの施工事例)182件(フラット35利用者調査 2024年度)
相談者

広さが31.0坪で、県平均の35.4坪より小さいんですね。値段が本体だけだと、どう比べればいいんですか?

編集部

県平均より4.4坪小さい家が中心なので、同じ坪単価でも総額は県平均より下に出やすい会社です。

会社側の数字は本体価格なので、県平均の建設費とそのままは比べられません。本体価格に付帯工事と諸費用を足した総額を出してもらって、県平均と並べてください。

工務店のホームページに出ている「本体価格」や「坪単価」は、家の建物そのものの値段です。家を建てるには、そのほかに地面を固める工事、水道やガスを引く工事、庭や駐車場をつくる工事(まとめて付帯工事)と、設計料や手続きの費用がかかります。

一方、このページで県平均に使っているフラット35利用者調査の「建設費」は、そうした費用を全部足した、実際に払った合計です。

たとえば、その工務店のホームページで掲載されている本体価格が2,000万円で、県平均の建設費が4,000万円だったとしても、「この会社は県平均の半分で建つんだ♪」というわけではないということです。

本体価格には入っていない費用が、あとから1,000万円前後乗るのが普通です。だから見積をもらうときは、まず「本体価格のほかに、全部でいくら乗りますか?」と営業マンに聞いてください。

県平均は、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」の都道府県別集計(注文住宅)を使っています。フラット35を利用して注文住宅を建てた人の実績なので、その県で実際に建てた人の坪数・建設費・世帯年収の平均です。分母が小さい県は数字が振れやすいので、目安として読んでください。

日動建設の性能・仕様はどこまで公開されている?

工法木造軸組工法(プレカット)、専属大工が施工。制振ダンパー「ミューダム」は選択制。希望者にはLIXILスーパーウォール工法(モノコック構造)
耐震等級3を標準(証明書を取得)。制振ミューダムを選ぶ場合はメーカーが設置箇所をシミュレーション
断熱等級5(UA値0.60)を標準。要望でG2(UA値0.46)、さらにスーパーウォール工法で等級7(UA値0.26)
C値(気密)G2仕様で1.0以下。スーパーウォール仕様は全棟気密測定・性能報告書
UA値(外皮)標準0.60、G2仕様0.46、等級7仕様0.26。事例に「UA値0.45・BEI0.73」の家あり
断熱材グラスウール(旭ファイバーグラス)+床下ネオマフォーム。スーパーウォール仕様は硬質ウレタンフォーム(熱伝導率0.019)
窓LIXIL樹脂窓EWの採用例あり。スーパーウォール仕様は高性能樹脂サッシ+高断熱ガラス
ZEH「断熱等級5 UA値0.60のZEH基準を必要最低限の性能」と記載。ZEHビルダー登録の記載なし
長期優良住宅記載なし
保証・点検瑕疵担保10年、地盤保証10年、シロアリ保証10年。無償点検は2・5・10・15年、15年以降は個別対応。有償の延長保証(24時間365日駆けつけ)あり。スーパーウォール仕様は断熱材の無結露60年保証(LIXIL)
編集部からコメント:数字の見方

仕様が3段階です。標準は耐震等級3(証明書を取得)と断熱等級5(UA値0.60)で、「ZEH基準を必要最低限の性能」と位置づけ。

要望でG2(UA値0.46・C値1.0以下)、さらにスーパーウォール工法で断熱等級7(UA値0.26)と全館換気空調エコエアFine、この仕様なら全棟気密測定と性能報告書、断熱材の無結露60年保証が付きます。

制振ダンパー「ミューダム」は選択制でメーカーが設置箇所をシミュレーション。事例に「UA値0.45・BEI0.73」の家あり。

保証は瑕疵担保10年、地盤10年、シロアリ10年、無償点検は2・5・10・15年で15年以降は個別対応、有償の延長保証(24時間駆けつけ)あり。商談ではG2にした場合の差額と気密測定の有無、プランのUA値を聞いてください。

日動建設の施工事例の傾向は?何が得意な工務店?

ホームページの施工事例20件を1件ずつ読み、坪数と特徴を集計しました。

日動建設の施工事例の坪数の分布(千葉県平均との比較)
延床の坪数件数割合
〜30坪4件29%
30〜35坪6件43%
35〜40坪1件7%
40坪〜3件21%

坪数が分かる14件のうち、いちばん多いのは30〜35坪の6件(43%)。最小19.9坪から最大54.9坪まであり、中央値は31.0坪です。

編集部からコメント:日動建設の得意分野

施工事例は新築20件で、各ページに施工場所・接道方向・物件概要・延べ面積の欄があり、14件の延べ面積は中央値31坪(19.9〜54.9坪)、30〜35坪が6件、40坪以上3件。所在地は船橋市16件。

本文は設計士が書いていて、「軒の出を1200と深くする」「そとん壁で色はW-129」「倉庫で眠っていた杉の大黒柱を使用」と外壁や畳表の型番、選んだ理由まで記載。価格は載っておらず、UA値・C値も事例には付いていません。

日動建設ならではの特徴は?

ホームページを読んで分かったこと

価格は「建坪30で2,000万円〜」が平均と明記し、自社設計と展示場なしが理由。ローコストより高くグレード高めのメーカーより安い立ち位置、と自分で書いています。

性能ページに設計士が民家の意匠(置き屋根の店蔵、45cmの土壁)を語る文章を載せ、白井市の家で軒の出1,200mmやそとん壁を実践。

性能は3段階(標準:耐震等級3・断熱等級5、要望でG2、さらにSW工法で等級7+全館換気空調)で、必要ない費用は断ることもある、という姿勢。

施工事例に外壁や畳表の型番、身長に合わせて5cm上げたキッチンなど、選んだ理由まで記載。

1984年に不動産仲介で創業し分譲から建築へ。市街化調整区域の分家申請の実例や長屋の施工もあり、口コミの★2は不動産来店の話です。

千葉県で似た価格帯の工務店と比べると?

工務店本社施工事例坪数の中央値耐震等級断熱等級C値価格の公開
日動建設船橋市20件31.0坪3標準(証明書取得)5(UA値0.60)標準、要望でG2G2仕様で1.0以下、SW仕様は全棟測定建坪30で2,000万円〜
ウッディ伊藤船橋市68件32.6坪3(許容応力度計算)G3(UA値0.26以下)が基準実測0.1〜0.3(21軒・中央値0.1)非公開
Lien建築設計船橋市83件非公開記載なし5・6仕様3パターン、7仕様参考例目標:グラスウール0.9以下・吹付0.5以下(第三者が2回測定)非公開
エドケンハウス松戸市47件32.4坪記載なし(制震MIRAIE標準)記載なし(UA値0.46以下を全ラインナップで約束)0.5以下を約束・全棟気密測定30坪1,980万円〜(フリーセレクト)・2,230万円〜(フルオーダー)
編集部からコメント:日動建設をどの工務店と比べるべきか

船橋市の3社にエドケンハウス(松戸市)を足しました。

船橋の3社は断熱の約束の強さが違い、ウッディ伊藤はG3(UA値0.26以下)基準で実測C値21軒の中央値0.1、日動建設は等級5(UA値0.60)標準でG2は要望、Lien建築設計は等級5〜7のパターンを予算で選ぶ形です。

気密の実測を1棟ずつ出しているのはウッディ伊藤だけで、日動建設はSW仕様のみ全棟測定、Lien建築設計は目標値です。

価格は日動建設の「建坪30で2,000万円〜」とエドケンハウスの「30坪1,980万円〜」が同じ帯で、ウッディ伊藤とLien建築設計は非公開です。

耐震等級3を標準で証明書まで取るのは日動建設、許容応力度計算で3はウッディ伊藤で、Lien建築設計は記載がありません。

予算を抑えて等級3を確実に取るなら日動建設、性能を最優先ならウッディ伊藤、断熱材から自分で選びたいならLien建築設計、という分かれ方です。

日動建設の評判はどう読めばいい?

相談者

口コミが6件しかなくて、しかも7年前。判断のしようがないんですが…

編集部

そのとおりで、この会社は口コミで評価できません。代わりに読めるのはホームページの2つの文章です。

1つは費用のページで、「建坪30で2,000万円〜」と目安を書いた上で、「費用をかける必要がないと判断した場合」は要望を断ることもあると書いていること。

もう1つは施工事例で、設計士が部材の型番や職人の名前、敷地の条件まで書いていることで、どんな人が設計するかはそこから分かります。

編集部

確かめるべきは性能の段階です。

標準は断熱等級5・UA値0.60で、G2(0.46)と等級7(0.26・全館空調)は希望者向けの仕様なので、2,000万円の目安がどの段階の話か、G2と等級7に上げた差額、気密測定を自分の家でするかを最初の打ち合わせで聞いてください。

事例の「UA値0.45」の家が「日動で最も性能の高い住宅」と書かれているので、実際に建っている性能の上限もそこから読めます。

日動建設で後悔しないために、相談時に確認することは?

相談者

本社(展示場はないので、設計士との打ち合わせを予約して)に行くとして、何を聞けば後悔しませんか?

編集部

「建坪30で2,000万円〜」は標準仕様(耐震等級3・断熱等級5)の目安なので、自分の坪数で標準・G2・スーパーウォール(等級7+全館空調)の3段それぞれの本体価格と、地盤補強・外構・諸費用を足した総額を出してもらってください。ミューダムを付けた場合の追加も一緒に。

編集部

G2以上にするなら気密測定を全棟でするか、C値の目標、プランのUA値を書面で。保証は15年以降の個別対応の内容と有償延長保証の金額、スーパーウォール仕様の無結露60年保証の条件を契約前に確認してください。

相談者

見積をもらったら、高いのか安いのかはどう判断すればいいですか?

編集部

千葉県で注文住宅を建てた人の平均は35.4坪・建設費約3,840万円、坪あたり約108万円です。

日動建設は「建坪30で2,000万円〜」の目安がある分、それが標準仕様の話だと承知して、県平均の建設費と付帯工事込みで並べ、G2と等級7の差額を出してから決めてください。

各社の評判を調べたあと、あなたが次にやることは?

工務店やハウスメーカーを1社だけ見て決める人はほとんどいません。

家づくりは一生に一度。後悔をしないように、同じ県で同じ価格帯の会社に同じ条件で間取りと見積を出してもらい、しっかり比較しましょう!

掲載内容は調査日時点で各社のホームページに公開されていた情報と、住宅金融支援機構「2024年度フラット35利用者調査」、Googleマップの評価をもとに当サイトが整理したものです。価格や仕様は変わるため、契約の判断は必ず各社の最新の資料で確認してください。誤りや掲載の取り下げのご連絡は運営者情報のフォームからお願いします。

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この記事を書いた人

工務店ずかん編集部。全国の工務店・ハウスメーカーを1社ずつ、ホームページに公開されている会社概要・価格・仕様・施工事例と、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」などの公的データをもとに、同じ項目に揃えて整理しています。工務店の評判は口コミの有無ではなく、公開している数字と公開していない数字で読みます。

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