住宅選びのポイント「台風への備え」

近年台風の被害が大きく報道されるようになってまいりました

そこで家を建てる前に台風対策についても考えておきましょう

台風でよくある家のトラブルは二つあって

一つは浸水。そしてもう一つが、建物本体の破損です

家を建てる前にはできるだけ対策をしっかり考えておく必要がありますよね

まずは浸水について。

こちらはエリアの最大の危険度を確認するということがポイントです

土地を探して建築をされる場合には自治体が公開しているハザードマップや浸水実績図などで過去であった浸水の範囲などを把握することができます

これらを確認しておくことをお勧めします

そして既に土地を所有されていて、もしも床上浸水等の災害が心配される場合は敷地全体に盛土を行って基礎部分を高めに設計するなど家自体を高くするとこれが有効です

こちらの方法の他にも国土交通省のウェブサイトにもいろいろ紹介されているので参考にしてみてください

そして建物の破損については

台風による強風から飛ばされたものが当たって壁に穴が開いたりすることもあるのでそういった飛来物に対して強い仕様を採用することをお勧めします

そして建物の骨組みこれ躯体と言うんですがこの建物に関しては耐風等級を確認してみてください

耐風等級というのは住宅の躯体や骨組みが暴風に耐えられるレベルを等級で表したもので等級1と等級2の二段階がございます

耐風等級1は、500年に1度発生するような暴風でも倒壊崩壊せず、これは伊勢湾台風レベルと言われています

50年に1度発生するような暴風でも損傷しない程度というのをいいます

そしてさらに上を行くのは、耐風等級2です

これは耐風等級1で想定される暴風の1.2倍の力に対して耐風等級1と同程度の抵抗力を発揮するということです

やはり耐風等級は等級2を選ぶということをお勧めします

多少この定義は分かりにくいですけどもこれが国の定義です

そしてもう一つ被害にあってしまった場合、家を建てた後に対してですけども、火災保険の内容を確認するというのがポイントです

万が一台風で被害を受けた場合新築住宅の場合は引き渡しの時に火災保険に加入されますけれども、その情報の中に自然災害も保障してくれる、そういった火災保険に加入しているかどうか ということをしっかり確認するということをお勧めします

今日はここまでです

参考にしてください

ありがとうございます